ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」
たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
もくじ|過去へ|未来へ
2005年09月10日(土) 早々 AAの地区委員会。
その前の時間を利用して、今度ステップ4・5をする仲間のために、ステップ1・2・3をおさらいしておこうということで、ビッグ・フット・フォーマットを使って二人で読み合わせをしました。45分くらいかけてステップ1をやりました。
途中で委員会のメンバーがやってきましたが、そのまま続行。たった二人で立っては「それでは、思い通りに生きていけなくなったことを認めますか」「はい」「はい」「それでは座ってください」とかやっているので、ちょっと恥ずかしいのですが、本人たちは至ってまじめなのであります。
委員会では来年の書記の立候補もあって、安心でありました。
明日は病院メッセージ。6月は休んでしまったんで、半年ぶりであります。一応行く前に投票はすませておくつもり。誰に投票するかももう決まっています。
「良くそんな状態でも飲まずにやってるじゃない。それこそハイヤーパワーの働いているしるしだよ。自分の力で飲まないでいるんだったら、もうとっくに飲んじゃってるよ」という言葉を思い出させてもらいました。
うつ状態だから明日もきっとろくな話はできないでしょう。でも、まあ何よりも自分自身のため、行動を伴わない信仰は死んだ信仰。高く評価されないのが当たり前。
おやすみなさい。
2005年09月09日(金) 妻の入院 ともかくこの雑文を10分か15分で書き上げて、眼科医に出かけなければならないと思っているのですが、どうなるかわかりません。
まず僕の生活リズムですが、半日の仕事から帰ってくると、疲れで横になるとすぐに眠くなってしまい、夕食に起こされて、食べてからまた寝て、妻が子供を風呂に入れ終わったところでまた起こされて、入浴してやっと頭が多少すっきりし、少しだけ子供と話をしたり、それからパソコン部屋に向かって、仕事とも言えない会社での作業の続きをしたり、ブログを書いたり、雑記をアップデートしたりということをすませ、夜半から明け方までのどこかで寝て、起きるのは朝10時〜11時半という生活であります。
こんな風に2回寝る生活リズムになってしまっているのは、薬のバランスが悪いんだろうと医者に掛け合っているのですが、それは生活のリズムの問題であろうと取り合ってもらえていません。お盆前に薬を変えたばかりで、また変えるにはまだ時期が早すぎるということもあるのでしょうが。
朝は(僕の知らない間に)妻が子供たち二人を起こして朝食をすませて送り出すという生活だったのですが、うつで起きられなくなって、義母がやってきて3人を起こしてという「毎度のこと」が続いていました。しかし妻がなかなか起きられないために、汚い言葉の応報が朝っぱらから繰り広げられているという次第です。
その義母ですが、今週になってなぜか僕をも朝から起こすようになりました。これではまともに睡眠がとれないのでたまらんと言って、僕だけが2階で寝るように避難したのが木曜の朝からです。
妻のうつは悪化の一途をたどって・・・というわけではなくて、いままで何十回も繰り返されたのと同じことでした。また時期が過ぎれば良くなるだろうと踏んでいたのですが、事態はそれを許しませんでした。
金曜の朝、やっとなんとか妻を起こした義母が、わざわざ2階で別に寝ている僕を起こすと、憤懣やるかたないといった風情で「もう面倒見切れないからどこかに入院させてやって」と言うのでありました。
その後、妻が義母に話にいったのですが「さじを投げられちゃった」そうであります。
そんなわけで、一日会社は休みをもらって、妻を主治医のところへ連れて行きました。本人も入院を拒絶しているわけでもないし、外来でなかなか良くならないし、何より「支える家族が限界で休みを必要としている」ということで、あっさり入院が決まりました。
といっても、開業医の先生には入院設備がないので、紹介状を書いてもらうことになります。「どこがいい?」と聞いてくるところが先生らしいのですが、しばらく考えた末に地元の有名な精神病院は避けて大学病院の精神科にやっかいになることに決めました。
紹介状を書いてもらうのに15分ぐらいかかったでしょうか、その間に数人しか待っていなかった待合室は満室になってしまいました。少し先生忙しすぎるんじゃないですか?
月曜日に大学病院の外来に行くという連絡を入れ、ついでに会社も月曜日に休みますという連絡を入れ、そして帰宅するとちょうど妻の姉が訪れていたので、義母・義父・義姉にことの次第を話しました。義父は「夜ちゃんと寝れば、朝起きられないなんとことはないはずだ」と、相変わらず病気を認めようとしません。義姉は、皆の性格を熟知しているし、家から一歩離れたところから見られる立場でもあるので、まあなんとか話の筋道を付けてくれました。
うつで入院したからと言って特別いいことがあるわけでもないのはわかっていますが、ともかく義母の怒りは入院しないとおさまりそうにないし、義父は自分の娘が病気だと言うことを未だに認めたがらないのを乗り越えるには入院でもするのが手っ取り早いのかも知れません。
「迷惑かけてすまないねぇ」と妻は言うのですが、結婚当初にはこっちが精神病院に入院したという経緯があるので、「恩は十分売ってもらっているよ」と答えることにしておきます。
子供たちは、ママの入院には抵抗がなかったみたいですが、自分たちの身柄がババのところに預けられると知った時からすこぶる機嫌が悪いです。
僕自身のうつの状態も決して良いとは言えない状況。
決して質の高いソブラエティを送っている僕ではないですが、そんな僕に神様が投げてよこすボールは、だんだん難しいボールが増えてくるような気がします。「ひとつひとつ解決していく」それしかないのだということでしょう。
熱を出した娘の希望で、プリンを買いに行ってきます。
退院したら妻はアラノンに通うかも知れません。
2005年09月07日(水) お疲れ おとといであったか、帰宅してみると社会保険事務センターから手紙が届いていて、さらに「医師の証明を受けてください」という書類が同封されていました。おまけに、これにより障害年金の審査がまた遅れることになるよ、という呪いの言葉まで書かれてありました。
妻のうつの調子が悪いです。
だいたい学校の行事が何かあると悪くなることになっています。
今年の夏から、僕が代われるものは代わって出席することにしました。
授業参観・PTA・児童館のバスハイク・水泳参観・PTAの子供祭り、そのたびにお母さんたちに混じって僕が参加していました。まあ、父親が顔を見せていることもそんなに珍しくはないので、浮いてはいないと思いますが・・・。
しかし、昨日は「緊急時の児童引き渡し訓練」で、学校までいって子供と一緒に帰ってくるだけのことだからと油断して妻に任せてしまいました。
が、やっぱり直前には心因反応がでて行けなかったらしいです。
こうなると一週間近くは家事になりません。
このままでいくと、後から申請した妻の障害年金のほうが先に通るかも知れません。
「うちって普通じゃないのかなぁ」という妻の問いに、「うーん、無理に普通にしようと思うと苦しくなるのは自分だと思うぞ」と答えたら、「やっぱり普通じゃないんだ」という返事でした。
オータムジャンボ宝くじをオンラインで買いました。オンラインで買う手数料は50円で、この50円で宝くじ番号と当選結果(末等300円が当たりました)を知らせてくれるはがきを送ってくれるシステムです。
2005年09月06日(火) 5万ヒット御礼 ホームページ の一番下に掲示しているアクセスカウンターが(いつのまにか)5万を超えています。
設置したのは、書いてあるように昨年の3月30日なので、1年半足らずでの達成であります。最近は訪問者の方が増えて頂いて、本当にありがたいことであります。
その下に設置してある sugoicounter.com のカウンターは、JANISにあった頃に設置したカウンターで、単純に「観測の継続性」というもののために、置いてありますが、そのうち撤去されるでしょう。
ウェブサイトを開設した頃は、自分自身しか見に来ていないわけで、知り合いに知らせたら、あちこちのAAイベントでお知らせして頂いたりして、少しずつアクセスが増えてきました。それでも一日に50〜60に達した当たりで伸び悩んだころもありました。
その60の壁を突破させてくれたのは、Yahooのディレクトリへの登録だったでしょうか。そのために「アルコール依存症という病気」「自助グループの勧め」というふたつの大セクションを書き足しました。それに熱中しすぎて(焦りすぎて)周囲が見えなくなっていた頃もありました。
実は昨年末にサーバーの設定ファイルを書き間違えて、アクセスカウンターが回りが悪くなる現象が起きました。最初は「年末年始だからアクセス数が減ったんだろう」と思っていたのですが、年が明けても回復せず、仕事で限界に達していたこともあって、些細なことまで気になってしかたなく「あーもう、世の中全体から見放された感じ」という自己憐憫モードに突入してしまい、救いようもなく休職へとなだれ込んでしまいました。
そのころは対人関係の悩みもあったりして・・・。
でもしばらく休んで、電話とかしているうちに対人関係の問題も、結局は自家製の問題に過ぎないことに気がついたりして・・・。
さらには1月後半にサーバーの設定ミスを発見して、思わずそれまでの自分の自己憐憫を笑ってしまったりしました。でも、休職に突入してしまったことは変えられず、いまも完全には復帰できていないわけであります。
まあ、何もかもがうまくいかないように感じられる時ってのは誰にだってあるのでしょうが、その時にパニックになってしまったり、うつになってダウンしてしまったりする人と、そうでなく乗り切っていける人がいるのでしょう。
「困難に立ち向かう」って意味では、ソブラエティが多少長くなっても、ちっとも成長していない自分を発見するわけであります。しかもその「困難」は自家製であったりするわけです。飲んでいた頃の記憶はぼんやりとした過去になってしまいましたが、それでもAAミーティング通いはまだまだ止められそうにありません。
不正アクセスっぽいので「RIPE Network Coordination Centre」からのアクセスを遮断しました。場所がアムステルダムだけに、「心の家路」にアクセスできなくなって困る人もいないだろうと思いますが、もし困るようでしたら掲示板かメールで連絡をください。アムステルダムといえば、しょうもないクラッカーで有名な場所ではありますが・・・。
それから Webalizer の出力を公開します。ブラジルからのアクセスがあるのは、かっちさんかなーと思ったりして。
これからもよろしくお願い致します。
2005年09月05日(月) うつ うつであります。
仕事を休もうかと思ったのですが、会社に電話する前にメールをチェックしたら、今日の午後は下期の予算会議が組まれていました。これに出席しないと購買品の予算ゼロで過ごす羽目になりかねません。
しかたないので、体だけ会社に行きました。MSDNサブスクリプションを予算に入れてもらいました。
あとは仕事にならないので、AAの人のブログを読んで過ごしました。ああ、インターネットって素晴らしい。
なにか、お金を使うことでしか解消できないフラストレーションが溜まっているような気がします。
ぷみらさんのブログ 掃除のオアシス をリンク集に加えました。
2005年09月04日(日) 一段落 復職以来書いてきたプログラムが一本やっと実用に耐える段階にたどり着きました。
といっても仕事に関係のあるソフトではありません。一応会社には「リハビリテーションのために簡便なプログラム作業に取り組んでみる」という作業報告をしています。このソフトを組もうと構想したのはもう4〜5年前、Windows 2000を使い出した頃でしょうか。
Windowsをお使いの方は、画面下(たいていの人の場合)にタスクバーというのがあるのを知っているでしょう。そして、その一番左には「スタート」ボタン、一番右には時計が表示されています。その時計の左には小さなアイコンが並んでいたりします。通称「タスクトレイアイコン」(正式名称はStatus Area Icons)であり、いわゆる「常駐もの」のソフトのアイコンが表示されています。
Windowsをインストールしてまっさらな状態では、タスクトレイには何のトラブルもありませんが、いろんなソフトをインストールしまくっているうちに、「あれ?、あのソフトのアイコンはどこへ行った?」という、タスクトレイ・アイコン行方不明事件が発生することになります。これはWindows 2000がXPに変わっても症状は変わりませんでした。というわけで、アイコンが行方不明にならないプログラムを書いていたのですが、これに一月半かかりました。
だが、完成と言うにはほど遠い状態ですが、とりあえず一段落です。だから、これはそろそろ脇へ置いておいて、次の作業に取りかかることになります。
ひとつには、より会社の仕事に近いソフトを書くつもりです。一応査定というものがあるので、何か役に立ちそうな雰囲気だけでも作っておかねばなりません。
もうひとつは、「心の家路」関連ですね。いまは、Internet ExplorerとかNetscapeとかFirefoxとかOperaといった、重厚長大なブラウザーでないと見られないのですが、これをLynxなどのテキストブラウザーでも読めるようにする予定です。
だいたい文字中心(というか文字しかない)ようなサイトであるにもかからず、妙なところに凝っていてテキストブラウザーで見られない(見にくい)というのは本末転倒といったところでしょうか。
まあ、そのついでに携帯電話からも同じコンテンツが見られるようにする心つもりです。
そこらへんの作業が終わってから「90の道具」第2期に入ろうと画策していたりします。
PTA主催で、小学校の校庭で行われる「子供祭り」というのに、付き添いで行って2時間立ちっぱなし。
2005年09月03日(土) 副業 4〜5月にはじめたコンピューター部品のリペア商売。
これのおかげで貴重な時間を大量に消費してしまったような気がします。
本業に復職することもあって、店じまいを始めて、在庫処分を始めたのですが、その在庫処分も、8月に始まった引っ越しで止まったままです。できれば8月いっぱいにすべて終わらせたかったのですが、なにごとも思うようには行かないものです。
結局3万円ほどの赤字をかかえたままになっています。
もくじ|過去へ|未来へ![]()
![]()