心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年10月12日(火) 調子悪

僕は頭が冴えていてもロクなことは考えていないのですが、どうも頭がぼんやりしていて考えがまとまりません。これが「うつ」の症状だというのなら、よく分かる話なんです。でも、僕の場合、うつの日内変動が激しくて、例え朝に辛い症状があったとしても、夕方になり、夜になりすれば、しだいに改善して、深夜には物事を整理して考えることもできるようになるものです。
ところが、朝がそんなに苦しいかというとそうでもなく、また夜になると良くなるかというとそうでもありません。

以前だったら、5〜10分で書き終わるこの文章も、時には30分以上ひねり回していたりします。人と話していても、相手の話に僕の思考がついていけなくて情けなくなります。
言語を思考化することも、思考を言語化することも能力が落ちているようです。そもそも、ぼやけた頭で考えることがつらい感じです。

そんなわけなので、ミーティングで順番がまわってきたときも、自分でも何を言ってるんだか分からない状態で、口の中でもぐもぐ言っていました。それでも、帰りに車を運転しながら、心が軽くなっているのを感じました。

低空飛行でも週末までたどり着きたいです。
テルネリン2mg。


2004年10月11日(月) ラウンドアップ終了

ラウンドアップが終わりました。
一日目に着ていたトレーナーを脱いだとき、「うぇー、タバコ臭い」と口に出てしまいました。そういうところに3日間いたわけです。

開催地区に立候補するという話が出たのが2年前、春開催に立候補したのが、順送りになって秋開催になったので、ラウンドアップの話が一年半あまりも頭の片隅に常にあったのです。だから3日目の朝起きたときに、「いよいよ終わりだなぁ」と感慨にふけってしまいました。
実行委員だったので、結局一つもミーティングには出られませんでした。でも、楽しかったです。

テーマは「出会い」でありましたが、そのとおりいろんな人と会いました。顔は覚えてるんだけど、名前がぜんぜん思い出せない人と話もずいぶんしました。久しぶりに会う懐かしい顔もありました。距離を越えてきていただいた仲間もいました。これもすべてラウンドアップのおかげであります。
金曜の晩は、仕事で頭が疲れてくたくただったのが、土曜・日曜とだんだん元気になりました。「仲間の力を分けてもらった」というのがAAらしい表現かな。単にテンションが高くなっていただけかもしれません。
前回の菅平と同じように、今回の白樺湖も思い出に残ることでしょう。

正直な気持ちを話すと「タバコが吸いたい」のであります。もともとヘビースモーカーだった自分がタバコを止めて5年あまりたちました。それがAAのイベントに3日もいたものですから、自分で吸ったのと同じほどに再喫煙の効果があったようです。イライラ感とともに「もう二度とラウンドアップに行くもんか」という気持ちも強いです。

話は違いますが、会社に何も言わなくても、土日祝と休める職に就けたことには、大変な感謝であります。

ともかく大イベントは終わりました。それに、あと3回上京すれば、僕のサービスでの役割も終わりであります。この2年間で、いろんな人たちと知り合いました。それは僕の心の財産であります。そうした立場へと僕を導いてくれた、さまざまな存在にはとても感謝しています。でも、正直な話をすると、少し疲れています。でも、心配しなくても、AAの輪番制は僕をそこから押し出してくれます。
もっとたくさんの人たちが「愛とサービスの輪」のなかに入ってくださることを、願ってやみません。

来年から田舎にこもって、静かな思索的な日々を送りたいと思っています。
ラウンドアップ記念アップデートは、そのうちに。


2004年10月08日(金) ラウンドアップ前夜

香港の山の名前を持つという台風がやってきて大雨であります。
明日からAAのラウンドアップであるというのに、残念なことであります。
天気予報によって違いはあるものの、日曜日はすこし天気が回復して「曇りのち晴れ」か「曇り時々雨」ぐらいですみそうです。

ただ、明日土曜は台風の接近日です。
明日に自動車でいらっしゃる方々は、なるべく明るい時間帯に白樺湖に着くような旅程がお勧めです。日没は5時半だそうですが、山の中ですから早くに暗くなります。暗くなって、雨で山道という組み合わせはぞっとしません。
白樺湖あたりは観光地ですから道も広くて、そんなに心配したことはありませんが、気をつけていらしてください。

これから僕も2泊3日の準備をします。AAのラウンドアップに2泊するのは、前回の長野のラウンドアップ以来です。ノートPCは持って行きません(というか会社に置いてきちゃった)。だから、土日は雑記の更新もありません。今回はフォトレポートもたぶんやりません。

まあ、ゆるゆるとやってきます。


2004年10月07日(木) 世の中には僕の知らないことが・・・

毎月の統計の中に リファラー というのを設けてあります。
これは、「心の家路」にやってきた人が、どこのリンクを辿ってやってきたかを数の多い順に並べたものです。実に7割のアクセスがブックマーク(お気に入り)からのアクセスですが、残りの3割は何かのリンクを辿ってきたものです。
上位にランキングされるのは、やはり検索エンジン(GoogleとかYahoo!とか)の検索結果です。下のほうには、リンク集やら掲示板の書き込みやらが並んでいます。

一時期、http://ime.nu/ で始まるリンク元が結構たくさんカウントされた時期がありました。その時は、ime.nuって何だろう? と不思議に思っただけで、まったく調べませんでした(単に面倒)。
最近になって、壷の掲示板からリンクをする際に、http://ime.nu/ を経由するしきたり?になっているのだと知りました。

で、その掲示板をさ迷っているうちに、たどり着いたのが こちらのページ です。
半陰陽の出現確率は2千人に一人だそうです。その数は、ホモセクシャルの人や、頭と体のせいが違う人(性同一性障害)の人に比べれば、数がかなり少ないのは確かです。でも、いままで僕はもっと「奇跡」のようにまれな話だと思っていました。この確率なら日本に6万人ぐらいいる計算です。
でも現実にそういう事象に行き当たらないのはなぜなのか? という疑問が残ります。ホモセクシャルの人にも会ったことがあるし、性同一性障害の人にも会ったことがあります。でも、半陰陽の人に会ったことはありません。その理由は、新生児の段階で手術で性別を決定してしまう仕組みにあるといいます。
一人の体の中に、XXの細胞とXYの細胞が入り混じって(モザイク)存在しうるという不思議な話です。

世の中には僕の知らないことがいっぱいあるんだと感じました。


2004年10月06日(水) 中央道

甲府盆地の東端である勝沼を過ぎると、中央自動車道はとたんに山の中に入ります。上へ下へと起伏し、右へ左へと曲がるそれは、いつまでも山の中を続いていそうに思えます。それでもやがて、相模湖を越えてしばらくしたあたりで、東の山と山の間に広がりを感じるようになります。
その先に関東平野があり、東京の街があります。

その空は、明らかに他の方向と違った色をしています。色の由来は産業用大型車両による煤煙でしょうか。NOxの規制はできても、粒子物質の規制を実施できた政権は日本にはまだありません(どうして日本に緑の党がないんでしょう?)。自家用車ディーゼルの規制はいくらでもできてるのにね。
八王子を過ぎて東へと走っていくと、やがてその空の色が当たり前になってしまいます。

中央道は集中工事の真っ最中で、国立府中から高井戸まで上下線とも一車線に規制されています。混雑を防ぐためでしょう、高井戸の出口も、首都高4号線の出口も閉鎖されています。それでも10Km以上渋滞しているので、府中から先は甲州街道に降りました。
田舎の広い道になれた人間にとって、2メートル以下しかないと思われる甲州街道の車線は狭すぎます。

帰りもしかたなしに調布まで来てから高速道路に乗る羽目になりました。石川のパーキングで一休みしながら空を見上げると、飛行機雲が十数本走っていました。飛行機雲はいくつかのグループに分かれていて、それぞれ同じようなコースを通っています。飛ぶコースが決まっているのですね。
刷毛で掃いたような天然の雲の上に、人工的な飛行機雲が引かれていて、それらが夕日に映えて綺麗でした。

金曜の夜12時で工事はいったん終わるそうなので、週末のラウンドアップには影響はないようです。
白樺湖の標高は1450メートル。暖かくしてお越しください。


2004年10月05日(火) 疲れ

せっかく車のリモコンエンジンスターターを新調したのに、会社がISO14001(環境対策)の認証を取るとかで、駐車場がアイドリング禁止になってしまいました。

二日勤務しただけなのに疲れが激しいのは、たぶんノートパソコンを使っているせいもあるでしょう。デスクトップPCの購入が間に合わなくて、納品されるまで自分のノートPCを使ってくれと言われてそうしています。
でも、画面が小さく、キーボードも小さいノートPCを使っていると、猫背で肩をすぼめる格好になるせいか、デスクトップPCよりもずっと疲れます。

ひさしぶりに真面目に働いているので疲れているだけかもしれませんが・・・。


2004年10月04日(月) ETC

「有料道路自動料金収受システム」というのが正式名称だそうですが、たいていETCと呼びます。通勤に必要だと思われたので、自家用車に導入したのですが、今日ハイウェイカードを現物支給されてしまいました。おまけに領収書を忘れずに持って来いと言われているので、通勤にETCを使うことはなさそうです。

今は「20Km/h以下まで減速」してゲートを通過しろと表示が出ています。これは以前は40Km/hじゃなかったかな。とゆーか、開発している頃は180Km/hで通り抜けても大丈夫と言っていたはずなのですが、実際に運用してみたら、そううまくはいかなかったというワケでしょうか?
20Km/hでよければ、韓国だとかアメリカで使われている簡易版をそのまま導入してもよかったはずですが、何千億円も掛けて独自版を開発しなければならないのが日本という国なのでしょう。

ハイウェイカード時代は5万円券で、5万8千円分使えるという割引がありました。ETCになったら、5万円前払いすると5万8千円ぶん使えるという割引になりました。
でも、前払いするためには、まず会員登録をして(これが自宅に来るまで約一週間)、そして前払いの申し込みをする(この連絡がくるまでまた一週間)という、面倒極まりない仕組みになっています。きっとなるべく割引きしたくないのでしょう。

田舎だと、夕方に仕事を終えてからミーティングに行くのに高速道路を使うというのも珍しくはありません。何年か前に、バースディプレゼント(もちろんAAのバースディね)に、奥さんから5万円のハイウェイカードを贈られたといって喜んでいる仲間がいました。日ごろ家族から「AAに行くったって交通費が・・・」と言われている身としては、うらやましい話でした。
もっとも最近は滅多に遠くの会場には行かないし、とりあえずあと3ヶ月は、朝晩決まったルートの領収書を提出しなければならないので、仕事帰りにどこかに寄ることもかなわないのです。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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