心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」

たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
もくじ過去へ未来へ


2004年12月17日(金) カウンター

「心の家路」を開設したのがおととしの1月末ですから、もうすぐ3年になります。
最初はCOOLという無料スペースを借りての公開だったのですが、広告が入るのはいろいろと問題があるだろうというわけで、すぐにJANISという当時契約していたプロバイダーのスペースへ移動しました。その後独自ドメインへ移動して、現在に至っています。

開設当初から変わらずに訪問者をカウントし続けてくれているのが、ホームページ最下部に設置してあるカウンターです。久しぶりに自分のホームページを見てみたら、カウンターが49000を超えていたので、今年中には5万に達しそうです。

普通だったら謝恩の意も込めて、キリ番ゲットのひとにプレゼントを贈ったりするのでしょうが、送品のために住所氏名を教えてもらうのも気が引けるので、とりあえず企画はお蔵入りさせていただきます。それでも、「なんかくれ」という要望があったらやろうかな・・・。

世の中にあまたあるウェブサイトの中で、3年弱で5万カウントというのは決して多いほうには入らないでしょう。でも、インターネットの片隅にささやかにでも存在し続けたいものであります。「かぎりなく透明でささやかなウェブサイト」とでも名乗っておきましょう。

この日々雑記と掲示板をサイト内に収容すると言いながら、まだ実現しておらず、広告が画面上に出てしまっています。なんとかしたいと思いながら、なかなかまとまった時間がとれずにいます。高速道路通勤が来年の春まで続くことになりました。ウグイスが鳴くころには、すこし変化もつけたい・・・などと来年の話をすると鬼が笑ったり。


2004年12月16日(木) 電車男NHKに現る

最近特にお気に入りの音楽もないので、車の中ではAMラジオを聴いていることが多いです。
音楽だったらFMラジオのほうがいいのでしょうが、近年のFM放送は音楽放送というよりは、おしゃべりラジオになってしまっていて、聞いていてうるさく感じられてしまいます。
十数年前はFM放送の番組表専門の雑誌が4誌あったのに、時代とともにだんだん休刊になっていって、去年最後のひとつがつぶれてしまいました。「エアチェック」などと言って、FM放送をカセットテープに録音して聴くという趣味自体が廃れてしまったのでしょう。
そこへいくともともと声が主体のAM放送のほうは、聴いていて変わらぬ安心を与えてくれます。

そんなAMのニュース番組で、『電車男』を取り上げていました。もう50万部も売れているのだそうです。実は我が家にもずいぶん前に届いているのですが、まだ読んでいる暇がありません。まあ、大体中身のほうは掲示板の再掲サイトのほうでわかってはいるのですが・・・。
本の帯に「今世紀最強の純愛物語」なんて書いてありますが、ある書評によれば「これは、女性と付き合ったことのない成人男性たちが、自分たちで作り上げた誠実なる恋愛マニュアル」なのだそうです。

しかし2ちゃんねるは隠語と誤字脱字が雨あられと降る場所であります。この本の校正はすごく大変だったろうなぁと想像してしまいます。


2004年12月15日(水) ぷりばんご

ウェブサイト(ホームページ)を維持していると、そこに連絡先のメールアドレスを書いとかないといけません。「ないといけない」という規則があるわけじゃありませんが、書いておくのが常識であります。書いてないとなんだか、情報の押し付け一辺倒のような薄気味の悪いサイトになってしまう気がします。

ホームページに書いておくだけじゃなくて、掲示板にも書くし、人様の掲示板に書くときも書くことにしています。掲示板では別にメールアドレスを書く必要はないのですが、時々「二郎さんところの掲示板の書き込みを見てメールをしています」なんてメールが届くところをみると、見ている人もいるのでしょう。

そうやってメールアドレスを公開していると次第に「汚れて」きます。2千円で買えるメールアドレス自動収集ソフトに発見され、メールアドレス売りに売られ、迷惑メール配送業者によってしこたま迷惑メールが届くことになります。
一度汚れてしまったメールアドレスをきれいに戻す方法はなくて、そのアドレスを使い続ける限り一生迷惑メールに悩まされながらすごすわけです。

公開していなメールアドレスでも、僕の仕事用のメールアドレスみたいに信頼できる(とそのときは思った)一握りの人にしか知らせていなくても、数ヶ月で迷惑メールが届くようになります。ウィルスメールが来るのは、誰かが感染したせいに違いありません。

そんなわけで、本来ならばメールアドレスというのは住所氏名と同じでしょっちゅう変えるものじゃないはずですが・・・携帯電話での経験から、「無意味な文字列を使ったメールアドレス」と「頻繁なアドレスの変更」が有効だということになってくるわけです。

というわけで、パソコンでも こういうサービス を利用して、メールアドレスを使い捨てていくという手段をとってみることにしました。


2004年12月13日(月) 晴れ待ち

夜7時半に会社を出て駐車場から見上げた空は晴れていたので、「これは見れるかな」と思っていたのですが・・・。
峠を越えて帰ってきたら、一面の曇天でした。
こんな時間(午前1時)まで晴れ待ちしてみましたが、諦めます。


2004年12月12日(日) 病院メッセージ

自分の入院したことのある病院へメッセージ活動。
患者さんの発言で、「世の中日曜日は休みなんだ。病院のプログラムだって日曜日は休みにしてくれ」というのがありました。自分の意思で病室から出てきているわけじゃなくて、治療プログラムの一環だから仕方なくという人なんでしょうけど・・・。
昔、別の病院に入院していたころ、入院当初毎日点滴を受けるのが嫌になって、看護婦さんに「点滴は日曜日はやすみにならんのか?」と嫌味を言ったら、「病気も日曜日は休みになるといいねぇ」と皮肉を言われてしまいました。
日曜日だけでも「まともに」飲めたら、どんなにいいかと思った記憶があります。

ここのところ一月あまりで5Kgほど太ってしまい、ついにお腹が入らないズボンができてしまいました。「もう夜食は食べない」宣言をとりあえずしてみます。
(「永遠に飲まないと誓う」ことがどんなに無意味であったか知っている人間)。


2004年12月11日(土) 信じるものは救われる

午前中は精神科医へ。午後は眼科医へ。夜はAAの地区委員会へ。

AAメンバーの訃報が届きました。
もう高齢ではあったものの、長生きのこの時代にあって高齢というわけではありませんでした。何が原因で亡くなったのかは知らされませんでしたが、酒を飲まずになくなったことだけは確かです。
あるとき彼にあらたまって「世話になったね」と言われたことがありました。特に何かをしてあげたという記憶はありません。ただ、彼のソブラエティの早い時期に、彼のホームグループのミーティングを何回か訪ねたことだけを憶えています。
知っている人がいきなりいなくなってしまう淋しさがあります。でも、「飲まずに死ぬ」ということは、私たちにとってこの上ない幸せであることも確かな事実なのです。

帰宅すると、上の娘の誕生日でした。今日はトイザラスに一輪車(乗るやつ)を買いに行ったそうなのですが、クリスマスのプレゼントを買い求める人たちで、駐車場があふれていて大変だったのだよと、教えてくれました。
僕のソブラエティの一年目に生まれた娘が、もう8才です。あと8年たてば16才で、もう8年たてば24才です(当たり前)。その時になって振り返れば、またそれもあっという間なのでしょう。

「飲まずにいれば、何とかなるんだよ」

と先行く仲間は言いました。飲まずにいれば、なんとかなるのでしょう。


2004年12月10日(金) 忘年会

会社の忘年会があることをすっかり忘れていました。
座敷での宴会で僕が苦手なことは、なかなかお腹がいっぱいにならないことです。酒をやめたからといって酒のつまみまで嫌いになったわけではないし、確かに刺身などはおいしいものです。でも、お腹がいっぱいになって満足感が得られるのは、鍋物があらたかた空になるまで食い尽くした後になることが多いです。
回りは酒で盛り上がっているのに、中途半端な腹をかかえて席にいるのも辛いものです。そこで、AAの先行く仲間のサジェッションにあるように「宴会に行く前にちょっと何かを食べていく」ことにして、コンビニで買ったホイップクリームとイチゴジャムの甘ったるいパンを食べていきました。

が・・・、宴会場は寿司屋に設定されていて、普段より食べ物の多い宴会となりました。酒の誘惑を感じなくてすんだのはありがたいのですが、お腹がいっぱいになってしまいました。満腹なのに、最後に寿司まで出てきて、しかもそれを食べてしまって、お腹が苦しくなってしまいました。

「あなたはこの会社に来て、楽をしているのじゃないの? もっと自分から進んで発言して、指示待ち人間じゃなくて仕事も進んでしてくれないと困るよ」

と酔っ払ったお偉いさんに言われてしまいました(もっと言葉は汚かったかな)。
楽をしているというのは真実です。消極的なのは、新入りなので様子見をしているだけなのですが・・・。僕はワーカホリック的な部分を多分に持っているので、進んで仕事をしていくとすぐに仕事に中毒してしまうのです。アクセルを床まで踏んでしまうタイプです。
でも根がサボり屋さんなので、楽をしているとだらけるのも事実です。アクセルの踏み加減が難しいんだな。

相手の言う事に一理あっても、やっぱり酔っ払いに好き放題言われるのは面白くないものです。憂さ晴らしに同僚と深夜にカラオケに行ってしまいました。そして帰ってきたら朝4時でした。歌も歌いつくしてしまって、最後は「年下の男の子」(キャンディーズ)なんかを歌っていた次第です。
まあ、ストレス解消に、朝までカラオケなんて馬鹿なことができるなんて、確かに10年前の自分とはずいぶん変わっているのであります。


もくじ過去へ未来へ

by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


My追加