眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ小説・抱擁は闇の中で:新井諒
卒業の朝
パブリックスクールの歴史教師である主人公が卒業生の招きで会いに行きという話。昔「チップス先生さようなら」という映画を見て以来、パブリックスクールの先生物は割と好き。これも一種の学園物。と言って良いのか。
しかし小ずるいのが一番得をしているのが何とも。後味わるー。世間ってそういうもんだろうけど。
教師とは地味な職業だと思っている。生徒を育て教えるのが仕事で、派手な手柄になるわけではない。何年も同じ仕事を地道に続け、卒業生達の小さな感謝が積み重なり、何年も後で初めてその功績に一瞬だけライトが当たる。
その地味さが好きなのかも。
ボーイズ小説・抱擁は闇の中で(ショコラノベル)新井諒
財務省に勤務する攻は父親の持ってきた縁談を断るために、同僚の受に恋人役になってもらう。カモフラージュのデート先で受を衝動的に抱いてしまい…
何となく買ってみた。可もなく不可もなくに微妙が混じる。
受は切れ長の眼。陶磁器のような肌。艶やかな黒髪。たおやかな外見に似合わない鋭さ。中身は冷たくて頑なな塊。とっつきにくい。京都に本家がある由緒正しい家柄。ある踊りの流派の跡継ぎ。暗所恐怖症。
攻は大物政治家の息子。姉になった元優秀な兄が一人。優秀な成績だった。長身で運動神経は良い。
それぞれお見合い話が持ち上がり、恋人のふりをしていつの間にか相手が気になり、最終的にくっつくというのが大筋の流れだが、所々微妙。
2回も受を強○したわりに攻は、受の事が好きなのかどうか微妙ーと思っていたり、大物政治家であるはずの攻の父親が、息子に恋人がいると告白された次の朝、単身受のマンションに乗り込み別れろと詰め寄り、駆けつけてきた攻と玄関前で喧嘩するとか。
キャラの心情が分かりにくく、受のトラウマや攻に強○されてもいいやと思う心境など唐突に感じた。
最後は両親と見合い相手の家族の前で恋人宣言。開いた口が開きっぱなし。まあいいんだけど。
後書きを読むとこれはポップなスラップスティックらしいが、へぼい作品に見える。
結婚ネタ。偽恋人。27歳同士。官僚。大学からの同窓。攻視点がメイン。強○始まり。
2005年01月14日(金)
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