心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年06月06日(金) 久しぶりのミーティング?

自分のバースディミーティングから約2週間、ミーティングに出られずにいました。
予定でいくと、このまま日曜日の病院メッセージまで仲間の顔を見ない予定でしたが、やっぱりミーティングに出たくなって高速に乗りました。着いてみたら、すでに今度のオープンスピーカーズの実行委員会になっており、皆が準備作業を進めていました。ミーティングじゃなかった。

手持ちブタさんだったので仲間と雑談していました。

アフターは、公民館のロビーで仲間と「引きこもりについて無策でいいのか」と「100%の成功体験を目指しての引きこもり」「必ずしも成功するとは限らない労働の価値について」などについて雑談。


2003年06月05日(木) ジョーニンリジカイ

常任理事会選挙の季節がやってまいりました。
といっても、実はこの時期に選挙しているなんて全然知らなかったのです。
何で知らなかったのか?

今回の選挙の場合、東日本圏(北海道・東北・中部北陸の3地域)から1名、全体サービスは関東甲信越地域から2名選ばれます。偏ってるじゃないかって? そうです。ヒトもモノも偏っているのが現在の日本のAAの姿ですから。

AAには「偉い人」はいませんが、リーダーは必要です。常任理事というのは、このリーダー役を4年背負ってくれる人です。常任理事にはいくつかの資質が必要であるとされています。安定したソブラエティ(日本の場合は7年以上)、ビジネスあるいは専門的な経歴(このビジネスとはAAのビジネスではなく一般社会の商行為)、リーダーシップ(一般にその人が尊敬されているかどうか)、AAの機構に対する理解(そこそこの理解力)、そして必須なのはたぶん「その職務に割ける時間」(どんなに適任であっても、忙しくてAAに時間が割けないヤツはダメ)。
もちろん、この資質を全部備えた人がいるはずもありません。現実の常任理事会の姿を見ていると、最低限必要な資質は「<ぼんくら>と言われ続けても、めげずに続けていける根気」のように思えます。あと、ボランティア活動ですから、時間を割くのと同時に、それなりのお金を割けないといけないのでしょう。

で、被選挙権を持っているのは「全体サービス経験者」すなわち評議員経験者ということです。2回の年次評議会への出席実績と、任期を全うした人に限られます。そして、選挙権を持っているのは、評議会構成者30人(現評議員+現常任理事+2名)。だから、選挙が一般のAAグループやメンバーの知らないところで済んでいるのはやむを得ないのかもしれません。

でも「顔の見えない常任理事」とか言われるのは、理事会の活動内容うんぬん以前に、立候補も選挙も人々の知らないところで行われているからではないでしょうか。
東日本圏にしても全体サービスにしても、立候補資格者は二十数名しかいません。しかも、常任理事の仕事はハードです。だから、ほとんどいつも信任投票になるのも仕方ないのかもしれません。しかも、2名の推薦者を得れば立候補できるというのを、これ以上複雑にするのは現実的でないのかもしれません。

でもやっぱり、(集会か委員会で)その地域のグループが直接選んだ「候補者」を選挙に送り込めるような仕組みにすれば、「私たちが選んだリーダー」として「顔が見える」のではないかと思うのです。


2003年06月04日(水) 日記

口では強がっていても、ほら体は正直じゃないか、へっへっへ。
一昔前の何かではなくてですね、何が言いたいかというと、「寝坊しました」。

口では「大丈夫です」とか言っておきながら、体は思うようには動いてくれません。疲れが抜けていません。朝8時に起きたはずなのですが、起きたら11時でした。その間3時間に携帯電話に仕事の用件やらで電話が入っていたようですが、ぜんぜん起きてません。

コーヒーを飲んでも目がさめないみたいで、コンビニでお弁当を買っても、支払いだけ済ませて店をでてしまいました。そのまま車に乗り込もうとしたところへ、店員さんがレンジで暖まった弁当を届けてくれました。

ひとつ仕事が片付いていないうちに、もう次の仕事の受注にかからないといけません。営業を終わって帰ってくれば、もはや気力も体力もエンプティ。見積もりのための積算をやっているうちに、午後7時半。ミーティングに行くのはもはや体力的に諦めているので、そのまま電気屋さんで『ハリーポッターと賢者の石』を買って帰宅。エヴァンゲリオンの第5話をLDで、くだんの映画をDVDで鑑賞。
以前に1万円弱で買って、しまいこまれていたDVDプレーヤーが活躍してくれています。


2003年06月03日(火) オンラインストアの憂鬱

昔(っていつだ?)に比べて、本の寿命はとっても短くなりました。

アマゾンや紀伊国屋のオンラインストアで、本を検索してみるとわかりますが、「版元品切れ」の多いこと。以前だったら5〜6年は新刊書として在庫があったものが、最近は2〜3年もてばいいほうです。それで、文庫版が出て、それが品切れになったら、はいお終いです。

『プロザック・コンプレックス』という本を見つけたのは、新聞社のデータベースを検索しているところでした。有料検索は契約を止めてあるのですが、無料検索でも結構いろいろな記事を出してくれます。1,500円以上ならアマゾンの送料が無料なんで「買っちゃえ」という決断を下しました。忘れていて、何年か経過してから思い出した頃には、もう遅いという事態は避けたいのです。

ついでにマイケル・J・フォックスの自伝『ラッキーマン』。それから、ついでのついでに小倉優子の最初の写真集も買ってしまいました(やっぱり写真集は中古はいやだし)。で、届く前に出張に行ってしまい、帰ってきたら他の郵便物の束に混じって詰まれていたというわけです。

おぐゆういいっすよ。でも「ゆうこりん」とか「ももか姫」とか名乗るのはやめて下さい(彼女は妄想世界のなかでは「こりん星」の「ももか姫」なのだそうです。ああ、なんか素敵にイカれてますね)。
周りの人には「○○さん(本名)の好きそうなタイプですね」と言われます。決して「いいトシして恥ずかしくないんですか?」とは言われません。アダルトのDVDを買うよりは、無駄遣い感が少ないし。アイドルというのは、絶対手に入らない虚像であるから良いのです。それをオフセット印刷に固着したものならなおさら(語ってる語ってる)。

腹の下から突き上げるような○欲というのは次第に失われつつあります。それは僕が聖人になったというわけじゃなくて、単に加齢が原因なのでしょう。僕の30代はもう数えるほどの日数しか残っていないわけです。
内心は「誰でもいいからお願いします」でありながら、外面は「そこまで飢えていないもん」と振舞わざるを得ず、欲望とプライドの間で煩悶としていた若き日々は、過去になりつつあります。きっと、女子高生と援助交際するなんて人は、お金とヒマと丈夫な欲望を抱えた人なんでしょう。

それでも男はいつまでたっても男ですから、完全に自由になるということはありません。でも、死に至る病人の仲間に入って、人生が本当の意味で「限りがある」ことを知ったときに、コントロール不能な世界の中で、自分を守るためだけのプライドには用が無いことも知らされたのです。
男であるという身もふたも無い事実から逃れられない以上、そして時間がどんどん過ぎていってしまう以上、すっぱい葡萄の論理はあまり役に立ちません。その行動の結果、後悔するかどうかは、たぶん神様が示してくれるでしょう(おぐゆうの写真集はすぐ後悔しそうだけど)。

出版事情を憂えるはずが、また男という病気の話になってしまいました。

土日出張ぶんは代休を取るようにという指示が下りました。ヒマじゃないけど来週は1日だけ休みをもらいます。



2003年06月02日(月) やれやれ

案の定、一週間延びました。焼け石に水ですが・・・。
今回ばかりはトシを感じさるを得ませんでした。現場で立っていても寝てしまい、
「そのまま転んで怪我でもされると、ウチの責任になっちゃいますから」
と言われ、車の中で仮眠しました(暑かったです)。タイワニーズがどやどやとやってきたのですが、日本人を含めて全員がマスクをする羽目になったのは笑っちゃいました。彼らは定期的に体温を測っています。やっぱり日本人感染者第一号とかを出してしまうと、ろくでもない騒ぎになるのでしょうから、皆が神経を使っているようです。
それから予定が延びました。いまさら延びてもらってもうれしくないです。だって、今までのスケジュールにあわせて仕事してきたのですから。ともかく、自分のぶんは、今夜か明日に終わる予定です。来週もう一回来るかもしれませんが、とりあえず明日帰ります。
持ってきた下着が終わっちゃったので、コインラウンドリーで洗濯しました(面倒なので洗剤はなし)。仕事はひどかったですが、ホテルは悪くなかったです。
そういえば、やっぱり遅れ一日につき10万円のペナルティ(遅延損害金)を支払う契約だったそうです。そんなリスキーな契約にサインするほうもバカだと思いますが、それを黙っていて人に打ち明けないところは、さすが「関東者」だと思います。これが大阪の人だったりすると、「おはずかしい話なんですが、ひとつ協力をお願いしますよ」と頭のひとつも下げてきたりするものです。そういうぶっちゃけた話をしてもらうと、そこは「次の仕事もある間柄」ですから、無碍なことは言って感情を悪くするわけにもいきません。無理が通っちゃう。
やっぱり商売というものは上方の人が一枚上手ですね。


2003年06月01日(日) 実世界の理屈

やれやれ、もう6月ではないですか。
しかもまだ帰れないし・・・。
夜中にAAを離れてしまった仲間から電話。
実はこういう人と話し合っても、あまり得るものは少ないものです。
それは、僕が人生の大半をすごしている実世間の理屈の話だからです。
憎しみには無視で、請願には無理解で、怒りには言い訳で・・・。
しぶしぶ愛情を与えるときには、お金か物をすこしだけ。
時間と愛情なんて、人に与えるものじゃなし。
でも、おかげでAAのことで忘れていた用件をひとつ思い出しました。
まだ、帰れません。火曜の予定。


2003年05月29日(木) 睡眠も仕事のうち

現場に着いてみたら、けっこう穏やかな雰囲気でした。
もちろん修羅場は修羅場です。でも、皆がこめかみに青筋たててがんばっているという雰囲気でもありません。さすがに、現実的に目標達成が不可能だということが、暗黙の周知事項になっていて、極端な無理をしている人もいなさそうです。
(それは、そこらへんで魚河岸のマグロのように伸びている人がいないという意味です)

12時にはあがっていいよ、と言われたので、夜半すぎにホテルに移動しました。風呂に入って、今日4度目のご飯をたべたら猛烈に眠くなってきたので、もう寝ます。
睡眠も仕事のうち。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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