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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年09月03日(金) あれこれ ホームページの最下部に掲示してあるアクセスカウンターが、4万を超えました。
これも訪れてくださる皆様のおかげです。お礼申し上げます。
サイトの中身のほうは、最初はフロッピーディスク一枚に収まるサイズだったのが、いつの間にか10MBを超えております。そのうちには、日記もサイト内に収容する予定なので、ボリュームは膨らむ一方です。現在 ieji.org を収容している共用サーバーの容量は30MBなので、そのうちにどこかへ引っ越さなくてはなりません。候補としては ここらへん でしょうか。
新聞をとるのをやめてから、1ヶ月が経ちました。新聞のテレビ欄を見なくなったので、テレビを見ることがさらに少なくなりました(オリンピックは別)。
代わりに新聞社のサイトを見るようになりました。最近では Google がニュースリンク集を始めたのでお世話になっています。
アルコール検知器購入を半額補助、希望殺到 秋田県職員 という記事には「なんだかなぁ」という感じです。東北の日本海側はAAが苦戦しているところでもあるんですよね。
仕事で山梨へ出かけたついでに、前から行ってみたかった 分杭峠 まで出かけてみました。ところが時間の読みを間違えて、現場に着いたのは午後7時過ぎ。あたりはとっぷりと暮れ、オカルト話 もある場所で、あまり言い気持ちはしませんでした(オカルト嫌いです)。
おまけにミーティングに遅れるし。
とあるメーリングリストでは、「共依存者がいたから、今の私の命がある」というお題で盛り上がっております。何が良いことなのか、僕にはさっぱり分かりません。
2004年09月02日(木) 回復への道 そういえば、先週の週末の深夜に少年犯罪のテレビ番組をやっていました。出演者は、金八先生とSMAPの彼と、若者多数。
そのなかで覚せい剤や麻薬を使うのは「自己責任だから本人の勝手」なのか、それとも「やっぱりダメなものはダメ」なのかという話し合いの後に、茨城ダルクの映像が流されました。
その映像を見ていて思ったのは、(若い連中ばっかりだなぁー)ということであります。みんな10〜20代で、それ以上は40代のおじさんが二人いただけでした。以前ダルクの代表が「20代後半になってからじゃ遅いんだ」と言っていたのを思い出しました。薬は肉体も精神も急速に蝕んでいくのでしょう。
その映像を見ても、まだ「こいつら意思が弱いだけだよ」と言っていたのに対し、出演したダルクの所長さんの言葉がとても重かったです。「ビデオに出てきた連中は、まだましな連中だよ。いままでダルクが預かった人の、7割はいわゆる廃人なんだ」
テーマが少女売春に移ったので、そこで見るのを止めてしまいました。
「心の家路」のリンク集も、いままではマックやダルクの情報へのリンクはしないでやってきました。でも、そうした情報を望んでいるのに見つけられない人もいるのでしょう。ギャンブルの中間施設のワンデーポートの名前もあまり知られていません。中間施設だったら数が多くないから(多くないのも悲しい話だけど)、取捨選択せずにリンクすることができます。
病院となると、リンクすることに暗黙の支持がこもってしまうから、難しいですね。でも、数はそう多くないけれど、Webマスターにいただくメールの相当部分は「家族がアルコール依存症なんですが、どこの病院がいいでしょうか?」という内容だったりします。
といっても、僕は長野県内の情報ぐらいしかもっていないので、県外で紹介するのは、神奈川のあそことか、東京だとあそことあそこ、あと群馬のあっこだとかの有名どころの名前を挙げて見せるのが精一杯なんですけどね。
2004年09月01日(水) 繰り返し繰り返し 長女が小学2年生で、二桁の足し算や引き算の宿題を持って帰ってきます。
まず国語が得意なので、そちらの宿題をまず済まし、苦手な算数の宿題は寝る前までほったらかしなので、眠い目をこすり、ぶうぶう言いながらこなしています。
なぜ二桁の足し算ができないかというと、まず一桁の足し算ができていないのです。指10本で収まる足し算ならいいんだけど、桁上がりが起こると頭が止まってしまいます。
しかたないので、指の変わりに1〜18まで数字を書いて、それを使って「6に8を足すときには、6に○して、そこから8個行った先が答えなんだよ」と教えました・・・が、時間がかかるばかりです。
基本的には算数ドリルか何かを徹底してやって、一桁の足し算を全部覚えて暗算できるようになれればいいのでしょう。ドリルをやるのは退屈でしょうが、算数は理屈じゃなくて、体で(というか頭か)憶えるものであります。
足し算の理屈なんて後から分かるものでしょう。国語だって、動詞の下一段活用とかの理屈を憶えてから言葉を覚えるわけじゃありません。
才女になって高等教育を受けてほしいと願っているわけじゃありませんが、基礎でくじけて学校の勉強が苦痛のまま十何年を過ごすのは、ちょっと可哀想であります。
演繹的に言うと、「酒のやめ方が分かりません」というアル中さんの言葉を聞くことがありますが、酒のやめ方なんて頭で理屈を覚えるものじゃなくて、体で実践して覚えるものじゃないのかなぁと思うのであります。
子供たちの夏休みはとっくに終わっていて、本来であれば妻は昼間を自由に過ごせるはずが、「おーい昼飯」だとか「ジュースがないぞ」とかしゃべるストレッサーが毎日家にいるおかげで、すっかりご機嫌斜めであります。これも家で仕事をするのを断念した理由のひとつです。でも、専業主婦なんだからなぁ・・・、もうちょっと・・・ぶつぶつ。
アル中妻の旦那さんの「酒なんかやめなくてもいい。家事育児をしっかりやってくれれば」という言葉に無理解を感じはするのですが、心情は理解できなくもないかなという次第。まあ、家庭と言うの名の鳥かごに閉じ込めておいたほうが安心で、自助グループになんか出してあげて、そこで自分の知らない人間関係を築かれたりすると、嫉妬心が生まれたりするんでしょう。
2004年08月31日(火) うーん、タバコ臭さい。 神奈川県にあるという「本社」で面接を受けるために、片道4時間ずつアコードの狭い後部座席に押し込められていました。しかも、ドライバーは制限速度を大幅に超えて、追い越し車線ばっかりを走るというツワモノであり、ショックは限りなく硬く、ハンドルはシャープで、アクセルもブレーキもど〜んという操作でありました。
そんな悪条件下にも限らず、ぐっすり熟睡してしまいました。ペットボトルのお茶を飲もうにも、揺れすぎて飲めない中で眠れるのは、やっぱりドライバーに対する信頼があるからでしょうか。そして、その信頼は事故の経験数に裏打ちされています。アコードは外観はボコボコでありますが、それは限界を超えた回数の証拠であります。無事故無違反をひけらかす人々は、実のところ怖い・怖くないを基準に走っていたりするので信用なりません。
最初は僕の車で行くという話をしていたのですが、「ちなみに禁煙ね」と言ったとたんにアコードに変更になりました。
「うんと言うまで返さないというキャッチセールスみたいなことはしないですから、心配しないでください」と最初に言われておりましたが、面接に4時間以上かかり、終わってみると全員「うん」と言っていました。
最後に、「希望の年収をメールで送ってください」と言われました。もちろん働くからには賃金交渉をしなければいけないのですが、先方から「ウチの基準はこれこれなので」という提示がある場合はともかく、こちら側から賃金の希望を言うのはなかなか難しいことです。
それは取りも直さず、「自分自身に値札をつける」という行為であります。しかも、メールとなると「言った証拠」が残ってしまいます。やっかいな話であります。
帰宅して服の匂いを嗅いでみると、強烈にタバコ臭いのでした。風呂に入って着替えても、まだ臭いのです。鼻の穴の中を掃除する(鼻くそをほじるとも言う)と、やっと匂いから開放されました。
これは新オフィスも禁煙(分煙)にしてもらわないと、臭くてたまらないでしょう。
無事に賃金が決まれば、11月あたりから働くことになりそうです。不安もいっぱいですが、人生なるようにしかなりません。
2004年08月29日(日) 趣味は? 趣味は? と聞かれると「読書とドライブ」と答えているのですが、どちらも最近あんまりしていません。
僕の趣味のドライブには2種類あって、ひとつは物憂げな音楽かなにかを流して、考え事をしながら、田舎の平坦な道をあてもなくたどって行くいうドライブです。雨が降っていたりすると、より情緒がでてよろしいです。考え事は、とめどなく広がっては、また一ヶ所に固まるという、拡散と収斂を繰り返していきます。むろん同乗者がいてはいけません。
もうひとつも、やっぱり天気は良くないほうがよろしいです。すれ違いの面倒な山道では、対向車が少しでも少ないほうがいいですから。オートマチック・ミッションではスポーツドライブができないかというと、そんなこともないです。
左足はブレーキに、右足はアクセルに、左手はセレクトレバーに、右手はハンドルに。
コーナー入り口では、ブレーキを踏みます。シフトダウンしたらアクセルも踏んで回転数を維持し、クリッピングポイントでブレーキから足をはずします。タイミングを間違わなければ、車はコーナー出口へ向かって「どん」と加速してくれます。もちろんハンドルの向きを間違えると、谷底までまっさかさま。
緊張感と恐怖感を克服するために奥歯を噛み締めながら走っていくと、つまらない考え事なんて頭から吹っ飛んでいってしまいます。
こちらのパターンでも同乗者がいると、なぜか気分が悪くなって吐いたりするので、孤独なドライブが吉です。
久しぶりに行った峰の尾根は、霧(というか雲)の中でした。谷底から湧き上がってくる雲を浴びながら、It's not that matters という言葉を思い出していました。もし僕がタバコを吸っていたら、ここで一服するところでしょうか。
せっかく神様が夏休みをくれたというのに、趣味にも時間を使っていなかったなんて、僕はやっぱりホーリックであります。
2004年08月28日(土) 邂逅 がんの手術をしたというAAメンバーと会う機会がありました。
近況報告もしていないのに、「最近大変だねー」と言われたのは、たぶんこの雑記を読んでいてくださるせいでしょうね。携帯電話経由のアクセスはCGIゲートウェイを経由するので、カウントされません。だから、いったい何人が携帯電話経由で読んでらっしゃるのか、僕には分からない仕組みです。
今の健康状態はどうなの? とたずねると、「3年後生存率は20%ぐらいだって」と簡単に返されました。こういうときにびっくりしたり衝撃を受けたりすることができない自分は、冷たい人間なのかもしれません。それでも言葉が見つからず、「余命半年でもらえる保険金もらいながら、(たぶん)まだ生きている人もいるよ」と答えるのが精一杯でした。
それよりも、体力が落ちて、もうミーティングには通えそうもないと言われたときは、なんだか切なかったです。いったいこの人は、スピリチュアル・ペインをどこで癒せばいいというのでしょうか?
(あんたの住んでいるところから、車で15分のところでミーティングやってんだけどな)と思ったのですが、アル中の頑固さは変えようがないということも、AAに来て学んだことのひとつであります。
「ともかく、年賀状送っても大丈夫かどうかぐらいは知らせてください」と伝えておきました。喫茶店で食べたピザトーストとアイスコーヒー代を、なんだかんだ言っておごってもらってしまいました。うーん、無職ってなんだか情けないなぁ。
帰ると、義理の姉から保険の掛け換えの勧誘を受けました。5才の娘に2,000万円の生命保険を掛けるのもナンセンスだと思うのですが、そこは義理もあって断りきれないところでもあります。義理で実兄のMLMの商品を買ったり、従兄弟の写真店の会員になったり・・・。
なんだか命について考える一日でありました。娘が死んだときに金もらっても意味ないよなとか、ジジババずっと元気で孫の世話してもらわないと困るよなとか、そんなことばかりですけど。
自分は愛情深いというより打算的だなぁとつくづく思います。AAやっているのだって、「これやっていれば絶対自分にとってプラスになる」と信じているからやっているだけだったりします。友達いないし。
2004年08月27日(金) 留守電 ミーティングから帰ってみると、留守番電話に6件メッセージが残っていました。
最初の5件は同じ人だったので、たぶんスリップ(再飲酒)がらみかなーと思って折り返し電話をしたら、飲酒じゃなくて「○タ○ン2錠飲んで思いっきりギャンブルしてしまいました」という話で、ご本人も「これってスリップですよねぇ」という相談でした。
スリップかどうかはともかく、精神状態は再飲酒したのと同じぐらい荒廃しているのじゃないですか? と言ってしまいました。
最後の1件は、2年目から同じグループでAAをやっていた人からでした。最近は僕もグループを変わってしまったし、彼も何ヶ月かに一回しかミーティングに顔を出さないので、めったに会うことも亡くなっていました。東京に就職して、長野を去るという話でした。
ストレスライフイベントを飲まずに無事やり過ごしてほしいものです。そのためにはミーティング・ミーティングだよ、という話を改めて言いはしませんでした。まあ、何事も彼自身が決めることです(もし彼がハイヤーパワーを持っているなら、それとの関係の中で)。
最近ちょっと「心の家路」へのアクセス数が多いなと思って、ログを見てみたら、Yahoo の掲示板 にURLを書いてくれた人がいたのでした。やっぱり大手の掲示板に掲示されると瞬間的ですが、アクセス数は増えます。
あと最近多いのが、「心の家路」というキーワードで検索してくる人です。アドレスは忘れても、タイトルはなんとなく覚えているってやつでしょうか。
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