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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年02月26日(木) 予備校 委員会とは、「無駄なことをするために不適格者から選ばれたやる気のない人間の集まり」(リチャード・ハークネス)
もしくは、
委員会とは、「新しい考えをおびき寄せるが、やがてこれを静かに絞殺していく袋小路のようなもの」(バーネット・コックス)
だと こちら に書かれていました。ちなみに僕は、ハークネスもコックスもどんな人だか知りません。経済学者かな?
グループの代議員の役割を学ぶのに2年では足りない、という言葉があります。要するに代理(副題議員)として2年やった後に、正の代議員をしろという意味です。ちなみに、あるハンドブックによれば、代議員には少なくとも1年のソブラエティが望ましいとされています。1年飲まずに過ごして、2年代議員代理をやり、さらに2年の代議員活動をやりなさいということになります。
自ら望んで代議員になったのならともかく、「他にやる人がいないから」という理由でそんなことを強いられたら、任期が終わったとたんにお役御免とばかりにグループを去っていくんじゃないのかな。
「適任者がいなければ空席にする」というのは、WSM報告書にも何度か登場する提案です。無理して体裁を整えることはないよという提案は、人の回復にも当てはまるけど、AAのサービス活動にも当てはまると思います。
もっとも、最初は何をしていいのか分からなかった人が、しだいにその任務をこなせるようになっていくという姿も何度も目にしているので、あんまり空席主義に傾くのも考え物でしょうね。
○○の実行委員会なんてのは、期限もやることも決まっているんで、身も締まっているものが多いんだけど、常設の委員会の中には「何のために毎回集まっているのか」目的を見出しにくいのもありますね。集まることは委員会の手段であって、目的じゃないはず・・・なんだけど、まあ人間同士直接顔をあわせることが大切なのかもしれません。
もともとこの雑記のサブタイトルは、「〜のドライドランクな日常、もしくは自助グループへの諦念まじりのつぶやき」だったのですが、いつの間にか後半が取れてしまいました。でも、最近の雑記を読み返してみると、ぶつぶつ文句を言ってばかりだという気もします。
2004年02月25日(水) あいぶごってんたいあーど 夕方は西の空に月と金星がランデブーしてとてもきれいです。東の空に見えるのは、木星でしょうか。ちなみに、僕の住んでいるところでは、水星を見ることはできません(山があるからです)。
毎週末が何かの用事でつぶれているので、髪の毛を切りに行くヒマがないまま何週間も経ってしまいました。というわけで、会社帰りに990円の床屋で切ってもらいました。
帰宅したら眠くなったので、そのまま座布団の上で寝てしまいました。起こされたのが夜11時です。それから風呂に入り、出た後に食事をしようとしたら、すでに妻は寝ていました。自分で食事の用意をするのが面倒なくらいダルイ状態だったので、深夜の吉野家にでかけてしまいました。
豚キムチ丼450円は高いのか安いのか? 値段は昔の吉野家の値段に戻ったわけですし、味は美味しかったです。吉牛というのはひとつの文化を作り出しただけに、失われてしまうのはあまりに惜しいです。早く輸入再開できるといいね。
新潟へ出かけるためにJRの時刻表をあたっていたのですが、以前利用できた夜行の急行列車がなくなっていました。おかげで、普通列車で3時間半の行程になりました。しかも、遅刻だし。車で行こうかな。
ともかく今自分に必要なのは休養です。今度の土曜日は寝るぞー!
2004年02月24日(火) 師との対話(その一) 弟子「師よ、なぜ女は理性的でなく感情的なのでしょうか?」
師「うむ。確かに学者の一部などにはきわめて理性的な女性もおるが、ほとんどの女性は感情的じゃな」
弟子「やはり脳みその違いなのでしょうか」
師「男性脳・女性脳論じゃな。それもあるが、女が感情的なのは、男が原因なのじゃろう」
弟子「それはなぜでしょうか?」
師「男女共同参画社会とか言いながらじゃな、女のことを対等の人間として認めておる男がどれだけだろうかね?」
弟子「対等だとおもっておりますが・・・ぶつぶつ」
師「対等だと言っておきながら、女の発言を一人前の人間の発言として扱おうという社会にはなっておらんのじゃよ。まあ女の言うことだからと水に流してしまうことがいかに多いことか」
弟子「そう言われてみれば、そんな気もしますが」
師「言葉に責任を持ってもらうためには、感情ではなく理性でものを言ってもらわんと困るわけだよ。感情から出た言葉であっても、その言葉には責任があるわけだ。ところが、女の感情的な発言だからと許してしまうのはな、結局対等の人間として扱っておらん証拠じゃよ」
弟子「理屈で我慢するよりも、感情を言葉に出したほうがすっきりするのは、男でも女でも変わりませんからねぇ」
師「女も意識的にか無意識にか、そのことを分かっておって行動を決めておるのじゃ」
弟子「言葉に責任を問われる立場になれば、女性も理性的になるのでしょうか?」
師「さあな、鉄の女という首相もいた。日本の大臣でも、感情的なのは長続きしとらんだろう」
弟子「まあ、感情的な男もたくさんいますからねぇ」
師「そうだな。性差よりも個人差のほうが大きいかもしれんなぁ」
2004年02月23日(月) 私は間違っていた 確か「さるさる日記」に一年分のお金を支払ったのが昨年の2月です。結構高かったので、もう二度と支払うもんか、と思って「えんぴつ」に引っ越したのが昨年4月だったかな。年間千円以内なら納得できる範囲内だというわけです。
というわけで、一年経ったら「さるさる」での日記に広告の挿入が復活してしまうのでしょうが、そちらを読んでいる人は我慢してください。昨年秋ごろには、皆さんほとんどが「えんぴつ」のほうをご覧になるようになって、「さるさる」のカウントは一日2〜3ぐらいしか増えなくなりました。この2〜3のうち、1は自分が書き込みするために参照するもので、さらに1は会社でブラウザを起動したときに自動的に読み込まれるものです。なので、実質「さるさる」のカウントは0に等しい日々が続いていました。
なのに最近は6〜10ぐらいのカウントがあります。どうやら「さるさる」の中を移動しながら読んでいる人たちがいるようです。
夕方AAミーティング。テーマは「一体性」。春にやるオープンスピーカーズに備えて、ローカル新聞にレギュラー・ミーティングに取材に来てもらう了承をもらいました。相手のあることですから、どう展開するかわかりませんが・・・。ともかく電話をかけなくては。行動のない信仰は死んだ信仰だ。
相変わらず髪を切る機会がありません。もうそろそろナンバーズを買うのも飽きました(またロトは買っていますけど)。パソコンのDVD-Rドライブは、複製補償金が上乗せされていないので、パソコンを使ったDVDのコピーは合法とは言えないですね。だからこのまえ書いたDVD-Rの話は間違いだったというわけです。ごめんなさい忘れてください。お願い。
2004年02月22日(日) 愛に値札を バスに乗って東京へ。日本海に低気圧が入ったのか、暖かい南風が吹いていました。
3週連続で、週末はAAの奉仕(サービス)活動で東京へ。まさに「とち狂っている」状態であります。好きでやっているわけではないし、誰かがやらなくてはならないからやっているだけ・・・だったはずなのに、評議員などという肩書きを背負って2年目ともなると、なんとなく親分風を吹かせてしまったりする自分が情けない。謙虚でありたいと願います。
自分のことだけやっているときには、自分のことしか見えなくて当たり前です。グループのことをやっているときにはグループのこと、地区なら地区のこと、地域なら地域、そして全国へと。領域が広がれば、視野は当然のように広がっていきます。視野は広いに越したことはないけれど、しょせん人間のやることなどフラクタル図形のようなもので、ミクロ的視野でもマクロ的視野でも、さして見栄えに変わりはありません。
財務の委員などやっていてつくづく思うことは、やっぱり世の中はお金が無いと動いていけないのではあるのですが、それでも「お金よりも大切なものもある」ということでしょうか。AAの中には金銭でもって購えないものがたくさんあります。メンバーが出してくれた貴重な献金ですから、無駄遣いに厳しい目を配らなくてはなりません。でも、何が無駄遣いで、何が有益な使途なのか、それは簡単には判断ができません。
単純に、黒字だから良くて、赤字は悪いと決め付けてしまえれば楽な話です。だが、真実は数字の赤・黒には宿りはしません。なぜならAAは営利団体ではないからです。
そうは言っても赤字だと困っちゃうわけですよね。例えばグループが赤字ならミーティング会場が借りられないわけですから。どこに良心の礎を置くかが難しい。
常任理事になりたい人たちは、その意思が明確なようであります。幸いなことに、僕にその役をやれという人はいません。ともかく今月は疲れました。立候補だ、選挙だ、投票だなんて手続きで選出しても、結局誰が貧乏くじを引くのか決めているだけという気がしなくもありません。
帰りのバスを降りたら、やはり雨になっていました。駅前のピ○○ロが8千円から9千円に値上げになっていました。どうして値上げするのか経営者に聞いてみたい気分になりましたが、別に店に入りはしませんでしたよ。
2004年02月21日(土) DVDコピー 出張から戻ってきて、車のエンジンをかけ、社外気温計を見ると18度を表示していました。長い間洗車をしていなかったのは、気温が低かったからです。零度以下だとボディについた水が凍ってしまいますし、4度以下だと水は蒸発しません。
いつもの洗車場に車を乗り入れ、洗車機に千円札を突っ込もうとしたら、五千円札しか持っていませんでした。両替に出かけて戻ってくるのも面倒なので、そのままガソリンスタンドに行って、給油と洗車を頼んでしまいました。
いままで汚れきった車に乗っていた人たちも、車を洗ったのでしょう。街にはきれいな車が多かったようです。春の近さを感じます。
レンタルでDVDを借りてきて、DVD-Rにコピーしています。念のため述べておきますと「合法行為」です。DVDはレンタルされるごとに著作権者に利用料が入ります。DVD-R for Videoには複製補償金が上乗せされており、この補償金も著作権者に分配されることになっています。著作権法で認められた私的複製です。
でも、コピーしたのも見ている暇がないんだよね。
2004年02月20日(金) 頭脳ではなく、体の頑丈さ ビジネスホテルの隣の部屋の前に、焼酎のビンが出されていました。その隣にはワンカップや缶チューハイの空き缶の入ったコンビニ袋。焼酎を割るために使われたのか、烏龍茶のPETボトルがなんだか悲しげであります。
夜遅くまで働いてホテルに帰ってきても、工場の町には夜遊ぶところなどありません。しかも翌朝は早いわけですから、手っ取り早いストレスの発散方法として、ホテルの部屋で酒を呷るという手段を選択するのも理解できなくはありません。
その道を歩んでいると必ずアル中になるというわけじゃありませんが、多くのアル中がその道を歩んだことも確かです。
今回の景気の回復は本物なのか? という話題でもしようかとおもったら、複数の新聞で一面記事になっております。企業はリストラクチャリングが一通り終わって、成長が望めない局面でも利益が出せるようになってきています。僕の会社の顧客は製造業の会社なのですが、いままで間接部門にいた人たちが、部門縮小にあい、製造部門に移って働いている話はよく聞きます。辞めさせられた人々も苦しいのでしょうが、残った人々も労働強化で厳しそうです。
みなが厳しい局面に立たされながらも景気は回復していき、しかもデフレ局面での景気回復は人々に豊かさを感じさせないという、素人には不思議な話であります。
同僚二人は、今回の出張とは別件の仕事を、ホテルの一室でまだ続けています。もうすぐ3時だというのに・・・締め切りは朝8時のようであります。ITエンジニアに求められるのは、頭脳ではなく、体の頑丈さであります。
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