無責任賛歌
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| 2002年12月01日(日) |
もう今年は風邪なんか引かないと思ってたのに/『バンパイヤ トッペイの巻』(手塚治虫) |
ドリームワークス製作の『ザ・リング』、公開1ヶ月で1億ドル突破の大ヒットになったことで、パート2の製作が決定。相変わらず売れるとなると即決だねアメちゃんは。 問題はその中身で、『らせん』『リング2』とも全く無関係の完全オリジナルストーリーになる予定だとか。ドリームワークス製作部門の重役ウォルター・F・パークス氏によれば、「日本版の前日談(『リング0 バースデイ』)と後日談(『リング2』)は日本的な要素が強くなりすぎている。過剰に抽象的でややこしい」んだとさ。猿相手の商売だとどうしてもそうなるか。 『リング0』のほうは未見なので何とも判断できないが、『リング2』は確かに失敗作だとは思うけれど、それが「抽象的(英語のニュアンスから考えれば単に「わかりにくい」って意味だろう)」なせいだとは思わないがなあ。『2』がつまんないのはどの描写も全部二番煎じになっちゃってるからでしょ。ヒロインだってありゃあくまで松島菜々子で行くべきだったんで、本来脇役だった中谷美紀を主役に据えたせいで映画の印象が甘くなっちゃったからね。わざわざ『らせん』を無視してパート2作ったんだから、ちゃんと「続編」にしないとねえ。もっともあれからどうストレートな続編を作れるのかって疑問はあったんだけど。 米版のほうは次もナオミ・ワッツ主演だし、サマラもちゃんと登場するそうである(大きくなってなきゃいいがなあ)。その点、パート2の作り方のセオリーを「わかって」はいるのだろうが、日本版とは別の意味でウス味になりそうな気はするなあ。だいたい今回の第一作だって、「猿を怖がらせるにはこの程度で充分」と判断されたってことなんで、そのために日本映画が利用されたってことになると、あまり嬉しいこっちゃない。 一応完成したら見に行くかもしれないけれど、あまり期待はしないほうが無難だろうねえ。 さて、でホラー映画にゃつきものの「心霊現象」ネタだけれど、やっぱりありましたねー、『ザ・リング』でも。 エンディング近く、ナオミ・ワッツらがロッジに子供を引き取りに行く場面で、2人の間とその奥の窓際に不気味な「影」が動いてたんだって。インターネットのやりとりでそういうウワサが広がってるらしい。まあ「影が見えた」って言うんなら見えたんでしょ。でもそんなの『ザ・リング』に限らず、『ハリー・ポッター』だろうが『ゴジラ』だろうが発見できると思うがな。『千と千尋』が赤かったのはマルクスの呪いか(^o^)。 配給元のアスミック・エースは、「徹底したモニターチェックを行っている大作で、マイクやスタッフの写りこみは考えにくい。霊的な存在かどうかは分からないが、不気味だ」と、宣伝第一のコメントを発表。商売人だねえ。どうせなら、「主役の男の子の目の下のクマはメイクではなく呪いです」とでも言やあよかったのに。
リメイクと言えば、無謀なリメイクが二つ。 やっぱりドリームワークスが計画中だそうだけど、黒澤明の『生きる』をハリウッドで再映画化だって。黒澤プロじゃまだ製作オッケーの正式な返事はしてないそうだけど、とっつぁまの遺産を汚したくないなら断れよな、黒澤久雄(-_-;)。 もう一本は小津安二郎の『秋刀魚の味』。フジテレビが40年ぶりにリメイクして、来年1月3日に放送する予定だって。笠智衆が演じた父親役は宇津井健、岩下志麻が演じた娘役に財前直見。ほかのキャストは植木等、泉ピン子って……橋田壽賀子ドラマ? 期待はしないけど、まあ『晩春』をリメイクって考えなかっただけリコウなのかな。
昨日からの風邪悪化。 外に出るのがキツイので、食事は冷蔵庫の中の買い置きを食べて済ます。 と言っても冷凍ラーメンくらいしかない。 練習に出かけるしげに、「帰りに風邪薬と栄養剤買って来て」と頼むが、この世のものとは思えないくらいイヤーなイヤーな顔をされる。私が病気になっても、気遣ってやろうなんて気持ちはカケラもないのだこの女は。 日記だけはつけようと、五日分くらいを一気に書き上げたら、途端に発熱(当たり前だって)。そのままくたばる。と言うわけで今日はこれ以上書くことがない。 エンドレスでDVD『オトナ帝国』をかけながら寝る。 ラストシーンが繰り返されるたびに泣いてんだから、全く病気である。いや、病気なんだけどね。
マンガ、手塚治虫『バンパイヤ トッペイの巻』(秋田書店/秋田トップコミックス・300円)。 コンビにの安売りマンガで買うつもりはなかつたんだけど、巻末に「単行本未収録のバンパイヤたち」が収録されてたので購入。と言っても手塚さんのお遊び企画なんだけどね。 一般的には「吸血鬼」を意味する「バンパイヤ」という言葉を手塚さんがどうして「狼人間」(ないしは変身人間)を表す言葉として使ったのかは未だに謎なんだけど、手塚さんのことだから多分深い意味はないのだ(^o^)。語呂がよかったからタイトルに使ったけど、中身は連載が始まるまではまるで考えてなかったって可能性もあるしな。特に手塚治虫自身が準主役的なキャラとしてマンガ内に登場する場合はその可能性がより高い。特撮番組のコミカライズである『サンダーマスク』の場合もそうだし。 『バンパイヤ』のDVDBOXがもうすぐ出るけど、これ、結構原作の設定に則ってるので、ちゃんと手塚治虫も登場するのである。しかも熱海教授役は戸浦六宏さんだしなあ。それを考えると欲しいんだけど、CSでそのうち流れそうな気もするしな。ちょっと悩みどころである。
2001年12月01日(土) ご生誕。/DVD『ラ・ハッスルきのこショー』 2000年12月01日(金) エクソシスト=悪魔じゃないよ/映画『エクソシスト ディレクターズカット版』
| 2002年11月30日(土) |
大掃除Part2/CD『檸檬』(遊佐未森)/DVD『サイボーグ009 バトルアライブ9 〜審判〜』 |
昨日の分に書き忘れてたCD遊佐未森の『檸檬』の感想。 『週刊文春』の『人生は五十一から』で小林信彦が推薦してたんで前から欲しいとは思ってたんだが、DVDを買うのに忙しくて、つい気が回らなかったのである。CDも一時期は貪るように買ってたんだが、ここしばらくは気が向いた時にちょっと買う程度で、日記にもあまり何を買ったの聞いたのとは書かないでいた。しかし、これは久方ぶりのヒットである。小林信彦推奨の理由は、過去の曲を現代風にアレンジし直すのでなく、「その時代の雰囲気を現代に再現しようとした」点にあることは明白。平井堅の『大きな古時計』とはベクトルが全く違っている。ある意味、遊佐未森は自らの個性すら殺し、「自分が当時の歌手としての歌い方を指導されたらどう歌うか」に腐心しているのだ。アーチストを気取ってるだけの薄っぺらな歌手とは一味も二味も違う。
勝手な憶測だが、遊佐未森、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』を見てるんじゃないか。『ヘンダーランドの冒険』に登場したトッペマ・マペットことメモリ・ミモリ姫は遊佐未森がモデルなんじゃないかと、これも私は妄想をたくましくしているのだが(だって彼女だけだよ、シリーズ中で『歌姫』なのは)、そのつながりで『オトナ帝国』を見て、ノスタルジーに創作意欲を掻き立てられてこの『檸檬』を作ったんじゃないか。 だいたいこの『檸檬』というアルバムタイトルがもう梶井基次郎の『檸檬』を想起させずにはいられない。あれって「精神的テロリズム」の物語なんだよね。『オトナ帝国』のケンに通じるところはないか。 ……いや、根拠が薄弱なのはわかってますよ。わかってるけど楽しいじゃないの、こういう空想って。
収録曲は全部で九曲。ランニングタイムが31.58と短いが、精選されたが故、と見てよいだろう。 �\超� ��月がとっても青いから �F遒硫峅任気� �ぅ▲薀咼△留� �ゥ乾鵐疋蕕留� ��小さな喫茶店 ��夜来香(イェライシャン) ��蘇州夜曲 ��森の小径
掲示板にも書いたが、一曲目の『青空』(『マイ・ブルー・ヘブン』)、「せまいながらも楽しい我家 愛の灯影のさすところ」の「灯影」を「ひかげ」と間違って読んでいる瑕瑾があるが(本当は「ほかげ」)、清澄で伸びのある声は充分に昭和初期へのノスタルジアを掻き立ててくれる。 しげに、「この曲とエノケンの『マイ・ブルー・ヘブン』と今度の芝居のテーマソングに使うってのどう?」と聞いたが、「すれば?」とつれない返事。しげにはあまりこの曲も歌い方もよくは聞こえないらしい。 「だって『大きな古時計』と同じじゃん」 ちげーよ!
今日も鴉丸嬢が部屋を片付けに来てくれる。 来てくれるのはありがたいのだが、捨てられちゃ困るものまでポンポン捨ててしまうので、ちょっくら困りものではあるのだ。「それ捨てないで」と言ったらギロッとこっちを睨むし。……いっぱいいっぱいだなあ、鴉丸さん。 しげは時々思い立ったように「手伝い人」を連れてきては部屋を大掃除し始めるのだが、誰もが一様に精神に以上を来たしてしまう。ゴミの多さにマジギレしてしまうのだ。片付けても片付けても床が全然見えてこないので、悲鳴と怒声が上がるが、私は今回は片付けを「手伝わない」と決めている。
そもそも、そこまでウチの中が散らかってしまったのが誰のせいかと言えば、やはり8:2でしげのせいなのである。これは決して私が自己弁護のために言い訳をしているのではない。それが証拠に、私がかつて片付けた部分は本もビデオも整然としているのに対し、しげの担当した部分は常に乱雑、どこに何があるかもわからない。ひどいのになると、私がまとめておいたゴミを寝惚けて蹴り倒して「アンタの出したゴミだから、アンタが片付けり」とか言ったりしているのである。これでしげに対して怒らないほうがどうかしている。 そもそも本やビデオも、私が片付けても片付けても、しげが片っ端から引っ張り出しては読み散らかし、そのくせどこに戻していいのかを忘れてそのままほったらかしてしまうので、ついに私が整理することを放棄して音を上げてしまったのだ。一時期まで私はビデオのラベルを全て整理していたのだが、しげが「自分ばかり楽しそうなことして」とグチグチ文句を言ってジャマをするので、それもできなくなった。じゃあしげが何かしていたかというと、家事も料理も一切していないのである。文句を言えるだけ何か仕事をしているわけでもないのに、人の足を引っ張ることだけは一人前にするのだから、人間として欠陥があることは紛れもない事実なのだ。自分の散らかした後始末を他人に平気で頼めるくらいだから、その恥知らずな姿勢には呆れるばかりである。
いつもなら私も、せっかく片づけに来てくれるのだから、トイレを掃除したり玄関を簡単に片付けたりして、せめてそれくらいはしないと悪いなあ、と思うのだが、今回の片づけの目的はウチで忘年会をするためである。しげが心を入れ替えたのならばともかく、そんなもんの手伝いをしてやらねばならないほど私もお人好しではない。もうしげのフォローをするのにも飽き飽きしていたので、ほったらかしていた。 「トイレ掃除しとけよ」とは随分前から言っておいたのだが、もちろんしげは無視している。私はしょっちゅう血便を垂らしているので、そこだけは自分で掃除しておいたが、しげは自分が汚した便座や床に散らかしたままのトイレットペーパーの芯は全部ほったらかしたままだった。鴉丸嬢、「足の踏み場がなぃぃぃぃぃ!」と悲鳴を上げていたが、ご愁傷様である。恨むならしげを恨んで下さい。恨まれてもしげは何の痛痒も感じないでしょうが。
いい加減、私は怒っているので、もう片付けは手伝わないつもりでいた。なのに結局、ゴミが多いの重いのと文句を言うので、仕方なくゴミ出しくらいは手伝う。こういうところがしげを「甘やかしてる」ってことになるんだよなあ。
鴉丸嬢には何かお礼をしたいところだが、さて、金欠病でバイト代を出せないのがツライところ。代わりにウチで要らなくなったもので、何か鴉丸嬢欲しいグッズなどがあったらあげるよ、ということで適当に物色してもらう。 ここぞとばかりに、しげが引き出物の類をなんでもかんでも紙袋に詰めて渡そうとする。いつのまにか私が買ってたオカリナまで入れている。それはいつか作って吹くんだよ。ケンカ売ってるのか、しげ(`Δ´)。 『千年女優』のセル画まで勝手に入れていたので、慌てて取り出す。……出かけずにウチで監視しててよかった。 こうなりゃ、袋の中を全部検分しないわけにはいかないとひっくり返したら、誰かから貰ってた石鹸の詰めあわせまで入れてたので、脱力する。そんな、いかにも要らないイタダキものをそちらに回しました、みたいな感じでモノを差し上げるのはあまりにも失礼だ。そう思って取り出そうとしたら、鴉丸嬢、「あ、それは使えるから」と袋に戻してしまった。要るんかそんなん(・・;)。いやね、ほしいと仰るものをムリに取り上げたりはしないけど、鴉丸嬢も衒いがない(^_^;)。 役に立たないと判断したものは惜しげもなく捨て、「これは使える」と思ったら万力のように捕まえて離さないしげが、「石鹸」といういかにも有用なものを平然と人にやろうとするのは奇妙に思われるかもしれない。実はしげは、贅沢なことにボディーソープは使っても石鹸は使わないのである。理由は「こするのがめんどくさい」に決まっている。そのくせ風呂に入るのは「水がもったいない」と三日にいっぺんくらいしか入らないから、ケチなんだか贅沢なんだかさっぱりわからない。多分、狂ってるのであろう。 劇場プレゼントで貰った『吸血鬼ハンターD』の十字架ストラップを見つけた鴉丸嬢、目の色を変える。「売って!! 二割がけでいい!」。……そう言えば鴉丸嬢、『D』の大ファンだったなあ。いや、ここでホントに二割がけで売ったりしたら外道であろう。ストラップは喜んでご進呈。その後の鴉丸嬢、片付けに張り切ること。
ゴミを出すころから、なんだか気分が悪くなってくる。 頭がクラクラして、背中を悪寒が走り、吐き気がする。多分、ホコリの中のウィルスのせいだろう、しばらくすると喉が痛くなってきて、鼻水も出てきた。こりゃヤバいな、と思って、しげに「風邪薬ない?」と聞いたが、「ないよ」とニベもない。 今日はAIQの会議もあるってのに、困った事態になった。 とりあえずビタミン剤と牛乳を飲むが、たいした効果はなさそうだ。
夕方にまでに何とか床が見えるようになるが、部屋が使えるようになるまでにはまだまだ。けれどAIQの会合の時間が迫っていたので、今回は鴉丸嬢も連れて、赤煉瓦館に向かう。
昨年、受付や警備をしていて思ったことだが、私のように見映えのしない人間、というよりムサイやつが目立つ場所をウロチョロしているというのは、ショービジネスの視点に立てばどう考えてもマイナスなのである。 オタクアミーゴスの公演に集まってくるお客さんはその大半が男である。もちろんみなさん、筋金入りのオタクが殆ど。心理テストじゃないが、「Aの入口には中年の見苦しいオッサンが、Bの入口には美しくうら若きレディーが立っています。あなたはどちらの入口を選びますか?」と言う質問に「A」と答える男はいまい(「ボクってシャイだからAに行っちゃうな」なんて言ってるキミ、さっさと病院に行きなさい)。 AIQはボランティアで活動しているのだから、こういうところで商売っ気を出すのはどうかというご意見もあろうが、やっぱりショーである以上、「見た目の華」を考える必要はあろうかと思うのだ。ただ、別に外見だけで鴉丸嬢に手伝いを依頼したわけではない。お客さんに何か尋ねられた時に即座に対応できる人じゃなきゃ意味はないのだ。だから例えば、私は穂稀嬢には一切声をかけていない(しげの話によると、彼女は何かのバイトで受付をしていて、客に声をかけられたときに「隠れた」そうである)。 本人は否定してるが、鴉丸嬢は美人だしオタクだし、オタク相手の応答は決して不得手ではない。だいたい、『吸血鬼ハンターD』のストラップ一つ貰っただけで、ウチのあの散らかった部屋を片付けるような人間がオタクでないとどうして言えるか(^_^;)。
AIQの会合、鴉丸嬢以外にも新参加の男性が出席。もっともこちらは手伝い人になるかどうか、まだ未定とか。本日は「見学」とのこと。 しおやさんとアンジェリーナさんはお休み。 アンジェさんはお風邪とのことである。オタクがオタクの会合に出席できないとうのはよっぽどのことだ。相当ひどい風邪なのかなあ、心配だなあ。……とか言ってる私自身、会議の最中、どんどん気分が悪くなってくる。初めは会議後の飲み会まで参加するつもりだったが、ちょっと体力が持ちそうになかったので、一足先に辞去する。
帰宅して、DVD『サイボーグ009 バトルアライブ9 〜審判〜』を見ながら寝る。 第一期完結巻だけれど、『コスモチャイルド編』前半の27話で切れるという区切れが悪い。多分これ、第26話の『ギルモアノート』という総集編が入ったせいだろうな。恐らく最初のシリーズ構成では、26・27話で『コスモチャイルド編』をやる予定だったのだ。全く、タイトなスケジュールの悪影響が随所に出てるシリーズだったよなあ。 25話の『ミュートス、終章』、作画も演出も前半の白眉なんだけれど、絵コンテと演出のクレジットがない。監督の川越淳さん自身が担当したのか、それとも絵コンテなしブッツケで制作してったのか(^_^;)。
2001年11月30日(金) 心臓止まってもDVD……バカ?/ドラマ『五辨の椿』第1回/DVD『ハレのちグゥ』3・4巻ほか 2000年11月30日(木) チラシ完成!/『未明の家』(篠田真由美)
| 2002年11月29日(金) |
再爆走�ァ織織ぅ爛好螢奪廝横粥殖達帖慍�かしの昭和テレビ・ラジオ番組主題歌全集』/『桃色サバス』4〜6巻(中津賢也)ほか |
北朝鮮拉致被害者の曽我ひとみさんが、昨28日、憧れだった歌手の森昌子と対面。曽我さんによれば、森さんは一番好きな歌手で、北朝鮮でも歌を励みに頑張ったとか。 ……あー、私、この話聞いて、ようやく24年って時間の重み、感じちゃいましたよ。ホントに拉致被害者の人たちって、過去からタイムスリップして来たんだよなあ。私も全く人として不明なことである。 「森昌子」って聞いて、今の若い人がどんなイメージ持つかわからないけれど(誰それ?って人もいるかも)、確かに曽我さんの年齢だったら、森昌子がトップアイドルって認識を持っててもおかしくない。 「花の中二トリオ」って括りで桜田淳子・山口百恵とセットで見られるようになってからは、「歌唱力はあるけど地味」って印象になってしまったけれど、『せんせい』でデビューした当時は、確実に誰もが彼女を「かわいい」と思っていたし、その曲をソラで歌えない人間など日本にはいなかったのだ。どれくらいアイドルだったかというと、吉沢やすみの『ど根性ガエル』に森昌子のニセモノの「森日日子」(タテ書きにしてみてね)ってのが登場してくるくらいだったのである。わかりにくい譬えか? 実は私も、彼女の主演映画『どんぐりっ子』を見に行ったクチである(^o^)。森昌子が、引っ込み思案の男の子の家政婦さんとして、その子を強く育てるって話なんだけど、原作のタイトルは実は『女中っ子』。「女中」って言葉が差別語だってことで、森昌子のヘアスタイルに合わせて変えられたんだけど、森昌子を「どんぐり」と呼ぶことは差別じゃないのか(^_^;)。言葉狩りの正体なんてこんなものである。 ……まあ「森昌子」というキーワードでこんなこと思い出したんだけど、もしずっと日本にいたとしたら、アナタ、24年の間、ずっと森昌子を自らの偶像として心に抱き続けられますか。そこんとこが「24年の空白」の意味の重さなんだなあ、と実感しちゃったのよ、私は。 浮き沈みの激しい芸能界で、引退もせず、スキャンダルにもまみれずにやってこれた森さんが曽我さんのアイドルだったってことも、奇跡的な幸せだと思う。もしもこれが桜田淳子のファンだったらと思うと……(-_-;)。国にではなく、あの時代に帰りたい、なんて『オトナ帝国』な気持ちに駆られちゃったんじゃなかろうか。 もっとも、森進一と結婚したってことを知ったときの気持ちを曽我さんにちょっと聞いてみたくも思ったけど、これって意地が悪いかな?
今年はなんだかんだで仕事を散々休んだんで、もう有休休暇がわずかしかない。 けれど休みはめいっぱい取らなきゃ損、と考えてるほうなので、半日休みを取って天神回り。LIMBやジュンク堂地下のGIGAとかを回って、先週買い忘れていたCDを買いこむ。 芝居に使えないかと考えてたCDをヨナさんから推薦してもらっていたので探してみたのだが、全部は揃わなかった。 買ったのは『グレン・グールド バッハ:ゴールドベルク変奏曲 メモリアルエディション』『フォーレ/夜想曲全集』『田部京子/吉松隆:プレイアデス舞曲集』『福田進一:悲しき玩具〜吉松隆ギター作品集』。 だいたい私の注文が、「『ジムノペディ』風で、もう少し軽めの、かと言って滑稽な感じはなくて静かな雰囲気の、軽い切なさを感じさせるような曲」というかなりいい加減なものだったのに、どれを聞いてみてもイメージにしっくりくるのである。ヨナさんの選曲の確かさにすっかり舌を巻いてしまった。 しげに「この曲とかイメージに合ってて使えそうじゃん?」と聞いたら、「台本が上がってないのにわかるわけないじゃん」と切り返された。第一稿だけじゃダメかい。でも言い分は正しいので沈黙。年末まてになんとか上げなきゃなあ。
芝居用とは別に趣味で買ったコロンビアの『懐かしの昭和テレビ・ラジオ番組主題歌全集』。二枚組で『向こう三軒両隣り』(1947)から『前略おふくろ様』(1975)まで全49曲を収める。 この手のものは間を置いてちょくちょく出されるのだが、実のところその選曲に偏りのあるものが殆どで、どういう基準で選んでるんだって言いたくなるものが多い。このCDもその例に漏れず、ドラマの主題家の中にポツンと『赤き血のイレブン』なんてアニメが混じってるのがヘン。
けれどそれでも買う気になったのは、『天下御免』(1971)のテーマ曲が収録されてたから。今やビデオテープがわずか1話分しか残っていない、しかし確実に日本テレビ史上に残る時代劇コメディである。平賀源内(山口崇)を中心に、小野寺右京之介(林隆三)、義賊・稲葉小僧(津坂匡章、現秋野太作)、武家の娘・紅(中野良子)、その弟・八萬(山田隆夫)、杉田玄白(坂本九)、田沼意次(仲谷昇)が活躍。歴史を無視すると言うより歴史と遊ぶ演出が話題になったが、何と言っても平賀源内と言えばこの人にトドメを指す、という山口崇の好演が輝いていた。源内も山口さんも同じ高知出身、思いっきり入れこんで演じてらしたそうである。その爽やかさは若き日の栗本薫女史をして魅了せしめたとほど(^o^)。私ゃこのドラマのおかげでしばらく中野良子の熱烈なファンになってたけど(#^_^#)。最終回、源内が杉田玄白発明の気球に乗ってフランスに亡命するラストにはアッと驚かされた。ビデオは残っていなくても紅と二人手を振る源内の笑顔はしっかり脳裏に残っている。 山口崇と言えば『大岡越前』の将軍吉宗のイメージが強いが、後に『天下』と同じ早坂暁脚本の続編『びいどろで候・長崎屋夢日記』で再び老境の源内を演じるが、かつてのキャストが誰一人登場せず、テンポもたるく、昔日の面影はなかった。 そして肝心のテーマソングはまたしても故・山本直純。もしかして私の音楽センスって山本直純が基準になってるんじゃないか(^_^;)。
マンガ、中津賢也『桃色サバス』4〜6巻(少年画報社文庫・各620円)。 3巻分まとめて読んだけど、一冊一冊の解説は今さらいらんな。ともかく毎回毎回カゴメやカゴメ以外の女の子が脱いだり脱いだり脱いだり脱いだりするマンガである。けど、エロマンガじゃないんだよ。これだけヌードが出まくってるのに読んだ印象は爽やか。このマンガテクニックって素晴らしいよなあ。 4巻の解説はあさりよしとお、5巻は島本和彦、6巻は榎本俊二。あさりさんの解説は「中津賢也に会ったことがある」という解説にもなんにもなってないものだったが、島本さんのは『燃えよペン』の外伝『耐えよペン』(^o^)。知る人ぞ知る「うかつ賢二」のギャグの裏話が語られる。島本ファンには必見であろう。榎本さんの解説は実にマジメに中津賢也の魅力を語る。これ読めば私の拙い解説なんぞ読むこたァない。さあ、本屋に走れ!
2001年11月29日(木) おトイレの音入れ。つまんないシャレですみません/『ほんの本棚』(いしいひさいち)/DVD『ゴジラの逆襲』ほか 2000年11月29日(水) オタクとは知性のことなり/アニメ『サウスパーク』5巻ほか
| 2002年11月28日(木) |
再爆走�ぁ新�をとっては/『恋愛出世絵巻 えん×むす』1巻(瀬口たかひろ)/『ウルトラマン画報』上巻 |
今日は半日出張の予定だったのだが、会議が長引いて急遽取りやめ。 しげには「出張だから迎えに来なくていいよ」と言っておいたので、仕方なくタクシーで帰る。ああ、カネがもったいない。公共の交通機関がほとんどない山の中にあるんだから、タクシー代くらい支給してほしいよ、全く。誰もが自家用車持ってると思うな、視力が悪くて免許取れない人間だっているんだよ。
山田洋次監督が、『たそがれ清兵衛』で第27回報知映画賞の作品・監督賞を受賞。まだ映画を見てないからその受賞が妥当かどうか判断はしかねるが、聞きかじった情報から判断しても結構面白そうなのだ。なのに、何度誘ってもしげが一向に興味を持ってくれないので、私としては寂しいのである。正直な話、『恋に唄えば』見るよりもずっと面白いと思うんだがなあ。 「だって真田広之じゃん。もう飽きたよ」 『写楽』あたりから、見る映画見る映画真田広之が出てる、としげは言うのだ。 そこまでではないにしろ、主演に起用される役者に「偏り」が生まれるのは否めまい。特に時代劇となると、「殺陣ができる役者」が必要となるが、今時そんな役者がどれだけいるというのか。今度の『魔界転生』でも、「佐藤浩市に長塚京三?」と思ってしまうのは、この二人の殺陣に殆ど期待ができないからだ。佐藤浩市の時代劇って、『忠臣蔵外伝四谷怪談』しか知らんが、全く印象に残っていないし。 となると時代劇となると真田広之ってのも仕方ないのかな、という感じなのである。夕方、下城の時刻になるといそいそと病弱な妻のもとに帰るマイホーム侍、なんて設定、面白そうじゃないの。でもそういう侍なら確かに真田広之は違うよなあ。地味で、美男子でもなくて、朴訥で、それでいて剣はピカ一。ふた昔前なら、片岡千恵蔵が『国士無双』『赤西蠣太』『血槍富士』なんかで得意としていた役柄だ。 朴訥さを表現するだけなら役者はいるだろう。けれど殺陣も……ということになると思いつく役者がいない。日常の演技より殺陣を優先すれば、真田広之は仕方ない選択ではあると思う。 山田洋次監督 が、受賞後に開口一番、「真田(広之)君にあげたかったな」、と語ったというのが気になるのである。どこか不貞腐れたような印象が常にある真田さんの演技を私はあまり好かないのだが、意外とバケているのかも。どっちにしろ「見ないことには始まらない」のだが、この分だと公開中はムリっぽいからなあ。一人で行けばまたしげが文句付けてくるだろうし、ウウウ、見たいよう(T∇T)。
マンガ、瀬口たかひろ『恋愛出世絵巻 えん×むす』1巻(秋田書店/少年チャンピオンコミックス・410円)。 またこんなの買っちゃいましたよ。どんどん間口広げてどうしますかね、私も。瀬口さんの前作、『オヤマ!菊之助』は読んでなかったんだけれど、気にはなってたんで今回の新作はちゃんと第1巻からチェックしてやろうってことで。 うーん、なんかヘンだよ、このマンガ。もしかしてすげえトンデモマンガになるかも。 それまでダメダメだった主人公のところに美少女がなぜかやってきて……という設定自体は今までにもよくある話だし、絵柄もちょっとほのぼの系の混じったいかにもなアニメ絵なんだけれど、問題なのは高校生・蟻川義介くんのところにやって来たのが、生き別れの妹や女にしか見えない男や天使や悪魔や宇宙の鬼娘なんかじゃなくて、メイドさんなんだけれど、ロシア人の娘・ソーニャで、莫大な遺産と世界的コングロマリット「ドラグーン」の経営権を巡る謎の御守りを届けに来たってとこだね。 いやあ、この「お守り&メイド」セットが届けられた相続候補者ってのが、みんなどこかキテるやつばっかなわけよ。みんなそれぞれに自分の天才を自負してるんだけれど、テストで自分に負けた美少女を自分の奴隷(人犬だよ……)にしちゃってるやつまで出てくるし。で、この美少女の柳木さんというのが主人公の義介くんの片思いの相手なわけだが、これって少年マンガにしちゃそうとう淫靡な設定じゃないかな。 「私がどんな目にあったと思うの!?」って叫ばれてもアータ、どんな目にあったんですか(^_^;)。 いったい純情ものになるんだかエロものになるんだか見当もつかない展開なんだけど、前の『オヤマ』もこんな感じだったんでしょうか。アオリ文句は「恋愛御守りバトル巨編」だそうな。……何それ。
『ウルトラマン画報 光の戦士三十五年の歩み』上巻(竹書房・2520円)。 竹書房の「画報」シリーズ、10周年記念は満を持しての『ウルトラ』シリーズ。さすがに1巻には収まり切れず、上巻は『ウルトラマンレオ』まで。てゆーか、我々ウルトラ第1世代には『ウルトラ』シリーズはここで終わってるんだけどな。 もちろん全怪獣の身長・体重・出身地・武器・足跡(^o^)のデータも充実、コラムでウルトラシリーズの歴史や歴代ヒロインの紹介、各種グッズ、コミカライズ、ゾフィーやバルタン星人やレッドマン(おいおい)までフィーチャーするなど遺漏がない。これまでの全集の類ではたいてい無視されていた『ウルトラファイト』全話のデータが収録されてるのもいい。 ただそれでも隊員たちの写真がなく記事だけだとか、明らかな欠点もある。それだけ『ウルトラ』シリーズの情報は今や膨大なものになってるということなんだろうね。 それにしても『セブン』12話、復活の可能性は未来永劫ないんだろうか。
2001年11月28日(水) ひと月早いぞ誕生日/DVD『キカイダー01』第1巻/『マジンカイザー』2巻ほか 2000年11月28日(火) 〆切はゴムのように延びる(^o^)/『蟲師』1巻(漆原友紀)ほか
| 2002年11月27日(水) |
再爆走��/鬼が笑っちゃってひきつけ起こして寝る話/『燃えよペン』(島本和彦)ほか |
ちょっとここで重大(というほどでもないが)報告。 人事異動の季節が近づいてきているが、今回、異動希望を出すことにしたのである。ウチの職場ってデカイことはデカイからね。何も山越えて郡まで出張って行かなくてもウチの近所で通えるとこ結構あるんだわ。遠いとこに行かされたのって、多分嫌がらせだと思うんだけど、そろそろ私もしげも限界なんである。毎日送り迎えのことで夫婦ゲンカなんかしたくないわい。 スチャラカな私の査定がいいはずはないし、希望通りの部署に行けるかどうかはわからないのだけれども、仲いい同僚が次々リタイアしてくからなあ。過労でいずれ殺されるようなとこじゃ病気持ちにはつらいっす。 とかなんとか思ってたら、今日、いきなり上司の一人から「来年、主任になってくれんかね?」とか言われたのである。「主任」と名がついてるからそれなりに重要なポストなんだが、どれだけ重要かっていうと職場の経営会議に出席しなければならないくらいなんである。 気でも狂ったか上司(^_^;)。 「ああ、私、来年ここにいませんから」と断ったのだが、仮にいたとしても主任になることはあるまい。その人以外のほかの上司にゃ嫌われてるだろうしね。それに、いざというときの責任を取らせるためだけのポストに付きたいと思うほど、私ゃ物好きじゃないんですよ。
日朝交渉が完全に暗礁に乗り上げたらしい。 23、24日に中国で行われた非公式協議の内容によると、北朝鮮は「準備のための協議も含め日朝国交正常化交渉を行う雰囲気は整っていない」と日本側に通告してきたのだそうな。 「拉致問題解決」を前提とする日本の強硬姿勢に対して、北朝鮮も強硬姿勢で臨んだ、ということなんだろうが、こうなると小林よしのりさんが主張するように「あの国はほっとけ」という言い分にも説得力が生まれてくるから困りものなんだよなあ。何するかわかんないからほっとけないんだけど、手詰まりだと確かに何もできなくなるしなあ。 北朝鮮は経済的に困っているから、日本の要求に対して最終的に拒否はできない、という見方が甘かったってことなんだろうね。実は北朝鮮は困ってなんていないのである。人口減るのだって気にせずに、どんどん自国民から搾取してればいいだけだから。「人口が3分の1まで減っても、国家元首が無事ならいい」って、独裁の基本だもんね。ましてや「自分たちの不幸は日本のせい」と対外的に敵を作っとけば、自分たちが責められることもないからねー。 で、この状況を日本にいる北朝鮮の人たちはただ傍観してるだけなのかな? 日本にいれば洗脳もいい加減解けてるでしょ? 本気で未来のこと考えてるなら、北朝鮮本国に対して働きかけることもできるんちゃうかな? 仮に日本と北朝鮮の間に何かあった場合、戦後の日本の某党みたいに、何もしてないくせに「私たちも努力した」なんて言い訳したって聞き入れられないよ? っーか、今動かないんなら、「拉致問題は解決してる」って北朝鮮のスタンスに同調しているんだって解釈されちゃうよ? それじゃあ日本人から差別や偏見を受けたって仕方がないってことになっちゃうけどいいの? それでも仕方がないっていうんなら、今後は口が裂けても「過去の日本は……」なんて言うなよ。日本人だって自分たちの運命をどうにもしようがなかったんだから。
山本弘さんとこの『SF秘密基地』、次から次へと新手の荒らしさんが登場してきて楽しいことになってるのだが、やっぱりこれは有名税みたいなもんなんだろうと思う。山本さんもご愁傷ではあるがメゲずに頑張ってほしい。世の中に盗人とアホウのタネは尽きないのである。 偶然にも今日、職場の若い子から「ガンダムの技術で戦車を作ったらそっちの方が兵器としては効率がいいんじゃないか?」と聞かれたので、シンクロしてんなあ、と思いながら(そいつはパソコン持ってないので掲示板での論争は知らない)、スレッドの流れそのままに受け答えしてたら、相手が「ホバー付きの戦車を作ったら」とか言い出した。いやあ、アホウの発想って似るもんだねえ(^o^)。 だいたい『ガンダム』の発想自体が「いかにロボットアニメにリアルさを付与するか?」という点にあったのだから、冒頭の質問は質問にもなっていない。質問形式でスレッド立てた時点で、こいつは「ガンダム見てもいないな」とか「荒らし目的だな」とすぐわかるから、無視するのが一番なのだ。レス付けてったって不毛な会話が続くばかりで、そのことを指摘してる常連さんもちゃんといるのに、ムキになって反論する常連さんもいるから話がややこしくなっていく。 要するに有名人のとこに集まってくる人間って、一見マトモに見えてもみんなどこか「かまってくん」的なとこがあるんだよね。 「荒らしさん」は、最初から「みんな有名人に相手してもらって羨ましい」というやっかみから挑戦的なこと書きこむけど、普通の人だって、「荒らし」とたいしてメンタリティが違ってるわけじゃない。 有名人のとこに書き込みをする。 レスを付けてもらって嬉しくなる。 そこまではいい。 ほかの誰かがやっぱり有名人からレスを付けてもらう。 それが羨ましくなって、常連同士で内輪もめする、とか、 トンチンカンな書き込みがあったら、無視してりゃいいのに、わざわざ先輩風を吹かして何か優しく説明してあげなきゃならない気分になる、とか、 有名人の代わりに、荒らしさんを追い出さなきゃならない、とか、 段々書き込みすることが「自分の義務」だと勘違いし始めてるんだよね。全部「そんなん誰もアンタに書き込みしてくれなんて頼んでないし、アンタがやらなきゃならないことでもないでしょ?」と言われたらそれまでなんである。 一度や二度ならともかく、しょっちゅうそういうこと繰り返してたらアータ、自分のアイデンティティ確認するためにサイトに頼っちゃってる依存症だって思われても仕方ないと思うけどね。 いつぞや唐沢俊一さんが日記に書いてたことだが、サイトで日記をつけるのは「性に合ってた」からで、また「いつ、やめたって構わない」というスタンスで書かれているのである。そういうフレキシブルさがないと、公開日記なんて個人的感情の押し付けにしかなるまい。 書きこみだって同じで、「ここは一つ私が書かねば」なんて気持ちで書いた文章が面白くなるはずはあるまい。客観性のある文章と一人よがりな文章との違いがどこにあるか、みなさん、もちっと考えてみてもいいと思うんだけどねえ。
晩飯はコンビニで買ったスパゲティ。安上がりである。 そのコンビニでようやく『ガンダムエース』を入手。 今回の『ガンダム THE ORIGIN』は、『ガルマ編』最終話。 シャアが死ぬ直前のガルマに得々と自分の秘密を打ち明けるのって、冷静に考えると、ボイスレコーダーに記録される可能性だってあるじゃん、とツッコミたくはなるのだけれど、多分後でシャアのやつ、ガウの残骸の中からボイスレコーダーだけ探して壊したんだろうねえ。 軍功を焦るガルマ、その心理に乗じたシャア、確かにこのあたりはガンダム前半の白眉で、セリフもよく練られているなあ、と再確認。劇場版公開時唯一爆笑が起きていた死ぬ直前のガルマの脳裏に浮かんだイセリナの映像もカット。賢明な措置である(^o^)。あれ、わざわざ新作だったんだけど、あの当時の富野さん安彦さんはやっぱりちょっとナニになりかけてたのかもね。 ほかにもアニメ版と違うのは、エッシェンバッハが死ぬ描写かな。テレビシリーズじゃこのあとイセリナの出番がもう一回あるんだけど、コミックじゃそこまでは描かないかも。結局イセリナは彩りキャラで終わるか。 毎回新作が楽しみなトニーたけざきさん、今回も「弾幕が薄いぞー!」ネタ。なんでSMネタになってるのか分らないけれど、まあ勢いがあるからいいや。
マンガ、島本和彦『燃えよペン』(小学館/サンデーGXコミックス・600円)。 もしかして今時の若い人はこのタイトルが何のパロディかわかんない人もいるかもなあ。続編が『吼えろペン』になっちゃったから、ますます解りにくくなったけど、もとネタはもちろん司馬遼太郎の『燃えよ剣』。炎尾燃が土方歳三なら近藤勇は? 沖田総司は? なんて探してもムダ。炎尾燃一人が土方であり近藤であり沖田であり、ほか全ての新撰組なのである。それほどに炎尾燃は燃えているぞ! 「特別描き下ろしマンガ13ページ収録!」のオビに惹かれて単行本持ってるのにまた買っちゃったけど、オリジナルにあった「実在人物躍動編」がカットされてる。な、ナマのう、うかつ賢二が見たかったのにぃぃぃぃ! 今掲載すると問題があるのかなあ。しげは「肖像権の関係でしょ?」と言ってたが単に写真を載せると定価がはね上がるってことなのかもしれない。 『BSマンガ夜話』で聞いた話だけど、『吼えろペン』でもやっぱり実写マンガやってるそうなんで、そちらはちゃんと収録してほしいものである。
オマケの描き下ろしマンガ『熱血マンガ講座』は、結構実践に役立つぞ(^o^)。 「作者の一番言いたいことを大ゴマで言わせてはいけない! 言いたいことをストレートにネームにすると作品がうすっぺらくなるから気をつけろ!!」と言うのはまあ納得いくが、「言いたいこと以外のこととか、言いたくないことを大ゴマで言わせろ!! 意外とそこに偶然!! 思っていた以上の深読みができる名場面ができたりするかもしれない」というのはテクニックとしてどうかと思ったけれど、次のコマで「そういうことだ!!」とヤラレたので納得。やっぱ島本さん、いろいろ経験してるよ。
2001年11月27日(火) 癒されたいの?(-_-;)/DVD『ウルトラQ』6・7巻/『ギャラクシー・クエスト』 2000年11月27日(月) 活字の本が読み進まない/『カスミ伝△(さんかく)』1巻(唐沢なをき)ほか
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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