眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・純愛ナルシスト:砂原糖子/成功報酬:晶山嵐子/穢れた楽園:杏野朝水

ボーイズ小説・純愛ナルシスト(アイスノベル)砂原糖子

人気絶頂の芸能人である受は抱かれたい男連続6年にも関わらず童貞。まだHをしたことがない。今度こそ捨てようとソープに行くが勘違いされ、店の男に追われている所を助けてくれた攻が、次の日新しいマネージャーとして現れて…
コンプしようと思って買った本。可もなく不可もなく。
受は人気絶頂の芸能人。CDを出せば1位になりドラマに出れば視聴率が上がる。顔が良く器用。極端な見栄はりで絵に描いたような生活をしている。
攻は大会社の課長代理から受のマネージャーになる。顔が良く皮肉屋。受の足を引っ張っているようで優しい面もある。
デビュー作なので細かな所は気になる。
基本的には面白いのだが、攻の台詞が部分的に引っかかってのめり込めなかったというか。他の作品でも思ったが、相手をからかったりすねたりする言葉が微妙。これがなければ面白い話で終わっていたのに。
芸能界物。28歳マネージャー×25歳芸能人。ギャグシリアス。



ボーイズ小説・成功報酬(アズノベル)晶山嵐子

中学教師の受は、姉が離婚することになり弁護士の攻と出会う。攻の事が気になり…
設定が気になったので買ってみた。萌えとしては可もなく不可もなく。それと別の部分で笑えた。
受は中学生教師。真面目。奥手。付き合った経験は無い。紅茶色の瞳。姉に似た綺麗な顔。黒髪。175センチ。黒縁眼鏡。曾祖父の代で外国の血が入ったので日本人離れした容姿。目が大きく睫が長い。童顔。人形。
攻はやり手の弁護士。銀縁眼鏡。オールバック。つやつやとした黒髪。黒い瞳。冷たそうな印象。眼鏡攻。一筋縄ではいかない。強引傲慢。
ずっと別の作家さんと名前が混同していたのだが、違う作家さんだと分かったので試しに買ってみた。
話自体はきつい部分もあるのだが、どこかへぼいというか。微妙に笑ってしまうのは何故なのか。
受が強○されそうになったのを怒って更に酷い事をした後で、守れなかったエーンと泣く攻は傲慢強引攻のど真ん中。
2/3ぐらいまでは気分的に可もなく不可もなくだったのだが、受がビデオを観たあたりから感想は上がっていった。シリアスめいたはずなのに、全体的に何故かへぼい雰囲気が漂っている。
8割の笑えるエピソードに2割のしんみり。まるで松竹新喜劇。最後の最後で妙な笑いが増えていった。
最近笑い担当の作家さんが少なくなったので、そっち方面で期待してしまいそう。
Hは濃いめ。受の喘ぎが絶叫系なので「ひぎいいいいい」とか平気である。痛そうなので気持ちよく見えない。
次も設定次第。
社会人物。離婚。事件。弁護士×教師29歳。眼鏡受。 異物挿入。受が他の男達に輪○されそうになる。



ボーイズ小説・穢れた楽園(アルルノベル)杏野朝水

あるヤクザの攻に肩代わりして貰いその代償に愛人となった受。普段は攻の組の息のかかった芸能プロダクションの社長をし、攻との関係を続けるが…。
気になる作家さんの新刊だったので買ってみた。脇カプ。可もなく不可もなく。
受は芸能プロダクションの社長。両親はアメリカ留学中に借金をして自殺。眼鏡受。大人しく落ち着いている。優雅な物腰。タレントよりも美しい。優しく努力家。攻に尽くす。柔らかな細い髪。人を見る目がある。
攻は東日本有数のヤクザの組長の息子。次期跡取り。若頭。腹違いの義弟が一人。激しい性格。全身から獰猛さを漂わせる。派手なスーツ。ヤクザそのもの。眉間にしわ。受と二人きりだと子供っぽい。涼やかに整っている。
2カプが同時進行している。片方だけでも問題はない。たまに分からないだけ。
ヤクザの攻と学生時代からの同級生で対等(?)に接する事が出来るというのは萌えパターンなので、最初は楽しんでいたのだが。
内容は割と淡々と話が続いている。問題は起こっても外からではなく内紛なので派手さはあまりない。受視点で語られているが物静かなタイプなので観察しているような語り口調。
受の両親が自殺に追い込まれた理由は、別れさせられた攻の腹いせだったのだが、それに関しても受は割と淡々とでもやっぱり攻が好き。となっていた。
最初から最後まで深く突っ込まず同じ調子なので、真相を知った受の態度も腹は立たなかったがびっくりした。感情の揺れが少なくのめり込めなかった感じ。
Hは出来上がったカプなので多い目。
次も設定次第。
ヤクザ物。若頭×プロダクション社長。脇カプ。高校からの同級生。30代頭同士? 付き合って12年以上。

2003年12月26日(金)
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