心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年06月23日(木) 通院

一日遅れの通院。
とりあえず7月19日から仕事に復帰することになったことを報告すると、「くれぐれも無理をしないでくださいね」という言葉をもらいました。
この一週間、生活のリズムがまるでなっていなくて、いつ起きて、いつ寝ているのか、明日のことは自分でもわからないという状態だったのですが、そうしたことは報告する間もなく診察終了してしまいました。
カルテに様々な書類が挟んであったので、やっと年金用の診断書を書いてくれる気になったのかもしれません。もともとはこの先生の発案で申請することにしたのだから、どうしたって診断書は書いてもらわないと困るんですけど・・・となかなか言い出しにくくて困っていただけに、ちょっとほっとしました。この診断書と、あと妻の非課税証明書を市役所で取ってくれば書類は整うことになります。

副業のために、パソコン3〜4台が24時間稼働しています。
昼間はもちろん、夜中も12時ぐらいまでは、寒暖計の赤い棒がの30℃より上に行っています。あまりに暑いので、上着は着ていられないのですが、かといって下着姿でいるのもみっともないので、短パンを買うことにしました。

いわゆるランニングパンツ。最近ではレーシングパンツというのでしょうか。これがスポーツ用品店に行っても、「お取り寄せになります」というような状態なので、いっそのことネットオークションで買うことにしました。
どうせ人前ではく訳じゃないので、色などはなんでもいいのですが、サイズがS/L/O/XOとあって、LにするかOにするか悩んでしまいました。見栄を張ってLを選んでみましたが・・・。
落札代金500円+送料210円+送金手数料52円であります。

金曜にはとどくそうなので、楽しみに待っています。


2005年06月21日(火) お誕生日

お誕生日おめでとうございます。
というメールを何通もいただきました。
実際には誕生日でも何でもありません。

よくネットなどで、アンケートを採っている場合があります。その場合に必要もないのに「生年月日」を記入する欄が付いている場合があります。メーカーのユーザー登録のページなどにも「生年月日」の欄があったりします。こういうのに馬鹿正直に個人情報を記入する人の気が知れません(たとえばうちの妻とかがそうですが)。

記入欄を設ける側としては、記入者の年齢を知りたいのでしょう。だったら、ダイレクトに年齢を尋ねても言い訳ですが、その場合には蓄積したデータベースは年月の経過とともに古くなり、年齢も曖昧になります。しかし生年月日で押さえておけば、対象者がいま現在何才なのかは簡単に計算することが出来て便利です。

しかし、世の中には個人情報の蓄積(と販売)を商売にしている会社もたくさんあるわけで、そうした会社には、僕が先日エイデンで160GBのハードディスクをクレジットカードで買ったこともバレバレでわかっているわけであります。
そうしたところに、こんなところやあんなところへ登録していることまで蓄積されてはたまったものではありません。

そこで、嘘っこの生年月日を記入することにしました。
最初のうちはまったくでたらめの年月日を記入していました。たとえば1901年生まれだとか、1998年生まれだとか・・・。しかし、サイトによってはパスワードを発行してくれるところがあり、そのパスワードの再発行に生年月日の記入を要求してくる場合があります。そんなときに、僕ははたと困ってしまうのでありました。

そこで、定番の生年月日を作ることにしました。それが今日であります。もちろん年のほうもサバを読んでいて「申年」生まれになっております(何才サバ読んでるでしょう)。

あるところでは、身分証明書のコピーを送れと言ってきたところがありました。困ったあげくにスキャナーとフォトショップでがんばりましたけど。

正直になるプログラムとはまったく逆の話ですみません。


2005年06月19日(日) 断眠

どうしても朝寝て午後起きる生活が補正できないので、後ろにずらすことにしました。
これはうつ病の治療についてきちんと説明している本なら載っているんじゃないかと思います。
朝起きる時間を早くするために、夜寝る時間を早くする。ごく当たり前のことですが、睡眠障害を薬で解消している場合には、うまくいかない場合が多いです。薬を飲んでもよく眠れず、結局朝起きられないということになります。
そこで、前倒しするのではなく、後ろへずらすという方法をとります。
朝寝ているなら、がんばって昼まで起きていて、昼から寝るようにします。こうして新しい睡眠サイクルを安定させます(固定といいます)。そして寝る時間を、今度は夕方からにして固定、そして普通の寝る時間にずらして固定、とやっていきます。

僕の場合にはロラメット(ロルメタゼパム)を服用しています。短期型の睡眠薬で、酩酊感は感じません。いままで服用した中では比較的自然な眠りに近い感じです。

日曜日の朝、そのまま昼まで起きていることに決めました。そこで「夜寝る前の薬」を服用して寝るつもりだったのですが、欲を出して「一気に夕方まで持って行こう」としました。
気が付いたら3時間寝ていました。
夕方からスーパー銭湯に行きまして、睡眠不足による激しい頭痛を和らげました。
夜10時。子供を寝かしつけるために、隣りに横になりました。
気が付いたら2時間寝ていました。

(なんだ、薬がなくても眠れるようになってきてるじゃないか)

どうせなら、この休職期間中に睡眠薬も切るようにすればよかったと今さらながらに思います。仕事が始まってしまうと、車の運転をしなければならないので、安定した睡眠が欠かせず、なかなか「不眠を乗り越えて」というわけにもいきません。

でも、24時間酒浸りを何年も続けて、すっかり壊してしまった僕の頭の中の睡眠中枢も、酒をやめ続けたおかげで、いつのまにか自然な眠りをもたらすこと「も」できるようになったということですね。少し感動しました。

結局途中で寝てしまったんで、なかなか普通の時間に固定することはできませんでしたが、今日は午前10時に起きました。月曜のミーティングに毎週参加するのも、あと3回になってしまいました。

提出し忘れたレポートを追加しました。


2005年06月18日(土) 振り込み手数料

ネットオークションをやっていることは時々書いています。
始めたのは2000年の終わりごろでした。
当時は何も知らなかったし調べもしなかったので、唯一知っていた送金方法、つまり現金をもって銀行の窓口に行き、用紙をもらって記入していたのであります。電信扱いだと当日中に振り込まれますが、手数料が(3万円以内の場合)600円+消費税。文書扱いだと少し安くなりますが、送金が済むまで数日かかりました。口座番号の書き間違いがあったりすると、差し戻しがあって、さらに数日。それから相手が預金通帳に記帳して入金を確認してから、品物を発送するわけで、取引終了まで1週間以上かかることもざらでした。

そのうちに、給料の口座振り込みを受けている地元の銀行がオンラインバンキングを始めました。パソコンを持っていればインターネット経由で24時間振り込みが出来るようになったのです。月額基本料金が300円ですが、給料の振り込みを受けていれば無料になりました。
この利点は夜でも振り込みが出来ることと、手数料が150円+消費税と安いことです。実際の振り込みは翌営業日の朝になるので即時決済できないのが難点でした。それと、相手の名前を間違えていたりすると、翌日銀行まで呼び出されて訂正書類を書かないといけないので、毎回緊張を強いられました。

オークションで売り買いする相手が「ジャパンネットバンク」というのに口座を持っていることが多いので、そこに口座を作ることにしました。実際に店舗を持たないネット銀行で、お金の出し入れをする場合には、郵便局か他の銀行に行って手数料を払ってすることになります。しかし、ジャパンネットバンクのなかで決済が済んでしまえば、振り込み手数料が50円+税、それと即時決済の魅力があります。

ネットバンクの口座へは、最初にお金をいれる時に自分で振り込んだだけで、あとは現金の出し入れをしたことのない決済専用の口座となっています。

最近になって知ったことは、「ぱ・る・る」の郵便貯金もインターネットで振り込みなどができることです。24時間振り込みが出来る点も便利でありますが、なぜか通帳に記帳してしまった取引はネットからは参照できないという仕組みも不思議であります。これは通帳という概念がないジャパンネットバンクの対極とも言える仕組みです。
郵貯のネット決済のすごいところは、居宅送金ができるところです。これはつまり、口座からのお金の引き出しをすると郵便局員が現金を持ってきてくれるということらしいです。

ぱるると違う「振替口座」もネット決済ができるようになっています。AAのオフィスへの各種支払いは振替口座へとなっている場合も多いので、今度一度ネット決済で送金してみようかなと思うのであります。

実際の銀行へ行くと、駐車場が混んでいたり、窓口で待たされたりということも多いです。お金を持って人のたくさんいるところにいるのは苦手であります。決済だけに限って言えば、ネットは便利この上ありません。ただやっぱり現金の引き出しだけは、どうしても局なり銀行なりコンビニに行かないといけません。

ネットオークションだと、買い手から(落札代金の他に)送料を上乗せして送金してもらうことは多いです。でも、発送の時は自分の財布から現金で送料を支払わないといけません。なんだかんだで、「送料の分だけ毎回貯金している」という事態になりかねません。郵便の差し出し料金の支払いや、クロネコヤマトの送料がデビッドカードで支払いできるようになってくれると、もっと便利なんですけどね。
考えてもらえませんか、小泉首相、山崎社長。


2005年06月16日(木) 子供のインターネットアクセス

昨日はなんだかいろいろなことがあって眠れず、結局寝に入ったのは午前7時に近かったのだと思います。肉体的にも精神的にも疲れていたので、起きたら午後になっていたのも自分では不思議に思いませんでした。
ただ、まあ復職に向けてこういう生活は改めていかないといけないとは思っているのですが、なにせ感情の病気ですから、そう簡単には参りません。

その時、次女(一年生)がパソコンをいじっていて、長女(三年生)がいないところをみると、午後2時〜午後4時ぐらいだろうと見当をつけたのですが、はたして時計を見ると午後3時半でした。

子供たちにパソコンを与える時に、ネット接続をどうするか悩みました。ネット接続無しで孤絶した環境にしておくのが、有害なコンテンツやウィルスに対する一番の対策だからです。でも、学習ソフトはプリントアウト作業が必要なので、プリントサーバーに接続するためには、無線LANカードは刺しておかないといけません。それに学習ソフトそのものがInternet Explorerがないと動かないという凶悪な仕様になっています。
というわけで、子供たちは自由に「ネットサーフィン(死語?)」をすることができるようになってしまっています。

しかし無制限に許すと危ないので、「ネットに接続する時は大人の許可を取ってね」という約束であります。Internet Explorerには子供に見せるには不適切なコンテンツを遮断する機能がついているのですが、肝心のそのサービスを提供している会社がアメリカにしかないので、日本のサイトは見放題になってしまうか、制限をきびしくしすぎて何も見れなくなってしまうかのどちらかになってしまいます。適切なフィルタリングサービスがあるなら、月額料金をはらってもかまわないと思うのですが、そういうサービスはあまり聞きません。

子供用のホームページは、キッズgoo にしてあります。長女の話では、学校のパソコン教室のパソコンも、ホームページは「キッズgoo」になっているそうであります。まあ、子供用としては一番無難なところでしょうか。

話は変わって、「心の家路」へのアクセスは、たとえばこんなふうに解析していたりするわけです。なぜそんなことをするかというと、いたずら対策であったり、興味本位であったりするわけです。人々がどこから「心の家路」にたどり着くかは僕の関心の対象のひとつであります。
そのなかで、最近は少なくなってきましたが、一時期多かったのが「キッズgoo」から、アルコール依存症をキーワードに検索して「心の家路」にたどりつくケースです。
なんで子供がアルコール依存症なんかに興味を持つのかな〜と不思議に思っていたのですが、長女の話を聞いて疑問が氷解しました。

きっとおそらく、お父さんかお母さんがアルコール依存症の子供が、病気について調べてみようと学校のパソコンを使って検索をして、そのなかで「心の家路」にもたどり着いたということなのでしょう。なんだか、ちょっと切なくなるような気持ちがしました。

いつかは子供向けのコンテンツも用意したいななんて、またひとつ「やりたいけどいつになったらできるかわからないこと」が増えました。

7月19日から復職すると決まって、一番喜んでくれたのは子供たちであります。


2005年06月15日(水) 復職へ

朝から妻と義母が大げんかをしている。
次女は怒声が飛び交う中、食卓に並んだ朝食を悠々と食べると、さっさとランドセルと帽子を身につけて出かける準備をすませてしまいました。しかし、長女は事態におびえて泣いてばかり。しかたないので、ずっと抱いていてあげました。その後、妻が学校まで送っていったそうですが、1時間目・2時間目は(ひさしぶりに)保健室で過ごしたようです。
やれやれ。

午前中、義父母に呼ばれて話をしました。つまるところこの夫婦は、僕ら夫婦の主治医を信頼していないのであります。精神疾患とはどんなものなのか、理解しようとしない人には、どうしても理解できないもののようであります。

午後から5ヶ月ぶりに会社へ。上司の上司(取締役だ)と面談。「会社としては何も決めていない」ということは、僕を退職させようと言う話にもなっていなければ、何か特定の仕事をしてもらおうという話にもなっていないということでありましょうか。
結論から言うと、「海の日」の次の日から仕事に戻ることになりました。とりあえず最初はお昼から午後勤務ということをお願いしてみました。上司は了解してくれましたが、会社に「疾病社員の半日勤務制度」というのがないので、これは本社に戻って検討してみないと返事は出来ないとのこと。
おそらく仕事に戻っても何も仕事はないのでありましょう。しばらくはそれぐらいがちょうどいいのかもしれません。
「決して焦らないで。あなたが病気だと周囲が知っている環境の中で、ペースを調整しながら仕事をしていくことが大切ですよ」と諭されてしまいました。きっと他にもうつ病の部下を抱えているのでしょう。部下にいるとは決して言わないのですが、「そういう人を何人も知っています」ということは、暗にそれを示しているのでありましょう。
今後僕が仕事で頭角を現すということはおそらくないでしょう。とりあえず口に糊するために働くということになるのでしょうか。こうなるとモチベーションの維持が大変です。
それから、今後ともずっと高速道路通勤ということが確定してしまいました。一月に2,000キロ。4年で10万キロ。車が持つかな。まあ、そんなことは後で考えることにしましょう。

ホームグループのミーティングへは行ったものの、駐車場でちょっと休んだら1時間近く寝てしまい、起きてみるとミーティングは半分以上終わっていました。

先日3,300円で買った160GBのハードディスクにいれておいたWindows XPが死にそうであります。これから修復作業にかかるのですが、長丁場になりそうであります。安物買いの時間失いってやつでしょうか。僕の場合、インストールしているソフトが多いので、アプリなどを全部セットアップし直すのに、のべ40時間ぐらいかかります。やれやれ。
疲れることばかり。
OutlookExpressの設定を他のパソコンに移すソフトって誰か知りませんか?


2005年06月14日(火) 問題

9時にいったん起き、また寝て、もう一度起きたのがお昼前でした。
妻はおらず、僕はいつも通り洗顔・コーヒー・点眼・納豆でご飯・服薬・歯磨き・ひげそりというルーチンをこなしました。
明日は上司と面談なので、毎週水曜日に行っている精神科のクリニックへの通院は、今日のうちにすませておかなければなりません。
午後の時間はゆるりと過ぎていきます。

最初は、午後の診察が始まる2時にあわせて、クリニックまで歩いていこうかと思っていました。しかし妻が帰ってきません。僕が鍵を閉めて出てしまったら、学校から帰ってきた子供たちは困るではないかと思い、妻の帰りを待つことにしました。彼女は書き置きを残していっていません。

さらに午後の時間はゆるりと過ぎていきます。僕はだんだんイライラしてきて、妻の持っているはずのPHSに電話をかけました。「電波の届かない場所におられるか、電源が入っていません」という返事でありました。電波の弱いPHSには良くある話なので、何度かかけたのですが、答えはいつも同じであります。

しかたない、車でクリニックまで大急ぎで行ってくることにしました。幸いクリニックの待合室には誰もおらず、すぐに診察してもらえそうで安心しました。しかし、診察室に入っている前の患者さんの診察がなかなか終わりません。週刊朝日を2冊読んでもまだ終わりません。事務室からは「ながいわね〜」という声も聞こえてきます。
それだけ待って、自分の診察は5分で終わってしまい、もう読む雑誌もないので、立って張り紙などを眺めているうちに薬と会計の準備ができました。年金申請のための診断書はまだ先のようであります。

帰ってきた僕が見つけたのは、いつもの場所に放置されたPHSでした。しかも充電していないので、電源が切れています。そのうち子供たちも帰ってきました。車もある。自転車もある。いったいこの炎天下、5時間以上どこでなにをやっているのか。そこらへんで倒れているのじゃないだろうか。イライラで何をやっても手に着きません。

帰ってきた妻は「仕事を探していたの」と平気な顔をしていましたが、「あれほど出かける時にはPHSを持って行くように」と念を押していたのに、そのことには何の反省の色もありません。僕は「3回PHSを忘れずにでかけるという実績を積むまでは、仕事はまかりならん」と言い渡したのですが、まだ怒りが収まりません。

そのうち頭が疲れてきてしまいました。布団をひいて寝て、途中で夕食を食べてまた寝て、起きると8時半でありました。しかし、まだ感情の波は収まりません。

結局怒りの感情に押し流された一日でした。霊的な病気であるなぁと我ながら思います。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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