心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2002年06月15日(土) ニックネーム

僕のニックネームは「柊」です。
AAに来てから考えだしたわけじゃなくて、それ以前から僕が使っていたものです。もちろん現実にそんなニックネームを使っていたわけじゃありません。パソコン通信時代に使っていたハンドルネームが、他の人と重複を起こすことが多い名前で、勘違いされて困ったので、新しいハンドルネームを考える必要がありました。
昔も今も、人々はさして深く考えずに仮想空間用の名前を決めます。
例えば、「megaten」という名の人に、由来を聞いたところ、考えているときに、「目の前に『女神転生』というゲームがあったから」だそうです。
僕も、なんとなく本棚を眺めました。当時も今も、僕の本棚のある領域は少女マンガが占めています。酒井美羽・日渡早紀という二人のマンガの登場人物に、それぞれ柊という名前がありました。英文字で5〜8文字ぐらい、という条件を満たしていましたので、即採用することにして、その日から仮想空間内で、僕は hiiragi となったわけです。

本名が使えない文章を書くときにも、柊という筆名を使いました。AAに来て、「なんかニックネームをつけたほうがいいな」と提案されたとき、じゃあ「柊」と何も考えずに決めました。
ヒイラギは植物の名前でもあり、魚の名前でもあります。ちなみに、Webページの左上に出てくる葉っぱは、ヒイラギではなくて、一年草の夏草の葉をイメージスキャナーでスキャンしたデータを貰ったものです。
ずきずき痛むことを「ひいらぐ」と言ったりするそうです。



2002年06月12日(水) ステップは踏むもの?

ステップは踏むものなのか・・・、「踏んでどうする」という仲間の言葉も聞きました。
なぜ「ステップを踏む」という表現になるかというと、ビッグブックの第5章の12のステップの前に、「ここに私たちの踏んできたステップがある」という文があるからでしょうね。

Here are the steps we took.

take かぁ。難しいなぁ。「取り入れる」「利用する」「(人の意見などを)聞き入れる」「(忠告に)従う」「取って利用する」・・・・。「私たちの使ってきたステップ」というのも違うなぁ。

しっくりした言葉は出てきません。 旧訳が「踏んできた」だったから、やっぱりそれを使うのが最も無難な道なんでしょうね。日本語としての語呂も悪くないし。take には、「道を選ぶ」という意味もあると、辞書にあります。「踏んできた」のも悪い訳ではありませんね。でも、僕のつたない英語力だと、(前向きな意思で選び取り、使ってきた)というニュアンスを感じるんです。 本当に原文にそんなニュアンスがあるのかどうか、分かりません。でも、「単語ひとつとっても、どんな日本語にするか数日悩むことがある」という仲間の言葉にもうなずけるというものです。

ソブラエティは「断酒」とも違うし、アルコホリズムも、アルコール依存症やアルコール症とも違う。翻訳という試行錯誤は今後もず〜っと続いていくんでしょうね。



2002年06月09日(日) つっかれったよ〜〜〜ん

さすがに今夜の僕は、自分がマイノリティであることを認めなければいけません。日本が勝利する瞬間もメールを書いていました。勝ったのはうれしいけど、やはり「ドーハの悲劇」の心の傷が癒えるためには一勝じゃなくて、「決勝トーナメント進出」だよね、と同僚と話した次第です。

冗談はともかく・・・・、病院メッセージに行ってきました。今月になって、久しぶりに(ほんとに久しぶりに)顔を出すようになった仲間と、その病院を退院して、半年ほどの仲間と一緒でした。なんだか、普段ひとりとかで行くよりも疲れました。
昔、他のアディクションの人に、「アルコールの人は、『次の人』が病院にいるから、羨ましい」と言われました。 僕は、数ある依存対象の中から「運良く」アルコールへの依存となり、「ラッキーなことに」そこにAAがあった、だから今の自分がある。そのことを認めるのが、ちょっと悔しいのです。
「運が良かったから回復した」 そうなのかもしれない。 だから、次も「運良く助かるとは限らない」、だから「今回のソブラエティを大切にしよう」そう思ったりします。



2002年06月06日(木) やっぱ病気じゃない人はすごいや

「仲間が飲んでしまった」という事態には、なんとなく「馴れて」きてしまったのでしょうか、それほどショックを受けることはなくなりました。飲んでしまうのは、やっぱり何かが足りなかったせいでしょうし、もし僕がのんだら、「やっぱり何かが足りなかった」ということなのでしょう。というか、足りないのが常で、だからミーティングに行くのかな。
それはともかく、ソブラエティを保っているにも関わらず、他の病気に罹っている仲間を見たり、その状態を伝聞で聞いたりすると、胸がぎゅうっと苦しくなるのです。そのお見舞いにも行けないのが今の自分です。

「そのうち、あんたも動けなくなる時期がくるからね」

フットワークの重くなったスポンサーに、辛らつな言葉を並べた挙句に、貰った言葉がこれです。ここまで見透かされていると、脱帽というか何と言うか。

「神様は、年々ハードルを高くしてくるからね」「は〜い」

スピリチュアルに病気で無い人は、この状態をしらふで乗り切っていけるんだよね。すごいよね。



2002年06月04日(火) ワールドカップ

結局ワールドカップは観戦しませんでした。 ドローですか。
「たったひとつの冴えないやりかた」のタイトル画像が表示されなくなってしまいました。いままで外部からの画像の参照を許してくれた JANIS も、ついにそれを禁止してしまったってわけですね。「さるさる日記」ぐらいお金を払おうとも思っているのですが、払ってもタイトル画像も置かせてもらえないんじゃねぇ・・・、と考えてしまうのです。ともかく、タイトルは文字に戻しました。
ちなみにこれは「自分の日記サイト」ですが、IEの「制限つきサイト」(つまりセキュリティの面で信用できないサイト)に入れてあります。IEの場合、ツール(T)メニューから、インターネット オプション(O)...を選び、ダイアログの中から「セキュリティ」タブを選び、「制限つきサイト」のアイコンを選択してから、「サイト(S)...」ボタンを押します。
www2.diary.ne.jp と入力して、追加(A)ボタンを押して、OK。OK。
何が起こるかは・・・



2002年06月03日(月) 頭が痛くて吐きっぽい

うーむ。体調が悪いです。
土曜日は早起きする必要があったのに、金曜の晩も結果的にはいつもどおりの夜更かしとなってしまいました。土曜の朝起きたときには、疲れは取れておらず、お腹は空き、そんな状態に腹を立てていました。 たぶん、仲間に「一緒に山梨へ行こう」という約束をしていなかったら、「体調が悪いから休み」という決定を下していたかもしれません。疲れたけれど、行っただけの価値はありました。 たしかに、車のハンドルを握っていたのは僕ですが、別の意味では、彼につれていかれたとも言えます。

土曜の晩も、早く寝ればいいのに、効率が悪いのにいろいろ片付けようとして、夜更かししてしまいました。日曜日は昼まで寝た挙句、外出から帰ったらまた寝たのですが、NOVAのレッスンがあるので、夕方からまた起きて活動しました。さすがに月曜の朝起きたときには、「これは車を運転しないほうがいいな」という判断を下さざるを得ませんでした。それでも、「AAのイベントに行ったせいで、仕事休んだ」とは言われたくないんで、午後に目を覚ましたんで、会社には顔を出しました。 誰が悪いわけでもなく、自分の自己管理のふがいなさ
の問題です。

でも、山梨には行って良かったです。 スピーカーの話には、自分の過去の忘れていたひとコマを思い出させてくれるきっかけをもらいましたし、全体サービスの関係では、いろいろと提案ももらいましたし。
しかし・・・、もはや若くはないなぁ。


2002年05月30日(木) 運の良い一日

なんだかよく解らないけれど、素晴らしく運の良い一日でした。
朝起きたときには、午前中の意味の無いセールスの来訪への応対、そして午後に来るであろう「良い結果以外の解答は聞きたくない」顧客を失望させるレポートと、沈痛な打開策の模索会議が続くんじゃないかと予想していました。おまけに、夜の病院でのミーティングは収集が付かない状態になって・・・・。ま、ウツの人間の朝の頭の中はこんなものです。
出社してみて、午後の来客の担当者が病欠したので、変わりに会議に出るようにという指示が・・・。(逃げやがったな)と思いましたとも。ところが・・・・。あら不思議、病欠した彼のアイデアで、午後の顧客の問題はほぼ完全にクリアーになり、「時間をかけていただいただけの成果はありましたね」と感謝される始末です。
(実は何にもしてなくて、二日前から慌ててやったてたんだけどね)。
午前中のセールスマンとも、意外な商談の展開に双方ともびっくり。僕の抱えていた懸案も、少し明るい展望を見せ始めました。
夕方もすんなりと会社を抜け出せて、病院でのミーティングは、妙に人数が少なくて拍子抜けしました。いちどにドバっと入院患者さんが増えたから、減るときも急激なのかな。実家に寄れば母は元気で、もらって帰った米を、妻は「ちょうど良いタイミング」と喜んでくれました。「土曜日はAAで一日山梨に行くんだけど」と伝えても、ぶつぶつ文句は言われずにすみました。
そんな日も、たまにはあるんですね。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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