ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」
たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年11月10日(月) 雨音 AAミーティングを終えて家に帰ると、9時半でした。入浴と食事が済むともう10時半です。なんだか疲れてしまって、今夜は何もやる気が起きません。もともと、ミーティングのある晩になにかやろうという考えが間違っているのかもしれません。
今日は一番近いミーティング会場でしたから9時半ですが、もう少し遠いところだと10時半・11時になってしまいます。僕は家族があって、食事やら洗濯やらは面倒をみてもらえるからとても助かっているのですが、一人暮らしの人は大変でしょうね。
毎日帰りがこんな時間という生活は、僕には何年も続けられないです。週に2回ぐらいだからこそ、ミーティング以外のAA活動にも時間が割けるのです。
天候に気分が左右されるという考え方には賛成できない(賛成したくないだけか?)のですが、こう毎日雨が降っていると気分が沈んでしまいます。それでも目標を低く設定して、雨音に耳を傾けていると、それだけでも結構気が楽になるものなのですけど。
2003年11月09日(日) しろくま 正午起床。子供たちのためにインスタントのグラタンを作りました。
以前からビデオCDというものを作ってみたかったので、CD-Rドライブで一枚焼いてみました。たしかこの規格は昔はDVIと言っていたような気がします。当時は個人所有のパソコンでビデオCDを編集するなんて考えもしなかったのですが、今やビデオCDなんてものに誰も見向きもしません(みんなDVDになってしまいました)。
1万円で購入した我が家のLG電子製DVDプレーヤーでも、無事ビデオCDが再生できました。
晴れてきたので投票へ。そして、スーパーで食料の買い物。
「11月15日必着」というレポートを書かなくてはいけないので、Excelのワークシートと6時間以上にらめっこしていました。
スーパーで買い物をした際に、家族全員ひとつずつ自分のお気に入りの100円アイスを選んだのですが、次女がそれをカゴに入れ忘れたらしく、家に帰ってきたから「私のアイスがない」の大騒ぎでした。「パパのを食べてもいいよ」と言ったのですが、結局おねーちゃんのを半分もらって食べていたようです。パパのアイスは、パパの大好きな九州名物「しろくま」だったので、それを食べてしまっては「パパかわいそう」と思ったかどうかは定かではありません。
美味しく「しろくま」を頂いております。
2003年11月08日(土) 金銭 土日は娘たちが柔道の道場へ通うようになりました。本人達は「バレエが習いたい」とかピアノだとか言っていたのですが、月謝の安さが決め手になったようです。そういえば僕も、小学校のときは柔道へ通っていたのだっけ・・・すっかり忘れていました。
WSMの報告書の代金と、「かわらばん」の代金の振込みに郵便局まで出かけてきました。ついでに、パソコン用のスピーカーを二千円で購入しました。
資料としてアメリカ・カナダの評議会の勧告集を翻訳しています。現在は金銭的に余裕があるニューヨークのGSOも、ずーっと長い間資金不足で悩んでいたようであります。
日本のJSOは年間予算4,200万円で、メンバー数の推定が4000人ですから、年間ひとりあたりおよそ1万円ということになります。この1万円の中には、献金のほかにもBOX-916や書籍やパンフレットの売上げが入っているわけです。だから、メンバー一人ひとりがBOX-916を購読してもらって、ついでに年に一冊ぐらいはAAの本を買ってもらって、それで月に300円か500円ぐらいを献金箱に入れてもらえば、1万円になる勘定です。まあ、実際には地域のオフィスの運営やら、地区やグループの支出もあるので、もっと増えるのでしょうけど。
「料金を支払う必要がない。会費も月謝もない」というAAです。だから金を出したくない人間には、出せということができません。ただ、お金がなければAAがここまで続いてくることもなかったわけです。
「自分が一年間に使うお金の中から1万円をAAのサービス活動のために負担する」
責任を負えるようになるというのが社会的回復だとするならば、金銭面でも一人のメンバーとして責任を応分に果たすということはまさに「回復」です。一年間に一万円の無駄遣いもしないという人は、まず滅多にいないでしょう。金銭の正しい使用が終わったところから、誤用が始まるのです。
などと言いながら、実は僕は某所にはまったく献金していなかったりします。良心が痛まないかって? そりゃ痛みますよ。ただ、グループには献金をストップすることで、意思を表明するという最後の手段が残されているわけです。一部の人間の独善が、多くの人の良心を痛める結果となっているのは残念です。
2003年11月07日(金) 一日休暇の人間と長期休暇の人間 仕事を休みました。有給だの代休だのと言っていると、いろいろと面倒なので、熱が出たことにして休んでしまいました。
県の精神保健福祉センターの方と、広報活動について電話で打ち合わせ。交通費には領収書を書いてもらわなければならないが、そこには住所と名前を書いてもらわなくてはいけないのだけれど、AAの無名性の問題に触れないかどうか、という質問を受けました。アノニミティについて、AA外部の人が抱きやすい誤解だと思います。AAのアノニミティは個人の名前を公共にさらさないという原則であって、無名であるために社会的責任を逃れてもいいというわけではありません。領収書は一般に公開することを目的にしてるのじゃないので、無名性とは関係ないでしょう(たぶん)。
それ以外の時間は、ひたすら寝ていました。自分でもよくこれだけ眠れると感心します。
夕方から退社する社員の送別会。さびれた歓楽街の居酒屋はなかなかいい雰囲気だったけれど、どうも僕は酒席の後は気分が荒れてしまってしかたないです。AAの仲間に電話などして、他愛のない話をしていると、心も普段のペースに戻ってくるようです。
退社していく人は自主退社なので、きわめて気楽に構えているようですが、この不景気の下で彼の望みどおりの職場があるものか心配してしまいます。景気が底離れしたのは確からしいですが、その恩恵に与るまでにはまだ時間がかかるでしょう。まあ、彼は独身だし親とも同居だから、職が無くてもしばらくは大丈夫かも。
しょせん、「おのれはおのれ、人は人」。彼の人生は僕の人生ならず。自分の仕事の心配をするべきでしょうね。
明日は長野へ、明後日は榎木町に行く心積もりだったのですが、自宅でうだうだ過ごすことに決めました。
2003年11月06日(木) WSM報告書到着 先日、JSOからワールドサービスミーティング(WSM)の報告書が届きました。グループのぶんと僕のぶん各1冊であります。添付の書類には「代金」として千円と記されていて、「ビジネスミーティングにお計りのうえ、グループの良心に基づいてご送金ください」と丁寧に書かれてあります。というわけで、実際には請求書と同じぐらいの効力をもった振込み書も2枚届けられたわけです。
今日になって、さらにもう一冊届けられました。「またかよ」と思っていたら、こちらは翻訳ボランティアのお礼ぶんで振込み書はついていませんでした。僕は他の人にぐらべれば3分の1ぐらいの分量しかしていないのに、恐縮であります。でも、自分の努力の結果が印刷物に反映されるというのは嬉しいものです。実際この報告書に目を通す人がどれだけいるかは知りませんが・・・。少なくとも日本の評議会報告書よりは面白いかもしれない。
僕も全部読んだりはしないのですが、中には面白いところもあります。
ほとんどすべての国で、アルコール以外の問題を持つ人の参加が増えているそうです。いくつかの国のグループでは、焦点をアルコールの問題に絞るということについて、とても厳格な考え方を持っているという報告があります。しかし、ミーティングフォーマット(形式)については、あくまでもグループの良心によって決定されるべきだという指摘もあります。
ここでも、AAの単一の目的を維持するのと同時に、アルコール以外の問題についても拒否一辺倒ではない柔軟な対応が必要とされていることが示唆されています。
(SARSの嵐がやっと吹き止んだ)7月に香港でアジア・オセアニアサービスミーティング(AOSM)が行われていて、すでに報告書も届いているそうです。これには17人のボランティアの応募があったそうです。僕らの共同体の財産は常に「経験の分かち合い」なので、他国のAAの実情を知ることができるようにする、というのもひとつのメッセージ活動と言っていいでしょう。日本のAAの出版は、つねにメンバーたちの第12ステップの実践によって維持されているのです。
2003年11月05日(水) ワールドカップ本戦 結局ワールドカップ本戦で、日本は一勝もできなかったというわけです。ラグビーの話ですけど。みんなこっちのフットボールのほうには興味がないみたいなのです。ルールがサッカーよりずっと複雑なのが原因なのかもしれません。しかもしょっちゅうルール改正されるし。という僕も、決勝トーナメントまで見ようとは思わないので、半端なラグビーファンにすぎません。
台湾での仕事が終わった後は、残務などはいろいろ残っているのですが、大きな仕事は入っていません。こうなっちゃうとすっかり気持ちが緩んでしまって、仕事に身が入りません。まさしく燃え尽きちゃった感覚です。でも、こういう動と静があるからこそ、忙しい時期のストレスに耐えられるのでしょうね。この時期にヒマだと、ボーナスが出るかまた心配しないといけませんけど。
しばらくは、この中だるみの状態に身を任せ、心身ともに弛緩させて休めていきます。
2003年11月04日(火) 場所代 2年前に、この日記をはじめた頃には、インターネットにアクセスできるAAメンバーなんて「多く見積もってせいぜい100人ぐらいじゃないか」と話し合っていた覚えがあります。そんな限られたコミュニケーション手段にエネルギーを割くなんて、無駄ではないかという議論があったわけです。
あれから時代はすっかり変わりました。パソコンの普及率はそれほど変わっていないと思うのですが、ネット接続者は増えたでしょう。接続業者が、ADSLモデムを無理に押し付けるような強引な勧誘をやったりして、契約者を増やしたのも貢献しているかもしれません(モラルとしてどうかとは思うけど)。
AAのJSOも、セントラルオフィスのいくつかもウェブサイトを持つようになって、メンバーのサービス実務も電子メールでの連絡が当たり前のようになりました。
『心の家路』もそろそろリニューアルの時期かなと思っています。コンテンツを変更する時間も心の余裕もないので、レイアウトなどを変更する程度でしょう。それでもホームページのインデックスは、かなり変更したいと思っています。コンテンツのほうは「90の道具」を最後まで走りきるというのを優先にして、「AAとは何か」という素朴な疑問に答えられるようなものも加えていきたいです。「長野県内のAA情報」を片隅に追いやって、Yahooの地域カテゴリから脱出したいという目論見もあります(野望とも言う)。
ieji.org のドメイン名は維持料を9年間ぶん払っておきました(ディスカウントがあったから)。「場所」じゃなくて「住所」にお金がかかるというのは不思議な話であります。「場所」のほうは、1年分の場所代の催促が来たので払っておきました。独自ドメインに移ってから、もう一年が経つのですね。はやいなぁ〜と嘆息するのでした。
2003年11月03日(月) 雨は夜更け過ぎに雪に変わったりはまだしないよ 雪雨の季節のために洗車と撥水剤塗布をやったとたんに雨が降ってしまいました。せっかく洗った車を汚しながらミーティングへ行ってきました。テーマはビッグブックの中から「毎日の執行猶予」。
ミーティングの後で雑談。「松本のOAは?」と言われたので、あれはOAでもNABAでもないらしいよ、という話をしました。実際のところ僕は門外漢なので、情報は持っていないのです。男性だし、摂食障害も持ってないし(否認か?)。
僕よりもずっとソブラエティも長いし、いろいろなことにコミットしている仲間の話を聞いて、いろいろと参考になりました。怒りや憎しみや問題行動を抱えている人は、それによって生き延びているのだということ。そうでなければ死んでしまうこと。以前読んだ本の内容とちょっと似ているような気がしました。
三日間はあっという間に過ぎ去ってしまった気がします。台湾から帰ったときは62Kgあった体重が、2.5Kg減ってしまいました。太りすぎると食欲が減るのは、ホメオスタシスなのか、それともエゴがエスを支配しているのか。体重計に乗って数字が小さくなっていると、わずかながらも喜びがあります。これは病的なのか病的でないのか。
なんだか、フィリップ・K・ディックの小説のように自問自答したりしています。
2003年11月02日(日) 洗車PCエロマンガ 土曜日は洗車しました。一年ぶりぐらいでしょうか。入梅前と冬に入る前の11月の年2回車を洗う習慣です。雨や雪のシーズンの前に、ガラスに撥水剤を塗るのです。まずスポンジで車を洗って、雑巾で拭いて、油膜除去剤でガラスをいったんきれいにしてから、撥水剤を塗ります。今回はまめにワックスまでかけてしまいました。今年は入梅前の洗車をさぼったおかげで、1年ぶりのワックスがけになりました。前回のワックスは跡形もありませんでした。銀色の車は、ワックスをかけてもちっとも輝いてはくれません。何のためにワックスをかけているのか、自分でも意味を見出せません。
ミーティングの帰りの夜道が雨だったりすると、結構神経をすり減らします。雨のドライブをすこしでも楽にして、危険を減らすために、ガラスのメンテナンスだけは欠かせません。
夕方からまたPCが起動しなくなってしまいました。復旧に朝まで時間を取られて、日曜日は昼まで寝ていました。午後はAAの資料作り。「なぜ私はひいらぎなどと名乗って、挙句にこんなことに時間を費やしているのか? それより外へ行って子供達と遊んだほうが良いのではないか?」という疑問が心の中に湧きあがってきたのですが、睡眠不足の頭痛の中に消えていきました。
PCのパーツの値段を調べてみると、秋葉原で2万8千円。地元だと3万5千円ぐらいです。完全に壊れてしまう前に代替品を用意したほうがいいのかどうか・・こちらも頭の痛い話です。
陽気婢(ようきひ)というペンネームのマンガ家の本をまとめ読みしました。最近では(美少女系)エロマンガばっかり描いている人です。話も面白いし絵もきれいなんだけど、やっぱり男女が親しくなって数コマ後にはセックスが始まっているというのは、エロマンガの抱える宿命かも。
美少女エロというジャンルは、たいして努力もしていない男の前に、可愛い女が現れて、ひょんなことから二人は親しくなってしまい・・・しかも彼女は実はそうとうエッチである(場合によっては処女なのに妙に積極的なのだ)という「男の煩悩全開」の話が半分以上なんです。だから商業的価値が発生するのだろうけど。
版で押したように同じ話を読んでいて飽きはしないか、と思うこともあるんだけど、現実にありえないものこそ「夢」として楽しめるものなんですよ。でも世の中には夢と現実の区別があいまいな人も多くて困ってしまうのだな。
2003年10月31日(金) 眠気吹っ飛ぶ 毎夕毎夕眠いです。夕食を食べてさっそく寝ようとしたら、妻から「風呂に入ってから寝てくれ」と言われたので、しかたなく風呂に入り、すると中途半端に眠気が取れてしまったので、パソコンを起動して何かしようとしたら・・・・電源は入るのですが、起動しません。何度リセットしても、電源を入れなおしてみても、起動しないものはしません。BIOS画面すら出ずに、HDDのアクセスランプがつきっぱなしです。
そういえば、最近起動時にキーボード関係の意味不明なエラーを出していることがあったので、気にしていたのですが、まさか故障の前兆とは・・・あちこちいじりまわし、CMOSメモリクリアという技で復活できたのはめでたしめでたしなのですが・・・、根本の原因は不明のままです。また、いつ調子が悪くなるか不安です。
さて、「AAも原書で読めば感じるところがあるのか」という話を掲示板のほうで頂きました。
僕なりにお答えしましょう。「あんまりないです」
日本語にまだ訳されていないものに接することができる、という点では確かに利点がありますが、重要なものはほとんど日本語に訳されています。そして、すでに訳されているもので、翻訳の質が極端に悪いというのはそうありません。確かに日本語として読みにくいものはあります。それは、翻訳に必要なのが英語の読解能力+日本語の記述能力だからであり、両方を兼ね備えたAAメンバーってのは数が限られているからです。僕も前者の能力についてはそこそこだと思っていますが(うぬぼれ?)、後者の能力については自信はまったく持っていません。
あえて、日本語訳の質が悪いAAの本を挙げてみるなら「12の概念」が読みにくさでは最悪。次が「成年に達する」。いずれもあんまり売れない本です。数がはける本は、何らかの形で翻訳の改訂が行われますから、質も少しづつ向上していきます。今の出版局は、誤字脱字・誤訳超訳をまめに直していく方針のようです。
そんなわけなので、僕が日本語のAAの本で理解できない部分を、原書であたってみても、やっぱり理解できないケースがほとんどです。それは自分がまだその段階まで成長していないからだと思っています。もちろん翻訳の質に疑問を感じる場合もあるのですが、(富山出張のときにやってみたように)自分なりの翻訳を考えてみても、単に自分に読みやすくなるだけで、質が向上するというわけでもありません。
ただ、これからやってくる人のためにも、もっと全般に読みやすい本にしていくべきだとは思っています。
さて、「翻訳されていないもの」に接することができる幸せは存在します。ただ、それを自分ひとりの恩恵にしておいたら、何にもならないというのがステップの教えるところです。なので、呻吟しながらそれを翻訳して、恥ずかしながらもインターネットに公開したりしているというわけです。人々がそれを恩恵として感じてくださるかどうかは、僕の問題ではなくて受け取り手の問題だと考えることにしています。でも、フィードバックはいつでも歓迎です。
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