眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 ボーイズ小説・サンクチュアリ:雪代鞠絵

限りなくブルー。
現在築30年以上の木造家屋に住んでいるのだが、部屋の中に蟻が出た。外からやって来たのではなく、部屋の土壁の中に巣を作っているらしい。後数ヶ月で新しい家に住めると心を慰めつつ蟻退治。

それともっと悲しいのが、アリスブルーが開発休止になった事。唯一デフォ買いしているメーカーさんだったのに。週一でスタッフの日記が更新されているので今日も楽しみに見に行ったら…。冗談かと思った。残念でならん。ボーイズゲーにはまった切っ掛けで、メーカーさんの作品にある味のようなものがとてもツボだったのだが。
ボーイズゲームはボーイズ小説や同人に比べて、趣味としては二番手三番手。力を入れて蒐集しているジャンルでは無かったはずなのだが、どうしてこんなにショックなのか。こんなにショックを受けている自分に、我ながら驚いている。
雑誌などが休刊になっても、そこで書いていた作家さんは、別の雑誌で書くか、それが駄目でも同人なりネットなりかく意思があれば続けられるものだろうと我慢出来るけど、ゲームはなー。総合的なものだと思っているので、特に会社の特色込みで気に入っていた場合、諦めるしかない。
いつか復活してくれることを心から望む。

あまりにショックでネットをふらふらしていて、普段見ないBLCDのサイトに行ったなら、セクスピのドラマCDが11月に出るというのを知った。
今のところ10月に「限りなく」「王子様LV2」「エビリティ」、11月に「セクスピ」を買う予定。

ついでにビブから出ている学園ヘブンのアンソロを買ってみた。手持ちの作家さんがかいているだけあって、これまで数冊出ているアンソロの執筆者の中では一番知名度がありそうだが、おもしろさに比例しているとは思えない。
まあ良いけど。九州男児の作品が一番笑った。



ボーイズ小説・サンクチュアリ(ラキアノベル)雪代鞠絵

天涯孤独で教会で育った高校生の受は、美術商の攻にさらわれ屋敷の中で監禁される。亡くなった恋人の代わりに贅沢な暮らしと熟れた夜の生活を強いられるが…
何となく買ってみた。可もなく不可もなく。
受は幼い頃両親と兄を交通事故で亡くしずっと教会で育った。高校は奨学金で通っている。信心深く素直。人を疑う事はあまりない。可愛い顔立ちで童顔。攻は代々美術関係の仕事をしていた。両親からは愛情をかけられず感情が欠落している。資産家。顔は良い。執着が強い。恋人を亡くしている。
金持ちで成功しているが性格が壊れている攻に良いようにされながらも健気に耐えて愛情を注ぎ、最期は攻の心を開いてハッピーエンドという典型的な話。
エロはレーベルに合わせてとても濃い。表紙も実は買って欲しくないから、こんなにすごいイラストにしているのかと思えるような絵。裸で抱き合っている絵は悲しいことに割と慣れたが、女装姿というかレースの受は何とも。
受が可愛いらし過ぎて語尾が「〜もん」になっている。他に「おいた」や「おねむ」など言葉が出てくるが、様式美、様式美と心で唱えて気にしないことにした。このぐらい突き抜けてくれれば細かいことには目を瞑れる。
以下激しくネタばれにつき注意。

2/3ぐらいまではパターンな流れで楽しんで読んでいたが、最期攻の昔の恋人が実は生きていて…あたりから話が急ぎすぎているような。もうちょっと色々丁寧に書いてくれた方が良かったのだが、エロレーベルなので仕方がないのか。
それにしても受はよわよわで攻に激しいHをされ体力が極限で息も絶え絶えなはずなのに、攻が危ないと思うと長い階段を駆け上がり、うっかりそこから落ちて1日入院した後、目が覚めてすぐ攻の元に戻り、そのまま激しいHするという流れを読んで、本当は力有り余ってるんちゃうんと思ってしまった。あまりやりすぎるとへぼく見える。
体力のK点越えを繰り返す受に流石に不味いと思ったのか、これからクライマックスのHをするぞという前に、攻が受が入院していた病院に「Hしても大丈夫ですか?(意訳)」と電話する下りは思わず大笑いしてしまった。和んだ。
美術商32歳×高校生15歳。監禁。受の女装。

2004年07月17日(土)
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