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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年03月30日(日) 日曜集会に行ってきました 順当に行けば、群馬のオープンスピーカーズに参加するのが当然なんでしょうが、まあ担当地区(つまり地元長野だ)でイベントがあるので、そちらに行かせてもらいました。
体を休ませてもらったというのが正直なところです。といっても、全国で(たぶん)一番(面積が)大きいAA地区である長野の、一番南に集まるのですから、みなさんお疲れさまでした。逆に毎回この距離を越えて、委員会まで来てくれているんですね。ありがとう。
それから、名古屋の仲間の話も聞くことができました。名前と顔は一回では覚えられませんが話の中身はたぶん覚えているでしょう。
なんだか作業がたまっています。ひさしぶりにToDoのリストを作ったら、なんだか長くなってしまいました。大崎ビッグブックラウンドアップに無理やり割り込ませてもらおうと考えていたのですが、どうやら田植えと重なってしまいそうです。もはや、パートタイム農夫ですらなく「手伝い」の身に成り下がっているとは言え、農業は大切な僕の副業です。それでも種まきはカンベンしてもらうことにしました。
5月は鬼怒川に行くのと、地元のことだけが自分のプログラムになるのかな。
最近、日記の文章の質が落ちているな、と自分でも感じています。もともと、質を高く保とうなんて考えてはいませんし、10分か15分で書き散らしている文章にすぎません。
それでも雑なのは良くないのでしょうか。それとも、雑になっても毎日続けることに意味があるのでしょうか。
2003年03月29日(土) どちらも日常 妻が朝「起きられない」と言ったのが、正月あけしばらくしてからでした。
「ああ、またですか」というわけで、ジジババに子供達を預けまして、夫婦二人の生活が始まりました。といっても、当時僕は連日出張で、土日は帰って寝ているだけという生活でしたので、妻が寝込んでいる実感を持ったのは2月になってからでした。
4月からは子供が小学校に行くので、「このままじゃ困るねぇ」と話し合っていたのですが、だからといって目標を定めてなんとかなる病気でもありません。朝ご飯と昼食をコンビニで買って済ませるので、その負担が大きかったかな。
今年の冬は例年より寒くて、雪も多いから、冬季性のうつも混じっているかもしれない。だから、春になればなんとかなるんでは、などと気楽な話をしていました。
そのうち土日だけ子供達が泊まりに来るようになり、やっと最近になって元の生活が戻ってきたという感じです。その間およそ2ヶ月半でしたか。
良い状態=ふつう、症状が出ている=悪い、と捉えてしまうと苦しくなります。
悪いときがあるのが「ふつう」。逆に調子の良いときはトバしすぎに注意しないと反動がおそろしいです。というか、調子の良いのが普通だと思い込んで、「なんで自分はあの時のように、今がんばれないんだろう」と思っちゃうのがうつの人なのかも。
先に寝込んだ者勝ち、という夫婦ですので、「これでやっと俺も寝込める」という感想であります。
またマッサージに行ってきました。心の疲れが体に出る心身症とか仮面うつ病とかがありますが、体の疲れが心に出るという当然のことを忘れがちでした。
毎日7時間寝ていれば疲れすぎることもないのでしょうが、なぜか生き急いでいる自分を発見するのでした(と言いつつまた夜更かし)。
2003年03月28日(金) 酒の出る席 つい先日に人員整理されてしまった人々の送別会に行ってきました。なんだか、ちょっとおしゃれなところでした。
若い女性とデートするには、こんな場所も必要なんでしょうが、中年の坂を転がり落ちている自分には関係ないことであります(と遠くを見る)。
最初の一年間は、酒の出る席はなるべく避けていました。
ミーティング帰りにコンビニに立ち寄るときも、酒を置いていないコンビニを選んだものです。
それぐらい自分に自信がなかったというか、自信のない自分に正直になれたってことでしょうか。
葬式やら法事の席でも、女性陣(つまりおばさんたち)に混じっていました。
今となっては平気な顔をして酒席に混じっています。
昔を知る人に「あんたは飲んだらいけない」などと余計なことを言われても、善意の忠言と思ってありがたく受け止めております。無理に冒険をする必要はないのですが、「必要があれば」酒の出る席に出るのをためらう理由は特にないと思います。もしそれができないと言うなら、その人の「霊的な状態に問題がある」という説を僕は信じています。
もちろん酒を目の前にすれば、それを飲む誘惑に駆られる自分もいます。
だからと言って、飲まないためだけに酒から逃げ回っていては、社会的責任を果たすことができなくなります。だから、最低限飲まないでいられるだけのコンディションを整えるために、ステップワークをする必要が僕にはあるのです。
逆にいうと、もし僕がいつか飲んでしまったなら、それは単にステップワークが足りなかったということに帰結するわけです。恐ろしいほど単純な理屈です。
Keep It Simple。
2003年03月27日(木) 今日おくったよーん>たまちゃん 今日あった人は、「今が人生で一番素晴らしいと、いつも信じている」とおっしゃいました。
どんな苦難でも、乗り越えられるだけの力が自分にはあると、無条件に信じられるとか。
ああ、うらやましい。そういう考え方でありたいです。
アルコホーリック全般に、という一般化をしないで、自分自身だけに焦点をしぼってみると・・・
どこかで「先行きの不安」とかを抱え、「生きづらさ」を感じて「もっと楽になりたい」「もっと良い人生があるはず」という思いを押しつぶしながら生きています。
その「毎日毎日つらいなー」という気持ちに、巧妙にアルコールが忍び寄ってくるわけです。ところが、アルコールは「辛さ」を増幅する薬のようで、より生き辛くなってしまうのです。
「幸せと辛いって字が似ているし」と言われると、妙に納得したりして。
別のアルコホーリックとそんな話を分かち合っていると、妙に共感を得たりして、やっぱり仲間だなぁと感心したりしたものでした。
ともかく、眼科の検査を理由に休みをもらって、ついでに(?)消費税の計算方法を変更しに行ってまいりました。魔法の呪文で召喚されると抗うわけにはいきません。
「無給の座敷童で来てるのに、いろいろ細かい注文つけやがって」とか考え、ふと悪い予感がしていたのですが、最後に封筒と領収書用紙を渡されてしまいました。
それは交通費と参考書代を差し引いても余る額でありました。お金を貰ってしまって困るのは、
・作業に業務責任が発生してしまい、サポートや次の作業が断れない。
・長野県座敷童労働組合に参加できない。
ということです。まあ、無料でも召喚されれば行くハメになるんだから、まいっか。
2003年03月26日(水) 煩悩全開 昨日に続いて、市内で一番大きな書店でファイルメーカーのリファレンス本を買いました。
ついでに毎週読んでいる少年サンデーを買ってきました。マンガ雑誌の購読年齢層って高そうです。サンデーとかマガジンとか、読者の平均年齢を取ったら20歳を越えてるんじゃないですか? 僕も少年サンデーを定期的に読み始めたのが18の頃で、以後ずっと読んでいます。以前はもっといろんなマンガ雑誌を読んでいたのですが、経済的理由と言うより「ちり紙交換が来なくなって、資源物の日に出すのも面倒」という理由で絞り込みました。
あと読んでいる時間がないという淋しい理由もあります。
少女マンガも読まなくなりました。だいたい、リアルタイムに(という言葉も変だけど)少女マンガを読んでいるティーンエイジャーがどれくらい存在するものなのでしょうか?
サンデーを読んでみると、「話が飛んでいる」。つまり、先週に買い忘れたというわけです。
「ああ、このストーリィの展開は・・・先週いったいどんなドラマがあったのやら」
そういう悔しい思いをしないように、常日頃から気を配ってきたはずなのに・・・。
それだけ先週の水曜は気持ちが舞い上がっていたというわけですね。
ファイルメーカーの評価版をインストールしようと、ノートPCを起動したら、ウィルス駆除ソフトが自動アップデートを勝手にやって、サービスの再起動に失敗して果てました。
安かろう悪かろうですな。
2003年03月25日(火) 立ち止まらなければ大丈夫かな? 季節の変わり目だからという理由を付けたくはないのですが、全般的に調子は悪いです。今日も雨で、一雨ごとに暖かくなっていきます。まだ駐車場に雪は残っていますけれど。
このところは最短でも6時間、なるべく7時間半ぐらいは寝るようにしているのですが、昼間はなかなか仕事になりません。
無理に仕事をする必要もないので、Perl言語の勉強をしていました。なかなかこの言語は楽しいですね。生まれて始めて書いたPerlのプログラムは携帯電話のメールを仕分けするソフトでした。
そのうち皆様のブラウザにクッキーを仕込む日がくるかもしれません。
来客が来る予定なので待っていたのですが、「来ない」という連絡があったのが夕6時半でした。調子が悪いときには、少々無理してでもミーティングに行くという選択肢もあるのですが、さすがに遅すぎです。市内で(たぶん)一番大きな本屋に寄りました。
Perlは屋上屋を架したような言語なので、解説書の類も妙に分厚くて何千円もしたりします。
Keep It Simpleが良いのに、物事を複雑にすることが好きな人たちが多いものです。
そういえば、http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/column/fl/reg111/01.html などという記事を知りました。表では2万数千円でガラクタを売りつけ、裏では株でごっそりもうけるという巧妙な手段でしょうか。
ステップ2は「諦めに似ている」と言った仲間がいました。
欲望願望を手放せば楽になれるのは判っているのです。でも、手放せないときは、求めてもがいてみるしか方法を知りません。そして与えられなくて、無力を知るわけです。
その過程を承知していながら、求めること自体をやめることができません。手放せない、進歩のない、そんな自分が結構好きだったりもします。
そうやってずっともがきながら生きていくのでしょう。たまには寝込みながら。
立ち止まらなければ、きっと少しづつは進歩するかもしれないから。
2003年03月24日(月) 雑然とした日々 二つ目のホームグループにおける、最後のミーティングが終わりました。
これでこのグループを離れることになります。
来月10日に新しいグループの最初のミーティングが行われるまで、ホームレスという状態です。
わくわく、どきどきします。「誰も来なかったらどうしよう」
AAのサービスに関するメーリングリストを始めようというアイデアを暖めています。
委員会などで議論が白熱している様子を見ると、そんなMLを作ったら毎日がフレームの嵐でトラフィックが一日に100通とかになりそうな気もしますが、現実にはサービスに関与している人間は現実世界で忙しくて、メールなんぞ書いているヒマもなしという現状でしょうか。
僕も特にサービスに忙しくはないのですが、少なくとも「心の家路」の更新をする余裕がなかなかありません(その証拠に更新がリンクばっかだし)。
道具90も先を続けたいし、個人の体験談も増やしたいです。
アノニミティについての文章も、もう数ヶ月もいじり回しています。
文章を書くことで自分の考えをまとめている僕にとって、このウェブサイトは生活の基点のひとつでもあります。それが更新されていないと言うことは、実は生活のいろいろな点がおざなりになっているということでもあります。(あれ「おざなり」だっけ、「なおざり」だっけ)。
うつっぽいと言うより、今は単に疲れているという感じです。
温泉にでも行ってゆっくり休みたい。でも、ひとりじゃ寂しいし、家族とじゃ煩いし、仲間とじゃ休めないし・・・頭の中煩悩全開中(まだ30代の男性だって事を忘れてもらっちゃ困りますな)。
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