眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 ボーイズ小説・炎砂と暁の王子:上原ありあ

久しぶりにディアプラの雑誌を買ってみた。いつもと変わらない感じの内容だが、窪スミコの漫画が気になった。検索すると今まで2回ほど載っているようだが読んだことが無かった(よね?)。最近買ってないからね。野球漫画だったので楽しめたのかもしれないが、一応次もチェックしてみよう。



ボーイズ小説・炎砂と暁の王子(ショコラハイパー)上原ありあ

就職浪人で喫茶店で占い師の真似事をしていた受の前に、ある日アラブの王子・攻がやってくる。伝説の占い師として砂漠の国に連れて来られた受は、神の祝福を体に宿している人間として、王子と千日Hする羽目になり…
砂漠物なので買ってみた。つまらない。
受は曾祖母が砂漠の王女。フランス留学中曽祖父と出会い女の子を産む。その子孫が受。予言者の血筋で攻の予言者に選ばれる。気が強く童顔。民俗学を専攻していたが就職出来ずに占いの真似事をして就職浪人中。
攻はアラブの王子。王位継承者。他に3人いて4人でしのぎを削っている。他の後継者から先んじるために、伝説の予言者の子孫である受を捕まえた。金髪金眼。仕事を持ち忙しい。強引で傲慢。
聖娼として千日抱かれるという設定は、あまりにもあからさまで反対に笑った。その意気よや良し。
それなのに受が後宮に連れ込まれ、千日行の1回目が終わった後で全体の2/3まで過ぎてしまい、いやな予感がしたが、受が逃げ出しすぐに元に戻って仲直りHして話が終わったので、は? となった。
世継ぎ争いも予言者の力の話もあさっての方向に置いていかれている。もっとバリエーションをきかせたHはしないのか。
色々作っていた設定がまったく生かされていない。それともこれは第一部完なのか。攻受の恋愛関係がメインだったとしても、受の心変わりが急転直下過ぎ。余韻もへったくれもなかった。もう少し起承転結をバランスよく書いてくれないものか。
この作家さんの作品を意識して読んだのは、前作の欧州王子とこれで2作目だが、パターンが決まったジャンルとはいえ、期待したほどではなかった。次はどうしよう。
砂漠もの。砂漠王子25歳×就職浪人23歳。

2004年08月20日(金)
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