眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
■
■
■
■
■
■
ボーイズ小説・溺れそうな衝動:柊平ハルモ
ボーイズ小説・溺れそうな衝動(リンクスノベル)柊平ハルモ
受が中学生の頃、父親に暴力をふるわれ、外をさまよっていた時に2つ年上の攻と出会い、一緒に家出しようとしたが連れ戻される。それっきり攻と会えなくなったが、6年後、大学生になった受の住むマンションの管理会社を経営する若社長として再び攻が現れ…
2部構成。書き下ろしとも雑誌掲載とも書かれていないが書き下ろしなのか? 感想は可もなく不可もなく。
受は弁護士の父と専業主婦の母を持つ一人っ子。父親は気に入らないことがあると暴力をふるった。喧嘩の絶えない家庭。気が弱く流されやすいが、芯の部分は頑固。顔は整っている方? 大学生になり人並みに友達が出来落ち着いた。
攻は高校の頃母親の再婚で一人暮らしを始める。荒れた生活をし近所中の学校に不良として知られていた。気が短くすぐ手が出る。見上げる長身。ひきしまったしなやかな体。野性味あふれる目差し。精悍な顔。威圧的。受を束縛したがる。同じ年の義兄が一人。
テーマが受に執着する攻だっただけあり、攻の執着ぶりはすごかった。夜は受に抱きついて眠り、1週間と離れていられない。ここらへんは好みなのだが。
前も書いたかもしれないが、ノベルにしては読み応えが薄い。もうちょっと受や攻の家族との確執がクローズアップされたり変化するのかと思ったが、ほとんど変わらなかった。受は昔も今も父親を怖がりさけている。変化なし。
キャラの家庭が不和になった理由もよく分からない。大学での生活も会社での普段の仕事ぶりも、周りからどう思われているのかも分かりにくい。恋愛メインなのでそれらの情報は些末なことなのかもしれないが、話を楽しむためのキャラの肉付けがあまり出来ず、好きな設定だけに不満足。
攻は昔から暴力的だったが、高校中退して義父の不動産を手伝うようになった現在も根本は変わっておらず、受がびくびくしているのが可哀相だった。一応人望があると説明されていたが、粗暴である描写に会社が傾くと見捨てられそう。と思ってしまった。
次はまた暇を見て買ってみる。
社会人23歳ぐらい?×大学生21歳ぐらい? 攻の執着。家庭内暴力。再会。
2005年01月07日(金)
≪
≫
最新
目次
MAIL
HOME