心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年07月05日(土) ジェット空港

午前中眼科。眼瞼下垂(まぶたが下がって、頭痛やだるさの原因となる病気)ではないかという僕の懸念は、医師の「あれはもっと年配の方のなる病気ですよ」の一言で一蹴されました。よりよく効く新しい目薬を処方されたのですが、値段も向上していました。

午後は子供とモルモットを連れて空港周辺の広大な公園へ。昔からある空港なのですが、あまり役に立っていません。東京へ飛行機で行くには近すぎるし、北海道や九州へはあまり用が無いのです。この公園もジェット化対応するときに、家をどかして作ったものです。もし飛行機が落ちたときに、そこに人が住んでいれば大問題だけれど、公園に来ていた人間が犠牲になっても「運が悪かった」で済んでしまうのかな。
着陸してすぐに飛び立っていったMD87は訓練飛行でしょうか。ここは山の中なので航路がひとつしかなく、空気が薄いので浮力が少なく、おまけに雲や霧が多いので離発着が難しい空港なのだとか。

モルモットはシロツメクサの草むらで過ごしていましたが、僕のほうが花粉アレルギーになってしまったので、2時間半ほどで退散しました。

夜は地区委員会。臨時の書記役を務めました。その文書をまとめてメールしないといけないのですが、面倒なんで先送りしています。すると細かな書き漏らした事項も忘れてしまうので困ってしまうのです。




2003年07月04日(金) セリフとサンセリフ

多少浮上してきた感じです。このまま、上昇気流に乗るのか、それともこれはうねりの上辺にすぎなくて、波と砕けてまた底に沈むのでしょうか? ま、こればっかりは自分の意思ではどうにもならない領域です。

WSM報告書の翻訳にようやく取りかかっております。僕の場合には、報告書をスキャナーで読み取りまして、OCRソフトにかけます。OCRソフトは99.xパーセントの読み取り率なんですが、つまるところ500字に1文字ぐらいは読み取りミス(誤字)があることを覚悟しないといけません(英文の場合ですよ)。これをなるべく訂正して、機械翻訳にかけます。一度でも機械翻訳を使ったことのある人はわかるでしょうが、出てくるのは意味不明の日本語です。でも、文章には文脈というのがありますから、そこをなんとなく理解して、あとはゴリゴリと自分で訳していくことになります。もちろん電子版の辞書も使います。楽ばっかりしているので、いつまでたっても上達しません。

いままで「心の家路」はサンセリフのフォントを指定していました。ちなみにセリフというのは、ひげ飾りのついた英字書体で、小説とかの本文に使われる字体です。サンセリフは飾りの無いゴツイ字体で、新聞の見出しや広告などに使われています。で、いままではArialを指定し、Arialフォントがない環境向けにsans-serifを指定していました。セリフの概念を日本語に当てはめるのはどうかと思いますが、セリフは明朝、サンセリフはゴチックでしょう。

更新は面倒だけど、フォントを変えて雰囲気だけ変えようとしたんですが、Internet Explorerの野郎がなかなか強情で変わってくれません。しかたないので、Tahomaフォントに変えてみました。
「読みにくいよ〜」という苦情があったらもとにもどそうかと思っていますが・・いかかですか?



2003年07月03日(木) 書く気力無し

最近結婚指輪を外しています。
別に特別な意味はありません。左手の小指の内側が炎症を起こしたせいです。かなり無理して指輪をはめ続けてきたことには、実は意味があるのです。最近でこそ顔が年齢に追いついてきてくれましたが、一時期は10歳も若く見られることも珍しくありませんでした。30代前半では大学生と言われることもしばしば。

若く見られるということは、男の仕事にとっては決して有利にばかりは働いてくれないのです。しかし、結婚していると判ると、年齢に関わらずちょっと信用が増してくれるのです。「若造」と思われていたものが、「若いくせに女房子供を養っているなら少しは認めてやろうじゃないか」という雰囲気に変わります(若くないけど)。独身の連中は身軽だからイザとなったら逃げ出せるけど、家族持ちにとって給料を持って帰るという責務は重いですから。

それと、本人の年齢を聞くのは男同士でも遠慮がありますが、家族持ちに子供の有無や子供の年齢を聞くのは、なぜかぶしつけな質問ではないこともあります。長い髪の毛を後ろ頭で縛って、迷彩服を着て、そんでもってジムニーに乗っているようなにいちゃんでも、妻子もちとわかると「なんだか頼もしげ」に見えたりして・・。

そんなことを、さりげなく(なのかこれ見よがしなのか)アピールしてくれるのが左手の薬指にある指輪です。だから、営業に行くときは無理してはめたりしています。男社会には、男同士の暗黙のルールがあって、経済社会のなかにあって収入を継続的に得るには、信条を犠牲にする必要があったりもします。悲しいね。

逆に「妻が病気」というのはかなりマイナス。だから「妻がアルコール依存症で、旦那の仕事に差し支える」というのもかなりのダメージだったりするのでしょう。もっとも、旦那がアル中で飲んでばかりで稼がないほうが、よっぽど直接的ですね。

(この原稿は以前に書いたものの、事情によりお蔵入りになったものですが、もったいないので使います)


2003年07月01日(火) すーぱーねむねむ

更新があると、一日のアクセス数が1.5倍ぐらいになります。
じゃあ、毎日更新すればいいじゃないか、と言われましても、毎日更新を目指しているのは日記(というか雑記)だけであります。

毎日眠さの中で過ごしています。朝は布団から自分を引っぺがすのに苦労します。午前中はぼぅっとしていて、果たして仕事しているのかどうか自分でもわかりません。お昼を食べると、これは病とは関係なく眠くなりまして、夕方になると一日の疲れで眠くなります。普段だったら、熱いお風呂に入れば眠気も取れるのですが、夜更かし組の僕ともあろうものが、正子を過ぎると眠くてたまらず寝てしまいます。にもかかわらず、朝のんびりおきても眠いのです。

うつの症状が悪いということで、医者に薬を増やされているので、それが原因ではないかと疑ってみたくなるのですが、じゃあ素人判断で「薬を止めるor減らす」ということをしてしまうと、さらに眠さ爆発意欲減退で行動不能になったりするのです。

ともかくこういう時には、嵐の過ぎるのを頭を低くして待つしかありません。


2003年06月30日(月) 6月も今日でおしまい

さて、6月も今日でおしまいです。
予告したとおり(したかな?)6月が誕生日の僕は、今月のどこかの時点で40才に到達したのです。10才になるときの10年は人生の全部で、20才になるまでの10年は人生の半分、30才だと3分の1で、40才だとわずか25%です。10年なんて短いわけですね。

時折「ホームページ作りの仕事をしているのですか?」と聞かれる事もあります。少なくともお金をもらってHTMLを書いたことは一回もありません。会社のホームページ作りからも逃げ回っています。僕にとってこれは完全な趣味(道楽)です。誰かのページを見たときに「あれ、これどうやって書いているんだろう?」と見ながら憶えてきただけで、それほど技量はありません。


2003年06月29日(日) TOEIC受験放棄

TOEICですが、結局(予想通り)受験放棄となりました。
日曜日に東京まで行こうとした場合には、できれば一週間前あたりに高速バスの予約を済ませなくてはいけません。TOEICテストは正午からなので、2日前の金曜日でも間に合ったでしょうが、逆にいうと実は金曜日にはTOEICは諦めていたというわけです。
もちろん当日特急電車に乗って移動するという手段も残されているし、体力的にはずっと楽なのですが、高速バスの値段が往復で6千円。JRだと1万4〜5千円ですから、この差は馬鹿になりません。すでに受験料として6千数百円支払っているのですが、それに重ねての出費と、現在の体力精神的状態を天秤にかけて、楽なほうを選んでしまいました。また、第4日曜日に地元で受けられるチャンスを狙うとしましょう。

ホームページのデザインを若干変え、NN4.xでの見栄えを改良しました。新しいブラウザを使っている人には関係ないでしょうけれど。それから、NN3.x以前/IE3.x以前でホームページでエラーが発生してしまう点にも対応しました。そんなことやっていないで「90の道具」の続きを書けというお叱りを受けそうですが、ひいらぎのコンディションが上向くまで、もうしばらくお待ちください。


2003年06月28日(土) 失せ物出るいろんなところ

この一月の間に失せ物が三つありました。

ひとつは時計。もうひとつは無線マウス。最後のひとつはZIPディスク(大容量のフロッピー)。
マウスは部屋の中にあるのは確かなのですが、有線のマウスと違って本体から辿っていくことができません。たぶんどこかに片付けてしまったのですが・・・探しても見つかりません。それでも、諦めた頃にひょっこり出てきました。
ZIPディスクはふだん持って歩いているものです。無くしても、中身はあちこちのパソコンにコピーしてあるので問題ないのですが、その中身が誰か他人の手に渡ってしまったら「かなり嫌だ」という心配があったのですが・・・諦めて新しいメディアを用意した頃に、ひょっこり出てきました。
最初に失せた時計は、いまだに見つかっていません。
しかたないので、諦めて買いに行きました。仕事柄ディジタル時計でないと困るのですが、最近は針式の時計が主流です。ディジタルだとカシオのGショックが数が多いのですが、あんな重くてごついものを腕にしていると疲れてしまいます。軽量かつフィット感良好というのは、アスリート向けのものしかありません。ナイキ・アディダスなどです。
前回はナイキのtimewareというブランドでしたが、今回はTIMEXの7千円ほどのものにしました。キーボードを打つときには時計は邪魔なので外しています。時計をしているのは家でも職場でもないところに居る時だけですね。
人と時計の関係は、異性との関係を象徴しているとか(エセ心理学ですな)。ずっと時計を身につけている人は、好きな人にずっとそばにいて欲しいタイプ。僕のように必要なときだけ身に付けるタイプは、望んだときにそばにいてくれればいいタイプ。なのだそうです。本当かなぁ。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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