心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」

たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
もくじ過去へ未来へ


2002年02月22日(金) 何のためにやっているのだろう

駅前の英会話スクールに通うのが、だんだん面倒になってきました。最初のうちは「初心者の域から脱してやるぞ」という意気込みで行っていたのですが、少しずつ慣れてきて、さらに自分の進歩があんまり感じられなくなってくると、「何のためにやっているのだろう」という思いを心の中から拭い去ることが難しくなります。
英語がすぐに仕事に役に立つわけじゃないし、レッスンを週末に集めたせいで、週末のんびり過ごせなくなっているのも事実です。こうやって、体が疲れているとかいろんな言い訳が湧いて出てくるのですが、とりあえず「お金を前払いしてあるんだから、途中でやめちゃうと大損」という強烈な現実が、僕を駅前まで歩かせるのです。
AAのミーティングも同じ傾向があるかもしれませんね。ミーティングに出ることで、即効性のある何か(心の安らぎとか)を毎回得られるわけじゃありません。どちらかって言うと、長い時間の中で仲間が見せてくれる姿、飲まない仲間は、肉体・精神・心理・経済・信頼・家族・人間関係などなどがゆっくりとでも(行きつ戻りつでも)回復していく姿を見せてくれます。飲んでしまう仲間の姿は、「自分も同じようになり得る」という強烈なメッセージを与えてくれます。それに気づくには、それなりの長い期間が必要なはず。
AAでは、誰かがミーティングに来なくなっても、強引に誘ったりしないものです。ミーティングに行かない言い訳は、いくらでも考えつけます。「何のためにミーティングに通っているのか」見失うのは簡単で、探し出すのは難しい。僕もそうでしたから。
10年目のバースディの仲間の言葉が思い出されます。
「これが趣味のサークルか何かだったら、10年は続けてこれなかったはずだ」と。



2002年02月21日(木) 疲れ目?

岡崎までは、長野道→中央道→東名経由。300Kmといったところでしょうか。朝9時出発で、午後イチの打ち合わせに間に合わせるとすると、移動時間は4時間です。途中でお昼ご飯も食べないといけません。前回岡崎の自動車工場から豊田ICまで移動するのに、1時間近く要した憶えがあります。となると、豊田ICを降りるのは12時前にしたいところです。できれば11時30分ぐらいが望ましいです。天気は良く、愛知県内に入ると、暖かな春の予感がしました。
東名に入った頃・・・交通標識が読めなくなりました。なんとなくぼやけた様に見えて、大きな文字も読み取れないのです。抗うつ剤の副作用で、瞳孔の調節がうまくいかず、ものがまぶしく見えるという症状が出ることがある、とは医者から聞いていました。おそらくこれがそうなのでしょう。
いや、この一年間、いろいろと薬を変えてみているので、その症状は別の薬の話なのかもしれません。いずれにせよ、次の診察の時には確かめて見ないといけません。帰りは同僚に運転をまかせました。悪いと思いながら、長野県内に入ったところでぐっすり助手席で寝てしまいました。



2002年02月20日(水) イライラ

Palm という小さなPDA(個人情報アシスタント)にBig Bookの原文を入れて読むことにしました。日本語版のほうは文庫本があるので、どこへでも持っていけます。しかし、英語のほうは辞書を引きながらでないと、意味がわからないところもあるので、PDAに入れて、そのまま単語を引いたほうが楽なのです。データのほうは、リンクにもある http://www.recovery.org/ からひっぱってきましたが、それを見るツールが、昨日・今日ともにダウンロードできません。なんだかサーバーのメンテナンス中だったみたいですが・・・・
イライラしました。そのツールでなくても、別の代替品はいくらでもあるのに、ただ「あれは評判が良いから、ぜひあれが使いたい」、なのにダウンロードできない。ぶつぶつ言いながら2日間すぎました。
「自分の思い通りに事が進まない」とイライラするのは、飲んでいた頃と変わりません。
(明日は、愛知県岡崎市)



2002年02月18日(月) ひさしぶりのホームグループとBigBook第4版

先週はホームグループのミーティングがお休みだったので、今週は2週間ぶりのミーティングという仲間も多かったかもしれません。遠くの病院から外泊で来た仲間が、退院してやってきてOneDayの緑色のメダルをもらいました。病院とミーティング会場との間を送り迎えをしてくれる仲間がいるおかげで、そちらの病院に入院した患者さんがAAを知り、地元の僕らのグループに顔を出してもらえる。ありがたいことです。自分が地元で同じだけのことが出来ないのは残念ですが、こればっかりは無理はききません。
転勤族の仲間も久しぶりに現れました。4月28日にまだ長野にいるようなら、スピーカーをやってくれないか? と依頼してみましたが、4月の上旬に引っ越すようで無理のようです。いちばん近くの病院からは、病棟の看護婦さんとケースワーカーさんに見守られつつ、女性の若い方がいらっしゃいました。

アメリカの本屋さんに頼んでおいたビッグブックの第4版が届きました。おどろいたのは、ソフトカバー版とハードカバー版とページ数もまったく同じなら、その内容もまったく同じなのです。「ビッグブックの〜頁」という引用のされ方をするので、混乱を避ける意味でやってるんですかねぇ。ソフトカバー版のほうは、翻訳のためOCR用に分解される運命です。「前半の部分について、原文と日本語の新訳を読んでおいてください」と言われています。実は僕は、新訳のビッグブックを最後まで読んだことはないのです。



2002年02月15日(金)

一月の下旬あたりから、だいぶ鬱が悪化していました。もっとも、毎日ちゃんと通勤して、ミーティングやらを、こなしていたのですから、それほど深刻な状態だったわけではありません。医者にも何も言いませんでした。通常の変動の範囲内だと、自分で勝手に思ったからです。
ただ、はたから見れば、かなり疲れた様子で、無表情に疲れた顔をしていたことでしょう。3連休をのんびり過ごして、やっと浮上のきっかけをつかんだかな、という感じです。それでも平凡な日々だったことは確かです。変成流転、人生には変化がつきもの。今現在、その変化の只中にいる仲間が、いったいどんな気持ちで過ごしているのか、僕の疲弊した脳みそでは、推し量ることがまったくできません。
ただ、5年前、若い仲間の突然の死を告げてくれたスポンサーの電話を受けながら、とくに何の感慨も持たずに「この電話早く終わらないかな」と考えていた僕が、今回は自らの心のなかに動揺が広がるのを抑えることができません。


2002年02月07日(木) ミーティングお休み

今日は第一木曜日なので、病院でのミーティングはお休みです。といっても、ミーティングそのものはちゃんと開かれているはずです。第一木曜を担当しているグループから、そこの病院までの道のりは、雪道や凍結路になる可能性が高いので、冬場の3ヶ月だけ、僕が引き受けていたのです。
しかし、地元の仲間が月に一回引き受けてくれるようになりました。おかげで、自宅でゆっくり過ごしました。小田和正がテーマ曲を歌うドラマ見たりして。こうしてみると、意外と体が(たぶん心も)疲れているのに気づきます。
ちょっと「鬱」っぽいのも気になるところ。3連休は寝て過ごす予定だったのですが、なんだか雲行きが怪しくなってきましたし。
ゆっくり布団で寝たいなぁ。



2002年02月05日(火) バースディ・ミーティング

月曜日は、仲間の1年のバースディミーティングでした。
僕らのグループで1年のバースディをやるのは、久しぶりです。1年半、いや2年半ぶりぐらいかな。今回の仲間は、病院入院中から外泊のたびにミーティングに顔を出していってくれました。2月に退院してきたときに、ワンディのグリーンのメダルを渡しました。よく「入院中も含めると○ヶ月飲んでいない」と言う人もいますが、AAでは入院中はノーカウントが普通です。退院した日か、退院後初めてミーティングに出た日をバースディと呼んで、1年たつごとにお祝いのミーティングをします。もちろん、飲んじゃったらソブラエティもリセットされて、グリーンのメダルからやりなおしです。
僕らのグループでは、1年目のバースディはグループの献金の中からケーキ代を出しています。これは「おめでとう」というお祝いの気持ちからです。2年目からは「自分で買ってきてね」と言われます。ソブラエティは仲間から力をもらって継続できるものですから、バースディは仲間に感謝する機会なんだよ、というふうに決めています。他のグループでは、1年目から自分で買うところもあり、何年でもグループで買うところもあっていろいろです。
ケーキに1本だけロウソクを灯し、部屋を暗くして「ハッピバースディ・ツー・ユー」を皆で歌いました。あとは、ケーキを切り分けて食べながら、普通にミーティングです。今回は、いつも来る仲間が休んでしまい、ケーキの切り分け役がいなかったので、たまたまオープンミーティングに来ていた、女性の心理士の人にお願いしてしまいました。お客様に仕事を押し付けた上、足りなくなったケーキを僕に分けていただきまして、申し訳ない気持ちです。ごめんなさい。ありがとう。
病院からの外泊の人も、奥さんと一緒に来てくれました。ほかの仲間もいつもどおり。月曜日は決してよい一日ではなかったけれど、一日の終わりに和やかなお祝いの雰囲気につつまれて、ほっと癒された日でもありました。



もくじ過去へ未来へ

by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


My追加