梶井檸檬の、のほほーん日記

2010年04月04日(日)
生まれもっての少数派

ここをなんと表せばいいのでしょうね。日記でも、月記でも、年記でもないよなぁ〜梶井です。とりあえず、生きてます。

何から書けばいいかわかりませんが、とりあえず、ここ最近、とんでもなくアクセスしている方がいらっしゃって、申し訳ないけど、気味が悪いなぁ〜と思って。あれって、ロボットか何かで巡回させているのかもしれないけれど、ログを見れば、そりゃもう気持ち悪いデータでしかないです。だって、一日に何十回なんて異常でしょ?
ちらほら、定期的に来てくれる方もいるのはありがたいです。でも、毎日何十回もっていう、限度を超えた感じは、ちょっと気持ち悪いです。ネットストーカーってこういう感覚なのかも?とさえ思ってしまう。

桜の季節ですね。うちの近所に、桜の並木があって、そこをチャリで駆け抜けるのですが、いつも頭にめぐっているのはシロップの「センチメンタル」。もう、何年もそうなのです。世間に桜の曲はあふれているけど、私はいつも「センチメンタル」を思い出してしまいます。昼間の桜じゃなくて、夜なんだけどね。チャリで駆け抜けるときに、きまって、コマおとしのような、ゆっくりとした感覚に陥って、世界が無音になって、でも、頭の中で「センチメンタル」が流れているという、ちょっと別世界にいる感じです。桜の木の下にいるゾンビちゃんが目を覚まし、いたずらして私を現実から切り離しているんでしょうか?そういうことにしておくね。
彼は、今何をしているんでしょう?この人こそ、ツイッターでもしてくれてれば、生存確認もできるのに。もちろん五十嵐氏のことですが。

ツイッターが主流の世の中ですが、そこから見たら、ここは、ちょぉ〜アナログなんでしょうね。でも、相変わらず私はここが好きなようで、ここを離れようとは思いません。更新の頻度は少なくても、ブログでもmixiでもツイッターでもなく、ここで書き続けます。まぁ、mixiは親しい人に向けて日記を今も書き続けているんだけれども、知らない人も見れますよ的な場所での日記はここだけですから。
ツイッターは、便利だと思うし、実際私もこっそり覗いてる身ですが、どうも苦手です。自分がやる気になれません。やるとしたら、必要に迫られてという感じなんだろうな。
なんだろう?言葉が洪水を起こして決壊してるけど、その勢いでラフティングして喜んでる人がいっぱいいるような、そんな感じとでも言えばいいんだろうか?あまりにも気楽にみんなが使いだして、なんも考えずに発言してて、その発言に全然責任を感じてないように思えてなりません。ネットは怖い場所でもあることを忘れてる感じがします。それが、とても怖いです。
あと、つぶやくんじゃなくて、ちゃんと言え!って思ってしまうのです。短い言葉で言う利点もあるんだろうけど、言うべきことは、つぶやきじゃなくて、だらだらとしたやり取りじゃなくて、読んでくれている人を思った文章が見たいのです。同じ一方的な文であっても、全然違うよね。相変わらず少数派です。

そうそう、私の近況とやらを書かねばなりません。一年近くも、時間がたっていて、いま私は、無職です。びっくりでしょ?当事者が一番びっくりしているんですが、つい最近、会社がなくなりました。正確には、まだ残務処理をしている人もいるので、あると言えばあるんだけれども。世間の流れに乗りまくり、経営は厳しかったことは知ってるし、いつも大丈夫なんだろうかと不安はあったんだけどね。余力があるうちに、社長は、会社を終わらせた形になりました。今の社長は、親会社から去年の9月にやってきて、わずか数カ月のことなので、今考えると、親会社から派遣されたターミネーターだったのかもしれません。確かに業績は良くなかったけど、新社長が就任して、こんな短期間に終わらせるって不自然な気もするし、ちょっと別の事情も絡んでいるので(ここでは書けないんだけれども)、臭いものに蓋をしてしまえ的な感じも否めません。
会社がなくなる事が告げられて、すっかり変わってしまった人もいます。3月なんて、有給消化で奥の人が出勤しないなか、私は入社してそんなに経っていないので3月はほとんど出社でした。いちばん会社を知らない人間が、一番出社って、皮肉だなぁ〜とある営業さんは、やさぐれがひどくて、もう、さんざん嫌な思いをしました。だんだん、私は何も感じなくなってました。誰かを責められれば楽かもしれないけれど、そういうわけじゃないし、しいて言えば、時代のせい?それもまた虚しいことです。
唯一、嬉しかったことは、担当していたお客さんから、お礼のメールや電話があったことです。わがままな注文にもいつも丁寧に応えてくれて、本当にありがとうと書かれていたのを見たときには、涙が出ました。ちょっとは役にたっていたのかもしれないと思うと、私のやってきたことも無駄な時間ではなかったと実感することができました。返送をお願いしていた書類に、付箋が付いていて、あなたの優しさは一生忘れませんと書かれていたのには、大げさだなと思ったけど、やっぱり嬉しかったです。
会社がなくなるということを経験する人は、そうはいないでしょう。このご時世がご時世だけに、珍しくはないって言ったって、多数派じゃないことは確かだもん。どうして、こう少数派な道を私は選んでいるのか?もう、これは宿命としか言いようがないよね。

とりあえず、職を探さなくてはなりません。この厳しい時代に、どうなるのか、不安という言葉じゃ、軽すぎる。でも、立ち止っているわけにはいかないので、やるだけのことはやらないと。なくなってしまった会社に勤め始めの時、心配してくださった営業さんがいつも優しい言葉をかけてくださって、その時自分が言った言葉を思い出しました。私は甘やかすとつけ上がります。根性だけはあるので、大丈夫です。そんな感じの言葉を返しました。褒められて伸びるタイプなのですが、どうも甘えることが苦手で、こうなっちゃうんですね。前に手相を見ていただいたときに、ひねくれてると言われたけど、まさしくそうです。困ったもんです。

お金はないけど、時間はあるっていう状況で、いかに過ごすか。気分転換をしつつ、進んでいくということは、ある意味自分との戦いであります。どうなるんだろうねぇ〜自分には甘い人間が自分と戦うなんてさ。とりあえず、漠然としててもいけないので、ちょっと勉強を始めます。

とりあえず、近いうちに鎌倉でも行こうかしら。今なら桜も綺麗だろうし。倒れてしまった大銀杏も気になるのです。

そんなところで、また。

今日の書き込みBGM サカナクション「明日から」
最近、かなりのへヴィーリピートはサカナクションです。いやいや、素敵過ぎて、参りました。


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