無責任賛歌
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| 2001年11月03日(土) |
10000HIT!o(^▽^)o /映画『エボリューション』/『電脳なをさん4』(唐沢なをき)ほか |
オタアミ当日まであと21日! 21日しかないのだ!
え〜っと、おかげさまで、10000HITを達成することができました。 これもひとえにみんな私のおかげでございます(←もうだれが元祖かわかんなくなってるギャグ)。 見事10000番をゲットされた方には何か粗品を差し上げようと掲示板に告知までしていたのですが、残念ながらご連絡はありませんでした。この日記の読者の半分は、Googleやgooなどで検索をかけてくる人なのですが、ここ何週間かは、「フルメタル・パニック!」で検索してくる人が異常に多い。日に数件は必ずあるという状況。 そんなん私は「放送延期はなんでなんだ」と喚いただけだっちゅーのに、それ以上の情報提供には答えようがないっスよ。こういう人がキリ番ゲットしても、連絡して来ないだろうことは仕方のないことではあります。 ましてや、10000番をゲットした人はどうやら「あずまんが」で検索してきた人らしい。日記のタイトルにオタクアミーゴスを入れちゃったせいか、よっぽど濃いあずまんがネタを期待したものか。 んじゃ私は「ちよちゃん解剖図」とかをイラストにして載せとかなきゃならんのでしょーか。どっちかっつ〜と私は榊さんかおーさかを描きたい(もっとも私の絵だとどれもこれもラムちゃんになってしまうのがネックだが)。せーふくで随分抑えられてるが、アイツら結構張りのいいムネをしていると見ている(見てどーする)。
それにつけても、つくづく、ホームページ立ちあげなきゃならんなあと思うこのごろである(と言いつつ、もう1年が経とうとしているのであった。はっはっは)。この日記にはホントに毎日、好き勝手なことばっか書いてるけど、オタクな情報の発信地には全くなり得ていないのだよねえ。
さて、今日は朝からキャナルシティで映画『エボリューション』。 公開初日の第1回目から行こうってんだから、リキ入ってるように思うだろうが、もちろん入っているのはしげである。 雨降りだし、今日もロドリゲス(今度、正確な車種をしげに聞いておこう。軽だってことはわかるが、形状をうまく説明できん)で行く予定だったのだが、ウィンカーの調子が悪いということでいきなリ車検に出しているので、バスと徒歩である。 キャナルシティ、交通機関を利用すると非常に便が悪い。博多駅から10分ほど歩かねばならないのである。 もっともしげは私と相々傘で並んで歩けて嬉しそうだが、しげとの身長差が15センチあるので、歩幅を合わせるのがヒト苦労なのである。しかも、私が一生懸命同じ足を出そうとするのに、しげは逆の足、逆の足を出そうとする。 「コラ、左足から出せって言ったろ?」 「え? でもそれじゃ二人三脚にならないじゃん」 「そりゃ、足を結んでる場合だろうが!」 言っとくが、並んで歩くの、今日が初めてじゃないからね。この会話を私はしげともう何十回もしているのだ。なのに、10年一緒に過ごしてて、しげは未だに寄り添った歩き方一つ覚えない。なんで私ゃ自分の妻と雨ん中、おしくら饅頭しながら歩かにゃならんのか。 ……雨はヤだねえ。
映画『エボリューション』、『ゴーストバスターズ』のアイバン・ライトマン監督だけに、そう外したものは作らんだろうと思ってたら、筋立てが全く『ゴーストバスターズ』だったのには呆れた。 つまり、進化していくエイリアンを退治しようとする主役チームを、おバカな軍幹部が自分たちのメンツのために排除するけれど、最後の土壇場で主役たちが見事エイリアンを撃退、大逆転の勝利ってパターン。 キャラクター配置もまんまで、女に手が早くて陽気なオーランド・ジョーンズをビル・マーレイに、学究肌のデビッド・ドゥカブニーをハロルド・レイミスに、抜け作ショーン・ウィリアム・スコットをダン・エイクロイドに置き換えたら、あらビックリ『ゴーストバスターズ』のできあがり……ってことは、つまりこれもドナルド・ダック、ミッキー・マウス、グーフィーの『おばけ退治』と同趣向ってことになるのだな。 もっとも、余りにそのまんまじゃいくら何でも芸がないと、多少のアレンジはしていて、ドゥカブニーが、研究熱心な余り、かつてワクチンの開発に失敗して国防軍の男性数万人をインポにしてしまった、という輝かしい経歴を付け加えてはいるが、このギャグが余り利いていない。 ともかく、主役のドゥカブニーがどうしようもないくらいの大根、これがもう映画のテンションを下げてることったらないのだ。コメディ演技が基礎から全くできていないのである。もちろん、これはふざけて大仰な演技をしろということではない。動きにリズムが全くないので、ギャグの間をことごとく外しているのだ。『Xファイル』ではたっぷり観客を笑かしてくれたけれど、あれは本人だけはマジメな演技をしてるつもりなのを勝手に観客が笑ってただけなのであって、ドゥカブニー自身に客を笑わせるだけの演技力があったわけじゃない。 やっぱりシロウトをコメディに使っちゃいかんよ(-_-;)。 だから、ダン・エイクロイドが市長役で登場してきて、きっちり抑えたコメディ演技をしてくれると実に安心して見れるのだけれど、それで映画が面白くなるかと言うとそこまでにはならない。ああ、ともかく一つ一つのギャグが浅くて笑いにまで至らないのがもどかしいったら。 ああ、あともう一つ、エイリアンをシャンプーで倒すってオチ、ゆうきまさみの『鉄腕バーディー』のパクリでした。つくづくハリウッドって、オリジナルな芸がなくなってきてるのな。
帰りに福家書店と博多駅の紀伊國屋に寄って、買い損なってたマンガを何冊か買う。 本題にカネを使って貧乏になったので、昼飯はバスセンター地下の安い定食屋で、私は400円のカツ丼、しげは同じ値段の天丼。もっともこれを二人で半分分けするのだから同じことだが。 ここのカツ丼、安いだけで汁が甘ったるくべとついていて実に不味い。天丼に至っては、ネタの不味さだけが舌に残るひどいもの。なのに堂々と看板に「某マンガでここが美味しいと紹介されました」と謳ってある。そのマンガも結構有名なグルメマンガなのだが、作者は実はとんでもない舌バカじゃねーのか。それとも昔は今より美味かったのか。
夕方、ずっと『カスミン』の裏番組で見れなかった『バンパイヤン・キッズ』を見る。久しぶりの愛川欽也の声優復帰作品だが、すごく面白いと言うほどではない。 偶然、写した人を一番本人の嫌う姿に変えてしまう呪いのカメラを作ってしまった吸血鬼のパパが、人間を困らせてやろうとするが、そのカメラをトラックの上に落としてしまい、その行方を追ってドタバタを繰り広げる、という定番ギャグ。 でも、「呪いのカメラ」ってネタと、その「オッカケ」ネタとを合わせるのはそれぞれの面白味を相殺しちゃう結果にしかならない。ギャグってものをライターが分かってないのだ。それとも子供向けギャグだから、ホントに呪いのカメラを使用するシーンを作っちゃいけませんなんて規制があるのか。 絵柄は確かにマンガチックで可愛いけど、これも毎週追いかけるほどじゃない。
マンガ、唐沢なをき『電脳なをさん4』(アスキー出版局・1470円)。 今回の新ネタは『マクマクアザラク』『まっく道』『ブラック・マック』など。考えてみたら、一巻で出て来てもいいくらいのネタじゃないか。まさしく「世に元ネタのタネは尽きまじ」だなあ。また、1巻から延々と続いているネタも『マッキントッシュあらし』『Macロボiマッキーン』などがあるが、逆になぜこんなマイナーどころを延々と続けてるのか、という疑問が感じられるところがいかにもなをきさんらしくてよい。でもついに『あらし』もネタが尽きたか最終回。ということはこのマンガ自体、次巻で終わるのかなあ。残念だなあ。 やり残したネタはなかったろうか。っつーか、余りに有名過ぎて、これやってないっての、まだいくらでもあるとは思うが。 今巻でちょっと残念だったのは『クレヨンしんちゃん』の模写が絵柄を似せて描かれてなかったことである。まあ別にいいんだけど。
『コミック伝説マガジン』No.3(実業之日本社・380円)。 今度のメインは望月あきらの『ゆうひが丘の総理大臣』だったけど、なぜこれが「伝説」で復活なの? 望月あきらなら代表作は『サインはV』か『ローティーンブルース』のほうだろうし、先生もので考えても『ドカドカドッカン先生』のほうが先で、マンガとしての完成度もそっちの方が高い。『総理』が選ばれたのは単にテレビ化されたやつだからってことなんじゃないのか。 やっぱり復活させるマンガの選択が特定の世代に阿ってる印象は拭えないのはこういう雑誌の宿命か。 しかも新作は毎号往年の輝きがすっかり褪せたものばかりで、かえって単行本未収録の坂口尚『ウルフガイ』や山上たつひこ『岩風呂くん』の再録などの方がよっぽど面白い。でもこういうイヤごとばかり言ってること自体、No.1の『鉄腕アトム』みたいな珍品が描かれる根を断つような行為になっちゃうので、まあ、「もちっとマンガの選択に気をつけようよ」くらいに留めておくのが無難かな。 夏目房之介が熱狂的なツツイストだったってことは知ってたけど(『伝説巨神ツツイング』を覚えている人はいるかな)、実際に筒井康隆のマンガのアシストをしてたんだなあ。『ワイド仇討』の下描きは全部夏目さんによるものだそうな。言われてみると、陸蒸気の中での歌舞伎風の演出なんか、夏目さんっぽい(っつーか、手塚治虫の影響なんだろうけど)。 実のところ、この雑誌で一番読み応えがあるの、『筒井康隆全漫画』の再録と解説だったりするのだ。この機に、また筒井康隆の新作マンガを、というところまでいってくれると面白いんだがなあ。
2000年11月03日(金) 文化の日スペシャル/映画『マン・オン・ザ・ムーン』ほか
| 2001年11月02日(金) |
スカートの下のお花畑/『HUNTER×HUNTER』13巻(冨樫義博)/『20世紀少年』7巻(浦沢直樹)ほか |
オタアミ当日まであと22日! 22日しかないのだ!
いきなりだが、本日は身近である事件が起こったので、それについて書く。 と言うのが、職場の同僚の知り合いが盗撮の現行犯でタイホされたのだ。 新聞を読んでいた同僚が、急に「ああ!こいつ知ってる!」と言い出したので、なんだなんだと私も新聞を覗いてみた。
今朝の西日本、読売両紙によると、博多駅前のビルの某書店(あそこだろうと見当はつくが一応伏せとこう)で、某高校の某教師32歳(西日本の方には実名も載っていたが、これも伏せる)が、女子高生17歳の背後に立ち、ショルダーバッグに仕込んでおいた特殊レンズ付きのビデオカメラで、スカートの中味を撮影していたのを、警備員に発見されて取り押さえられた、というのである。 更に自宅を調べてみると、路上や学校内でスカートを盗撮したビデオテープが十本見つかった。犯人の教師は独身で、「女性とうまく交際できず、鬱憤を晴らそうと、約5年前から盗撮を始めた」と供述しているんだそうな。
女性とうまく付き合えないのなら、ソープとかに行きゃいいじゃないか、何も女子高生のパンティ覗かなくてもよかろうにとも思うのだが、ここが犯人が教師である、という点で、一般人の感覚とは違っているのかも知れない。 私は思わず同僚に、「どんな人だったんですか? いかにもそんなことしそうな人だったんですか?」と、芸能レポーターみたいなことを聞いてしまったが、同僚の返事は「いや、マジメで頭の切れる人でしたがねえ」という当たり前のもの。 要するに学究肌で世間知には疎い、というタイプだったのであろう。 以前、「“裏”モノ会議室」で、どこかの新聞の読者欄だったかに載ってたという現役教師の、「男性教師の前で女子高生が平気でナマ足見せたりするんですよ! 欲情するのも当然じゃないですか!」なんて内容の投稿が俎上に上げられて、「おい、そりゃ欲情する方が異常だよ」と突っ込み入れられてたのを思い出した。なんか、その投書のヌシとこの犯人、どこか似通った印象があるんだよなあ。 榎本ナリ子の『センチメントの季節』みたいに、「女子高生だから」「制服を着てるから」欲情するって感覚は、相当幻想性が強い。フェティシズム自体を否定するつもりはないし、日常は小さなフェティシズムの集積と言ってもいいくらいだが、せいぜい「どこそこの学校の制服は可愛いね」くらいで留めておくのが無難だ。明らかにこの犯人、その一線を越えている。 でも、果たして、このバカ教師たちだけが特別ヘンタイ的な教師だったのだろうか。
いや、教師がみんなヘンタイだと言うつもりはないが、私には、少なくともたいていの教師が、自分の価値基準がどれだけ世間の常識との間に齟齬を来たしているか、自覚していないんじゃないか(というより、教師だけが持っている共同幻想の中にいて、世の中がまるで見えてないんじゃないか)って気がしてならないのである。 なんだかなあ、学生の頃、教師から叱られるたびに「口で言って分からんか!」ってフレーズをよく聞かされてたけど、聞くたびに「この教師アホや」と思ってたもんである。だって、結局これって「口で言って分らないから、怒鳴ったり暴力を振るっていいのだ」という自分の「暴力」(精神的なものであろうと物理的なものであろうと)を肯定するための口実として言ってるだけなんだもんね。更にはそのことが生徒にバレバレだってことにすら気付いてないのよ。私は叱られながら、なんでこいつはこんなにバカなんだと内心呆れていたもんだった。 こんな知能程度の低さが現れるような言葉を平気で口に出来るって、いったいどういう精神構造をしてるんだろうと謎に思ってたものだけど、要するにこれも教師が「幻想」の世界にいることの証明なのだね。 教師は多分一人一人が自分なりの「理想」やら「信念」を持ってるんだろうけど、生徒であるこっちにしてみりゃそんなん自分になんの関係もないことなのである。なのに、自分の「信念」が生徒に通じる、「生徒は善導できる」と考えてる時点で、全ての教師は自分の幻想の中に閉じこもってしまっているのだ。 熱血教師とヘンタイ教師はその幻想性において実はごく近しい。どっちも生徒にありもしない「特別」な何かを見出してしまっているという点においては。彼らが見ているのは常に現実にはありえない美しいだけの「お花畑」である。
もちろん、我々は何一つ幻想を抱かずに生きて行くことはできない。「現実を生きる」なんてことはそれ自体が滑稽な「幻想」だ。だが、自分の持っている幻想が他人に受け入れられるものかどうか、それを判断する力は生きていく上で必要不可欠なことだ。なのに教師にはそれが決定的に欠けているのではないか。 私ら夫婦にはまだ子供がいないけど、いたとしても学校になんかやりたくない。いや、マジで。 親が子を学校にやるのは、実のところ「ほかに選択肢がない」「行かさないわけにはいかない」という消極的な理由が殆どなんじゃないのか。「学校」に行かなくても社会人になる手段が他にたくさんあれば、そっちを選ぶ親だってドッと増えると思うのである。 生徒が教師の幻想、いや妄想に付き合わされて、被害を被っている点では、授業も痴漢も同じことだ。義務教育なんて小学校だけで充分だし、高校への進学率が90%越えてるなんて、生産人口の高齢化を招いてるだけだ。いい加減、学校制度の縮小、廃止、民営化も含めた構造改革もやっちゃったほうがいいと思うんだけどなあ。そうすりゃ教師たちも、ちったあ世間に近い幻想を持ってくれると思うんである。
誤解のないよう言っとくが、私が否定してるのは「学校」であって、「学」自体じゃないからね。念のため。
あと、「特殊レンズ付きカメラ」というのがどんなのか記事だけではよく分からなかったが、通販かオトナの玩具屋で購入したのだろうか。そっち方面には疎いんで、どんな品なのか誰か知ってたら教えてください。いや、別に購入はしませんが(^^)。
今日も行き帰りはしげに送ってもらう。 なぜか帰りはまた駐車場で20分待ち。時間は予め教えてあるのに遅れて来るのは「どうせまた残業で待たされるんでしょ」と怒ってるのかも。でもまだ秋だからいいけれど、真冬に待たされるとマジで風邪引いちゃうよん。 (T^T)(^T )(T )( )( T)( T^)(T^T) ヒュルルル。 しげは今でも充分寒いのか、カーエアコンで暖房を懸命に入れようとするが、なぜかフツーの風が送られるばかりで、まるで暖かくならない。 「えい、もーいい! 暖房なんか入れちゃらん!」 とスイッチを切るが、それじゃますますイミないじゃん(^_^;)。
銀行に寄ると、マンションの管理費がなぜか今月はいつもの月の倍額引き降ろされている。今月から駐車場代がかかるのは分かるが、そんなに? 管理会社に聞いて見たら、あと三ヶ月にいっぺんの水道代も引かれているのであった。 うわあ、月末までの予算の計画が思いっきり狂っちまったぞ。これでしばらく、買い置きのレトルトパックだけでやり過ごさなければならなくなってしまった。……しげの送り迎えで、タクシー代が随分浮くと考えていたのだが、計算違いだったなあ。 でも、そんなこと言いながら、コンビニに寄ったら「おっ、『HUNTER×HUNTER』の新刊♪」とか言って買ってしまうのである。自分で自分の首を締めるとはこのことだ。
しげ、車庫入れのときに後方の車を気にしたのか、なんの気なしに「悪りいね」と口にしたあとで、「『悪いね』と言ったら思い出すことって一つだよね」と聞いてくる。 「……わりいねわりいね、ワリーネ・ディートリッヒ?」 ちょっと疲れ気味にそう言ったら、しげ、得たりや応、とばかりに「だよね!」と笑う。 小松政夫さん、お元気かな?
林忠彦『文士の時代』(朝日新聞社)。 バー「ルパン」での太宰治の写真が一番有名になったことが、生前の林さんには痛し痒しだったらしい。どの世界でもそうだが、作者の代表作と思っているものが世間の認める代表作とは違っている、ということはよくあることだからだ。 確かに、作家たちの写真を眺めて行くと、太宰の写真と比べて遜色のない、いい表情のものがゴマンとある。有吉佐和子の若いころがあんなに可愛いなんて、ちょっと信じられないくらいだし。 けど、そこにこそ写真と言うものの芸術性の特殊さがあるのだと思う。写真家の技術や意図が被写体をいかようにも見せられると言うのは当たってもいるし外れてもいる。被写体なくして写真がありえないことを考えればそれは自明のことだ。被写体のオーラ(この言葉は好きではないのだが)が写真の方向性を決定付けてしまうことも往々にしてあるからだ。 個人的には微笑む坂口安吾や柴田錬三郎も見てみたい気がするが、それは被写体があくまで拒んだことであるのだろう。苦虫を潰したあの顔が、「文士」として撮られるべき彼らの「顔」なのである。
マンガ、冨樫義博『HUNTER×HUNTER』13巻(集英社・410円)。 ……あれ? 記憶と話がつながってない。 クラピカ、いつの間にクロロ捕まえたんだ。センリツなんてキャラ、記憶にないぞ。……もしかして私、12巻読み損ねてる? これだけ続きもののマンガ買ってりゃ、買い損ねもあるかもしれないし、買ってて読み逃してたり、読んでても次の日にゃ忘れてたり、いろいろあるたあ思うんだが、それにしてもこう、きれいサッパリ忘れるかな。 やっぱり、昔ほど冨樫さんのマンガ、面白いと感じてないんだろうなあ。
マンガ、浦沢直樹『20世紀少年』7巻(小学館・530円)。 肝心なところの謎は隠したまま、まだまだ引いてもう7巻。ようやく「血の大みそか」の謎が語られてるけれど、まだまだ20巻以上は費やしそうだし、「トモダチ」の正体が明かされるのはずっと先なんだろう。 実は、私は勝手に友達はケンヂ自身と思って読んでいる。……って、それまんま『プリズナー』じゃん(^_^;)。もちろんもっと意外な人物を浦沢さんが描いてくれることを期待してるけど。
2000年11月02日(木) 部屋片付けてたらあちこちから○○が……/『古館伊知郎トークブルース・お経』
| 2001年11月01日(木) |
ヒミツな情報/アニメ『ナジカ電撃作戦』4話/『クラダルマ』5・6巻(柴田昌弘) |
オタアミ当日まであと23日! 23日しかないのだ!
以前よりこの日記をご覧になっていらっしゃる方には先刻ご承知のことであるが、私は諸事情により、ここでは職業や本名を一切隠している。 おかげで仕事がらみで面白いことがあったりしても、心の中はカキたくてカキたくてカキたくてたまらないのだが、カカずに我慢しなければならなくて健康に悪いことこの上ない(なぜカタカナで書く必要があるのだ)。 今日も職場で、「おお、そうだったのか!」ということがいろいろあったのだが、具体的にはチト書けない。 で、差し障りがないように、今日仕入れた情報だけ書いておこう。
「叶姉妹は『叶姉妹』という名のユニットであり、本当の姉妹ではない」
もしかして公然の秘密で、私が知らなかっただけかもしれないが、私は今日初めて知ったことなので、ここに記録しておく。 もう一つ、こちらは「叶姉妹」ほどのインパクトはないけど、やっぱり今日仕入れた情報。
「おすぎは今、月に36本のコラムを抱えている。1本あたりにかける時間はほぼ2時間というハイスピード。あるときは某番組収録の間の2時間の昼休みで仕上げたこともある」
さて、ど〜して私はこんな情報を手に入れることが出来たのでしょ〜か?(^^)
まあ、これだけで私が何の仕事に就いてるか推理できたら立派なものだ。実は、メールをくれたヒトには全然平気でバラしてるんだけどね。 私の本職や本名を知りたい人はご遠慮なくメールを下さい。いや、中年男の本名なんか知りたくもねえって突っ込みはありましょうが(^_^;)。
昼から夕方にかけて篠突く雨。 朝がたは小春日和と言っていいほどにヌクヌクしてたのに、全く秋の空は変わりやすい。 関係ないが、よく「女心は秋の空」と言うが、あれ、もともとは「男心は秋の空」だったらしいのですね。 しかもこれ、「男の心が変わりやすい」ってのは男女間の関係について言ってたものらしいのだ。なるほど、昔は実質上、一夫多妻制だったわけだから、男の心がコチラの女からアチラの女へ、と、ひょひょいひょいと移り変わってたのもごくありふれたデキゴトであったのだろう。 でも今は「女は気まぐれ」って意味で使うことの方が多いよな。現代では「女のワガママに振り回される男」ってイメージの方が強いけど。戦後強くなったのは……ってアレか?
雨は幸い、帰り際にはすっかり上がった。 こないだからしょっちゅうしげを駐車場で待たせているので、今日は勤務が終わるなり、残業入れられないよう、慌てて引き上げる。 けど、駐車場に行ってみるとしげのロドリゲスがまだ来てない(やっぱりこの名前なんとかならんか。車の名前だと思ってもらえないぞ)。 電話してみると、寝惚けた声が「ふぁ〜い」と聞こえてくる。 「……寝てたんかい!」 「あ、ごめん、今から行く」 秋は日が落ちるのがはやい。 6時にはもうあたりは薄暗闇、しかも寒空に30分待たされてようやくしげがやってくる。 「なんで寝てたんだよ、終わる時間聞いてながら」 「ああ、昼間ハカセと彼氏が来てたから」 「なんだ、また昼間遊んでたのか」 「面白かったよ、彼氏が既知外さんに襲われた話とか聞いたし」 「なんだそりゃ」 「いきなりみんなが集まってるところに乱入してきて、『ネタは上がってるんだ! 喋らないとこうだぞ!』って言って“自分”を刺したんだって」 「……ネタって何?」 「誰もわかんなかったんだって。面白いでしょ?」 面白いって言っていいもんなのかね、そりゃ。
晩飯はしげが前から寄りたいと言っていた「スタミナ太郎」に。 バイキング形式の店で、90分2000円とまあまあ良心的な店。ドアには「当店の肉は純アメリカ産で、狂牛病の恐れのある和牛は一切使っておりません」の張り紙。 狂牛病で死ぬ可能性なんて、食当たりで死ぬ可能性よりはるかに低いと思うが、日本人がデマに弱いのはもう永遠にかわんねーんじゃねーかって気がする。 もちろん、しげと二人でノドから溢れるほどに肉を食う。 接触でいが小さくなってるので、とても入りきれず、便所でモドしながら、それでもひたすら食う。 もちろん、糖尿病の身でこんな暴食、やっちゃいけないのだが、なんだか仕事がたて込んでて、ストレスが溜まってたらしい。 腹がしげも私も半端でなくデバる。 帰宅した途端、体が重くてバタンキューと横になる。 でもしげは間を置かずに仕事。マネージャーさんが変わって、仕事の日が不規則になったらしい。金曜日、一緒に映画に行くのも難しくなってきてるなあ。
CSキッズステーション『ナジカ電撃作戦』MISSION 004「偽りの星(スター)は 甘い罠の香りと共に」。 毎回、ヒューマリットを回収せよって指令が下るわけだけど、そんなに危険なもんをなんで開発したんだか、実は4話経ってもよくわからない。っつーか、この世界、どうやら「全地球規模の地殻変動で、地球全体の陸地の17%が水没して後30年余り」って設定(『コナン』かい)らしいんだけど、その辺の説明も特になし。 もっとも、そんな説明なんかどうでもいいアニメなんだけどね(^^)。 今回は、人気アイドルグループ「4C’zNs」が登場、という話であるせいなのか、パンチラ度がいつにも増して多い。この中にまぎれ込んだヒューマリットを探しだせってのが今回のミッションなんだけど、外見だけではヒューマリットかどうか判別することは難しい。でその証拠は、シリに書いてあるシリアルナンバーを確認することだって……。 なぜシリ?(^_^;) そりゃ、シリを見せる以外の理由はないんだろうけれど(^_^;)。
しげは今、新番アニメの中で『ナジカ』が一番気に入ってるらしい。 オヤジ感覚で好きになってるわけじゃなきゃいいけど(^^)。
マンガ、柴田昌弘『クラダルマ』5・6巻(少年画報社文庫・各620円)。 描き下ろしの表紙絵のシンシアがスッゲー色っぺくて(なおかつ悪どそうで)エエなあ(*`▽´*)。 連載時は妙に顔が縦長なキャラが多くて(というか顎がやや広がっててイマイチかわいくない)、ちょっと乗り切れなかったのだ。 更に言えば、柴田さんの描くエッチシーン、この頃はまるで「そそる」ものがなかった。あれだけ濃厚なエッチシーンの連続なのに、コマとコマの間に「しっとり感」が漂ってないから淫靡に見えないんだよね。っつーか、ただひたすらハードなだけだから、情感が生まれない。 そういう効果を狙ったってわけじゃなくて、スケベなマンガ描きたがってたわりに、作画技術が追いついてなかったんだろうな。「照れ」もまだまだ残ってて、教団がどーのシヴァ神がとーのと、口実を思いつかないとSEX自体が描けなかったのかも。でもどーも絵が記号的になって行くんだよねえ。 後半は大分今の絵柄に近づいてきてるはずだから、もうちっと期待してみておこうかな(何を期待するのだ)。 今巻でどうやら将介と由麻とシンシアは「三角関係」になることを予見させて終わるが、それじゃ下手をしたら『ウルトラマンティガ ファイナルオディセイ』になりかねんぞ、なんて不謹慎なことを考えてしまった。 ……って、作者が見てるかどうか分らんが。
2000年11月01日(水) 夢で他の女と会うのも浮気なんて言うなよ/『文鳥』(夏目漱石)ほか
| 2001年10月31日(水) |
すみません、ちょっと疲れてます/『蝙蝠と蛞蝓/睡れる花嫁』(横溝正史・児島都・長尾文子) |
オタアミ当日まであと24日! 24日しかないのだ!
ちょっと疲れ気味なので、短目に書きます。 深みはないけど(長く書いてもないとの意見はまあ、それはそれとして)、平にご容赦。
また残業で、迎えに来てくれたしげを駐車場で1時間も待たせる。 それだけならいいが、帰宅が7時を過ぎたので『テニプリ』を見損ねたとしげがプリプリ。 シャレかい。
『ヒカ碁』にはなんとか間に合う。 将棋差しが出て来たが、声だけでも演技が濃い濃い。アニメアニメした演技が、随分この作品の魅力を半減させてるよなあ。
ちょっと新聞を読み損ねていたので、毛利菊枝さん死去の報を今日初めて知る。既に8月20日になくなられていたとか。97歳はもちろん長寿だが、若いころから老婆役でならしていた毛利さんのこと、100歳越えてたと言われても信じたかもしれない。 『紅孔雀』で、数珠を振りまわし妖しげな術で大地を揺るがして東千代之介の浮寝丸を苦しめた黒刀自を演じていたのが毛利さん。 それ以来、どの映画でもそんな役演じてたような気がする。 面白いのは、片岡千恵蔵版の映画『八つ墓村』と、古谷一行版のテレビ横溝正史シリーズ�供愴�つ墓村』の両方で、双子の老婆の片割れ、田治見小竹を演じていること(その間24年!)。「小竹役者」ってのも珍しいなあ。
昨日、メールを差し上げた女性から返事が来る。 なんかいろいろと元気付けられるメールだった。こういうことがあるから、ネットは楽しい。
「サスペリアミステリー」12月号付録、横溝正史原作・児島都作画『金田一耕助の事件簿・蝙蝠と蛞蝓』長尾文子作画『睡れる花嫁』。 雑誌の付録かとちょっと鼻白みながら読んだけれど、脚色にムリがなく、短編をコンパクトにまとめたあたり、まあまあ面白い。企画の勝利と言うべきか。 ただ、どっちの金田一も少女マンガなせいか美形過ぎる。児島さんのなんか、当時金田一は30代のはずなのにまるきり美少年だし。 でも少女マンガマンガした絵じゃなくてどちらかというと耽美刑のヒトを作画担当者に選ぶことが多いのは、やっぱり横溝正史がそういうイメージで見られてるからなのかな。理知性で選んでほしいと思うんだけど。
2000年10月31日(火) 母さん、もうすぐ側に行くよ
| 2001年10月30日(火) |
ベランダでフラメンコる女たち/『狼には気をつけて』3巻(遠藤淑子)ほか |
オタアミ当日まであと25日! 25日しかないのだ!
今日も職場行きはしげの車で。 細道近道を行くのに自信がないしげは、広い道をゆっくりと田舎のバスさながらのスピードで行く。おかげで時間的、スピード的なことを考えると、自転車とたいして差がない。何しろタクシーで山越え直線コース15分の距離を、山を迂回して30分弱かけて行くのだ。 じゃあ、やっぱりタクシーで行くのがいいのかと言うと、やはり気分がまるで違う。運転は初心者だし、危なっかしくて仕方がないんだけど、しげの隣の方が気は全然楽だ。もっとも、つい寝てしまいそうになるのはこれから仕事だというのにちょいと困りものなのだけれども。
帰りも今日はしげの車で、と思っていたのだが、「今日は練習があるから」と言われて、仕方なく途中までテクで。 職場の近くにテイクアウトの店ができているのだが、ここが新装開店だというのに、いつ覗いてみてもまるで客が入っていない。ちょうどいい機会だからと中に入ってみると、店が狭いわりにはヤキソバ、八宝菜、肉ダンゴ、唐揚げなど、中華を中心にサラダバーなどもあって、品揃えはまあまあ。好きなだけオカズをパックに詰めこめて100グラム百円前後の、手ごろな価格。繁盛してないのは道路ぞいなわりには目立たなくて、車も停めにくいせいだろう。 卵とじとハンバーグ、茄子のスパゲティを買ったときに売り子さんが「どうぞご贔屓に」と挨拶した声に、ちょっと切実さがにじみ出ていた。……できるだけ利用してあげようかな。
結局タクシーで帰宅すると、鴉丸嬢が御来臨。 「なんだ、今日練習って、ウチで練習だったのか」 そりゃ、迎えにも来れないのも当然か。 鴉丸嬢、パソコンの前に座ってパコパコと何やらキーを叩いているが、なんだか妙に機嫌がいい。 「あのねー、さっきまで、ベランダでしげさんと一緒に『星のフラメンコ』おどってたのー」 見ると確かにパソコンの横に西郷輝彦のCDが。確かにねー、今度書いた脚本ねー、ダンスのシーンがやたらとあるんだけど、隣近所に音が駄々漏れな状態で、しかもウチのマンションの真正面にゃ、もひとつマンションがあって、丸見えなのに、そこで踊ったってかぁ? 度胸があるっつーか、何も考えてないっつーか。いや、役者としては実に正しい行為なんだけど。 「……近所から苦情は来なかったのか?」 思わず口にしてしまったが、もしも偶然この部屋のベランダを覗いたヒトがいたとしたら、「なんじゃこりゃ」と思っただろうな。
鴉丸穣が書きこんでいたのはウチの劇団のホームページの日記であった。 彼女自身はパソコンを持っていないのだが、しょっちゅう其ノ他くんちに遊びに行ってるんだから、てっきりホームページの方も覗いているものだと思っていたのに、全く見ていなかったのだ。 話によると、藤田くん(兄の方)が毎月ハンパでない額の膨大な金額をインターネットに注ぎ込んでいるので、ちょっとパソコンが使えないような状況になってるらしい。おいおい、いったいどうなってんだよ藤田くん。 ほかにも藤田君は、ああでこうであんなでそんな状態になってるって話も聞いたが、ああ、もうこれ以上は書けやしない。人間、転落して行く時はどこまでも落ちて行くものなのだなあ。
アニメ『FF:U ファイナルファンタジー アンリミテッド』第5話「シド」。 私は『FF』を全然知らないのだが、しげも鴉丸嬢も、結構詳しいらしく、サブタイトルに「シド」と出た途端、「わあ、シドが出るんだ!」と興味津々な様子。 「なんだいシドって?」 「FFの定番キャラだよ」 ったって、それだけじゃなんだか分からん。いつも思うが、しげの説明は全く説明になってない。まあ、ともかく見てみりゃ分かるか、と思っていたら、出て来たキャラクターは、メカフェチっぽいあんちゃん。自分の作った潜航艇(?)に「キャサリン」なんて名前をつけている。 「ええ? これがシド!?」 しげも鴉丸嬢も途端にハモる。 「なんだよ、シドって、こういうキャラじゃないのか?」 「若い! シドはもっと爺さんじゃなくちゃ!」 「そうそう、無精ヒゲはやして、スパナなんか持ってたりして」 なんだかよくわからんが、どうやら士郎正宗の『ブラックマジック』に出てくるDr.マシューみたいなキャラらしい。確かにカッコつけたあんちゃんとは違う感じだな。 話は毎回、同じ感じで、「風」が郷里大輔さんをふっ飛ばして終わり。『FF』ってそういう話なの? こないだの映画版といい、全く評価のしようがないんだけど。
鴉丸嬢、「最近寝ながら読む本がない」と言うので、江川達也の『源氏物語』を貸す。妙齢のお嬢さんにこういう淫靡で背徳で猥褻なマンガをお貸しするのは全く気が引けることでも何でもないので堂々と貸す。 鴉丸嬢はウチの榎本加奈子でエロばなし全然オッケーなので、こういうこともできるのだが、つつしみもちょっと持っててほしいとも思ったりはするのである。少なくとも、ページ開いていきなリ「お〜、やってるやってる♪」なんて言わないようにね。
鴉丸嬢を送ってロドリゲス(フルネームは「ダニエル・ロドリゲス」に決まったようである。そんな名前の車に乗ってて楽しいのか?)で香椎へ。 途中、黒木書店という本屋で買い忘れてた文庫本などを買う。 なんとこんなところにも「オタクアミーゴス」のチラシが。いろんなところで販促してるなあ。もう私は手持ちのチラシを配り切ってしまったので、あとは予約の申し込みを待つのみなのだが。 車中ではいろいろ面白い話もしたのだが、鴉丸嬢のプライバシーに関わることなのでまだ書けない。そのうちホトボリが覚めたら(表現がワルイな)書けることもあろうから、そのときまでのネタに取っておきましょ。
鴉丸嬢から『フルーツバスケット』のマンガを借りる。そのうち古本屋で買おうかと思ってたんだが、持ってるヒトがいたならちょうどいい。面白いマンガはできるだけチェックしたいが、すべて買い揃えるというわけにもいかないから、こういう「仲間の輪」ってのは非常にありがたいてのである。
帰宅して、パソコンを開いてみると、女性の名前でメールが来ている。 身に覚えがないので、一瞬どぎまぎして開いてみると、唐沢俊一さんの『一行知識』に私がレスの書き込みをしたのを、わざわざメールでお礼をくださったのであった。 いや、何をそんな大層なことを書いたのかって言われそうだが、「『源氏物語』は『雲隠』の巻を含んでも含まなくても五十四帖」っていう、ちょっと古典をかじったことのあるものなら知ってておかしくないことを書いただけ。ただの知ったかぶりで、落ちついて考えたら赤面ものなのである。 なのに、『源氏』のファンらしいその女性、私のなんの気なしのそのレスに、いたく感激なされたらしいのである。 かえって私の方が恐縮してしまうのだが、こういうことがきっかけでメールのやりとりができるというのは嬉しいことである。早速メールをお送りする。 劇団ホームページやこの日記の方も、楽しんで頂けたら嬉しいのだが。 そんなことをしていると、しげがいつものように「お友達ができてよかったねー」なんてヤキモチを焼いてくる。こういう「人間の器の狭さ」を自分のアイデンティティだと勘違いしている輩が多くなったよなあ。恥ずかしいことだから、いい加減、しげにもやめてもらいたいんだけど。
そう出歩いたわけでもないのに疲れてすぐに寝る。おかげで日記の更新ができず。ああ、また一日遅れか。せっかく追いついたばかりだと言うのになあ。
マンガ、遠藤淑子『狼には気をつけて』3巻(白泉社・410円)。 やっぱり遠藤さんは長編より短編の方がグッといいなあ。 意地悪な見方をすれば、登場人物はみんなかつて心にキズを受けたことがあって、意地っ張りで素直に心を開くことができなくなってる少女(or少年)で、彼女たち(彼たち)が、「君はそれでいいんだよ」と言ってもらえるまでのマンガ、ということになっちゃうのだが、その枠組が変わらないからこそ、安心して読めるともいえるのだ。 よく読みこむと、キャラクターたちが結構恥ずかしいこともしょっちゅう言ってるのだが、照れ隠しの突っ込みギャグがいい味になっていて、クサくなる一歩手前でうまく抑えている。そこは相変わらず遠藤さんのうまいところだ。 つまりこんな感じ。 「あのね、耳のあたりで息が凍るとき聞こえる音を、星のささやきって言うんだって」 「へーえ、でもニューヨークじゃたとえマイナス50度になっても聞こえそうもないな」 バックにはもちろん車の騒音(^^)。
2000年10月30日(月) 仕事がたまっているのに眠いぞコラ/ドラマ『名探偵金田一耕助・トランプ台上の首』ほか
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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