心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年01月27日(火) 少しだけ金銭について

お年玉付き年賀はがきの抽選はもうずいぶん前に発表されています。
確かめてみたところ、全部外れていました。
切手シート一枚もあたらないという、見事な外しっぷりです。
厄年の幕開けににふさわしい、低調な立ち上がりです。

ナンバーズのほかに、ミニロトにもロト6にも手を出してみましたが、もうすでに飽き始めています。だって当たんないんだもん。毎週毎週、千円ずつ摩っていくのは実にむなしく感じます。これじゃあタバコを毎日1箱吸っているのと変わらないではないか・・・。
乱数相手に戦ってみたところで、勝つ要素はなさそうです。
やっぱり、結果に偏りがあるギャンブルのほうが面白いのかなぁ。

独身時代に作った農協の口座を、もう使わないだろうと、母親が解約してくれました。何の金だか知りませんが、2万ほど現金で受け取りました。こうしたお金が僕の「ないしょ資金」となって、東京に行ったりとかのAA活動を賄っていてくれるわけです。
「お前もいろいろとお金がいるだろうから」

母は、自分が解決できなかった息子の問題を、AAが解決したので、あまりAAのことを好ましく思っていないようです。だが、母にとって最悪なことは、僕がまた飲んでしまうことなのは確かで、「ゴルフやパチンコで金とヒマを費やす人に比べれば」と、僕がAAに時間を費やしすぎるのを許してくれています。
ああ母上、申し訳ありません。あなたから頂いたお金のうち、もう千円は公共工事の資金として消えてしまいました。ごめんなさい。


2004年01月26日(月) ぐっすり寝る

妻がうつで朝起きられないと言い出したのが、先々週の金曜日でした。
僕はいつも寝るのが遅く、起きるのも朝8時半ということも多いので、事態に気付いたときには、すでに遅いのでありました。長女は小学校に大遅刻、次女は保育園をお休みということになりました。
翌週(つまり先週)月曜日は義母が朝から来てくれたので良かったのですが、「両親とも布団で寝ていて、子供が起きるわけ無いじゃないか」というお叱りを喰らう羽目になってしまいました。それは正論だと納得したので、翌日から僕も朝7時には起きることにして、長女をたたき起こし、着替えをさせ、時間がくれば家からたたき出してあげるということを始めました(食事は変わらず義母が面倒見てくれてます)。そして次女も起こして着替えさせ、一緒に食事をした後に、保育園まで送って行く日課が始まったのです。

その分、夜は早く寝るよう心がけていたのですが、いかんせん睡眠時間は6時間前後をいったりきたりでした。普段の睡眠不足は週末の朝寝で取り戻すのですが、「パパお腹すいた」という言葉を無視して寝ていられるほど神経も太くないわけです。
日曜日は朝早くから出かけたから、よせばいいのに、オークションで買ったMDデッキの動作確認をして、また夜更かしをしてしまいました。それでも月曜の朝は、「パパが送っていってくれるんだったら保育園行く」と普段行きたがらない次女との約束を果たすために、いつもどおりに起きたわけです。

この一週間の行動の中のどこに狂気が潜んでいたのか僕にはしかとは分からないのですが、ともかく言えることは、月曜の夕方には僕は疲労がたまりきっていたという事実です。AAミーティングをお休みして家に直行し、そのまま布団にもぐりこんで寝てしまいました。深夜に一度起きて、風呂と食事をすませ、そのまままた寝ました。
翌朝も7時に起きてみたのですが、ひさしぶりに妻が起きていたので、二度寝させてもらうことにしました。

ひさしぶりに12時間以上寝たので、頭がすっきりしています。
まあ年を取れば若い頃のように無理は利かないということですね。それに、睡眠時間を確保するためには、なにかを犠牲にしないといけないということ。朝ご飯もそろって食べたほうがいいのでしょうね。
反省点の多いところであります。


2004年01月25日(日) 穴居人

人間が狩猟生活を送っていたころ、男たちは集団で狩をしに出かけた(んだろうと思われる)。女たちは子供たちと一緒に棲家で男たちが狩から帰るのを待っていた(んだろうと思われる)。
男たちは棲家から遠く離れても、また戻れるように地理的な能力を身に着けた。だから地図を把握する能力は、現代でも男のほうが優れいてると考えられている(それが真実かどうかは別として)。
女たちは男たちが獲物を持って帰ってくるまで生き延びられるよう、体に脂肪を蓄える能力を獲得した(んだろうと思われる)。

さて、男たちが持って帰った獲物を分配する範囲が「家族」(部族)であった(のではなかろうか)。

なんでそんなことを考えたのかというと、今日の昼食に「一緒にメシを食おう」と誘われたことが原因です。仲良くやっていくかどうかは別にして、私たちは親しくやっていかなければならないわけです。そうでなければ、帯びた任務をこなすことができないわけです。
「親しくなるには、まず一緒に食事をするのが一番だ」というわけで、あまり食べられない人も、沢山食べる人も一緒に食事をしました。

食事をしながら、一緒にメシを食う・一緒に風呂に入り・一緒に寝るというのが、人と人が親しくなるには効率がいいんじゃないかという話をしたのです。でもそれって、AAメンバーの間では「ラウンドアップ」と呼ばれている行事ではないかという意見も出ました。

なんで食事をすると親しくなり、また逆に親しい人と食事をしたいと考えるのか、そんな原因をつらつらと考えていたら、穴居人たちの生活様式が思い浮かんだという次第です。


2004年01月24日(土) 土曜日

駅前までバスの切符を買いに行きました。車で行くと駐車料金がもったいないので徒歩です。
家のすぐ近くにソフトハウスがあり、「もしここに雇われたら、家と(携帯電話じゃなくて)コードレスホンで話せるよね」なんて冗談を言っていたのですが、更地になって駐車場に変わっていました。以前は不夜城だったのに、消えてなくなるところに時代の変化を感じます。
もっとも、ソフト業は極端な労働集約型産業なので、立派な建物や設備なんてものは不要です。ソフト屋の大きな建物を見るたびに「虚栄」という言葉が心に浮かぶものです(笹塚のとかね)。

週末の駅前は、化粧も服も気合が入った人が多いです。腕を組んで歩く二人組みも目立ちます。空の北半分は真っ白に輝く雪雲に占められているほど寒いのに、ミニスカートをはいている女性たちがいるのが信じられません。ただ、冬にミニをはくような人は、総じて足が細い。見せびらかしのようにも感じるけれど、事実足は細いのだから、これは「虚栄」とはちょっと違うな、などと考えながら歩いていました。普段着のまま出てきてしまった僕は、自分がなんとなく場違いに感じてしまいます。

宝くじ売り場で、ナンバーズ来週ぶんとロト6を買いました。ロト6は間違えて2週間分買ってしまったので、思案した挙句にミニロトも2週分買いました。ああ、このまま僕はギャンブラーになっていってしまうのでしょうか。PATも申し込んでしまったし。

2月の第3日曜が地域集会で東京。3月の第3はやはり東京。4月の第3は地元のオープンスピーカーズ。新潟に行くのは5月になりそうです。

明日も東京。週末の上京用にはJRの割引切符があることを発見しました。たまにはJRの指定席で往復してみようかな。千円少ししか違わないし。



2004年01月23日(金) ウィルス駆除

攻殻機動隊を最終話まで見たせいで、目は疲れ、頭が痛みます。

某国産アンチウィルスソフトのメーカーから年間契約の更新のお知らせが来ました。
複数台のPCを所有している人間にとってウィルス駆除のコストはバカにならないです。以前はウィルス駆除ソフトなんて入れてなかったのですが、最近では使うPCには全部入れてあります。人間いったん痛い目を見ると、防御策に出るものです(というか、痛い目に会わないと防御策を講じない)。4種類のソフトを使い分けているのですが、どれも一長一短。これがベストというものはありません。
昔はウィルスを作れる人間は、技術的にもスキルに優れた人であろうと予測され、その手腕を社会に役立つほうに使えばよっぽど貢献できるだろうとされていました。最近では、インターネット上にウィルス作成キットが公開されていたりして、少し気の利いた人間なら誰でもお手製の亜種ウィルスをばらまくことができるようになりました。

無料でもらったPOPメールアドレスがあり、これ幸いとばかりに「怪しげ」なところでメールアドレスが必要とされるときには、それを使っていました。おかげですっかり「汚れて」しまい、SPAMが一日に二十通ぐらいきます。そして週に何通かはウィルスつきのメールがやってきます。それでも無料のPOPメールというのは捨てがたいもので、今後も使うつもりでいます。
AA用のメールアドレスも以前はきれいなものでしたが、自分のホームページに掲載し、さらに他人様の掲示板でも書き込みしまくっていたら、すっかり汚れてきてしまいました。

Hotmailに迷惑メールフィルタリング処理が加わり、普通のメールよりよっぽど便利になったとも言えます。もっとも知らないうちに葬り去られたメールの中に、大事な用件が入っていないとも限らないんだけど。


2004年01月22日(木) ナンバーズ3

最近宝くじに凝っています。これも立派なギャンブルなんですね。
やっているのはナンバーズ3。3桁の数字を自分で選ぶやつです。
当選の確率は1/1000ということになります(ストレートという種類の場合)。一口200円で、ストレートの当選金は平均9万円。数字の並びが違っていても良いのが「ボックス」というタイプで、こちらは当選確率6/1000で、1万5千円。僕のやっているのはボックスで、しかも3つの数字のうち、ふたつを同じにしてしまう(例えば007とか)というパターンで、確率は3/1000、当選金平均3万円というというパターンを選択しています。

で、同僚と競い合って過去の当選データを解析し、なんとか数字の出目の「法則性」を見つけ出そうとしてみたのですが・・・・。結局結論は「数字はランダムに出て規則性は無い」という当たり前の結論に落ち着きました。だって回転する板に矢を放って、当たった数字を使ってるんだから規則性なんてあるわけ無いんですが、そこに「何かがあるかも」と思ってしまうところが技術屋らしいのかもしれません。

抽選は月・水・金の夕方の3回です。週末に3回分まとめて買っておいて(つまり600円)、翌週の月・水・金の夜にインターネットで当選番号を確認するのですが、当然外れています。
「ああ、3秒前までのあの高揚感、期待感はなんだったのだろう」
という虚しさに襲われながらも、来週も同じ番号で行くかどうか考え込むときの楽しさ?に浸ってみたりします。

ちなみに、当選した人のアンケートでは、数字を選んだ理由の第一位は「そのときのひらめき」、二位は誕生日、三位は車のナンバー、四位は電話番号だそうです。結果が乱数なんだから、それでいいんですよね。
ちなみにジャンボ宝くじの一等の当選確率は一千万分の1。毎週火曜と木曜に抽選しているロト6の一等は609万分の1。ロト6のほうが少し確率がいいです。

宝くじの場合、胴元が持っていく金が55%で、当選金還元率は45%だけです。競馬の場合、還元率は75%とかなり率が良いです。しかも宝くじと違って、確率分布に偏りがあるから予想の意味もあります。ギャンブルとしては、実は宝くじより競馬のほうが手堅いと言えるでしょう。
最も還元率が悪い(と言われている)のがパチンコです。ただ、ハマっている人に言わせると「自分はとんとんか少し勝っているぐらい」だというので苦笑してしまいます。機会的ギャンブラーからは「儲かることは滅多に無い。あれは暇つぶしである」と明快な答えが返ってきます。

だったら、やらなきゃいいのにと、思うのですが、それは自分のナンバーズ3にも言えることですか。


2004年01月21日(水) 大阪・マイ・フェイバリット

4月の24〜25日に大阪でAAの全国サービスフォーラムが開かれる予定です。
そこにわざわざ長野から行くべきかどうかとうことを悩んでいるわけです。
使う交通手段は車・電車・バスと3種類考えられますが、値段の点からバスの利用になるでしょう。こちらを朝7時に出て、新大阪に昼に到着。翌日は午後4時に出発して、こちらに9時半到着です。バス代が1万円あまり。さらに参加費と一泊食事つきで一万円。

仕事で枚方(まいかたではなくてひらかたなんだって)まで行ったことはあります。高速使って4時間半ぐらいかかりました。でも、大阪そのものへは、仕事でもプライベートでも行ったことが無いのです。
お好み焼きと食い倒れ人形と阪神タイガースの街、大阪。映画「ブラック・レイン」とか見ていると、あんまり行きたい気がしません。生まれも育ちも東京という友人が、会社の研修で1ヶ月大阪に行ったことがありますが、帰ってきて後に語った感想が
 「女子高生まで関西弁使ってるんだぜ、びっくりしちゃった」
というものでした。みんなの反応は「嘘をつくな」「話を作るな!」というものでしたが、真相はどうなのでしょう。真実は自分の耳で確かめる必要がありそうです。

お好み焼きともんじゃ焼きを比べると、お好み焼きの圧勝は確実です。それに、かつお+しょうゆダシよりも、こんぶ+塩ダシのほうが好きなんですよ僕は、うどんとかね。でも、どんぶりの底が見えないぐらい濃い汁のうどん・そばってものも捨てがたいです。悩むなぁ。大阪に行ったら、カップうどんとか買って帰ろうかな。

話がすっかり食べ物のほうへ行ってしまいました。結局は金があれば大阪へ行き、なければ東京へ行き、もっと無ければどこへも行かないというだけなんですけどね。

ゲシュタルトの祈りを追加しました。ちえぞう、ありがとう。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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