心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2006年06月06日(火) 祈り

昨日は仕事を休んでしまったので、今日は仕方なく出て行きました。
高速道路を運転しながら、途中で帰りたくて帰りたくて仕方がありませんでした。
「はー、やだやだ」
そうは思うのですが、さすがに高速道路を途中で引き返すわけにも行きません。

こういう時はどうすればいいのだろう。と思って、ふと考えると、そうかお祈りをしてみればいいのだと気がつきました。

最初に思い浮かべたのは、同じグループの仲間の顔です。次は、毎朝の祈りの中で僕のことも祈ってくれていると言ってくれた仲間。だんだん仲間の顔を思い出していったので、近所のグループのメンバーだとか、県外のメンバーの顔も浮かんできました。
そういう人達の今日がソーバーであるように、平和であるように。
何十人か思い出すうちに、だんだん面倒くさくなってきました。
「はあ、祈るのも面倒くさい」
もう祈るのはやめだ。それよりも今日の仕事の段取りを考えよう。

あれ、さっきまで仕事のことを考えるだけでも嫌だったのに、どうしてこんなに変わるのでしょう。ひょっとして祈りの効果というヤツでしょうか。まあ半信半疑であります。

考えてみると、通勤の時間はいつもなんとなくぼんやり過ぎていきます。帰りは音楽を聴いてくることもあるのですが、朝はまさにぼうっと考え事をしていることが多いのです。
今度も思い出したらまた祈ってみようかしらん。
まあ、まだ習慣にはほど遠いです。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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