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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年07月25日(月) トニック・ウォーター USB接続のフロッピーディスクドライブを差し上げたら、お礼にウィルキンソンのジンジャーエール24本をいただきました。それが5月頃のことだったでしょうか。
最後の2本を飲んだところであります。
全部飲むのに時間を要したのは、やっぱりその「辛さ」に原因があります。
さて、「滅多に飲まない」にしても「特別な飲み物」がないのは、ちょっと寂しいものがあります。かといって懇意にしている酒屋があるわけでもないので、通販で買うことにしました。
台湾に行った際に、機内サービスでトニック・ウォーターを頼んだのを思い出しました。トニック+ウォーター+通販でGoogleって見つけたのが、こちらであります。たしか、機内で飲んだのもシュウェップスでした。あれはカンだったけど、これは瓶だな。
250mlというのは、ちょっと量が寂しいかもしれません。ウィルキンソンのジンジャーエールはとっても辛いので250mlでちょうどいいかもしれませんが、トニック・ウォーターは250mlじゃ物足りないかもしれません。
さらに、探索を進めると 500mlのペットボトルも見つけました。
しかし、トニック・ウォーターを探していくと、たとえば こちらのページ のように、ジン・トニックのページへとたどり着いてしまうことが多いのです。
それはまあ、当然かもしれません。世の中で、トニック・ウォーターをそのまま飲もうという人間は少ないのであって、大部分はジン・トニックの材料として使われているのでしょう。ウォッカとか甲種焼酎なんかにも合うでしょうね。
ビーフィーターのロンドン・ドライ・ジンなんていう名前をみると、それだけで「あーくそー、飲みてー」と思ってしまいます。僕はジン派でした。ジンの種類はそんなに多くなくて、サントリーが2種類、あとは輸入物が5〜6種類あったぐらいでしょうか。
カクテルを作るとか、何かで割るなんていう手間はかけなくて、そのままグラスになみなみとついで飲むのが常でした。火酒が胃に入ると「かーっ」と熱くなって、そこでセブンスターを深く吸い込んで吐くと、この世の幸せを実感できるのでした。
でも、そういう気持ちの良い酔いは次第になくなって、飲むとすぐに泥酔するようになっちゃうんですけどね。あの気持ちの良い「ほろ酔い」を求めて、何度も何度も挑戦するのですが、滅多にそれは得られないものになってしまったのでした。
ネット・オークションをひんぱんにやっているせいで、Yahoo!ショッピングのポイントが貯まっていました。何かに使う予定もなかったので、最初に見つけたお店でポイントを使って、シュウェップスを24本頼んでおきました。
酒を飲まなくなっても、甘くない飲み物(お茶以外)とか酒のつまみみたいな食べ物とかが好きなんですよねー。
2005年07月24日(日) 絶版 電話をしているうちに、吾妻ひでおの話題になって、『失踪日記』のオレンジ色のカバーの裏側には後日談が載っているんですよという話をしました。
「え? とり・みきとの対談とは別に?」
と聞かれたので、「うん、うん、別」と答えて書棚を見回しましたが、オレンジ色の本が見あたりません。そういえば誰かに貸した覚えがありますが、まあ貸した本は返ってこないという経験は山ほどしているので別段腹も立ちません。一方で、あげたつもりで渡した本は後日返されてくるという経験則もあります。
しかたないので、amazon.co.jpに注文を出しました。『失踪日記』だけだと1,500円に満たなくて送料がかかってしまうので、マット・スカダーの第一作『過去からの弔鐘』を加えました。送料を払うぐらいだったら、その金で本を一冊買ったほうが良いという気持ちにさせてくれる不思議なシステムであります。
一方、昔から使っている紀伊國屋書店のオンラインストアはきっちり送料を請求してきます。
ハビエル・ガラルダという人の書いた『自己愛とエゴイズム』と名の本をスポンシーからもらって、読み始めるのですが、なかなか最後まで読み終わりません。でも中身は良い本なので、人に勧めたりプレゼントしたりしていたのですが、ひさしぶりにamazon.co.jpで調べてみたら絶版になっていました。まあ、マーケットプレイスという中古市場で手に入りますし、今はオンラインの古本屋もある時代ですから、入手に苦労するということはないのでしょうが、絶版は悲しいものがあります。
一方で、斎藤学氏の『アルコール依存症の精神病理』という本は、20年前のものなのにまだきちんと出版されていたりします。やっぱり知名度に左右されるのかもしれませんね。
と、ここまで書いたところで、書棚にオレンジ色の『失踪日記』を見つけてしまいました。あわててアマゾンでキャンセルの手続きをとりました。マットとの出会いはまた先に伸びたようです。
2005年07月23日(土) 年齢と見かけ もともと実年齢よりだいぶ若く見られるほうでした。
20代の頃は大学生と間違われることはしょっちゅうでしたし、31才で運転免許証を取りに自動車学校に通っていた時も教官に大学生だと思われ、「学生のくせに毎日酒臭い息をしやがって」と言われたりしていました。
女性は特にそうかもしれないですが、男性でも老けてみられるよりは、実年齢よりも若く見られるほうがうれしいものであります。前の会社でも「年齢不詳」と呼ばれていました。
しかし、仕事の面では若く見られることは決して得なことばかりとは限りません。若僧と思われることは、経験不足を連想させるのでしょうか、同じことを年かさの人が言えば納得してもらえるのに、僕が言うと「生意気なことを言いやがって」という顔をされることも珍しくありませんでした。
それでも仕事で他の会社の人と会うのが、技術的な打ち合わせにとどまっているうちはたいした問題ではありませんでした。
営業の仕事も任されるようになると、若く見られるということのデメリットも増えてくるようになりました。会社の社長も気にしてくれていて、課長などという肩書きを割り振ってくれたりもしましたが、中間管理職としてのストレスが増えただけだったように思います。
昨年の8月、今の会社に雇われるために、前の会社にいた4人そろって面接を受けた時でした。「皆さんお若いから」という言葉から、年齢の話になり、「何才なんですか?」という質問に対して、「何才に見えますか?」という切り返しをしました。前頭葉が発達しているかわりに額も広い僕の同級生が一番年かさに見られ、次がかわいそうに20代の若者、その次が僕で、僕より2才若い美男子がもっとも若く見られるという順番でした。
比較的若いスタッフを雇おうとしていた先方にとって、4人のうち3人が40代というのは、大きな誤算だったようですが、縁談と同じで動き出した話は途中ではなかなか止まらずに、そのまま雇われることになりました。
4月だったかに愛宕山でスポンシーと直接合った時に、(同じぐらいの年齢なのに)「僕のほうが若く見えますね」と言われ、はっきり言って僕は気を悪くしました。しかし、実際に彼のほうが僕より若々しく見えるのも事実でありました。事実は認めざるを得ません。
先週復職した際に、隣の席のヤツから「老けたね」と言われました。前の会社の時代は年齢不祥だったけど、今は年相応に見えると言われました。
久しぶりに鏡を入手して、自分の顔を眺めながら考えました。「何でなんだろう」。目尻にしわはまだないけれど、シミそばかすは確実に増えています。
思い出したことがあります。学生時代の友人で、吉野家で大盛りを2杯食うようなヤツがいました。僕は飲み助でしたが、彼は食い道楽でした。社会人になって体重80Kgを超えていた彼が、あれよあれよという間に50数Kgまで痩せてしまったことがありました。彼の減量方法は単純で、野菜をたくさん食べることでした。久しぶりに大学で会って、学生食堂で昼食を食うときにも、彼はキャベツの千切りを大盛りにしてもらって、まずそれを全部平らげてから、他のおかずや飯を食べるのでした。急速に痩せたせいか、野菜に偏った食生活のせいか、彼の顔色はあんまり良くなくて、一気に10才も老けたように感じました。
男でも女でも太ると若く見えるようになる気がします。「女性は痩せると美しくなる」という幻想が(男にも女にも)あります。久しぶりに会った女性が若々しく見えるようになったので、「痩せましたか?」と聞いてみると、実は太ったのだという答えが返ってくることがあります。
考えてみると、過食気味で増えた僕の体重は、休職してから減る一方です。半年で6キロほど痩せました。願わくばあと6キロほど痩せると、元のズボンがはけるようになるので嬉しいのですが、まあ贅沢は言いません。
痩せると老けるのかなぁと思ったのが一点。それと以前はセルロイドのフレームの眼鏡をかけていたのですが、我が子たちの強い要望があって銀縁眼鏡に換えたのも原因かも知れません。
望んでいたはずなのに、実年齢と同じように見られるような容姿を手に入れて、実はあんまりうれしくないのであります。
2005年07月22日(金) 遅刻 何とか起きあがったらすでに午後12時5分でした。いつも出勤するために家を出る時間が12時8分ぐらいですから、3分で身支度ができるはずもなく、会社に遅刻の連絡を入れる羽目になりました。
結局1時40分ごろに出社したのですが、たまたま事務所にいた部長のところに顔を出したら、「うーん」とうなって冷たい顔をされただけでした。まあ、それは僕の被害妄想かも知れません。タイムカードにも赤い字で「遅刻」と書かれてしまいました。
「今季の目標設定シート」なるEXCELファイルに個人的な目標設定を書いて上司にメールしました。この目標をどれだけ達成したかを、期末に上司と話し合って決める仕組みだそうです。考えてみれば、まっとうな査定のある会社に勤めるのは生まれて初めてであります。
交通費の一部として支給されていたハイウェイカードが終わったので、やっと会社のETCカードを使って通勤できるようになりました。ただ今度は自分のETCカードと使うのを間違えないようにしないと、休日のAAイベントに行くのに通勤用カードを使ってしまったりしたら、後で会社の総務から大目玉をくらいかねません。
帰り道に眠くなったので、途中のパーキングエリアに車を駐めて寝ました。再び起きると午後9時でした。たいして実務はしていないのですが、通勤するだけで疲れてしまったのかも知れません。やっと週末にたどり着いたという感じであります。
アルコール中毒(アル中)とアルコール依存症は違うのですか? を追加しました。7月は更新が少なかっただけに、今回はちょっと力みすぎているかも知れません。
2005年07月21日(木) またメールアドレス変更 smoug.netのメールアドレスを便利に使わせて頂いていたのですが、最近POPサーバーに接続できなくなってしまって、Webページも見られず、しかもDNSも引けないという状態になっていました。
ちょうど、掲示板のほうで議論を進めていることもあり、メールが届かないのはまずいなぁ、ということで、別のメールサービスを探してアカウントを取り、「心の家路」のあちこちに書いてあるメールアドレスも書き直し終えて、FTPも終わったところで念のためにsmougにアクセスしてみたら、その瞬間だけは接続してホームページも見ることができました・・・がそれっきり、また接続できない状態に戻ってしまいました。
というわけで、ここのところsmoug.netあてにメールをいただいた方にはすみません。僕の手元には届いておりません。新しいメールアドレスはホームページの一番下と、こちら に書いてあります。もっともこれは、まともなメールアドレスをさらすとSPAMの嵐に見舞われるので自衛策であります。
ieji.orgドメインでちゃんとしたメールアドレスも存在しているので、そちらに送って頂いても結構です。
病院メッセージの後、セルフのスタンドで給油。燃費9.34Km/L(満タン法)、14.6円/Km。前回が8.4Km/Lでしたから、向上していますがこれは高速道路を走って通勤を始めたからでしょう。前回の給油から2週間たっていますが、今後はおそらく5〜6日に一回は給油する必要がでてきそうです。
車検の予約を入れました。もし僕がトヨタの車に乗っていたら、間違いなくユーザー車検で安くあげるところですが、残念ながらユーザー車検で安心できるメーカーの車ではないので、ディーラーに預けることにしています。
ECUのROMの交換もこっそりと行われていますし、リコールするほどでもないけれど、こっそり直しておきたいところと言うのはあるのでしょうね。それを「ヤミ改修」ととらえるか、「定期的メンテナンス」と考えるかは、メーカー・ディーラー・ユーザーの考えによるものなのでしょう。
2005年07月20日(水) 暑い 会社が暑い。
エアコンが効いていて自宅より涼しいだろうと思っていたのですが、考えが甘かったようです。この4半期は営業成績が悪いらしく、経費節減令が出ていて、エアコンの温度も高めに設定されています。
気がつくと部屋でワイシャツを着ているのは僕ひとりであります。他はみんなTシャツ1枚という格好です。もはやクールビズ以前の問題でありますな。
PCが何台と動いている部屋よりも、エアコンが効いていない階段のほうがずっと涼しかったりします。
僕が休職する前は、事業所からのインターネットアクセスは直接外(インターネット側)に出ていたのですが、復帰後念のためにチェックしてみたら、HTTPだけひとつ次のアドレスからアクセスに行っています。プロキシーサーバーの設定はないのですが、何かのネットワーク機器が挟まれていて、ひょっとしてHTTPのログを取っていたりするかもしれません。
会社から「心の家路」をみたり、あちこちの掲示板に書き込むのは「堅いこと」を言われれば就業規則違反でありますから、できればそういう証拠は残したくありません。謎のネットワーク機器の存在が明らかでない以上、安全策をとることにしました。
会社のサーバー群へのアクセス以外は、全部自宅へのVPN経由で、自宅からインターネットに出るということにしました。
まあ、これで僕の勤めている会社名がぽろりと出てしまったりすることは避けられるわけです。
来週月曜日は、お客さんとの打ち合わせの予定です。実は昨年末から仕事の依頼が入っていたのですが、休職の間待っていてもらいました。前の会社からのおつきあいで、ご指名で仕事をいただけるのはありがたい話であります。ただ、個別の顧客への対応は、会社内での査定の対象には入らないので、やりたがらない人も多いのであります。僕としては、人と顔をつきあわせた仕事のほうが好きなんですが、しかたありません。
というわけで、仕事らしい仕事もいくつか入ってくるようになって、「くれぐれも無理の無いようにしてくださいね」と5才年下の上司から念を押されたのでありました。
ホームグループでのAAミーティングの後、公民館のホールで仲間とアフターミーティングをしていたら9時40分になってしまいました。あわてて実家に行き、あたふたと自宅へ帰りました。
話は変わって、ネットオークションで不愉快な目に遭いました。不愉快な目に遭ってから相手の評価欄を見ると「悪い」評価がいくつもついていたりして、やっぱり入札する前にきちんと相手の評価は定めておかないといけないなぁと、オークションの基本を思い出すのでありました。
でも、1円スタートだとそういう安全弁も働かないんだよね。今回の被害額は1,600円にすぎないのですが、だからと言って不愉快な思いが減るわけではありません。まあ、2週間ぐらいの長期戦を覚悟していますが、最終的には相手に「悪い」という評価を初めて与えることになるのかも知れません。
オークションで被害にあった場合には、保険による補償が受けられるようになっています。そのための毎月の会費でもあるのですが、いつの間にか保険も改悪されていて、いったん補償を受けると、その後半年間は保険が使えない仕組みに変わっていました。この先、もっと大きな被害を被る可能性もゼロでない以上、1,600円は泣き寝入りに終わってしまうのかも知れません。
こんなところにツケを回すぐらいなら、ソフトバンクは赤字を垂れ流すばかりのYahoo!BBなんかやめてしまえよ。
2005年07月19日(火) 復帰一日目 まず、みずほのオンラインバンキングでありますが、落ちているように見えるのは僕の自宅からだけで、実は会社からはきちんとアクセスできました。おまけに自宅からもFireFoxを使えば、おそいながらも使えます。いったいどんな現象が起きているのか・・・。
職場復帰も半年ぶりなので、いろいろと忘れていることも多くありました。
まずタイムカードを押すのを忘れました。といっても、物理的なタイムカードがあるわけじゃなくて、統合オフィスシステムとかいうのが導入されていて、社内文書やらスケジュール管理やらに加えて、タイムカードもパソコンでログインして「出勤」ボタンを押すといった仕組みであります。
ペーパーレス化というも進んでいて、書類は全部PDFかWORDファイルで回ってきます。しかもそいつをプリントアウトするのは「まかりならぬ」という規則であります。省資源はいいけど、目が疲れまする。自宅へコピーして持って帰ったりするのも良くないらしいです。
一応仕事っぽいものは与えられましたが、期限もなく、ゴール設定もないというもので、いかにも病み上がりに配慮したという感じでありました。来年の4月には(僕の場合には半年休んでしまったので1年延びて再来年の4月になるかもしれませんが)年俸制になります。年俸は職級というのと年齢などで決まってくるのですが、「目標設定」と「達成率」で毎年評価するという仕組みは他社と違いありません。
「目標設定」というだけでうんざりという気分なのですが、そこに書かれていたことが中間管理職的な要素が強くて、またうんざりしてしまいました。疾病社員として「ぺーぺー」の職人肌技術屋としてやっていきたかったのですが、会社としてあくまで「出世を目指して努力しろ」という姿勢なのでしょうか。やれやれ。
半年ぶりなので、ソフトのアップデートなどをし、自宅へのVPNも通し直しました。
「まだ帰んないんですか?」
と聞かれたので時計を見ると、もう午後6時でした。そうか俺はパート社員なんだっけと思い出して。「お先に」と言ってそそくさと帰ってきました。
疲れて午後9時まで熟睡。一日に二回寝る習慣はなんとか直さねばなるまいね。
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