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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2009年04月06日(月) お疲れ 朝/コーヒー・トースト・ヨーグルト・チーズ
昼/つけ麺・おにぎり×1・野菜ジュース
夕/たらこスパゲティ
夜/ヨーグルト
53.6Kg, 11.4%
コンビニで500mlのジュースを買うと、一本147円とか168円とかします。
今どき高いと思うので、1.5Lのをスーパーで買って、500mlのPETボトルに詰め替えて職場に持参しています。
会社に到着してからPETボトルを取り出すと、べしょべしょに濡れていました。キャップがゆるんで中のCCレモンが漏れていました。濡れたレジ袋を捨て、PETボトルの周囲を洗ったあと、(どうせすぐ開けて飲むんだからいいや)とキャップを締め直すのを忘れました。
ところが、コーヒーを飲んだり野菜ジュースを飲んだり、また仕事が忙しかったこともあって、一日PETボトルに手をつけずじまいでした。
午後8時頃後かたづけをしていると、営業さんから技術的な質問の電話がかかってきました。仲間のバースディ・ミーティングが9時に終わるまでには顔を出したい・・のですが、電話も簡単には終わってくれません。
電話が終わるとあわててPETボトルをバッグに押し込んで帰路につきました。AA会場の駐車場で、献金用に財布だけ取り出そうとバッグに手を入れたら・・・びっしょり濡れていました。特に財布がずぶ濡れ。
ミーティング後にスポンシーの相談を受け、帰宅すると10時半ちかく。バッグはウォッシャブルなので洗濯機で洗い、中身を電気ストーブの前で乾かしたり、あるいはカード類は後でべたべたしないように洗って拭いたり。ほとほとうんざりです。
でも、以前であればこんな事が起これば、無性に腹が立ってしまったのでしょうが、「こんなこともあるさ」とへらへらしていられる自分が不思議です。とは言うものの、作業が深夜に及んだおかげで、翌朝起きられませんでした。フレックスタイム制なんで、別に構わないんですけど。
2009年04月05日(日) 無力だからこそ力を求める 朝/コーヒー・トースト・ヨーグルト・チーズ
昼/梅しそ竜田揚げ(お総菜)・鯖みそ缶・インスタントのおみそ汁・ごはん一膳
夕/春野菜のサラダ・桜エビと菜の花の和風ピッツァ・タリアテッレ・デザート・コーラ
夜/ピザパン少々
計測なし
朝/コーヒー
昼/中村屋のミニカリー・ミニ和風サラダ・ごはん一膳
おやつ/ハニーローストピーナッツ少々・かっぱえびせんワサビ味少々・ピザパン残り
夕/からし大根のしらすおろし・豚のしょうが焼き・おみそ汁・ごはん一膳半(実家)
53.4Kg, 11.1%
しらすおろしがおいしくて、ごはんをおかわりしてしまいました。
金曜日のミーティングは「ステップ1」でした。
「アルコールに対し無力であり・・・あれ、続きなんだっけ?」
「生きていくことがどうにもならなくなった、ですよ」
「今はそうじゃないんだよね」
とりあえずビッグブックをめくってみました。
「面倒くさいからいいや何でも」
アルコールに対して無力とは、どんな意味なのか。飲み始めたらやめられない、ということも大事ですが、やはり強調したいのは「私たちはスリップ(再飲酒)に対して無力なのだ」ということです。あの「最初の一杯の狂気」に対して安全でありません。
僕はよく言うのですが、僕が本気で飲みたくなったら、再飲酒を止められる人はいません。「別に一杯飲んだってかまわないじゃないか」という例の狂気が襲ってきたとき、誰がいても意味がありません。その時には、AAの「仲間」なんて何の役にも立ちません。
「どのような人間の力もそれを解決できない」
解決してくれるのは、仲間ではなく、プログラムとハイヤーパワーの力です。自分が無力だからこそ、力を求めなければ。二本足じゃない力を。
ただ、プログラムをやるのに仲間が必要だということなのです。
「仲間といれば最初の一杯の狂気に対して<自制心>がつく」と思っていたほうが楽なんですけど、それではステップ1が「入っていない」と言われちゃうわけです。厳しいねえ。
2009年04月03日(金) 雑記 朝/コーヒー・トースト・ヨーグルト・チーズ
昼/冷凍うなぎおにぎり×1
夕/せいろそば大盛り(鬼無里900)・どら焼き×1
夜/イチゴパフェ(248Kcal)・ドリンクバー
夜/具のないインスタントラーメン
54.2Kg, 11.4%
炭水化物オンリーな食事をしていたら、一気に増えてしまいました。
・注文していたノートパソコン届きました。
OSは選択の余地がなくVistaになったのですが、慣れないのでよく分からないことも多いです。VistaでVisual Basic 6.0が動くのかどうかとか、調べなければならないことも多く、あまり問題が多いようならXPへの入れ替えも考えねばなりません。
・娘の中学入学式。
君が代を歌ったのは何十年ぶりか。普段着で行くつもりだったのですが、朝に考え直してスーツで参加。入学式の前も後も用事があったので、着替えに帰れず、夜のAAミーティング後のアフターまでネクタイを締めっぱなしでした。夜半に帰宅後、ようやく首の拘束具を取ることが出来たものの、肩がこってたまりませんでした。
こんなものを毎日着ている人たちは、きっと自虐の趣味があるのでしょう。
・雨乞いの儀式
美容院を出た後、洗車をしました。水・土・日は洗車半額のスタンドがあるのです。いつもは30分ほど順番待ちが必要なほど混んでいるのですが、今日はがらがらにすいていました。
拭き上げコーナーで水滴を拭いたのですが、車を一周してくると、最初に拭いた場所が再び水滴まみれになっていました。・・・雨が降り出してました。
天気予報は雨じゃなかったはずなのに、予報を信じて空を見なかったのが失敗。
まあ、雨が降る前に洗車して置いたほうが、汚れの付着が少なくて済むのです。
2009年04月01日(水) カロリー計算 朝/コーヒー・トースト・チーズ・ヨーグルト・生野菜サラダ
昼/ねぎ塩豚カルビ弁当・生野菜サラダ・みかんサイダー500ml・少年サンデー
夕/牛丼並(吉野家420)
夜/なし
53.5Kg, 10.5%
はたして、どれぐらいのカロリー数なんでしょう。
朝。
チーズはベビーチーズを一切れ食べています。雪印のサイトには1個59Kcalとありました。ブルガリヤヨーグルトの4個パックは1個あたり64Kcal。パンは1枚178Kcal(6枚切りの場合)。野菜サラダは不明ですが、仮に150Kcalとしましょう。
59+64+178+150=451Kcal。
昼。
ファミマのサイトで見ると、カルビ弁当が568Kcal、野菜サラダが143Kcal。
伊藤園のサイトでは、みかんサイダーが100mlあたり32Kcalなので、32×(500÷5)=160Kcal。
568+143+160=871Kcal。
夕。
吉野家のサイトで確認すると、牛丼並が683Kcal。
というわけで合計2005Kcal。
昼・夕ともにお肉を食べたのがカロリー数増加の原因でしょう。
でもお肉かお魚を食べないと「うつ」になっちゃうし。
2009年03月31日(火) 覆面パト 朝/コーヒー・トースト・チーズ
昼/山菜天ぷら丼(西友240)・ジュース500ml
夕/トマトとアサリのカレー(ごはん200g・CoCo壱番屋780)
夜/ちっちゃいどん兵衛
53.6Kg, 11.1%
先週の京都大阪からの帰り道は、営業部長の車に乗せてもらいました。
最初は部長がハンドルを握っていました。
「ああいう車が覆面パトなんですよ」
と教えられました。見ると、古いクラウンで、後ろのガラスにスモークが張ってあります。部長は覆面を追い越さず、後ろにつけました。よく見ればルームミラーが二段重ねになっていて、助手席の警官からも後ろが見られるようになっています。
だが、それ以外に特徴はありません。だから部長がそれを見分けられるのは、日々営業車で移動を続けるなかで「覆面パトを見分ける独特の嗅覚」を身につけたおかげ、とでも言いましょうか。
途中で僕が運転を代わりました。
部長はノートパソコンを取り出してメールのチェックを始めましたが、ときおりちらりと前を眺めます。そして突然、
「あの車、怪しい」
と言いました。古い車が走行車線をゆっくりと走っています。乗員は2名。でもスモークは張ってありません。それでも追い越さずに後ろにつけて様子を見ることにしました。
制限速度+20Km/h+αで追い越していく車があっても、特に反応はありません。心配のしすぎだと思って追い越し車線に出ようとすると、後ろから初心者マークの車が追い越していきました。すると、覆面パトの背中に赤い旋回灯が生え、可哀想な初心者マークに襲いかかりました。県境も近づいています。たいした獲物じゃなくても、着実に成果をものにしたかったのでしょう。
初心者マークは後ろにパトカーがついたことに気がつきませんでした。後ろに覆面を従えたまま、パーキングを過ぎ、チェーン着脱所も過ぎ・・。結局登坂車線の途中で無理無理止められていました。あと数キロ逃げ切れば県境だったのに。
僕は一度だけスピード違反で捕まったことがあります。しかし、覆面パトでなく、白黒の普通のパトカーだったところが恥ずかしい。反則金3万円でした。
2009年03月30日(月) 外からのアクセス 朝/ハムマヨパン・コーヒー
昼/牛丼弁当・ミニッツメイド(コンビニ)
夕/とろろそば弁当(西友398)
夜/なし
53.5Kg, 11.4%
昨年の4月から、月に一回頼まれてビッグブック・ミーティングの進行役をやらせてもらいました。「医師の意見」から始まって、p.87のa)b)c)(ミーティング・ハンドブックの五章のところ)まで、都度読みながら分かち合いを続けてきました。
ステップ1と2に当たる部分です。
輪読のあと、「ここはざっくりこういう意味」という解説をいれ、自分の経験を話し、「だからこういうテーマで分かち合って欲しい」という細かい注文をつけるやり方でした。いわば解説者であり、病気の本質がよく分かったという肯定的な意見もあれば、上から言われるように感じての反発があって当然でした。
ステップ1と2は「知る」ステップだと言われます。ステップ3以降は「やる」=行動を伴うステップであるのに対し、ステップ1・2は自分の現状について情報を得るステップです。
このご時世に節約は大事です。自分の財布の中身(残金)と残り日数を知れば、「月末まで一日400円で暮らさねばならない」という決断を下せます。そのうれしくない事実から目を背けることにして、昨日までと同じように一日二千円の暮らしを続けることもできます。それでは月末まで持たずに破綻するでしょう。
財布の中身を数えるように、「アルコールに対して無力」ではあるが「健康な心に戻る手段がある」という事実を把握するのがステップ1と2です。目を背けて飲み続けるのも、飲まないでいられるからそれでいいの現状維持では月末まで持たないでしょう。
この企画を始める前に、よそのグループの長老が「ひいらぎ、外から行って彼らを変えようとしても変らないよ。彼ら自身の中から変ろうという動きが出てこないと」と言いました。そのとおりだと思います。
4月からは、そのグループの人たちが自分たちでステップ3以降を続けていくそうです。僕の役目も1年でお終い。何か役に立てたのかわかりません。ともかく、毎月ひいらぎの並べるごたくにつきあい続けてくれて、本当にありがとうございました。
2009年03月29日(日) 初恋の人 朝/コーヒー・インスタントラーメン
昼/イカ墨のスパゲティ・生野菜サラダ・ミネストローネ(サイゼリア)
夕/肉じゃが・生野菜サラダ・ごはん一膳(実家)
夜/インスタントラーメン
53.9Kg, 11.5%
朝/コーヒー・チーズ・ヨーグルト
昼/山菜きのこそば(PA)
夕/たらこといかのスパゲティ・サラダバー×2・コーヒー(ピエトロ)
夜/コロッケパン・梅の天然クエン酸500ml
計測なし
数日前の「初恋の人からの手紙」にすっかりダマされたという話がありましたので、リアル初恋の話を書いておきましょう。
小学校の同級生のSさんは近所に住んでいました。お父さんが学校の先生で、赴任先がお母さんの実家に近かったので一時的にそこに住んでいました。お母さんは自宅でピアノ教室をやっていました。聡明で運動が得意、明るいが気の強い性格。4年生に上がるときに、お父さんの転勤で転校してしまいました。高校で同じ学校に進学し、2年生の時に同じクラスになりましたが、あまり話はしませんでした。彼女はピアノで藝大に進学。その後郷里に戻り、精神科開業医の奥さんをしています。太っ腹で安定感を増し、ダンナそっくりの顔の娘3人と写った年賀状をくれました。ダンナさんはアルコール治療の専門医として地元では有名です(これは前にも書いた)。淡い恋の思い出で、告白も何もありませんでした。
中学校の同級生の(これも)Sさんは、やはり中学の美術の先生の娘でした。ややぽっちゃり系で痩せれば薬師丸ひろ子に似ていたかも。高校受験の勉強では常にライバルでした。周りからからかわれるぐらい仲が良かったものの、実際は何でもなく、違う高校に進学してからは会うこともなくなりました。こちらが大学を中退して働いているころ、彼女は大学院で修士を終るころで、博士に進む金がなく泣く泣く学業を断念すると書いた手紙をもらったのが最後です。帝京大だったかな。
学術論文のデータベースにいくつか彼女の名前が載ってますが、本人かどうか確かめていません。
高校の同級生のNさんは、(うーむこれも)中学の教師の娘でした。なんとなくだらしなくて遅刻が多く、前日と同じ服を着て登校してくることもしばしば。聞いたところでは家庭に事情があるらしく、一部の男たちから熱狂的な支持を受けていました。三人姉妹の長女で、ひょっとしたらお母さんがいなかったのかもしれません。電話や手紙で告白しようとしましたが、父親にブロックされてあえなく敗退。静岡の大学の教育学部へ行ったそうなので、教師になっていまごろ教師の妻をやっているのかもしれません。
こうしてみると「学校の先生の娘」を好きになる傾向があるようです。養育係(前妻)は職人の娘でした。そこらへんが間違いだったのかも知れません。やはり自分のことをよく知らなければ人生失敗します。
敵を知り、己を知らば、百戦危うからず〜孫子
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