眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ小説・光の地図:久我有加/死の浜伝説殺人事件:五百香ノエル/マジ恋。:立花かれん
ボーイズ小説・光の地図(ディアプラス文庫)久我有加
「キスの温度」の別カプの話。表題と続編3本。進路や将来の事で悩んでいた大学生の攻は、卒業すると親友の受と離れてしまうことに不安を感じ始め、自分が受の事を好きだと自覚する。気づくとどんどん恋心が止まらなくなり、ある日我慢の限界を超えて、受にキスしてしまうが…
面白かった。この作家さんの作風は好みだと再確認。「キス」よりも甘い雰囲気。全体的に甘さが当社比3割増しという雰囲気だった。きっと受にていらいが無いからだろう。個人的に性格が可愛くて男前な受が好みなのだが、この作品の受は好みだった。
受は大学生。背が小さいが元気。目が大きい。周囲から可愛がられるタイプ。しっかりしている。攻は背が高く男前。頭は良い方? 落ち着いて見えるが結構考え込むタチ。
カプ的に甘々なのだが、バカップルとまで思わないのは、攻が悩みがちで脳天気さが足りないから。ことあるごとに相手のことを思いやるカプは微笑ましい。
続編では受と攻の家族にカミングアウトしてそれなりの修羅場になるのだが、どろどろしないのは作風かキャラの性格のためか。
次の作品も期待する。
大学生同級生カプ。シリアス。攻視点。
ボーイズ小説・死の浜伝説殺人事件(ディアプラス文庫)五百香ノエル
ミステリアスダムシリーズ4冊目。マニアミステリー作家の受と人気ミステリー作家の攻は、受のファン女の子から招待され、その子の実家の会社が建てたホテルに滞在するが、そこで殺人が起こり…
このシリーズがミステリアスダムだとやっと認識した。シリーズ名ついていたのね。そこそこ面白かった。さすがに書き慣れているだけあって、殺人の経緯や内容は安定してる。
受はプライドが高く酒好き。酒でよく失敗する。顔は良い。マニアックな作風でコアなファンを持つ。攻は頭と顔が良い人気作家。女との浮き名を流していたが受が好きだった。下戸で気を遣うタイプ。
2作ぐらいまではつきあい始めたぐらいのドキドキ感があったが、今回はすっかり出来上がったカプなので二人のいざこざはあまりドキドキしなかった。良くも悪くも安定してしまったのかも。このまま続くとマンネリにはなりそう。この先喧嘩しつつも落ち着いてしまったカプの話をどうやって終わらせるのだろうと、そっちが少し気になった。
殺人事件。ミステリーもどき。同じ世代のカプ。
ボーイズ小説・マジ恋。(ショコラノベル)立花かれん
高校生の受は高校の教師に片思い中。告白できずに幼なじみの攻に相談したのがきっかけで体だけの関係になってしまう。すぐにやめられると思いつつずるずると深みにはまり…
表題と続編。だめだった。元々合わない作家さんであるのは分かっていたのだが、何となく買ってみて読んでみた。表題の半分くらいで前に雑誌で読んで駄目だったことを思い出す。気付けよ私…。
受はふつうの高校生。担任に片思い。意地っ張りな面もある。攻は男前で頭がいい。車が好き? 女にもてるが受の事が気になる。
この作家さんのどこが苦手か考えてみると、話の内容が薄く、Hシーンのあえぎが大きい事か。テンション高くて、叫ぶような台詞を読んでいると、どうも引く。後は攻の台詞がいまひとつ下品なところ。ガテンな男がオラオラ言ってても気にならないが、この手の高校生攻が言うと引くかも。ついでに攻が浮気したと疑う受を説得するために逆切れして無理に抱こうとする心理がよく分からない。読んでいて2.3度「どうしてそういう流れになるんだ?」とつっこみそうになった。キャラの心境が理解できない話はのめれない。
この作家さん自体がH要員のような話ばかり書いているようなので、内容がある話を濃さを求めるのは間違っているのかもしれないが。これからはおとなしく雑誌で読むだけにしよう。
学園もの。高校生→大学生。幼なじみ。同級生。Hばかり。
2004年01月20日(火)
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