ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」
たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年11月10日(水) その後 ・5月末にミーティング会場でした火傷ですが、跡も残らず治っています。ただ、一番ひどい部分の皮膚が、まだちょっとざらざらしますが、いずれそれも消えるでしょう。
・7月中旬に前の会社でした小指の怪我は、傷跡が多少引きつれるものの、きれいに治っています。小指の爪が根元で割れてしまったのですが、爪が伸びたおかげで、だんだん爪もきれいになってきました。来年の2月ぐらいには、爪も元に戻るでしょう。
・「90の道具」ですが、なかなか続きを書けないでいます。おそらく、来年になって、一緒に入社した4人で事務所を構えられて、高速道路通勤から開放されれば、再開できると思います。
2004年11月09日(火) 南関東の冬 神奈川の本社へ。
相模湖まで中央道を使って、そこから相模川をつたってひたすら下っていくというルートを取りました。他にも、八王子から16号を経由したり、富士山の東側を抜けて御殿場から東名高速を使ったりとか試してみましたが、相模湖から山中を抜けるルートが一番速いようです。
本社は米軍の座間キャンプと厚木飛行場の間にあります。
ときどき、ジェット機の音が「ぎゅぎゅぎゅーん」として、会話ができない状態になります。これが日常の姿だというのですから、基地のある町は大変です。
南関東の冬は好きです。澄み渡った空。暖かくはないけど、肌を刺すほど冷たくはない風。雪が降らなくて乾燥した空気。
どこでも好きなところに住んでいいよと言われたら、たぶん南関東の16号線沿線に住むだろうと思います。東京の人にも、信州の人にも、「どこがいいんだか分からない」と言われますけどね。
帰宅すると夜10時。疲れました。
2004年11月08日(月) 心 定刻までに会社に着いたのはいいのですが、めまいと吐き気があって、とても仕事にはなりません。それでも朝から昼へ、昼から夕へと、次第に良くなってきます。うつの日周変動とは不思議なものであります。
はっきり言って、家で布団を引いて寝ていたいです。でも、さらりーまんである以上、昼間は机にへばりついていないといけません。さらりーまんは気楽な稼業ときたもんだ、と書いて、後に都知事にもなった人が、ラジオの対談で「実際には気楽でもなんでもないわけです」といっているのを聞くまで、これがアイロニーだとは気づきもしませんでした。
「こんな日に、ミーティングなんか出るもんかー」と思うのですが、なんとなく惹かれるように会場へ向かってしまいます。こんなときは、人の話を聞いていても「聞くのも面倒だなー」と思ってしまいます。
それでも、不思議なことに、ミーティングが終わっての帰り道は、心が軽くなっていることに気づくのです。やっぱり人数の多いミーティングはいいね。
(先週は4人だけだったそうだけど)
仕事がつらいときも、今日一日。
2004年11月07日(日) 低く低く推移 今週は身体面でも精神面でも低調に推移しました。
今週のトピックと言えば、障害者手帳をいただいたことでしょう。うつ病で精神障害の3級をいただきました。長野ではアルコールで手帳をもらうことは難しいようです。
年金などがもらえる1・2級と違って、3級はあまりメリットがありません。携帯電話の割引があるので、早速それを申し込みにいきました。あと市営の入浴施設や美術館が無料になるのはうれしいところです。(といっても、美術館の常設展には魅力がなく、企画展は有料のまま)。
火曜日は、体の疲れで一日会社を休んでしまいました。
金曜日は、(入社して一ヶ月以上過ぎてますが)歓迎会をやってもらいました。この歓迎会がいわゆるふつーの宴会で、呑み助の相手を3時間しらふでするのは、とっても疲れました。
何年たっても宴会には慣れません。
この土日はほとんど寝てすごしました。
2004年11月04日(木) おたく談義 昨日の雑記で、コードウェイナー・スミスと書いてしまいましたが、そりゃハーラン・エリスンの間違いではないかという指摘をいただきました。SF者としては恥ずかしい限りです。
某アニメの最終話のタイトルが「世界の中心で愛を叫んだ獣」で、これがSF小説のタイトルのパクりでありました。
この某アニメに人類補完機構という謎の組織が出てくるのですが、これはコードウェイナー・スミスの短編群からもじったものです(最後まで補完機構の実態が明らかにならない筋立てもそのままです)。だから、「世界の中心で・・・」もこの短編集の中の一篇だと信じ込んでしまったのが僕の間違いでした。
で、「世界の中心で・・・」は、ハーラン・エリスンという作家が編んだSF小説のアンソロジーでした。このエリスンという人は変わった人で、このアンソロジーに自分の短編を収録し、しかもその題名を本のタイトルにしてしまうツワモノであります。ちなみに英題は THE BEAST THAT SHOUTED LOVE AT THE HEART OF THE WORLD です。アニメのおかげでしょうか、20年以上前の文庫本が再版されています。
10代の終わりごろから、20代の半ばまで、英米のSF小説をずいぶん読みました。早川書房、創元推理文庫、キャラクター商品で有名なサンリオもサンリオSF文庫を出していました。
しかし、年とともに(アルコールに脳を侵されたせいか)、緻密な設定を想像力を働かせて読むのが面倒になってしまい、最近では日本人の書いた分かりやすい小説が好みになってしまいました。だから、SF者をなのる資格はもうないですね。
2004年11月03日(水) 休日の過ごし方 『世界の中心で愛を叫ぶ』読了。
なんのひねりもない直球勝負のストーリー。
でもなんで、このタイトルなんでしょう? コードウェイナー・スミスの小説や某アニメーションとはなんの関係があるはずがありません。かといって、この小説の中身からタイトルが連想されるというものでもありません。
映画版『いま、会いにゆきます』を見ました。
場内は若い男女二人連ればかりでした。
年をとると涙腺がゆるくなっていけませんね。
本を読んだり、Windows XPをインストールしたりの休日でした。
そんなことよりも、部屋の片づけが優先のはずなんですが・・・。
2004年11月01日(月) 腱鞘炎 職場で買い与えられたパソコンは、○ル・コンピューター製でした。むろん、デ○だからと言ってなんら不都合があるわけでもなく、順調に動いておりました。
が・・・、3週間使い続けた結果、腕が痛くなってしまいました。
原因は、キートップのサイズが小さいキーボードと、安物のマウスにあるのだろうと思って、電器店で人間工学デザインと書いてあるキーボードとマウスを買ってきました。
マウス付属のCD-ROMには、「健康的にコンピューティングするために」というドキュメントが入っていました。読んでみると
「キーボードを打つときには、手首を浮かせ、パームレストや机につけないようにしましょう」
と書かれていました。自分がどんなふうにキーボードを打っているか確かめてみると、左手の手首はべったりと机につき、右手の手首はわずかに机に触れています。手首を浮かせて、腕全体を使って手を移動させながらタイプすると、特定の筋肉だけを使うことがなく、炎症を最低限に抑えることができるのだそうです。
僕の場合は、左上腕が一番痛みがひどいです。これは左手首を動かさないせいで、特定の筋肉が酷使されているのが原因でしょうね。
つまるところ、腱鞘炎になった理由は、キーボードとマウスが安物だからではなく、自分の姿勢が悪かったからみたいです。
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