無責任賛歌
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昼日中、いきなり携帯が鳴り出したので何なんだと思ったら、また父からである。 「また、お母さんの株券見つかったから、サインしに来てくれんか」 ……母はいったいどれだけ株に金を注ぎこんでたんだろうか。 今日は歯医者に行く予定なので、明日、仕事帰りに店に寄ると答えて電話を切る。 今日の歯医者は女先生。この先生は男先生と違って、「こんにちは」と挨拶をしてくれる。治療がいつまでかかるか教えてくれないのは一緒だけれど。
食事は久しぶりの「めしや丼」。しげは焼肉とロースカツ定食、私はハンバーグ定食。 ご飯のお代わり自由がありがたいところだが、以前はウェイトレスさんを呼んでよそってもらっていた。それが今はセルフサービスになっている。初めそのことに気が付かず、ウェイトレスさんに「お代わりお願いします」と頼んだら、ちゃんと持ってきてくれた。しげが「お代わりあそこにあるんだよ」と言われて、指差されたところを見ると、なるほど大釜が置いてある。いちいち頼まなくても自分でよそえるのはありがたいのだが、なんとなく不衛生な気もする。 しげが続けてウェイトレスさんに「お代わりお願いします」と頼むと、今度は「すみません、お代わりはあちらにありますので」と断られる。「お代わりのある場所、知ってるのになんで頼むんだよ」としげに言ったら、「だってあんたにはついでくれたから」と口をとんがらせる。知らずに頼んだ私と、知ってて頼んだしげとで、ウェイトレスさんの対応が変わるのは当たり前である。普段、客商売をやってるくせに、自分が客に回った途端にイヤな客になるのだから、今更ではあるがしげの性格の悪さに嘆息する。
夜、グータロウ君からメール。実は最近、私の知り合いの知り合いが(直接の面識はない)女の子にチカンして逮捕されてしまったのだが、どこでそれを聞きつけたか、「いろんな人がいるねえ」とからかってきたのである。なんか、私も同類? みたいな言われ方はチト心外なのだが、そういう偏見で見られること、なぜか多いのである。そんなにオレってスケベ面してるかなあ? 一応、言っとくけど、無作為に100人の男を選んで、そのなかで一番スケベでないやつを選んだら、多分私はベストテンの中には入ると思う。そこにチチとケツがあれば、触ってあげるのが男の甲斐性、と思ってるような脳ミソが性器に侵略されててザーメン浸しのセクハラオヤジとは違うのである。もっともそれは、私が男としてのセックスアピールに著しく欠けているということでもあるのだが。 中年男が若い女に入れあげたりするのは、「自分もまだまだ男としての魅力に溢れているのだ」と錯覚していたい「悪あがき」だという話であるが、ドン・ファンやカサノヴァや世之介じゃあるまいし、普通、人はトシを取ってもなお「もてたい」と思うほど気力、体力に満ち溢れちゃいないものである。このトシになると若い子とつきあうのにどれだけエネルギーが要るか、その手間隙を考えると、とてもじゃないがワリに合う話ではない。不倫だの失楽園だの痴漢だの、よくやるっつーか元気だねっつーか、そうなっちゃった人はそれはそれでしょうがないとは思うのだけれど、仮に目の前に素敵でナイスな(死語)異性が現れて、どんなに心がときめいたとしても、たいてい次の瞬間に「でもやっちゃったらあとがめんどくさいしな」とヒュン、と冷静になってしまうのが中年というものなのである。それもやっぱりしょうがないことなんだがね。 ……と思うのだけれど、実際のところ、既婚者の浮気率って、どの程度なのかね? 離婚率が上昇の一途を辿ってるようなことを聞くと、確かに結構高いのかなあとも思うのだけれど。……いやまあ、誰とは言わんが知り合いでお盛んな人もいるしねえ(-_-;)。
読んだ本、コナン・ドイル『まだらの紐』(創元推理文庫)。シャーロック・ホームズシリーズの外典。小説ではなく、戯曲版の方である。 マンガ、安田弘之『先生がいっぱい』1・2巻。 岡崎二郎『アフター0 NEO』1巻。
またまた教師のおマヌケな不祥事……らしいニュース。 熊本県阿蘇郡内の県立高校(どこも校名発表してないなあ。根回しがうまくいったな)の30歳代の男性教諭が、携帯電話のカメラで自分の下半身の画像を撮影して、メールで送信していたことで、自宅謹慎の処分を受けた、とか。 最初、それだけ聞いたら、メールを受けた相手が怒って訴えたりしたのか、と思ったのだが、どうやらそうではないらしい。先にこの教師にメールを送り付けてきた「女」、これがまず「謎」の存在なのである。 6月下旬に、自称「20歳前後の女性」と称する相手から教諭の携帯電話にメールが届く。メールは、教諭の実名を挙げて、「先生のアドレスに間違いないか」と確認をする。自己紹介を交わした後、2日間でそれぞれ約20回のメール交換をした……というのだが、さて、いったいこの「女」はどうやってその教師を「納得」させたのだろうか。普通、実在しているかしていないかも分からない見知らぬ女からいきなりメールが送られてきたりしても、怪しんで親しいやりとりなどはしないものだろう。「知り合いのふりをした」とも考えられるが、それだとすぐにバレてしまうのではないか。それともこのセンセイ、人の言うことはすべて信じてしまうようなすごく素直でピュアなココロをお持ちだったのであろうか。 なんたって、このメールをやりとりしている間に、相手から顔写真と下半身の画像を送ってきたので、このセンセイ、自分の画像もお返しで送信した、というのである。相手が稀代の詐欺師で、相当な手練手管を使ってダマシにかかったというのでなければ、自分の下半身を送る気になったというのは確かにピュアじゃなきゃできるこっちゃなかろう(^_^;)。 ……で、その後、その相手から「(教諭からの)メールが複数の生徒に出回っている」とのメールが寄せられたというのだけれど。 ……犯人、生徒じゃん(-_-;)。 つまり、このセンセイのメアドを知った生徒か、生徒の関係者が、「コイツをちょっとハメてやれ」とイタズラを仕掛けた、ということなのだろう。当然、送られて来た写真とかは本人のものではなく、どこぞのエロ雑誌かサイトで取得したものなのであろう。犯人(あるいは犯人たち)が、果たして女性であるかどうかも疑わしい。センセイがまんまと引っかかって、下半身写真を送り返してきたもんで、犯人は大笑いでトモダチみんなにメールを送りまくったのだと想像される。……イタズラのレベルとしては、『ハレンチ学園』でヒゲゴジラたちを引っ掛ける山岸たちと対して変わらんが、だからこそ逆に思うのである。……こんなアホなワナに引っかかるなよ、センセイ(~_~;)。 事件は、県教委に匿名の情報提供があって発覚した、ということであるが、その情報提供者が犯人自身である可能性も高い。相当嫌われてたんかな、このセンセイ。 まあ、悪いのは確かに犯人である生徒(?)のほうだけれども、このセンセイが処分されちゃったというのも当然であろう。罪状は「マヌケ罪」か。謹慎が長引いてクビにでもなっちゃったらチトかわいそうではあるが、こういう脳みそつんつるてんな教師に教壇に立っててもらうのも確かに困りものではある。 この学校の校長は、「教師としてあってはならないこと。生徒らに迷惑をかけて申し訳ない。綱紀粛正を徹底したい」と語っているそうであるが、それってつまり、先生の方は責めるけれども、生徒の方は責めない、あえて犯人探しは行わないってことなのかな? メールを受け取った生徒を探し出せば、その友人関係から、「最初にメールを送ってきたやつ」をつきとめることは可能だと思うんだが、そういう手間をかけることはしないってか。でも、先生の行状は行状として、こういう陰湿な生徒だって取り締まっていかなきゃ、教育は成り立っていかないと思うんだけれどね。報道に校名が挙げられていない点一つ取っても、この事件を「なかったこと」にしようって学校側の姑息なハラが見える。でも断言してもいいけど、そういう体質のままだとこの手の事件は絶対に続発する。しかも次はもっと巧妙になってね。仮に、この学校の教員全員にそういうメールが送られて、引っかかった教師が半数以上出た、みたいな事態になってしまったら、この学校、どうするつもりなんだろう。……まあ、なったらなったで、アホな学校が一つ消えて、メデタシメデタシ、っていうことになるのかもしれないけれど。つか生徒も、どうせ学校を追いつめるつもりなら、それくらいしちゃえばいいのにな。……煽ってんのか、オレ(^_^;)。 ……タイトルの「尾篭」って単語、昔はよく使ってたけど、最近聞かなくなったなあ。若い人はやっぱり何のことかわかんないだろうか。
2003年08月05日(火) 仕事ひと区切り/『金魚屋古書店出納帳』1巻(芳崎せいむ)ほか 2002年08月05日(月) いのち棒に振って/『おせん』其之四(きくち正太)/『ワンピースブルー』(尾田栄一郎) 2001年08月05日(日) ちょっとさよなら/『シルバー仮面・アイアンキング・レッドバロン大全 宣弘社ヒーローの世界』ほか 2000年08月05日(土) しまった、翌日になっちゃった/『人喰いの滝』(有栖川有栖・麻々原絵里依)ほか
ここんとこ、トンガリさんとあまり顔を会わせなくてすんでいるので、精神衛生上、頗るよい。でもやってる仕事はトンガリさんの後始末。トンガリさんが秘匿しているデータを探り出して、経理上、問題がないかどうかをチェックしてるんだが、考えてみればこれってやってることまんまスパイだな。オレ、退職しても探偵社で務まるかも(ムリムリ)。 案の定、会議に挙げてない出費がン万円もあって、これまでのものと合計すると、かなりな額になってしまう。よくよく調べてみれば、不正出費らしきものはあまり見当たらない(かつてはあったらしい)。要するにトンガリさんが「報告」だけしてくれれば何の問題も生じないのだ。結局、全ての元凶はトンガリさんの心のカベなんだよなあ。
迎えに来たしげと、今日は久しぶりに「ジョリーパスタ」で食事。ここのスパゲティー、美味いことは美味いのだが、量が少なくて高いのが難点。しげはスパゲティーというと、いつもクリームソースばかりを頼む(こないだダイヤモンドシティで鴉丸嬢、其ノ他君と食事した時もクリームソースだった)。好みがあるのではなくて、目新しいメニューに飛びついて、自分の舌に合わない場合をひどく恐れているのである。……だったら自分が作る段になって、「創作料理」という名のゲテモノを食わせるようなマネはやめてほしいものだが。私はエビとホタテのウニソース。初めて食ったが、ウニがしつこくならない程度にパスタによく絡まっていて、風味のある上品な味。エビが殻付きなのがちょっと面倒だったが。 そのあと「ブックセンターほんだ」に回ってもらう。昨日見た『箪笥』で、一部映像の意味がよく分からない部分があったので(メイントリックは冒頭で見破ったが、ディテールで見損ないがあったのである)、ノヴェライズを買って確認しようと思ったのだ。 タイトルは映画とは違っていて『姉妹』(吉岡達也・著)。小説として読もうとすると退屈なことこの上ないが、それはそのはずで、これは映画を見た人が「あのシーン、どういう意味だったの?」というのを解説するために書かれているのである。だからくれぐれも映画を見ないで小説だけ読もう、なんて気は起こさないように。『箪笥』は「映像だからこそ成り立つ」トリックなのである。
ほかに読んだ本、マンガ、みなもと太郎『挑戦者たち』、『風雲児たち幕末編』5巻。 井浦秀夫『弁護士のくず』1巻。 山本英夫『ホムンクルス』3巻。
俳優の渡辺文雄氏が、今日、急性呼吸不全のため死去、享年74。 これだけのキャリアをお持ちの方が亡くなったのに、最初に渡辺さんの出演作で真っ先にアタマに浮かんだのが、「『ウルトラQ/カネゴンの繭』のヒゲオヤジ」だったのが、病膏肓である。普通は大島渚監督作品などを挙げるべきだろうにねえ。 ご面相は、似顔絵を描けば全部マルですんでしまいそうなくらい、まんまるとした印象、『くいしん坊!万才』でのリポーターや、『連想ゲーム』のレギュラー、『ソルマック』のCMなんかで、お茶の間への浸透度、好感度もかなり高いだろう。役者さんが亡くなっても、若い人にそれを話すと、一様に「誰それ?」って反応しか返ってこないくらいに彼らはモノを知らないが、さすがに渡辺さんはみんな結構知っている。同じ大島グループでも、故・戸浦六宏さんにはあまりCMの声などかかりそうになかったが(失礼)、渡辺さんには視聴者の購買欲をそそる天性の明るさがあった。 ただ、ドラマや映画では、その「善人顔」で損している面も結構あったのではないかと思う。実は善人役よりも、悪人役のほうが意外にも多いくらいなのだが、あまり極悪人を演じられても似合わないのである。手塚治虫キャラクターシステムに譬えるなら、ボス役のアセチレン・ランプほど悪辣ではないが、卑劣で機を見るに敏なハム・エッグあたりの役どころなら、いい味を出す、といった感じだろうか。『眠狂四郎人肌蜘蛛』の都田一閑とか、『子連れ狼 子貸し腕貸したてまつる』での柳生備前守とかを演じてもどこか不自然で浮いてしまっているのだが、『絞死刑』でレイプの様子を懸命に再現しようとする教育部長などを演じさせると、そのヒクツな小市民ぶりが実におかしくて、ああ、この人の本領はこういうところにあるのかなあ、と思わされるのである。 渡辺さんの代表作と言えば、まさにこの『絞死刑』を真っ先に挙げねばならないのだが、逆に言えばこの役があまりにハマッてしまっているために、あれだけたくさんのドラマ、映画に出演していながら、他に印象に残る役が少ない。必ずしも「うまい」とは思わないが、もっと使いどころのある役者さんではなかったかと思う。後年、役者以外での活躍の方が目立つようになっていったのは、やはり、渡辺さんをうまく使うことのできなかった映画界の不明ではなかろうか。
中国で開催中のサッカー・アジアカップ、中国人の観衆が日本人選手への反日感情剥き出しの抗議行動(アジなんてもんじゃない)をエスカレートさせている状況に、ついに日本政府も中国政府に対して正式に抗議を申し入れたとか。ま、受け流されそうな気はするけど。 最初はああいうお国柄だし、多少はあるよなあ、とか軽く考えてたんだけど、さすがに最近のニュースを聞くにつけ、ちと度を越していると思わざるをえなくなった。これはもうマナーが悪いとかそういうレベルではない。明らかな政治活動だし、規模は小さいが実質としてはテロである。……小泉さ〜ん、これ、テロなんですよ〜、認識してますか〜? それにしてもこれを政治問題としてキチンと取り上げようってマスコミは少ないねえ。やっぱりみんな、この問題、軽く見てない? 「歴史を直視し、アジア人民におわびし、釣魚島(尖閣諸島・魚釣島の中国名)を返せ」と書かれた横断幕を掲げる、『君が代』演奏のときにはブーイング、日本の勝利が決まり日本人サポーターが日の丸を取り出して歓声を上げると、周りの観衆が紙コップなどのゴミを投げつけて「帰れ、帰れ」とヤジを飛ばす。うっかりすると人死にまで出そうな気配なんだけど。テレビでは「小泉首相の靖国参拝反対」とか「こんなに何万人もの人と一緒に不満を表せる機会はなく、とても楽しい。けけけけけ」とか言って喜んでた若い男女が映ってたけど、どうにも気が狂ってるとしか見えない。 言うまでもなく、スポーツは「政治」である。まあ、政治とスポーツは切り離されるべきだという「理想」はあるだろうが、そんな理想がこれまで現実化したためしはない。「親善」という美名はあれども、スポーツは、どの時代にあっても常に、クニとクニとの関係を象徴する政治・外交の道具として使われてきたし、場合によっては「代理戦争」の様相すら呈してきた。「政治」と「スポーツ」がイコールのものでなければ、どうして「靖国参拝」と「サッカー」という、何の関係もないものがあっさりと結びつけられるものだろう。日本人だって、これで日本が優勝すれば「ザマアミロ中国」と、「親善の気持ちなどどこかに吹っ飛んで中国人を嘲笑する」に決まっているのだ。 それがイカンとは言わない。私は別に理想論など述べたいとは思わないから、スポーツが政治にどう利用されようが、知ったこっちゃないのである。ただ、あちらが明らかに政治的に「運動」を行っているのに、こちらがそれを傍観しているのでは、そりゃいつもの「弱腰外交」「負け犬外交」とののしられても仕方がない、ということなのである。抗議を申し入れたと言っても、「あくまでも平静に対応し、スポーツの交流なので反日感情をあおるようなことになってはいけない」なんてコトナカレなことを述べている程度で、まあ、何もしていないのと同じである。こちらが煽らなくても、向こうが勝手に反日感情募らせてるんだから平静に対応したって状況が改善されるはずがないじゃないの。何らかの報復措置を取らない限りは事態は悪化しかしないと思うんだが、なんで中国人観客をつまみ出すくらいのことができないのかね(政治とスポーツがあくまで別だと主張したいなら、少なくとも横断幕張った連中は追い出してしかるべきだろう)。結局は中国政府だって、内心、「日本人ごときが何を偉そうに文句つけてくるのか」とナメてかかっている、ということに日本の政治家は気付いているのかいないのか。 中国人があれだけ根拠のない優越感でもって抗議ができるというのも、彼らの中に未だに「中華思想」が存在しているからであろう。ならば、彼らの「歴史を直視せよ」との主張を鑑みて、「中華思想」などという愚劣な思想も古代の遺物にすぎないという「歴史」だって、ちゃんと「直視」してもらわなければならないのではないか。このままでは北京でのオリンピック開催は不可能だ、という理由で、開催国を変更させるくらいのウラ工作を謀るくらいのことを日本政府もしてみたらどうかと思うんだけど、そこまで「強腰」に出られますかねえ。
2003年08月04日(月) 映画の話いくつか/『モンティ・パイソン・スピークス!』(デヴィッド・モーガン)/『だめっこどうぶつ』1巻(桑田乃梨子) 2002年08月04日(日) 爆走……できねーなあ(^_^;)/『スーパーロボット烈伝』(石川賢)/『光の島』3巻(尾瀬あきら)/『黒ベエ』1巻(藤子不二雄A)ほか 2001年08月04日(土) やっと入院準備/映画『猿の惑星』/『20世紀少年』6巻(浦沢直樹)ほか 2000年08月04日(金) 特許成金、夢じゃない?/『20世紀モノがたり』(紀田順一郎)ほか
| 2004年08月03日(火) |
5周年! ……タイトル考えなくていいのはラクだ(^o^)。 |
今日で日記を書き始めてまる5周年。 実は「5年続いたら1回そこで打ち切って止めようかな」とか考えていた(3年だったかもしれない)。モノゴトには始まりがあれば終わりもあるので、そのあたりですっぱりと終わるのがキレイでいいかなとか、ナルシスっていたのである。 でも実際には中断があったりとか、ホームページ立ち上げることになって、コンテンツあちこちほったらかしたりとか、今ここでやめるのも中途半端、みたいな感じになってしまったので、全然キレイじゃないのであった。そのあたりがかえって私らしいとも言えるんだが。今は「10年ですっぱりやめようかな」という気分に切り替わっているが、これもどうなるか分らない。10年経ってもまだ続けているかもしれないし、明日いきなりやめてしまうかもしれない。 この五年の間、ネット上でいろんな人と知りあったが、せっかく楽しい日記を書かれていたり、豊富なコンテンツを持ったサイトを開いたりしていた人でも、何か事情があったのだろう、急にふっつりと更新がなくなり、サイトを閉じてしまった、という方も結構いらっしゃる。理由は憶測の域を出ないのだが、単純に忙しくて書くヒマがなくなったとか、ネット依存に陥って家族の反対にあったとか、向上心のあまり自分の書く文章の拙さに嫌気がさしたとか、誰も自分の書いてる文章を面白がってないのじゃないかと疑心暗鬼に囚われたとか、批判に晒されてメゲたとか、いろいろあるのだろう。 逆に言えば、私がこうして続けていられるというのは、始終ヒマだし、家族の反対もモノともしてないし、向上心なんてカケラもないし、実は自分の文章に多大な自信を持っているし、批判はするやつの方がバカだと思っているのかもしれない。なんか究極のイヤなやつという感じである(念のため言っとくが、私ゃそうそうヒマでもないし、自分の文章には自信なんて持ってないし、批判するやつがバカだとも思ってないよ。向上心がないのは当たってるが)。 これも何度か書いてることであるが、私はこの日記を「誰かに読んでもらいたい」とか「自分の意見を世に知らしめたい」と思って書いているわけではない。もしそんなつまらん自己顕示欲で始めたものであるなら、読者のあまりの少なさに絶望して、とうの昔にヘコんで書くのをやめているだろう(実際、お客さんは一日に五十人ほどしか来なくて、しかも半数が「通りがかりさん」なのである)。 ……私がこう言うと、猿な脳ミソしか持ってない連中はすぐに「でも誰かに読んでもらいたいんじゃないなら、書いたりしないでしょう」と突っ込んでくるのだが、別に日記を書く書かないに関わらず、そんなこたあ、コトバを持ってる人間ならアタリマエの欲求として誰のココロの中に存在しているものなんであって、そういった人間の基本的な表現欲と、「読んでもらうことで人に認めてもらいたい、誉めてもらいたい、崇められたい」とする低劣な上昇志向とは全く別種のモノである。水と油と言ってもいいその両者の区別もつかず、いかにも伝家の宝刀を抜いたかのごとくそれを批判の手段として成り立つと思って主張するヤカラが、やたらいるということは、つまりはそれを主張する人たちが取りも直さず、「自分は他人を嘲笑い蔑むことで生きているのだ」と主張しているのと同じことだ。この手のセリフを吐いた途端に、「この人はホンモノの下司なのだな」と相手に知れてしまうので、ちょっとでもアタマの働く人間は(あるいは「対話」の意味を知っている人間は)絶対にこんな言葉遣いはしないのだけれども、いいトシしたオトナでも、こういうことを平気で口にする場合があるから、なんかもう、情けなくなってしまうのである。 言うまでもないことだが、これはただの日記である。ウェブ上で公開されてはいるが、プロの書いた面白い読み物なんかじゃ毛頭ないし、読んでタメになるようなことも一切書かれていない。好きな本を読んだり、映画を見たりして、日常のなんちゃない出来事をテキトーに綴ったりしただけの、陳腐な駄弁りに過ぎない。だから続いているのである。 日記がなかなか書けないなー、なんて悩んでいる全国の諸兄諸姉、リッパなこと書いて誉めてもらいたいとか、余計な邪念を抱いてはおられませんかね?(^o^)
朝、っつーか真夜中だけど、しげがいきなり鴉丸嬢を連れてやって来る。舞台の打ち合わせで、「ジョイフル」で話をしていたのだが、ヤンキーが大挙して入って来たので、避難してきたのである。……ったって、うち、座れるスペースなんてないのだが。もう山積にされた本はいつ何時雪崩れを起こすか分らないし。 鴉丸嬢、「けいちん、この夏でこれを全部片付けるんだって〜?」と笑って言ってたが、そのセリフの後に「毎年そんなこと言ってなーい?」というセリフが続きそうな気がする(^_^;)。 今度の芝居、衣装替えもデハケも、これまでの芝居の軽く3倍はあるので、しげも鴉丸嬢も、悲鳴を上げている。イラストを描いても描いても終わらない感が迫ってくるのだろう、鴉丸嬢、「ああ、もうこれ描きたくない!」とわめくことしきり。私は明日仕事があるので、さっさと寝室に引っ込む。無慈悲なようだが、私の立場はあくまで演出“補”なんで。
ひと寝入り、と言っても睡眠は3時間ほど。昨日帰宅して何時間か寝てしまったので、夜、寝つかれなかったのである。それでも少しは寝ておかないと中年男にゃもうカラダが持つもんじゃない。目覚ましは一応携帯で「アニメ店長」が流れるはずだが、起きられる自信はなかったので、「朝になったら起こして」と頼んでおいた。案の定、6時半になっても関智一の「いらっしゃいませ〜! 『アニメイト』にようこそ〜!」の絶叫にも気づかず、イビキをかいていた(らしい)。 鴉丸嬢の「けいちーん、もう何回もアニメ店長が呼んでるよ〜」の声で、ようやく目が覚める。声質だけは優しげだが、やっぱりその後に「いい加減うるせえんだよ、さっさと起きろ馬鹿」というセリフが続いているような気がする(^_^;)。
顔を洗うのもそこそこに、しげの車で鴉丸嬢を送りがてら、私も職場まで送ってもらったのだが、二人の姿をたまたま見ていた職場の若い子が、あとで「奥さんと娘さんですか?」と聞いて来た。以前、よしひと嬢としげと歩いていた時もそんな風に勘違いされたことがあったが、いったいどっちをムスメだと思ったのだろう(~_~;)。
今日で歯医者も四日目。今日も担当は男先生だったが、相変わらず、「今、こういう状態です」とか、「あと何日ですよ」とか、一切の説明はない。ガリガリっと削って、ツメモノをして終わりである。最終的には折れた歯に上からかぶせものをすることになるのだろうが、せめてそれがいつごろになるかくらいは教えてもらいたいものなのだが。 治療を終えてホークスタウンに向かう。9時台の映画を見るためだが、到着したのは7時。間があったので、映画のチケットだけを買って食事をしたあと、ゲーセンを回る。 しげが「映画のチケットがあると、ボーリングが1ゲーム無料になるよ」と言うので、久しぶりに(5年ぶりくらいか)ボーリングをしてみる。結果はしげも私も100に届かず。いやもう、ボールが重くて重くて。そのあと、二人でゲーセンで太鼓を叩く。始めてやってみたが、リズム感は私よりしげの方が圧倒的にあるのであった。やっぱり私は音楽は演奏するより聞くだけのタイプなのである。
ユナイテッド・シネマで映画『箪笥』。福岡でこの映画を上映しているのはここだけなので、仕方なく百道くんだりまで来たのだが、公開後2週間くらい経ってるし平日でもあるためか、客は少なめ。けれど、これは近ごろ珍しいくらいの怪奇ミステリーの傑作。物語は実は単純なのだが、その単純さが実はトリックになっているのである。何がうまいって、この映画、純粋にミステリーなんだけれどもミステリーだと気付かせない点にあるのね。だから別にミステリオタクでなくても充分「ホラー」として楽しめるのである。 ……けどやっぱりしげは怖がって怖がって、やたら私の指を握りつぶそうとするのである。……今度ホラーみる時はタクアン持って来てそれでも握っててほしいもんだ。
読んだ本、マンガ、星新一原作、鬼頭莫宏ほか作画『コミック★星新一 空への門』。 魔夜峰央『妖怪学園ザビエル』(秋田文庫版)。 吉崎観音『ケロロランド』夏号。
『ザ・リング2』撮影中の中田秀夫監督が、『エンティティー/霊体』をリメイクすることになったとか。あれ? 桐野夏生の『OUT』は? と一瞬、そちらの監督は降ろされたのかと早合点してしまったが、『エンティティー』の脚本は既に用意されており、『OUT』の前にさっさと撮ってしまうらしい。 ハリウッド・メジャーでここまで引っ張りだこになった日本人監督というのもちょっといない。「ホラー」というジャンルゆえ、という点もあるのかもしれないけれど、中田監督のあの「ぞわわ」っと来る演出が、あちらの観客も魅了したってことだろう。スプラッタもショッカーも嫌いじゃないが、それ以上に『女優霊』『リング』の恐怖の「見せ方」は革新的で「これぞホラーの決定版」と膝を叩いたものだった。「背後で誰かが覗いている」恐怖というのは、心霊写真などではお馴染みだったが、それを映画にまで持ちこんだのは中田監督の功績だろう(ほかにもたくさん誉めたいとこはあるけど省略)。 もちろん、その恐怖の根底に「性」が存在していることも忘れてはならない。精神分析的解釈はあまりしたくないが、『女優霊』の名も知れぬ女も、『リング』の貞子も、男性による性の被害者としての暗喩を持たされていた。その意味で霊によるレイプ事件を扱った『エンティティー』は、題材としてはまさに中田監督の独擅場と言えよう。予算は1500万ドル(約16億6000万円)。存分に使って頂きたいものである。
2003年08月03日(日) 見つかりませんでした/『アニメ&漫画コラボBOOK 茄子 アンダルシアの夏』 2002年08月03日(土) 手帳求めて花いちもんめ/DVD『刑事コロンボ 別れのワイン』/『忍者飛翔 桜の章』(和田慎二) 2001年08月03日(金) 1周年!/TVスペシャル『ルパン三世・アルカトラズコネクション』ほか 2000年08月03日(木) 巻頭言&近頃の若いやつぁよぉ……/『ジェームズ・ボンドへの招待』(ジェームズ・チャップマン)ほか
午前中、仕事の真っ最中にしげからメールが来る。今日しげは、父と一緒に、母の遺産(つか、株券だけど)を売って、現金化して受け取る手続きをしに出かけていたのだが、なんか、銀行の通帳番号が必要だとか何とか言ってきたのだ。 とりあえず折り返し電話を入れてみたのだが、父の返事は「簡単に売ってもらえん」とかで、とんと様子が解らない。なんかもー、直接私が行って段取りつけないとカタがつかないみたいなので、仕事を早引けして、午後から天神に出る。証券会社に行って、担当に話を聞いてみると、要するに「株を売ってほしくない」から引き伸ばしにかかっていたのであった。 私は株には全く興味がない。父も同様で、賭け事の類が性に合わないのである。ところが母は生前は大の株好きで、私の給料を勝手に抜いては株を買うくらい熱中していたのだが(そのたびに怒ってたのだが、母は決してやめようとしなかった)、唐突に倒れて行っちゃったので、株券のありかなんかも分からなくなっていた。今度見つかったのは、私名義の株券で、結構いいとこのものがなんと1000株もあった。これが儲かっていたなら、今ごろ私は左団扇の生活ができるところだろうが(そこまでではないにしろ、半年くらいは無職で暮らせたろう)、残念ながらバブル崩壊前に購入したものである。今や私のひと月の給料よりも安くなってしまっている。母が亡くなった時点でも相当株化は下落していたろうから、その存在を私に言えなかったのも頷けるのである。もちろん、後生大事に取っておく気は全くないから、さっさと手続きをすませた。 父も、母が死んだ当初は「お母さんが好きだったから」とか何とかリクツをこねて、株券を手放さなかったのだが、もうこれが面白いくらいにどんどんどんどん損していくものだから、いい加減でようやく処分する気になったのである。父は「早いとこ売ってりゃ、こんなに損はしてなかった」としきりに残念がっいたが、だから人間、余計な欲なんてかくもんじゃないんである。 もっとも、母がこれを私への遺産としたいと考えていたことは間違いないだろう。そんなに早く行くつもりはなかったろうから、まとまった額になったら、生活の足しにしなさい、と言って渡すつもりだったのに違いないのである。その気持ちはもちろん嬉しいのだ。普通の親なら「貯金」に回すところを、そこで株を買っちゃうのが、「人生はバクチ」の母の性格を表しているようで、かえって微笑ましいくらいである。父の分も合わせると、損した分は家一軒が買えるほどであるが、借金を相続したわけではない。マイナス分も含めて、私は母の「気持ち」を相続したのだ。それは充分プラスと言うか、予想外のプレゼントであった。 母が「ゴメン」と謝ってる姿を想像すると、こりゃまあ、許さないわけにはいかないのである。
父とは大丸の京料理の店で食事をして別れる。時間の余裕があったので、映画に誘ったのだが、「もう、このトシになると映画館の中で寝るから」と断られた。「録ってるビデオも見んずく行くかなあ」と言うので、「録るのが楽しいっちゃけん、それでよかろうもん」と答える。引退が近くて、弱音発言が確かに多くなっている。けれど、江戸時代の髪結い床からの子孫を自負していて、心底仕事の虫だった母とは違って、父は結構遊び好きである。引退したからと言って、必ずしも気が抜けて何をしたらいいか分からない、ということにはならないだろう。盆休みには、ちょっと、近場で家族旅行でもしようか、と相談をする。
帰宅してからは、遅れてる日記を書いたり、本を読んだり。 マンガ、島本和彦『ゲキトウ』1巻。 小原愼司『二十面相の娘』3巻。
山本弘さんの『SF秘密基地』、久しぶりに見てみたら、なんかまたすごいトラブルになっている。……イヤね、もう1、2ヶ月に1回覗くか覗かないか、くらいのペースになっているのだけどね、『スチームボーイ』の感想、誰か書いてるかなあ、とふと気になって覗いてみたら、別のあるスレッドが、もうなんかすげえワヤクチャになってたんである。どうしてたまにしか覗かねえのに、そのとき必ずトラブルになっているのだろうね、あそこは(^_^;)。 全部読む元気はなくて、飛ばし読みの把握だから、ところどころ理解し損なっているところはあるかもしれないけれど、「重力レンズ」がどうの、「難破船」がどうのと、つまりは『ギャラクシートリッパー美葉』の歌詞と、『水の星に愛をこめて(『機動戦士Zガンダム』)』の歌詞のどっちがよりトンデモか、という論争らしい。 ……論争、というよりただの感情的な貶しあいじゃん(-_-;)。 絶句したっつーか、脱力したっつーか、情けなくて涙が出てきましたよ(T∇T)。 ともかく何度も何度も何度も何度も私ゃ書いてるけどね、「荒らし」は無視すればいいんです。「荒らし」を呼びこんじゃうことは、これはあそこのホームページの性格上、仕方がないことだ。どんなつまんないスレッドが立てられても許容するというスタンスだから、考えなしのあほんだらはそりゃウンカのごとく寄ってきますって(ルールには「許容しない」と書いてるけど、実質上はどんなバカばなしでもOKになってる)。 けれどそこでどうしてみんな「荒らし」に反応して突っ込んでいくのか。ヘタに山本さんを擁護しようとして、「ガマンできなくなってヒトコトだけ」とか言ってしゃしゃり出て行くウンカが後を断たないから、山本さんも激昂して冷静さを失うし、伸びる必要もないスレッドが伸びて行くのである。「荒らし」の対応は山本さんに任せておけばよい。たとえ山本さんご自身にトラブルをうまく回避できる力がないと判断したとしても、それが「じゃあ自分が出ていかねば」と、「荒らし」に対応しなければならない根拠にはならない。そこんとこをいつまで経っても学習できないのだ、あそこの住人は。一回、二回の失敗ならば愛嬌ですむかもしれないが、もう、5回か、10回か。「反省した」「もう今後は感情的な書き込みはしない」などなどの言質を簡単に翻したヤカラがどれだけいたことか。 何度か「最初は『荒らし』だとは思わず、話の通じる相手だと思ったから意見を書きこんだのだ」という言い訳を聞いたことがあるが、いったいなぜそう思えるのだろうか。最初に「荒らし」始めた何人かが、意図的に「荒らそう」と考えていたのか、結果的に「荒らし」になってしまったのか、それは確かに分からないことである。一応、筋道を立てて山本さんを批判しようとしているようにも見えるので、本人たちも全然「荒らし」てる自覚はないのかもしれない。しかし、論議がどういう方向に収束して行くか、それを予測せずにただ意見をぶちまけるだけなら、そこにどんなに根拠があり、論理的な筋道が存在していようが「荒らし」以外のナニモノでもない。最初は判別がつかなくても、50も60もスレッドが伸びて行けば、いい加減で気がつかなきゃおかしいだろう。そんな「荒らし」に反応して反駁しまくった連中も、レベルは同じなのであって、やはり「荒らしに反応するのも荒らし」なのである。 擁護派だろうが批判派だろうが、つまらなかったり、いいかげんな内容だと思ったスレッドに対しては、いちいち批判なんぞしなくて、無視すりゃいいのである。たかが掲示板の雑談なのに、なぜ、不必要にからかったり熱くなったりしなきゃならんのか。読んでて真っ先に思ったのは、「ほかにすることないのかコイツら」であった。 「荒らし」の最たる人は、「これは山本さんへの『諫言』である」とかフシギなことをのたまっておられたが、自分の行為が「荒らし」になっていることの自覚もない人間の言葉に何の説得力があろう。それに本気で諫言するつもりなら、まずはメールで直接山本さんに言うのが先ではないのか?(多分、あのスレッドに参加せずにそうした人はいるだろう)。メールしたけど、無視されて仕方なく、というのならまだ分かるんだけど、特にそれらしきことを行ったという言質は見当たらず、恐らくそんなことはやっちゃいない。つまり、ありゃ明らかに最初から公衆の面前で山本さんを罵倒したいという「荒らし」が目的なのである。……そんなのの尻馬に乗ったって、山本さんに声が届くわけがない。 ……覗いた目的の『スチームボーイ』、誰も見てた形跡がなし。なんか殆どのオタクから見捨てられてるんかな、あれ。
……ついでながら、昨日の日記の「あなた」への私のコトバも「諫言」だの「忠告」だのって類じゃない。私ゃそんな意見の押しつけは大嫌いだし、したこともない(されたと思った被害妄想なやつはやたらいるが)。メールや電話であんなこと言ったら、「押し付け」だと思われるから、それはしなかったし、「〜してほしい」というのも「願望」を表したに過ぎないのだ。どうしても「忠告」だと受け取りたいならそれでも構わないが、無視されたって全然構わない。それは当然本人の自由なのである。 自分のホームページにしか批判としての意見は書くまい、と決めたのには、そういう理由があるのである。
2003年08月02日(土) 新番組いくつか/映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』/『ルパン三世公式マガジン』8月18日増刊号 2002年08月02日(金) 復讐正露丸/『快傑ズバット』第一話/『芥川龍之介 妖怪文学館』/『秘宝耳』(ナンシー関) 2001年08月02日(木) 『題未定』ってタイトルのエッセイ集があったな/『キノの旅�検戞併�雨沢恵一)ほか
ある知人に関すること。 その知り合いについての、基本的にはめでたい話を聞いたのだが、ちょっと素直にはお祝いを言えないような状況なのである。正直な話、その知り合いと言うのが、周囲からどのように見られているか、ということについて、あまりに無頓着であるからだ。 多分、本人は喜んでいるのだろうし、私もその人の判断や決意、行動を基本的には支持したい。したいのだが、それに必要な具体的な準備とか、なにより心構えとか、そういうものが全くできてはいないと思うのだ。これまで自分がどういう行動を取ってきたか、そのことでどれだけ他人に迷惑をかけ、心配されてきたか、そのことをいったいどれだけ自覚しているのだろう。しかも話によると、このままでは、さらに周囲に迷惑を拡大させていきかねない状況もあるのである。果たして脳天気に喜んでいていいものなのかどうか。 最近、その人とはすっかり疎遠になってしまっていて(私がその人を嫌っているわけではない)、この話も伝聞でしかないので、私の方から何かが言えることではない。その人が私に何も言ってこないのも、何かを言えば自分がたしなめられることを承知しているのであろう。あるいはそんな義理はないと、今はそう考えているのだろうか。見栄張りと言うか、根拠のないプライドだけは高い人だし、私ごときにたしなめられるというのは、本人にとってはどうにもガマンのできないことなのかもしれない。だからと言って、一度は縁があって、私の家にだって遊びに来たこともある人が、今、後先考えない行動を取っているというのは悲しくて仕方がない。 ベクトルは必ずしもプラス方向に向かっているとは限らない。本人は甘く見ているのかもしれないが、マイナス要因は既にある。そのことから目を背けているというのなら、カタストロフは必然となろう。本当にいいのか、それで。 ……心配しているのは私ばかりではない。「あなた」を知る人はみな「どうかしてる」と思っているのだ。やるせない気持ちでいる人もいる。せめてそこでいったん立ちどまって、今、自分がいるところをもう一度確かめてみる心の冷静さだけでも持ってほしいのだ。 この日記をもしかして「あなた」は見ていないかもしれない。しかし、見ているかもしれないと思って、これを書いている。自分のことではないかと思ったら、今、本当に自分がしなければならないことが何かを、真剣に考えてほしい。なぜ、電話やメールで個人的にそのことを言わないかは、「あなた」にはきっとご承知頂けるだろう。 ああ、それからこの話を私が誰から聞いたのか、なんて余計な詮索はしないように。どこからでも話は伝わってくるから。それが「あなた」が本当はどう見られているか、ということの、なによりの証拠なのです。
台風は昨晩のうちに四国に上陸。九州は直撃ではないが暴風圏には入っている。とは言え、「ちょっとひどい雨」程度なので、今日の練習に支障は来さない。 そう思って、朝方しげは鴉丸嬢に連絡を入れていた。ところが会話の様子がなんだかヘンである。どうも鴉丸嬢は、今日の練習は台風で中止、と思っていたらしい。 「そんなに雨降ってないのにねえ?」とフシギがりながらも、鴉丸嬢を車で迎えに行く。ところが、山を一つ越えて、鴉丸嬢の住所の近くに来た途端、豪雨と暴風がドッと襲ってきたのだ。道が一部、川になっているところもある。 「何これ?」としげと二人で顔を見合わせた。どうやら、鴉丸嬢の家の近辺だけ、局地的な雨が降っているらしい。実際、鴉丸嬢を乗せて、今度は其ノ他君の家に回った途端、ウソのように空が晴れた。……雨の降ってる地域とそうでない地域の「切れ目」が、こうハッキリ分かれているというのもなかなか滅多に経験できることではない。 鴉丸嬢、夕べは寝てない、というのでやたらハイ。ネットオークションにかけたイラストが、今度は五千円で売れたというので喜んでいる。三枚目でもうこの値段というのは、なかなかスゴイのではないか。もちろん、売れてるものには三万円の値段が付いているものもあるのだが、そこまで行けばもうちょっとしたプロ並である。そうなると、一枚二千円でイラスト書いてくれと頼んでるのがなんだか申し訳なってくるのだが、もちっと値上げした方がいいのだろうか(~_~;)。
ともかく、「一部」が豪雨状態であることはハッキリしたので、今日の練習は打ち合わせだけで、早目に切り上げることにする。参加者はカトウ君、鴉丸嬢、其ノ他君、穂稀嬢、しげ、私。スケジュールの確認や、香盤表の作成、SE、MEも確定、黒子人員の確認など。黒子役者の場面ごとの割り振り、連絡担当なども決める。これでほぼこれからの「道」が見えてきたので、みんなウキウキしている。夕べまた寝ていないという鴉丸嬢はハイになってただけかもしれないが。 今回の出演者、結局、あちらこちらからのお手伝いも含めて、男3人、女10人、計13人で、これまでの公演中、最多となった。年齢も16歳から30歳まで幅広い。デハケも一番ややこしく、かなり派手な舞台になりそうである。 これまでが「これこれの人数でこれこれの練習量でこれこれの予算でやれる芝居は」という引き算の計算が多すぎた。今回も「とても照明までは手が回せない」ということで、照明効果を工夫することだけは諦めたのだが、拘れるところには拘ろう、つまり、「これだけの芝居を作るにはどれだけの準備がいるか」、という発想に切り替えているところがある。具体的には、音楽とダンスには力を入れている。「うまくなくても魅せる」というのがコンセプト。おかげで、使用曲も初稿から二転、三転し、かなりバラエティに富んで来た。……って、ダンス曲、最初は五曲のはずだったのに、いつの間にか八曲に増えてるじゃんかよ(^_^;)。 今日は鴉丸嬢のテーマソングとして『プロジェクトA』の主題歌を追加することに決まったのだが、ここで鴉丸嬢も実はジャッキー・チェンのファンだったことが判明した。役と本人が偶然一致したという、まあなんというシンクロニシティ。なんでも『酔拳』のころからのファンだというから、年季は入っているんだが、初公開時、まだ生まれたばかりくらいじゃないのかな。ウチからDVD『ジャッキー・チェン・マイストーリー』&『マイスタント』を借りて有頂天である。 初出演でもっともセリフの多いカトウ君はヒイヒイ言ってるが、あとひと月弱で全てのセリフを入れねばならないのである。しげは「私はもう入れたよ?」、鴉丸嬢は、「私も最初の芝居はひと月で入れたし」とプレッシャーをかけまくること。全く、イジメが大好きなことである。これもカトウ君への期待が大きい故であるが。
練習は4時に引けて、カトウ君、穂稀嬢とはお別れ。 鴉丸嬢、其ノ他君と連れ立って、ロイヤルホームセンターへ向かう。私はそこでまたカメの水槽の草とか、水質調整液とかを買う。「また買うの?」というしげの不満そうな顔は無視する。でも、文句言ってるわりに、しょっちゅう自分がエサをやりたがっているのだから、本当はカメを気に入っているのである。私が死んだらドブに捨てるとか言ってるが。 水草は、こないだ買ったカメの遊び場になかなか亀吉たちが乗って遊んでくれないので、足場になりゃいいかと思ったのである。いや、うまく乗ってくれるかどうかはわからないんだが。異物に対して臆病になってるからなあ。
そのあと、ダイヤモンドシティへ買い物に行く。雨は相変わらず降ってはいるが、峠は越したようで、これならばたいした水害にもなるまい。けれど、ダイヤモンドシティまでの道はやたら込んでいた。こんな雨天では、出かける人もきっと少なかろう、と思っていたのだが、それどころか晴れの日の休日よりも込んでいるのだ。見事にアテが外れたのだが、多分みんなも「こんな雨の日にはきっとダイヤモンドシティは空いているに違いない」と踏んだのだろうな。これもシンクロニシティか。雨天時の選挙の投票率とはエラい違いである。 「満」「満」「満」と、駐車場はどこもかしこもひしめきあっていたが、ぐるぐる回って、何とかスペースを見つけて、駐車。携帯の新機種を見たり、フタバ図書で買い物したりで、結局3時間ほど散策。 食事はピエトロだったが、偶然そこで知り合いが働いていた。なんだか知らないが、私に会って緊張したのか、やたら注文を取り違える。以前会った時、なにか立腹するようなことがあったわけじゃなし、別に取って食ったりはしないのになあ。
帰宅して、早速、水草をカメの水槽に入れたのだが、やっぱりカメの遊び場には乗って来ない(T∇T)。 今日読んだ本、マンガ、関崎俊三『ああ探偵事務所』6巻。 ゴツボ★マサル『サムライチャンプルー』1巻。 疲れてすぐ寝ちゃったので、読めた本はこれだけ
山田風太郎原作・せがわまさき作画による『バジリスク 甲賀忍法帖』もテレビアニメ化決定。制作はGONZO。 マンガ版がどこまで続くかわからないけれども、必ずしもマンガ版の結末と同じにならなくても、原作通りにアニメ化するという手もあるから、不自然に打ち切り、とかいう自体にはなるまい。キャラデザインももうあるのだから、『戦闘妖精雪風』の時のように、「原作のイメージとあまりにちがーう!」という声もあまり上がらないだろう。そもそもそういう人は、マンガ版自体、認めてないだろうから。 制作体制で今回一番面白いのは、製作資金が個人投資家から集められる「アニメファンド!」から出される、という点である。ジャパン・デジタル・コンテンツ(JDC)、楽天証券、ジェット証券が、個人投資家から1口5万円で資金を集めてファンド化し運営するというシステム。映画ではたまにこの形で制作が行われることがあるけれども、アニメでは今回が初めてとか。 投資した人は、上限10%の利回りが得られるだけでなくて、一定額以上の投資をした人は氏名がDVDのエンドロールに表示されるなどの特典も用意されているという話だが、そういう特典はさておいて、好きなマンガが、好きなスタッフによって作られるのならぜひ協力したい、という気にはなる。当たり前の話だが、予算が潤沢にあれば、作られる作品も当然、その予算に見合うだけの完成度が得られるからだ。 恐らくGONZOも、対象となるのが『バジリスク』なら、広くファン層に、またそれ以外の所謂「投資家」にもアピールして、充分な予算が集められる、と計算したのだろう。やっぱねえ、オタクだけじゃあ、ちょっとその予算が賄えるかどうか分からないし、スレたオタクは「ファンに頼るな!」とか言って、かえってそういうやり方を嫌って、協力しないかもしれないし。全方位的に求められる作品、例えば宮崎駿監督作品のような質を“最低でも”保証している作品を送り出せる自信がなければ、とてもこの方式でアニメを制作しよう、という気にはなれないのではないか。まさにその対象として『バジリスク』がふさわしい、とGONZOが決断してくれたことが、私には嬉しくてたまらないのである。 けれど一方でまた、今後こういう形での「投資」が定着化するかどうか、心配もある。当然、最初の何発かは成功してもらわないと、「なんだ、カネ出したのに、こんな出来にしかならなかったのか」とか、「利潤が出ねえじゃねえか、出し損か」とかいう反応がたくさん出れば、せっかく生まれようとしている送り手と受け手の新しい相互関係が失われてしまうことになる。「本当に求められている作品」を今後も送り出していけるのか、というのも課題だろう。このスタッフになら、作品がまだ海のものになるとも山のものになるとも分からない段階で、投資しても構わない、と思えるような制作プロダクションが、いったいどれだけあるものなのか。スタジオジブリは? シンエイ動画は? プロダクションI.G.は? マッドハウスは? 私がパッと思い付くのはこれくらいで、あとはいい作品作ってるところもあるけど、投資することまでは、と二の足を踏みたくなるところが多いのである。サンライズとかは、私にはちょっとねえ。「たとえ自分の意に染まない出来になったとしても文句を言わない」という覚悟がないと(あるいは完全に投資目的で、作品そのものには興味がない場合)、参加は難しいと思うのだが。 私が迷うのは、もともと株とか投資自体を私はやらない、と決めていることである。けれど、今回の場合、『バジリスク』を応援したいだけであって、投資が目的なのではない。けれど、結果として投資を行うことになるのはどう判断すればいいのか。というのも、もしこれが「投資」目的でなければ、しげが絶対反対するに決まっているからだ。しげを説得するには、「大丈夫だ。ぜったい儲かる!」とゼニで釣るしかないのだが、それは私の目的とは全くベクトルが違うし……いや、困っているのである。
2003年08月01日(金) 引用は盗用じゃないぞ/映画『茄子 アンダルシアの夏』/『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』 2002年08月01日(木) MANGA ATACK!/テレビ特番『パワーパフガールズムービー』/『トランジスタにヴィーナス』4巻(竹本泉)ほか 2001年08月01日(水) 掲示板変更&21世紀の夏/『日本はなぜ負ける戦争をしたのか。 朝まで生テレビ!』(田原総一朗)ほか
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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