眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ小説・FLESH&BLOOD6巻:松岡なつき/法律事務所に恋が咲く:樹生かなめ/バルコニーから飛び降りろ!:水無月さらら
ボーイズ小説・FLESH&BLOOD6巻(キャラ文庫)松岡なつき
今回の話は、暗殺の誤解が解けた主人公が母港であるプリマスに戻る前に、フランス人の使者をフランス領まで船で届ける。途中で海賊に出会い撃退するまでの話。閑話休題のようなエピソード。主人公と船長の関係は未だキス止まり。
ライバルのスペイン人はまだ本国でうだうだやっている。大きな変化があるわけではないので、読んで面白かった。続きが楽しみーで終わり。
話は大きくて凝っているし、キャラはどのキャラも好感が持てて好きなのだが、このまま主人公がカプになったとしても気になるのは、やはり予知能力があるのではなく未来からやって来たという事ずっと話せないという事実。主人公の最大の秘密を攻が知らないままというのは、座りが悪く感じてしまう。
いつか解決するんだろうか。
海洋物。海賊。イギリス女王。タイムトラベル。
ボーイズ小説・法律事務所に恋が咲く(ルビー文庫)樹生かなめ
奈良から就職で上京した受は極度の方向音痴が原因で会社を首になる。次の就職先である弁護士・攻の元で働くことになり、社宅として高級ホテルに部屋を借りてもらい、ついでに押し倒されるが…
いつものごとく買っているので買ってみた。可もなく不可もなく。
いつもとちょっと違っていたのは、いつもは片方がボケならもう片方がつっこみになるカプが多いが、今回は両方とも別の方向でボケだったこと。
受は奈良は吉野にある旅館が実家。客であった社長に誘われ東京に就職したが、極度の方向音痴で会社を首になる。素直で悪くない性格だが頭が固い所もある? 顔は平均だが、憎めない。可愛がられるタイプ。攻は代議士の父親を持つ弁護士。顔がよく頭も良い。常識人のように見えてぶっ飛んでいる。ゲイ?
ネタが無いのか、そういうタイプの作家さんなのか、この作家さんは、1つの話でやたらキャラや周りがある1つの物に固執することがあるが、今回それは「鹿」だった。延々みんなで鹿について話している。まったくボーイズに関係がない。でも延々話している。ここで「何で?」と思っても仕方がないのがこの作家さんだよなーとしみじみした。
何故相手を好きになったのかよくわからないまま、好き合っている。どこか別の次元でチャネリングしているとしか思えない。
最初は受がボケ役かと思っていたら、攻もボケ役で割れ鍋に綴じ蓋カプだと分かった。攻が受のためにかやぶき屋根の家を建て鹿5頭を庭に放し飼いにしていたのは笑った。この予想外な所も相変わらず。
しかし高級ホテルで高級な食材の料理が出てきても、ドメスティックなままの作風だのう。今年もこんな感じなんだろうな。
弁護士27才×新入社員22才。ギャグ。方向音痴。鹿。
ボーイズ小説・バルコニーから飛び降りろ!(キャラ文庫)水無月さらら
役所の戸籍係の受の元へ、13回目の結婚届を出しに来た攻。外見を見て内心攻の事を馬鹿にしていたが、攻が短期間で離婚して顔見知りになった後、いつのまにか同居することになっていて…
どんなものかと思って買ってみたこの本。割と面白かった。この作家さんは最近キャラのみ当たりが続いている。
受は戸籍係。劇で出てきそうなほど上から下まで公務員な格好。面白みが無くコンプレックスが強い。学生時代野球をしていたが、思ったほど上手くならずそれ以来、自分に失望し続けている。眼鏡を外すと整った顔をしている。攻は片親で母親は16才の時に失踪。ずっと一人で生きてきた。何でも出来るが器用貧乏。定職に就いたことはなく、ギャンブルに強い。顔は派手で俳優のように格好良い。誰とでも仲良くできて簡単に結婚する。
私の好きな、受が「どうせ僕なんて。えーん」というのをやってくれている。設定自体はギャンブラーと公務員なので派手ではないが、受が攻に引きずられて巻き込まれ、コンプレックスをどんどん刺激して悩んでいるところが面白い。最後の攻が花束持って迎えに来るところはちょっとひいたが、受の常識が切れて開き直ったのは良いのではないだろうか。
これからも地味に仲良く暮らしていって欲しい。次も期待している。
ギャンブラー32才×戸籍係27才。眼鏡。
2004年03月26日(金)
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