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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年10月30日(土) 不愉快には思っていませんが・・・ 仲間にも相談を受けたのですが、最近ウィルスメールの数が急増しています。
メールアドレスをホームページ上に掲載していたり、掲示板に投稿するときに真面目にメールアドレスを書いているせいで、そのアドレスにウィルス付きのメールが来ることは珍しくありません。それでも数は日に一通か二通ぐらいで、送信元のアドレスもおよそ心当たりのないものばかりなので、おそらく愉快犯なのでしょう。
ところが、ここ数日、ウィルス付きメールが急増しました。仲間から相談も受けてはいたのですが、「ウィルス付きメールが来るなんて普通のことだから放っておきなさい」といっていたのですが、そうも言っていられなくなりました。
ウィルスは二種類(Swen.AとNetsky.Q)で、どちらも大量メールばら撒き型のトロイの木馬です。感染者は、おそらくはパソコン初心者で、ウィルス対策ソフトを使っていない人だろうと思われます。トロイの木馬だと、感染したパソコン自体には害はないため、ご本人はウィルスに感染しているとは気がついていないでしょう。意思の力の及ばないところで、ウィルスが勝手に自分自身をばら撒いているわけです。
AA関係のメーリングリストのどれかに参加している人、たいてい毎日パソコンを起動している人、たぶん関東近辺のAAメンバーが怪しいです。日を追って感染メールの数が増えていることからすると、感染者も増えているのかもしれません。
まあ、余計なメールが増えたぐらいで、実害は別にありません。だから騒ぎ立てるほどのことじゃありません。でもこのウィルスが使う穴は、もっと危険なウィルスが使うものでもあります。ある日突然パソコンが使えなくなってしまう危険を考えたら、たかだか数千円のウィルス駆除ソフトを買って入れておくのは、悪くない保険だと思います。
え? Windowsなんて使っているからだって?
2004年10月28日(木) ねずみは冬眠しないよね 木曜のミーティングが終わったあとは、ジャスコで買い物をすることにしています。
最近モルモットが「新鮮な餌をよこせ」とうるさくてかないません。冷蔵庫のドアを開けると「ぴよぴよ」とうるさく鳴き、ケージの近くを通ると歯でケージの金網をガチガチと噛んで訴えます。ラビットフードのほかにキャベツの葉を一日一枚与えているのですが、一番の好物はレタスであります。
で、レタスを買おうとしたのですが、値段を見てびっくりしました。
こんな萎れたようなレタスがひと玉398円?
さすがにモルモット用には買えませんでした。
今年は台風続きで、野菜類が高騰しているのだそうです。
普段だったらレタスの棚の下には、剥いた皮?を入れたダンボールが置いてあるのですが、それすらありません。
え? みんな知ってるって!
ハムスターのほうは、夏の間は夜行性で、昼間は寝ていて夜になるとねずみ車を回していたのですが、最近は寒くなってきたせいでしょうか、昼間にねずみ車を回していて、夜はおがくずの中に丸まって寝ています。
モルモットのほうはベランダで飼っている家もあるそうです(室内に置くと臭いから)。でもハムスターは何か暖房を置いてやらないといけないかもしれません。
そういえば、ハムスター用電熱ホットカーペットを売っているのを見かけました。
2004年10月27日(水) 水曜の夕方のメンタルクリニック 水曜日はノー残業ディで、早い人は5時半に、遅い人でも6時半には帰宅していきます。ちょうど水曜日は精神科のクリニックが夕方7時まで診察している曜日なので、この日にクリニックに行くことにしました。
前回行った時には、駐車場は車でいっぱいで、診察室は人であふれんばかりでした。
今回は、駐車場には車が一台しかなくて、玄関にも靴が一足あっただけでした。(あれ? 今日は休診だったかな)と不安になりましたが、その心配はありませんでした。
週刊誌を手にして座ったとたんに名前を呼ばれました。こういう空いているときに限って、たいして話すべきこともなく、3分診療どころか、1分ほどで診察は終わってしまいました。また週刊誌を読み始めたら、記事を一つ読み終わる前に、薬と会計で呼ばれました。
前回は全部で一時間ぐらいはかかったのに、この違いはどうでしょうか? 皆が同じ周期で通っていれば、そんなに偏りが起こるとも思えません。僕は2週間にいっぺん通っていますが、ひと月に一回という人も多いのでしょうか?
ほんのひと月前までは、室内の気温が30℃を超えて、半袖でいても暑く、風呂上りには扇風機を回していました。秋もすっかり深まって、今日の冷え込みは強く、室外はとっくに10℃を切ったでしょう。パソコン2台を暖房代わりにしていますが、室内の気温も16〜17℃で、そろそろ暖房が欲しくなってきました。
ハロゲンヒーターでも買ってこようかな。
2004年10月26日(火) 本と紙 昨日ですが、給料日がきたので、本屋に行きました。
迷ったのですが、『世界の中心で、愛をさけぶ』を買ってしまいました。
これにしても、『いま、会いにゆきます』にしても、中身うんぬんよりも宣伝が過剰なのが気になってしまいます。いまは、それだけ宣伝しないとミリオンセラーが出ないのかもしれません。
紙の新聞は取らなくなったのですが、新聞社のニュースサイトばかりでは味気ないので、毎日の朝刊がオンラインで読める契約を、月500円で契約しました。これはつまり、新聞に載っている情報だけを取り出して値段をつけるなら、月500円は妥当と判断したからです。
紙の新聞との値段の違い(約2,500円)が、新聞の物理的な配送コストというわけです。それが高いか安いかはともかく、紙を配ってもらうコストに2,500円は払う気がしません。
でもモニター画面上で記事を読むのは「リラックスできない」という難点があります。いっそのことhttpsで記事を引っ張ってきて、A4版の紙に整形して印刷するプログラムを組めば、紙で読めることになります。でも、省資源という点では難があるかな。
二ヶ月連続で「資源物の日」に雑誌を出し忘れた(気がついたら日が過ぎていた)ので、部屋の中に雑誌が山積みであります。
2004年10月24日(日) まんじりともせず 二十数年前、大学に入った僕は二つのサークルに入部しました。そのひとつが天文同好会でした。
さっそく観測会に行こうや、という話になり、4月のの週末に野辺山(長野と山梨の境、清里の隣)へいくことになりました。高校時代は地学のクラブ活動をしていたので、野宿に必要な寝袋は持っていました。でも、下宿にやっと布団が届いたばかりという状況で、とても実家から寝袋を送ってもらう余裕はありませんでした。
「シュラフなんかなくても大丈夫だよ」という先輩のいい加減な言葉につられ、「まあ一晩中起きていればいいかな」という軽い気持ちで出かけました。高尾から各駅停車に乗って小淵沢へ、そこからディーゼル車の小海線に乗り継いで野辺山へ。
駅前からしばらく歩いて、野球場の内野に勝手に陣取ることになりました。持参したものといえば、途中で買ったホッカイロとスポーツ新聞だけ。着く早々に、空はうす曇になり、おまけに月が出て天体観測どころではありません。先輩たちはシュラフにくるまって、早々に寝てしまいました。
しかたないので、一塁側のダッグアウトで横になり、新聞紙にくるまりました。すこしうとうととしても寒さで目が覚めてしまいます。ラジオの天気予報は、軽井沢の最低気温が氷点下になると言っていましたが、おそらく野辺山はもっと寒いでしょう。
結局まんじりともせずに夜空を眺め続けていました。雲の向こうに流星群の火球が一度だけ見えました。寒くて死ぬかと思いました。朝が来て、駅前の自動販売機で買ったコーンスープの温かかったこと。
その後、酒に酔っ払っていろんなところで野宿する羽目になるのですが、目覚めるといつも朝で、寒さがこたえたという記憶がありません。東京は暖かかったです。
地震のあった中越地方では、停電と余震で家の中に入れず、路上で夜を過ごす人も多いとか。もうすぐ雪の季節です。彼らの苦難を思います。
2004年10月23日(土) 酒とバラの日々 DVDで『酒とバラの日々』を見ました(午前1時から見るなよ)。
見たのは5年ぶりでしょう。
改めて見て、印象に残ったのは、主人公がAAのミーティングで、初めて "I am an alcoholic" (私はアル中です)と名乗る部分です。
今は多分そんなことはないのでしょうが、40年前のAAミーティング会場の描写は、タバコの煙がもうもうと上がってる様子です(みんなイライラした顔でタバコをふかしている)。
ミーティング場の大勢の前で、「私はアル中だ」と名乗ることが、最初の大きな前進なのだということが強調されています。
思えば自分も、「アル中の○○です」と名乗ることには大きな、大きな抵抗がありました。自分のことをアル中だと名乗れる人々のことを不思議に思いました。
だから、「自分もアル中だと言わないといけないんですか?」という疑問や、しゃべり始めようとして口ごもってしまう気持ちは、よく理解できます。
AAメンバーの誰にも、この最初の一歩があったのです。
今は「アル中の○○です」という言葉は、単なる習慣にしか過ぎないのですが、それは私たちが依存症であることを、心の底から認めなくてはならないことの確認なのです。
2004年10月21日(木) 台風の影響 台風の影響なんてなきに等しい生活を送っているはずでしたが、今日は思いっきりその渦中へ放り込まれました。
朝の交通情報で、県内の高速道路が止まっているのを知りました。通行止めの理由は「土砂崩れ」だそうですが、僕の利用する区間とは関係ないので、気にしていませんでした。
ちょうど通行止め区間と併走する国道も、土砂崩れが原因で通行止めになっていました。それでも、「すごく迂回しないといけないので、大変だろうな」と思っていた程度で、しょせんは他人事、何も気にしてはいませんでした。
夕方になり会社を出て、高速道路に乗り、自宅近くのインターチェンジでいったん降りて領収書をもらった後に、今度はETCで入りなおしました。今週は病院メッセージの週で、そこへ行くのに高速を使っているのです。ちょうど通行止め区間手前のインターチェンジで降りるので、その影響はないだろうと、たかをくくっていました。
全部の車が一つのインターチェンジに集中すると、あんなに混むとは思いませんでした。車列が本線上1Kmのところまで延びていて、通過に30分ほどかかりました。
「なんで混んでるときに限って、ETCゲートが使えなくなってるんだー」
病院メッセージには遅刻してしまいましたが、同じグループの仲間が始めていてくれました。きっと来てくれていると信じていましたが・・・、信じきれなかった自分がちょっとごめんなさい。
帰りも、迂回路をさらに迂回したトラックの群れにまぎれこんでしまい、ノロノロ運転で帰ってきました。自宅に着く頃、ようやく通行止めが解除になったようです。
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