日々徒然
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とある市民センターでボランティアのお手伝いをしてきました。内容は子育て中のお母さん対象にした講演の後ろで、子供達の相手をするとゆうもの。お母さんも子供も同じ部屋にいるため、部屋の中は子供達の騒ぎ声と講演している先生の声でなかなかの騒がしさ。講演の途中、先生がお母さん方に子育てや子供との接し方に対して質問を始めました。何人かあたった後で、先生がこっちの方(部屋のかなり後方)に来るではありませんか。 そして、先生は何を思ったか私の前に来て質問をしたのです。...私、学生なんですけど。とあたふたしながら答えると、先生は言いました。 「あなたはどの子のお母さん?」 !! この先生、何をおっしゃるか。私まだ未婚なんですけど。子供なんていないよ! 戸惑って何もいえない私に先生はさらにマイクを近づけ、にっこり笑うのです。私、お母さんになったことないんです、見逃してください...、と目で訴えても先生は諦めません。さぁ、白状しろと言わんばかりの先生。先生が握るマイクは私の目の10センチ前。マイクが凶器に見えるなんて初めてです。仕方ないので目の前にあるマイクを片手で抑え、「私、学生なんですけど...。」と小さい声で先生に伝えました。 そして、先生の言った一言。「あら、学生さんだったの!?」「あまりにも扱いがうまいからお母さんかと思った」 その後、会場を包んだのはお母さん方とセンターの人の笑い声でありました。 穴があったら入りたい。
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かき
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