眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 ボーイズ小説・のらいぬ:菱沢九月

特注の洗面台。材料が輸入物なので在庫の事を考えて、新居完成の2ヶ月半前に直接行き注文したのだが、こないだ電話がかかってきて、在庫をうっかり切らして次に入荷するのは11月とさくっと言われた。悲しい。何のために前倒しで頼んだと思っているのか。仕方がないので似た別のもので作ってもらう事にした。ぶーぶー。



ボーイズ小説・のらいぬ(シャイノベル)菱沢九月

幼なじみの攻と受。受は愛人の息子。母親は狂言自殺を繰り返し攻以外に懐かない。攻の犬と呼ばれている。高校生になったある時いつも攻の側についていた受が一人で行動する事が続き…
大概買っている作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受は愛人の子供。母親は男に捨てられ狂言自殺を繰り返す。母親似の綺麗な顔立ち。頭も良いが人間嫌い。攻以外に懐かず喧嘩に明け暮れる。攻の犬と呼ばれている。
攻は3人兄弟の3男。出来があまり良くないので母親に疎まがれ、家族からはみ出している。喧嘩が強い。受より周りが見えて限界も分かっている。
地方の場末の雰囲気が全編に漂っているような話。どうしうようもない状況で苛立ち爆発し足掻いているような内容。
この世代の閉塞感がよく出ているとは思うが、最後まで閉塞しっぱなしだったので途中で息苦しくなった。
どうしようもない苛立ちがつのり暴力に走るのは良いのだが、一般人を巻き込むと一気に萎えるので、不良物はいつ境界を越えるか読んでいてはらはらする。今回のはまだ自分の境界の許容範囲。しかし部分的に、自業自得では? と思う部分もあった。
内容自体はあまり山谷があるわけではなく、うだうだ日々暴力で過ごし、たまにHして、ある日やりすぎた受が囲まれて集団に報復されそうになって、みたいな流れなので、雰囲気を楽しむぐらい。
福井弁の会話が続きニュアンスで読んでいる部分もある。そういうのも好きだが面倒に感じる人はいるかも。
Hはところどころ入っているが、ラブというより傷を慰め合っているような雰囲気。攻に女が出来たとしても次元の違う繋がりなので、あまり支障がない気がする。
受を風呂に入れ犬みたいで可愛いとか思う場面は好き。こんな大型犬が欲しいと思ってしまった。
次も設定いかんでは買ってみる。
幼なじみ。不良。暴力。犬。同級生カプ。攻視点。

2004年10月02日(土)
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