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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年01月17日(金) もうすぐ出張終わり うまくすれば、出張も来週限りで終わってくれる手はずとなりました。
2月にかからないように、できれば1月前半で終わってくれるようにがんばったのですが、なかなか思い通りにはなってくれないものです。
茨城県の会場に寄るつもりではいたのですが、機会は訪れませんでした。一度、夕方7時にあがれるチャンスがあったので、遅れても顔を出そうと思っていたのですが、マーフィーの法則にしたがって、夕方にトラブルが発生し、ホテルに着いたのは深夜になっていました。 来週はどうなることやら。もちろん、いつもこんなに大変だったら別の仕事を探すのでしょうが、時期が過ぎれば、結構自由な時間が作れるのがこの仕事の魅力なのです。
2003年01月14日(火) 科学がそれを ちなみに、歯槽膿漏には電動歯ブラシでの歯磨きがなかなか有効です。
ただ、症状が重いときは、血がたくさん出るのでやめましょう。ガラスポットは受け取っていただけました。
列車の中で、反対側に座った商社マンとおもわしき一団ですが、乗り込むと同時に日本酒を飲み始めました。話題は、その中の一人が新年会で記憶をなくすまで飲んで騒いだ顛末。そんな話を二時間もできる人たちの話題の乏しさはともかくとして、ご本人にはちょっと同情してしまいました。
(それはブラックアウトと言うんだよ)
そう思いながら、昨夜の睡眠不足がたたって僕はいねむりを続けていました。呑み助の一団は、声もうるさいし、タバコも量が多いので隣接すると閉口します。
ご本人が、しきりに「俺は酒を止めなきゃなぁ」と言いながら、次の一杯を注ぐのを感じ取りながら、ひょっとすると彼も僕らと同じ道の端緒についたのかもしれないし、そうでないのかもしれないなと考えていました。
この世の中からアルコール依存症が消えてなくなることは、文字通り「科学がそれを成し遂げるまで」ないのだろうなと思いました。
2003年01月13日(月) 息が臭いおじさんなのだ 妻から「最近、時々息が臭い」と言われました。
出張が多いから、食生活が乱れていることも原因でしょう、それに歯磨きも完璧じゃないし。AAのイベントで泊まるときに、よく仲間から「ひいらぎの摂食障害」とからかわれるんですが、僕は、寝る前に何か食べないと眠れません。 摂食障害の人の「寝る前にお腹がすいて眠れない」という話を聞くとどきどきしたり、新聞の記事で「眠くてお腹がすいていたら、まず寝てからおきて食事をするのが普通だろう」なんて書いてあるのを見ると、不安なのです。
まあ、ともかく寝る前に、カップラーメンとか、夕食の残りご飯のおにぎりとか、トーストとかなんでもいいので、軽食を食べないと、落ち着いて眠れないのです。(どうせ後でもう一回食べるんだから)と夕食後の歯磨きをしないというのも、歯と歯槽膿漏には良くないのでしょう。
それに、夜食を食べて、歯磨きをした後に、また何か食べたりすることもたまにありますし、ジュースを飲んでも、もう一回歯磨きするのが面倒なので、そのまま寝てしまったりします。そんなことを続けていると、歯茎がぶよぶよしだして、「口が臭い」と言われるはめになるわけです。
だいたい僕は、お腹がすくと大層機嫌が悪く「子供のよう」だとからかわれます。「話せばわかる男」ではなく、何か食わせて話をすれば納得する「食えばわかる男」とも呼ばれます。もし大地震とかが来て、避難所でおにぎりひとつで過ごすことになったら、やだなぁ。
2003年01月12日(日) コンペンセーションとアメンズ こちらのサイト http://www.h5.dion.ne.jp/~nekonote/ のリンク集に入れていただきました。
DVとかは専門外(お前は何かの専門家なのか?)なので、見たことの無いリンク先がたくさんありました。
昼から市内のガラス食器屋さんに出かけました。 でも、「飴市」をやっていたので、到達できずしかたなく安曇野のガラス器ショップへ行くことにしました。実は昨年の9月に仕事がとても忙しかったことがあり、会社で(たぶんほとんど徹夜明けだったと思うけど)仕事をしていたとき、日曜日に社長夫妻が差し入れをしてくれました。そのときに「元気の出るお茶」という、あまり飲みたくないシロモノも差し入れられてしまったのですが、それが入っていたのが、総ガラス製のティーポットだったのです。
軽率にも僕はそれを壊してしまいました。 (疲れてたんだよと自分に言い訳)。ただ謝るしかありませんでしたが・・・。奥さんは「使うのこれで3回目なのに」とショックな様子でしたが、その場は笑って許してくれました。 何とかしなくてはと思いながらも、茶漉しまでガラスでできていて、でかいティーポットなどなかなか見つけている暇もなく日々は過ぎていってしまいました。
仕事で compensation という言葉が出てくると、僕らの業界では計測数値の補正という意味ですが、辞書の言葉は「埋め合わせをする」「補償をする」となっています。ステップ8・9の amends というのと同じ日本語があてられているので、どうしてもこの一件を含めていろいろなことを思い出してしまうのです。
この件も何とかしなくちゃと思いながらも年を越してしまいました。結局安曇野でも、「大きくて繊細で全部ガラス」という条件を満たすものはなかったのですが、ともかくせいいっぱいのものを買って包んできました。
相手がどう思うかはわかりませんが、これが僕の気持ちですと言って差し出すことが、今の自分にできる精一杯の限界なのです。
2003年01月11日(土) 寒いよう、ほんとに寒いよう 日周変動の激しいうつ病患者にとって、夜は気楽な時間帯です。
「夜明けが来なければいいのにねぇ」
という妻の言葉を、ぼくも共感を持ってうなずくことができます。
ミーティング中にふと思い出したのですが、妻は結婚する前に病気のことを教えてくれていたはずです。 僕が精神病院に入院する前は、ふたりで(僕は酒で、彼女はうつで)寝込んでいた時期もあったはず。 僕が退院してきたときに、彼女は安定剤を飲んでいました。ところがすぐ後に妊娠がわかって、胎児にその影響がでないかずいぶん心配したものです。妊娠したから薬も止めました。 生まれた子供の体重が少なくて、冬にずいぶん心配したものです。妊娠・出産に加え、僕の病気の不安定さもあって、彼女は「うつになんかなっていられない」時期が続きました。 少し楽になったころに病気が再発したのに、治療は中断。二人目の妊娠・授乳中は病気は軽くて、言葉をしゃべりだしたころから、こんどは本格的に病んでいるというわけです。
「うちはだんなが理解してくれて、文句を言わないから、その点は助かるわ」と言われているのですが、僕の病気もあって自由にうつにもなれない時期を作ってしまったことを申し訳なく思っているということが本当のところです。
やりたいときだけ夫婦をやってるママゴト夫婦だという気もします。時々朝まで話し込んでいるのも、ちょっとふつうと違うのかも。
2003年01月10日(金) やれやれ、やっと信州に帰ってきました。 下の子供を保育園に入れてもらうために、書類を提出しないといけないのですが、妻は病気もあって最近働いていないので、勤務先(になっているところ)に就労証明をお願いしたところ、遠まわしに断られてしまったとの事でした。証明書との取引材料として、扱っているサービスの購入を求められたそうですが、そこは「金の亡者」の妻のことですから、断ったそうです。
妻が金にうるさい背景には僕の病気があって、「ひょっとするとまた病院に3ヶ月入院するかも」という不安がゼロにならない以上、宝くじにでもあたらない限り、彼女の金銭的不安も消えないのでしょう。
あたっても消えないのかな。
しかたないので、通院している医師を尋ね、治療証明をもらうことにしたそうですが、うつ状態の彼女には負担が重すぎたらしく、クリニックにつくと同時にパニック発作で倒れてしまったそうです。 書類だけのつもりが、診察にもなり、また帰りはタクシーになってしまって結局出費はどっちが安かったのかわかりません。でも、状態が一気に悪くなったのは確かです。
出張から帰ると、やっと夜になって調子が良くなってきた彼女が、そんな報告をしてくれました。子供たちはジジババのところに預けられています。こんな時に思うのは、「ムコに来てよかったな」ということです。もし僕がヨメさんに迎えて、母と一緒に暮らしていたら、きっとやっかいな嫁姑問題の仲裁にはいったりせにゃならんのでしょうが、正直僕には手に余りますね。
2003年01月08日(水) 慣れ ソブラエティ一年目は、お酒がとても怖かった。
ミーティング帰りにコンビニに立ち寄るのも、お酒を置いていないコンビニを探して入っていたものです。 知らないコンビニに入って、ジュースを選んでいると、隣がビールの棚だったりしてびっくりしたものです。
葬式も怖かったです。 宴会に行くのも、どうやって乗り越えるか気に病んだものです。
今は「正当な理由があれば」どこだって行きます。 まあ、なくても行きますけど。
家に酒が置いてあることもあるし、棚の上には純度99パーセントのエチルアルコールのビンも乗っています。時おり酒のコップを目の前にして思うのは、「これを飲んだらまた人生だめになるんだろうぁな」という感慨です。いつだって問題は自分の側にあって、酒が問題ではなかったということでしょう。
AAの約束どおり、酒は遠ざかりました。しかし、タバコは吸いたいです。それほど強い欲求ではないですが、こちらはなかなか精神的依存が消えてくれません。 ヘビースモーカーだったので、けっしてタバコの匂いは嫌いではありません。 止めたのは健康上の理由じゃなくて、金銭がもったいないからです。
不思議なことに世間は、お酒よりもタバコを止められたことをほめてくれます。それだけ「止められない」ことが周知されていることだからでしょう。お酒も「止められない」ことが周知されるといいのにね。
え? おまえももっと努力しろ? いや、まだ自分の回復が手一杯でしてね。
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