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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年09月28日(火) ひと段落 2ヶ月の休みも終わりを告げようとしています。
ステップ5を終わりました。
今回使ったのは、恨み(怒り)の表、恐れの表、行動(含むセックス)の表というやつです。結構期間があった割には、日曜の晩にあわてて書いていたりしました。少し項目が偏っている気もしますが、
「何をやってもうまくいかないときは、言われたとおりにやってみろ」
という格言にしたがってみました。
自分なりのやり方を見つけるのは良いことですが、自己流でいつまでたってもステップ4が始まらないのなら、フォーマットを使うのも悪くないと思ったのです。
偶然『ACの12のステップ』という本を拝見する機会があって、そこのステップ4のところにも「恨みと恐れ」が先頭に挙げられていました。
ミーティングが終わったあと、教会を借りて30分ほど話をし、その後は僕の車に移って15分ほど話をしました。終わったあと相手の方が30分ぐらい話をしてくれて、最後に平安の祈りの長文のものを一緒に読んで終わりました。
すうっと心が軽くなった感じがしました。
今日は10月から僕がやる仕事の打ち合わせに行ってきました。曖昧模糊として不安だったものに、どんどん形が与えられて具体化していきます。恐れはゼロにはなりませんが、少なくなっていきます。
ふたたびサラリーマンをやるというのは、僕の望んだことではないですが、周囲の状況にしたがっているうちにそうなってしまいました。どうやら神様は、僕が自宅でごろごろしているの好まれないようです。
僕という人間はそう簡単には変わらないですが、周囲の状況はどんどん変わっていってしまいます。
2004年09月26日(日) 男声・女声 金曜日のカラオケで、ボイスチェンジャーという機能があったので遊んでみました(前にも書いたかな)。ようするに男声を女声に、女声を男声に変えるわけです。
といっても、男→女の場合には、アニメ声とかギャル声とかいう名前のキンキンした声に変わるだけです(おそらく1オクターブ上がっているのでしょう)。
原理はシンプルで、サンプリングされた声を半分に圧縮しているだけです。ギターをやっている人は、ピッチシフターというのをご存知でしょう。
半分に圧縮すると時間も半分になってしまうので、適当にリピートを入れるのでしょう。そうすると音程が代わるついでに、フォルマントも変わってしまいます。フォルマントを変えずに、音程だけを変える機器は数十万円するので、カラオケなんかに使われているはずもありません。なので、アニメ声になってしまうというわけです。
それでも、中年男のだみ声で「あーたしサクランボー」とかいう歌を聴いているより、いくらかはマシであります。
子供の頃は男も女も似たような声なのに、変声期を過ぎると男の声と女の声に分かれます。
女性の場合には変声期を過ぎても、子供の頃と声帯の同じ場所を使い続けるので、高いトーンの声のままだそうです。男性の場合、変声期に今まで使っていた場所を使うのをやめ、別の場所を使うようになるので、大人と子供で違う声になるとか。
そして、男の子が変声期に意識的に子供の声(女性と同じ部分を使った声)を出す訓練をすれば、男の声と女の声の両方を出すことができるようになる・・・とか。もっともこれは実例の報告を聞いたことがないので、理屈の上の話にすぎないのかもしれません。
もっともそんなことを実現しても、カラオケやるときぐらいしか役に立たないかもしれません。
使わない筋肉が衰えてしまうように、歌を歌うための喉のコントロールも訓練しなければ衰えてしまうものです。音痴というのは、単なる訓練不足なのだとか。
まだ喉が痛いのであります。
2004年09月25日(土) おなかがすかない 金曜日は一日ロクに食事をせずに過ごしてしまいました。
元従業員そろって前の会社に挨拶に行き、そのまま雀荘、居酒屋、カラオケボックスで、帰宅は2時過ぎの午前様でした。
ハムスターのケージに取り付けてあるねずみ車ですが、こいつの回転軸にぶれがあって、ねずみが走ると振動します。ケージごと「ごとごとごとごと」と毎晩うるさくてかないません。
かといって、ハムスターに運動させないわけにも行きません。
そんなわけで、ホームセンターに新しいねずみ車を買いに行きました。「スポーツタイプ」という謎の売り文句がついた新しいねずみ車は、高速性と静音性を兼ね備えた良品でありました。ハムスターも昨日より早いスピードで走っております(ここらへんがスポーツか?)。
その後、吉野家で豚丼を食べたのが40時間ぶりのまともな食事になりました。
食事をおろそかにするようになると、だんだん「食べること」が億劫になって、なるべく食事なしで済ませたいと思うようになってしまいます。もっとも、そういう時は、お風呂に入るのも面倒だし、歯を磨くのも面倒だという抑うつ状態になっていて、布団の中で丸くなって寝ているのが一番楽だという気分になっているものです。
2004年09月23日(木) 改めて信仰というプログラムについて 白樺湖でラウンドアップの現地打ち合わせ。
白樺湖というのは堰止湖なので、平地側から上っていけば必ず下流側から接近するはずなのに、なぜか上流側から近づいてしまいました(道を間違えたことを素直に認めたくない)。
朝8時に起きたのに、昼間「辛くてたまらない」という感じがないのは、欝の周期を乗り越えつつある証拠かもしれません。ともかくお昼ご飯がおいしかったです。
4時に終了して、そのままホームグループのミーティング場へ。
今夜は仲間の1年のバースディミーティングでした。
ハンドブック(ビッグブック)の5章の先頭は、この簡単なプログラムに自分を徹底してゆだねれば、回復できないことはまずないと断言しています。
その「簡単なプログラム」というのを、私たち(と言って悪ければ僕)は、新しくミーティングにやってきた仲間に提示できていたのかな、というのが最近の疑問です。少なくとも僕は、自分にも理解できない「不思議なもの」を新しい仲間に手渡そうと悪戦苦闘(といったら言い過ぎか)してきたように感じるのです。
私たちが語るのは自分自身の経験でなければならないのは間違いがありません。でもそれは、自分がどのように酒で落ちぶれていたかという話に終始するのではなく、自分が「この簡単なプログラム」にどのように取り組んできたかを示す必要があると思うのです。
AAには道を究めて究明するような「真髄」があるわけではないでしょう。あるのは、Keep It Simple(単純に保とう)という合言葉によってシンプルに保たれたプログラムだけです。
「ともかくミーティングに通っていれば何とかなる」という言葉に対して感じる胡散臭さは、カルト的思考停止の不気味さに似ています。
AAのプログラムを受け取るためには、信仰という言葉を受け止めて消化することが避けて通れないでしょう。日本には日本のAAがあっていいはずだというのも何か違うと思います。
神前結婚式の変わりに人前結婚式を編み出したように、神前式プログラムを人前式プログラムに編みなおそうとしても、そいつはちょっと無理がたたるだろう、と思うのであります。
2004年09月22日(水) 消える痕跡 いま僕は線路の近くに住んでいて、電車の音を朝な夕なに聞いているわけです。
アルコール依存症が最も重症(?)だった頃、僕は東京の調布で、やっぱり線路の近くに住んでいました。
1DK風呂なしトイレあり家賃4万5千円のアパートで、世間を恨んで飲んだくれて過ごしていました。不思議と飲む金だけはありました。
一人でひっそり飲んでいても、やっぱり昼間は落ち着きません。それが深夜になって、街が寝静まってくると、飲んだくれの気分もいくらか持ち上がるのでした。しかし無常にも朝はまたやってきて、東の窓が明るくなり、電車の騒音がひびいて、世界中から自分だけが取り残された一日が、また始まることを告げるのでした。
布団は敷きっぱなしでしたし、胃が荒れてゲロゲロ吐きましたし、酒も水もしょっちゅうひっくり返していたので、すっかり畳が腐っているだろうと思っていたのに、アパートを引き払うときにカーペットをはいでみたら、きれいなものでした。
手首を切ってふすまに飛び散った血の跡も、ぬぐえば結構きれいになってしまいました。
僕がその部屋に住んでいた形跡はすっかり消え去ってしまったのでしょう。
一昨年仕事で稲城に行ったとき、ちょっと足を伸ばして調布まで行ってみました。僕が住んだアパートは20年近い時を超えて残っていました。
そのアパートが取り壊されて、新しい基礎が建っているのを、電車の窓から見たよ、と友人が教えてくれました。
2004年09月21日(火) 日常 3連休明けの精神科は混み合っていました。
クラシック音楽を流しているテレビの前の席が空いていたので、底へ座ると、となりから「やぁ」と声を掛けられました。僕のAAスポンサーでした。今年になってからは、病院メッセージで会って以来の久しぶりの再会でした。
僕が現在無職だと知ると、僕の診察が終わるまで待っていてくれて、近くのショッピングモールの3階のレストランで、お茶をしました。
スポンサーは僕と30分ほど話をすると、「これから群馬のミーティングに行くんだ」と言って去っていきました。
後ろ指差されても、口笛を吹いて答えていたあの頃。
ハムスターは昼間はぐっすり寝ていたのに、また夜になるとねずみ車をごとごと回しています。一晩で何百メートル走るのか、ロータリーエンコーダとカウンタを付けて図ってみたいところであります。
2004年09月20日(月) 売り物は強し 二匹目のハムスターを買ってきました(ロボロフスキーハムスター)。
売り物だけあって、大変に元気です。
ねずみ車をぐるぐる回しています。
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる・・・・。
夜中でも懸命に回しています。結構うるさいです。
ハムスターの寿命は2〜3年だとか。あと2年も毎晩この音に耐えなければならないとは。
さて、棚卸表のほうですが、「恐れずに、徹底して」というのは難しいです。
しかし、霊的な生き方は理論ではなく、実際に生きなくてはいけない、というのですから、ぶつぶつ言っていないで始めないといけません。締め切り(?)は一週間後です。
ミーティングに通っているだけで飲まないでいられるではないか、という言い訳が出てくるときに、不安な自分が大声で強がりを言っているように思えるのです。
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