無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2000年11月03日(金) 文化の日スペシャル/映画『マン・オン・ザ・ムーン』ほか

 こんな夢を見た(^o^)。
 マンガを描いている。ある青年サラリーマンの物語で、ごく普通の生活をしていたのに、時折急に子供っぽいバカなことをしてしまうようになる。イヤな課長に向って「あっかんべー」をしてしまった後などワケが分らず困惑する。更に無性に腹が減る。もしかして何かの病気だろうか。不安になる青年。そう言えば、最近犬を見るたびに恐怖に捕われるようになったが、これも異変の一つか。
 そしてマンガの最後のコマ。気がつくと青年の影が夕日に長く伸び、その形が「オバQ」に……。
 夢の癖にオチがついてやがる。本当に描いたらそれなりに面白そうだが同人誌ネタだな(^_^;)。

 女房が練習に行っている間にDVD三昧。
 『地球防衛企業ダイガード』10巻。
 ラストが近くなってきて、設定に少しずつ無理が出てきている。青山のかつての恋人、アリサだが、いくら過去の因縁があるとは言え、ヘテロダインが近づいてきているのに痴話喧嘩とは子供過ぎる。押井守じゃないぞ。自衛官の石原も、自分の失態で国際問題になりかけたからって、ダイガードを盗んでヘテロダインと戦おうってのはちょっとな。そんな単細胞に国防を任せていいのか(^_^;)。
 『ブギーポップは笑わない』6巻(完結)。ラストは後日談的にまとめられている。結局このシリーズ、「宮下藤花がなぜ受験に失敗したか」ってことを解明する話だったのだな。……んなもん解明せんでもええわ。こういう単発的なアニメ化でなく、原作をちゃんとシリーズ化して欲しいなあ。
 『マン・オン・ザ・ムーン』、吹替版で見るが、やはり山寺宏一はスゴイ。_マスク』『ライアー・ライアー』、今度の『マン〜』と、あのジム・キャリー独特の声の「うねり」を見事に表現している。それを殆ど口の動きをずらさず(OPなんかまるでジム・キャリー本人が日本語を喋ってるように見えるぞ)、さらりとこなしているのだからこれはもう声優史に残る名演と称えていい。
 でもこの映画、やはり好き嫌いが分れるだろうなあ。アンディ・カウフマンはやはりコメディアンとしては独善的であったと言えるし、そこが嫌いな人には全く感情移入ができないだろうからだ。でも私はここ数年見た映画の中でも、これは最も好きな映画の一つである。
 生前のカウフマンの秘蔵映像が特典で付いているのもファンには垂涎ものだ。

 練習の最後に覗きに行くと、金欠のはずのヨシヒト嬢が、なぜか来ている。ご母堂にお小遣いを貰ってきたということだが、さては明日の宴会が目当てか。これだから飲ん兵衛は(^o^)。
 後は桜雅嬢のみ。今日のAIQのビデオ上映会に参加するか聞いてみるが、門限が厳しいらしく不参加。……この判断は正解(^_^;)。
 お菓子やビールを買って、上映会場の大手門へ。道すがら、ヨシヒト嬢が「爬虫類が好き」という話をする。夢は「ガラパゴス諸島」に行くことだそうな。「だって可愛いじゃないですか、イグアナ」……って、変だよそれ。『少年ケニヤ』のケートか(わかる?)

 道に迷いながらも何とか遅刻せずに会場に辿りつく。初対面のしおやさん、相当のオタクのよう。山上たつひこの『喜劇新思想大系』、『光る風』などが初版本で揃っている。『楠勝平作品集』なんて趣味が渋いなあ。女房も諸星大二郎のJSCを見つけて目を輝かせている。
 手始めに昨年行き損ねていた第2回「アミーゴスin九州」を見せてもらう。第1回と比較するとやや一般向けになった印象。ヨシヒト嬢も「思ったほど濃くなかったので安心」と発言……って、普通の人には十分濃いぞ、これでも(^_^;)。『三本足マン』を笑って見てられる神経はさすがヨシヒトさん。……確かにこれは、純粋培養少女の桜雅嬢には辛いだろう。でも鴉丸嬢、塩浦嬢、愛上嬢、ほかの女性陣はほぼ大丈夫であろう。今更ながら、ウチには濃い女性が揃っていると実感。
 時間が下るにつれ、エロの冒険者さんほか、AIQの方々も揃い始める。ヨシヒト嬢の反応がよいので、みなさん、盛り上がる。しおやさん、「初めての人には解説が必要なんですが、何も言わないでいいのは嬉しい」とか。でもそれはアミーゴスのお三方の語り口のうまさによるものも大きいと思う。実際、トンデモ物件というのは単体ではただのボケに過ぎないので、要所でツッコまなければ面白くならないのだ。しかもビデオは時間とともに流れていくので、突っ込み所が多いものほど却って突っ込み損なう危険がある。タイミングを読む力が必要になるのだ。お三方は、大分慣れてきている感じで、これは今年も楽しみである。
 結局、韓国製バカ特撮『ファイティングマン』も含めて見終わったのは午前一時。7時間ぶっ通しである。明日は朝早くから仕事だが、まあ、なんとかなるさっ(はあと)。



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藤原敬之(ふじわら・けいし)