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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年07月28日(木) 苦しさ 子供たちが夏休みに入って、これから毎日家にいることになります。
今朝起こしてくれたのは長女でした。ママは買い物で不在でした。
この2週間ぐらいのあいだでは、一番調子の悪い一日でした。
なんとか起きあがったものの、体中が痛くて仕方ありません。処方されている鎮痛剤で筋肉の痛みや頭痛はある程度収まるものの、内臓の痛みはおさまりません。
コーヒーを飲んで目を覚ましたものの、ろくに食事も取れずにでかけました。
会社でも、ただ机に座って「いる」という状態で、寝ていたのでしょう。気がつくと午後3時ぐらいでした。医者の「くれぐれも無理しないでくださいね」という言葉だとか、上司の「焦ることはないじゃないですか」という言葉が思い出されますが、ともかく出勤していれば給料になるんだという考えと、ここで休んではなんとなくまずそうな気がするという強迫観念に押されているような状態です。
5時半になったら、とっとと帰ることにしました。これがフルタイム勤務に移行すると、いきなり朝9時から夜8時までという状態になるのは目に見えているので、そう簡単にはフルタイムに移行できそうにありません。
昼間のうちに、妻の姉さんが来てくれて、いろいろと話をしていってくれたようです。
彼女は保険の外交をしているので、とりあえず生命保険の勧誘の話が一件。でも、僕は依存症でうつ病持ちなので、告知義務の問題などもあり、大口の保険に入るのはいろいろとハードルが高かったり、もし飲んで死んだりした時に残された人間に役に立たないことも考えられたりします。
今入っている農協の共済は、告知義務の2年も過ぎているし、民法の5年も過ぎているので、これはいじりたくない。これで最低限の保障は確保しているので、あとは必要に応じて掛け捨ての定期保険とかを足していけばいいと言うのが僕の考えです。だから、義姉のノルマ達成の役には立ってあげられそうにないのであります。
もう一つの話は、現在は義父母の所有するアパートの3階(各階に1件づつ)の3DKに一家4人で暮らしているのですが、それでは手狭になってきたし、女の子二人も大きくなってくるしで、この際だから入居人のあてもなく空いている2階も使ったらどうかという提案でした。
義父母も賛成らしいので、この夏休みの間には、妻と娘二人は2階に引っ越していきそうな雰囲気です。
電話もインターネットも無線化しているので、配線替えは要りませんが、テレビは2階まで分配しないと行けないので、5C2Vのケーブルを買ってきて抜本的に配線をし直そうと思っています。
2005年07月27日(水) 値引き 同じ車も二日目になると、欠点(?)も多少見えてきます。
まず、エンジンが高出力であるだけに、微速域でのトルクは細いです。オートマチックのトランスミッションも、いま一歩こなれていなくて、渋滞の中ではギア選択に迷っているふうでもあります。
それから、最近はATのスポーツ車の定番と言ってもいい「スポーツシフト」。ギア選択ができる・・・のはいいんだけれど、これが生きてくるような走行をするには、相当気合いが入っていないとだめなんでは? 慣れていないせいもあるでしょうが、普通に走っている分にはATにシフトを任せておいたほうが、燃費の点でも利点がありそうです。
それから人間に楽をさせるとそれになれてしまうもので、オートライト付きの車に乗ると、トンネルでいちいち点灯・消灯を繰り返すのが面倒になります。HIDのヘッドライトをつけっぱなしで走っていると、なぜか前を走っている車がどいてくれるのであります。
ディーラーでは、店長が自ら明細の解説をしてくれました。そして、端数をまけるとというかたちで20万円ちょうどにしてくれました。もちろん払う金を持っていなかったので、クレジットカードで精算しました。支払日までの1ヶ月半の間に金策をしないといけません。
通勤用に自腹で買ったハイウェイカードが何枚か残っていまして、これはそのままハイウェイカードとして使ってもいいのですが、ETCだと最近は「通勤割引」だとか「深夜早朝割引」だとかで半額になる機会も多いので、ハイウェイカードの残額をETCの「前払い割引」に付け替えするという手続きをしました。
ホームグループのミーティング。心がほぐれる。メダルの仲間が二人。昨年つながった仲間は多いけれど、今年になってからの仲間はほとんどいないところが、ちょっと気にかかります。でも、そうそう成長一辺倒というわけにはいかないわね。
「ブレーキーのローターまで交換になっちゃって」と母にこぼしたら、「これから毎日高速道路で通勤するんだから、安心できる状態にしておいたほうがいいよ」と言われました。うーん、そういう前向きな考えはしてなかったな。
シュウェップスのトニックウォーターの支払いをしました。本体価格−ポイント値引き+送料+送金手数料=2,200円。
2005年07月26日(火) はらほろひれはれ 車検の日がやってきました。
朝のうちにディーラーの営業がやってきて代車を置いてってくれました。
代車にはいつも試乗車を回してくれるので、毎回乗るのが楽しみです。今回は こちら の2.0Rセダンタイプでありました。
17インチタイヤというのは見るだけで圧倒感があります。乗り出して感じたのがブレーキの効きの良さでした。これは逆に普段乗っている車のブレーキの効きが悪くなっている証拠なのかも知れません。
通勤用のETCカードを自分の車に置き忘れたので、ディーラーまで取りに行きました。昼休みなのか店舗には誰もいないので、サービスのほうに回ってメカニックの人にお願いしました。「通勤用のETCカード」と言ったところで、なんだか相手が「え?」という顔をしたような気がします。代車を高速通勤に使うのかよ? というような驚きだったのかも知れませんが、例によって僕の被害妄想かも知れません。
さて、可変バルブタイミングで180馬力を稼ぎ出すエンジンは快調で、普通車としては堅めのセッティングのサスも相まって安心感があり、ふだんはちょっとビビりながら入っていく高速道路の下りコーナーも140Km/hで安心して飛び込んでいけます。
しかしやっぱり2リッターNAの限界なのでしょうか、走行車線から混んでいる追い越し車線に飛び出すには、飛び出してから加速ではなく、加速してから飛び出さないと後続車にあおられる羽目になります。
帰りの高速は台風の影響で雨になりました。
外気温計などがトグルで入れ替わって、瞬間燃費を表示する機能があります。どーんと加速している時は2キロ台。エンジンブレーキが効いている時は最大値の50Km/Lを表示します。もちろん平均燃費の表示も、給油まであと何キロ走れるかの表示もあります。
平坦な高速道路を一定速度、一定アクセル開度で走っている(つもり)の状態でも、燃費計は10キロ前半から25キロぐらいをいったりきたりします。水はけの良い高機能舗装の部分ではグリップが良くて燃費が良くなり、水がべっとりとたまっているところではμが悪くなるせいか燃費も落ちます。高機能舗装は環境にやさしいのでしょう。きっと、たぶん。
エレクトロルミネセントメーター(いわゆるブラックフェースメータのバックライトつき)はすこぶる格好いいですし、HIDのヘッドライトも初期の頃に比べると、点灯速度・明るさともに改良されています。やっぱり新車はいいなぁ。こうやって買い換え需要を掘り起こしているんでしょう。
いつもだったら夕方には入るディーラーからの見積もりの電話連絡が、なかなか入りません。眠気に襲われて寝ていたら、夜8時頃電話で起こされました。
エアエレメント交換・補機類のベルト交換・ATFの交換・センターデフおよび前後両方のデフの極圧オイルの交換・それから前輪両方のブレーキパッドの交換。それだけだと思っていたらローターのほうも段つき摩耗している(耳がたっている)ので交換になるそうであります。
なんだかディーラーに荒稼ぎされている気分になりますが、油脂類は交換時期だと言われればそのとおりですし、ブレーキの効きが悪くなっているのは実感したばかりです。
結局見積もりは20万をゆうに越えました。妻からは「身分不相応の車に乗っているからよ」と皮肉を言われる始末です。うーん、困った。
でもやっぱり新車はいいなぁ。宝くじでも買おう。
2005年07月25日(月) トニック・ウォーター USB接続のフロッピーディスクドライブを差し上げたら、お礼にウィルキンソンのジンジャーエール24本をいただきました。それが5月頃のことだったでしょうか。
最後の2本を飲んだところであります。
全部飲むのに時間を要したのは、やっぱりその「辛さ」に原因があります。
さて、「滅多に飲まない」にしても「特別な飲み物」がないのは、ちょっと寂しいものがあります。かといって懇意にしている酒屋があるわけでもないので、通販で買うことにしました。
台湾に行った際に、機内サービスでトニック・ウォーターを頼んだのを思い出しました。トニック+ウォーター+通販でGoogleって見つけたのが、こちらであります。たしか、機内で飲んだのもシュウェップスでした。あれはカンだったけど、これは瓶だな。
250mlというのは、ちょっと量が寂しいかもしれません。ウィルキンソンのジンジャーエールはとっても辛いので250mlでちょうどいいかもしれませんが、トニック・ウォーターは250mlじゃ物足りないかもしれません。
さらに、探索を進めると 500mlのペットボトルも見つけました。
しかし、トニック・ウォーターを探していくと、たとえば こちらのページ のように、ジン・トニックのページへとたどり着いてしまうことが多いのです。
それはまあ、当然かもしれません。世の中で、トニック・ウォーターをそのまま飲もうという人間は少ないのであって、大部分はジン・トニックの材料として使われているのでしょう。ウォッカとか甲種焼酎なんかにも合うでしょうね。
ビーフィーターのロンドン・ドライ・ジンなんていう名前をみると、それだけで「あーくそー、飲みてー」と思ってしまいます。僕はジン派でした。ジンの種類はそんなに多くなくて、サントリーが2種類、あとは輸入物が5〜6種類あったぐらいでしょうか。
カクテルを作るとか、何かで割るなんていう手間はかけなくて、そのままグラスになみなみとついで飲むのが常でした。火酒が胃に入ると「かーっ」と熱くなって、そこでセブンスターを深く吸い込んで吐くと、この世の幸せを実感できるのでした。
でも、そういう気持ちの良い酔いは次第になくなって、飲むとすぐに泥酔するようになっちゃうんですけどね。あの気持ちの良い「ほろ酔い」を求めて、何度も何度も挑戦するのですが、滅多にそれは得られないものになってしまったのでした。
ネット・オークションをひんぱんにやっているせいで、Yahoo!ショッピングのポイントが貯まっていました。何かに使う予定もなかったので、最初に見つけたお店でポイントを使って、シュウェップスを24本頼んでおきました。
酒を飲まなくなっても、甘くない飲み物(お茶以外)とか酒のつまみみたいな食べ物とかが好きなんですよねー。
2005年07月24日(日) 絶版 電話をしているうちに、吾妻ひでおの話題になって、『失踪日記』のオレンジ色のカバーの裏側には後日談が載っているんですよという話をしました。
「え? とり・みきとの対談とは別に?」
と聞かれたので、「うん、うん、別」と答えて書棚を見回しましたが、オレンジ色の本が見あたりません。そういえば誰かに貸した覚えがありますが、まあ貸した本は返ってこないという経験は山ほどしているので別段腹も立ちません。一方で、あげたつもりで渡した本は後日返されてくるという経験則もあります。
しかたないので、amazon.co.jpに注文を出しました。『失踪日記』だけだと1,500円に満たなくて送料がかかってしまうので、マット・スカダーの第一作『過去からの弔鐘』を加えました。送料を払うぐらいだったら、その金で本を一冊買ったほうが良いという気持ちにさせてくれる不思議なシステムであります。
一方、昔から使っている紀伊國屋書店のオンラインストアはきっちり送料を請求してきます。
ハビエル・ガラルダという人の書いた『自己愛とエゴイズム』と名の本をスポンシーからもらって、読み始めるのですが、なかなか最後まで読み終わりません。でも中身は良い本なので、人に勧めたりプレゼントしたりしていたのですが、ひさしぶりにamazon.co.jpで調べてみたら絶版になっていました。まあ、マーケットプレイスという中古市場で手に入りますし、今はオンラインの古本屋もある時代ですから、入手に苦労するということはないのでしょうが、絶版は悲しいものがあります。
一方で、斎藤学氏の『アルコール依存症の精神病理』という本は、20年前のものなのにまだきちんと出版されていたりします。やっぱり知名度に左右されるのかもしれませんね。
と、ここまで書いたところで、書棚にオレンジ色の『失踪日記』を見つけてしまいました。あわててアマゾンでキャンセルの手続きをとりました。マットとの出会いはまた先に伸びたようです。
2005年07月23日(土) 年齢と見かけ もともと実年齢よりだいぶ若く見られるほうでした。
20代の頃は大学生と間違われることはしょっちゅうでしたし、31才で運転免許証を取りに自動車学校に通っていた時も教官に大学生だと思われ、「学生のくせに毎日酒臭い息をしやがって」と言われたりしていました。
女性は特にそうかもしれないですが、男性でも老けてみられるよりは、実年齢よりも若く見られるほうがうれしいものであります。前の会社でも「年齢不詳」と呼ばれていました。
しかし、仕事の面では若く見られることは決して得なことばかりとは限りません。若僧と思われることは、経験不足を連想させるのでしょうか、同じことを年かさの人が言えば納得してもらえるのに、僕が言うと「生意気なことを言いやがって」という顔をされることも珍しくありませんでした。
それでも仕事で他の会社の人と会うのが、技術的な打ち合わせにとどまっているうちはたいした問題ではありませんでした。
営業の仕事も任されるようになると、若く見られるということのデメリットも増えてくるようになりました。会社の社長も気にしてくれていて、課長などという肩書きを割り振ってくれたりもしましたが、中間管理職としてのストレスが増えただけだったように思います。
昨年の8月、今の会社に雇われるために、前の会社にいた4人そろって面接を受けた時でした。「皆さんお若いから」という言葉から、年齢の話になり、「何才なんですか?」という質問に対して、「何才に見えますか?」という切り返しをしました。前頭葉が発達しているかわりに額も広い僕の同級生が一番年かさに見られ、次がかわいそうに20代の若者、その次が僕で、僕より2才若い美男子がもっとも若く見られるという順番でした。
比較的若いスタッフを雇おうとしていた先方にとって、4人のうち3人が40代というのは、大きな誤算だったようですが、縁談と同じで動き出した話は途中ではなかなか止まらずに、そのまま雇われることになりました。
4月だったかに愛宕山でスポンシーと直接合った時に、(同じぐらいの年齢なのに)「僕のほうが若く見えますね」と言われ、はっきり言って僕は気を悪くしました。しかし、実際に彼のほうが僕より若々しく見えるのも事実でありました。事実は認めざるを得ません。
先週復職した際に、隣の席のヤツから「老けたね」と言われました。前の会社の時代は年齢不祥だったけど、今は年相応に見えると言われました。
久しぶりに鏡を入手して、自分の顔を眺めながら考えました。「何でなんだろう」。目尻にしわはまだないけれど、シミそばかすは確実に増えています。
思い出したことがあります。学生時代の友人で、吉野家で大盛りを2杯食うようなヤツがいました。僕は飲み助でしたが、彼は食い道楽でした。社会人になって体重80Kgを超えていた彼が、あれよあれよという間に50数Kgまで痩せてしまったことがありました。彼の減量方法は単純で、野菜をたくさん食べることでした。久しぶりに大学で会って、学生食堂で昼食を食うときにも、彼はキャベツの千切りを大盛りにしてもらって、まずそれを全部平らげてから、他のおかずや飯を食べるのでした。急速に痩せたせいか、野菜に偏った食生活のせいか、彼の顔色はあんまり良くなくて、一気に10才も老けたように感じました。
男でも女でも太ると若く見えるようになる気がします。「女性は痩せると美しくなる」という幻想が(男にも女にも)あります。久しぶりに会った女性が若々しく見えるようになったので、「痩せましたか?」と聞いてみると、実は太ったのだという答えが返ってくることがあります。
考えてみると、過食気味で増えた僕の体重は、休職してから減る一方です。半年で6キロほど痩せました。願わくばあと6キロほど痩せると、元のズボンがはけるようになるので嬉しいのですが、まあ贅沢は言いません。
痩せると老けるのかなぁと思ったのが一点。それと以前はセルロイドのフレームの眼鏡をかけていたのですが、我が子たちの強い要望があって銀縁眼鏡に換えたのも原因かも知れません。
望んでいたはずなのに、実年齢と同じように見られるような容姿を手に入れて、実はあんまりうれしくないのであります。
2005年07月22日(金) 遅刻 何とか起きあがったらすでに午後12時5分でした。いつも出勤するために家を出る時間が12時8分ぐらいですから、3分で身支度ができるはずもなく、会社に遅刻の連絡を入れる羽目になりました。
結局1時40分ごろに出社したのですが、たまたま事務所にいた部長のところに顔を出したら、「うーん」とうなって冷たい顔をされただけでした。まあ、それは僕の被害妄想かも知れません。タイムカードにも赤い字で「遅刻」と書かれてしまいました。
「今季の目標設定シート」なるEXCELファイルに個人的な目標設定を書いて上司にメールしました。この目標をどれだけ達成したかを、期末に上司と話し合って決める仕組みだそうです。考えてみれば、まっとうな査定のある会社に勤めるのは生まれて初めてであります。
交通費の一部として支給されていたハイウェイカードが終わったので、やっと会社のETCカードを使って通勤できるようになりました。ただ今度は自分のETCカードと使うのを間違えないようにしないと、休日のAAイベントに行くのに通勤用カードを使ってしまったりしたら、後で会社の総務から大目玉をくらいかねません。
帰り道に眠くなったので、途中のパーキングエリアに車を駐めて寝ました。再び起きると午後9時でした。たいして実務はしていないのですが、通勤するだけで疲れてしまったのかも知れません。やっと週末にたどり着いたという感じであります。
アルコール中毒(アル中)とアルコール依存症は違うのですか? を追加しました。7月は更新が少なかっただけに、今回はちょっと力みすぎているかも知れません。
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