無責任賛歌
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|藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2004年03月03日(水) ゴジラ完結

 さて、イラク同時多発爆破事件も鶏インフルエンザ拡大も水野真紀結婚もすっ飛んだ(?)、「ゴジラ終了」の話題である。と言ってもすれたマニアは「また?」とか思ってるかもしれないけれど。なんたってその手の話には散々振り回されてきた過去がやたらあるからね。『怪獣総進撃』で終わるって言ってたのがヒットしたんで翌年も継続、次は『メカゴジラの逆襲』で今度は予告なく終了、『ゴジラ(1984)』で復活したけどちょっとブランクがあって『ゴジラVSビオランテ』以降『ゴジラVSデストロイア』で「VSシリーズ」は終了、来世紀までは作らないと言ってたけれど、たった三年で復活して、『ゴジラ2000』からは毎回1話完結形式で継続……と、まあややこしい続き方をしてきたんである。率直に言って不出来な映画の方が圧倒的に多いこのシリーズ(映画としてマジメに見たら本気で誉めるのは神経がどうかしているよな)、よくぞここまで続いてきたとは言える。言い換えれば駄作でも続いたんだから、終了させる意味だってないと言えばないのだ。でも、『ハム太郎』人気でやっとこすっとこヒットしている(させられている)状況は、長年のファンとしても見ていて悲しいものがあった。
 ……そうだよ、どんなに駄作でもオレあゴジラが好きなんだよ、釈だの美穂だのに釣られて見に行くようなヘタレが群がってる状況が悔しくって仕方なかったんだよ。終わってくれるんなら、それはそれでいいやという気も確かにあったんだ。こないだの『東京SOS』がそれなりにいい出来で、ゴジラもちゃんと始末してくれて、「ああ、これで終わるんだったらいいな」と思ってたんだが、でも余りにもつまらん作品が続いていたんで、世間的にはたいした評価もされなかった。それも悔しかった。
 今度製作すれば、シリーズ50周年記念作品で区切りはいい。やめるとすればまさしく今だろう。今後、待望論が出ても、無視してほしい。これからしばらくは、VSシリーズ以降の内容をもう一度見直す必要があるんじゃないか?
 新作のタイトルは『FINAL WARS』(12月11日公開)。監督は『あずみ』の北村龍平監督。これがまあ一番のすげえ不安材料だ。自信家だから、バイタリティーはあるけど、突っ走ったらいい方に転がるか悪い方に転がるか見当がつかない。
 内容は殆ど『怪獣総進撃』になるようである。過去の人気怪獣が10頭以上登場、最強の新怪獣「モンスターX」も登場し、ニューヨーク、パリ、上海、シドニーをまとめて破壊するという。2カ月間の海外ロケを行う予定だとか。……焦点の合わないものにならなきゃいいけどなあ。で、これにも『ハム太郎』くっついて来るんか?


 昨日はやたら忙しかったのだが、今日は特に仕事がなくてヒマ。病み上がりには仕事が回ってこないのである(--;)。
 昨日買った饅頭を配ったら、受け取ったおひと方から、随分バカ丁寧に頭を下げられた。いや、お返しだから感謝してるのはこっちなんだけど。

2003年03月03日(月) 東京始末&ニュースの森(^^)/舞台『奇跡の人』
2002年03月03日(日) ぼくらの7時間戦争/ドラマ『シャドウ商会変奇郎』/『真・無責任艦長タイラー外伝 LOVE&WAR』1巻(吉岡平・森小太郎)ほか
2001年03月03日(土) オトナの会話/アニメ『サウスパーク・CHINPOKOMON』


2004年03月02日(火) 小津ごっこ

 5月の東京行き、行きの飛行機のチケットは超割で安く買えたのだが、帰りの値段が2倍以上する。入院がなかったならポンと出すところだが、今年は新車のローンもあるので、どうしても緊縮財政で行くしかない。高速バスだと、かなり安くなるのだが、そのかわり東京⇔福岡、時間が14時間かかるのである。……5月まで体調を悪くしないようにしないといかんな。


 一ヶ月ぶりに職場復帰。けど、昨日まで仕事してたんじゃないかってくらいに普通に戻れてしまった。それくらい一日一日に変化のない職場なのである。けれど久しぶりに着た背広が随分重く感じる。別にポケットに重いものなど入れてはいないので、気のせいだとは思うが、もしかしてもうストレスを感じているのだろうか。
 同僚の何人かから、「顎のあたりがすっきりされましたね」と言われたが、実は腹の脂肪は全然落ちていない。この鏡餅がなくなってくれないと、からだが軽くなったという実感は持てない。まだまだ先は長いんである。
 復帰早々、あの仕事この仕事とやたら忙しいが、合間を縫って職場の周りを歩くことにする。上司に「運動しなきゃなりませんから」と断っているので、サボリではない(^o^)。面積だけはただっぴろいとこなので、周回するのに困りはしないが、そんなことをするのは初めてなので、建物の裏手が大きな池になっていて、回りこめないことを初めて知った。いったい何年務めてたんだろうかね。これを迂回してたら、30分はおろか1時間経っても戻って来れないので、同じ道を引き返すことにする。車通りがそう多くはないので、散歩するには悪くない感じだが、同じ道を行ったり来たりしてる不審人物と思われやしないかがちょいと不安である。


 いろいろ持ち帰る荷物が多かったので、しげに車で迎えに来てもらう。
 今日もしげは車に乗ってる間、ペチャクチャと喋りっぱなしで五月蝿い。
 「お前さ、うるさいよ。少しは大人しくできん?」
 「それはムリだね。おれがおしゃべりなのはアンタの影響だよ」
 「だったらオレが落ちついた喋り方したら、お前もそうするか?」
 「してもいいけど、例えばどんな?」
 「も少し、気品というものを持つと言うかさ」
 「気品? 床屋の坊ちゃんにはそれができるって? たかだか日雇い人夫の娘にはとてもムリだね」
 「……そういうことじゃなくってさあ。……別にね、普通に、こんなふうにゆっくりと、お話しすれば、よいのですよ」
 「……じゃあ、わたくしは、このような、話し方をすれば、よろしいのかしら?」
 「……別にそこまで作らなくても」
 「でも、普通にお話ししたら、乱暴になってしまってよ? 今度から私たちの部屋を『オズの部屋』と呼びましょうかしら」
 「……アクセント違うぞ」
 「本の部屋には『東京物語』と付けましょうか。私の寝室は『秋刀魚の秋』ね」
 「それを言うなら『小早川家の秋』と『秋刀魚の味』」
 「つまり、あなたは、笠智衆? 私はさしずめ誰かしら?」
 「……原節子?」
 「……よくってよ」
 何が「よくってよ」だ。
 恐ろしいことに、しげは未だにこれを続けているのである。ああ、舌禍。つまらぬことを口にするものではないと実感。


 父の店に立ち寄って、散髪して貰おうかと思ったが、お客さんが来ていたので来週、改めて来ることにする。見た目、少しは痩せているので、そのことを突っ込まれて入院のことがバレちゃまずいなと思ったが(入院していたことは、父にはナイショなのである。姉にはしげがバラしたが)、特に何も言われず、やっぱり腹の肉が落ちないと「痩せたな」とは言われないか。
 そのあと、「いしむら」に回って、職場の同僚への見舞いの御返しを物色。饅頭の類を適当に詰めあわせてもらうが、ちょうど明日が雛祭りなので「桃まん」なんてのを売っている。どんな味がするか分らないが、語感が気に入ったので(^o^)、これを入れてもらう。実際、饅頭なんて最近殆ど食ってないから、アンコの味だって忘れている。……という心境にまでなってるから、饅頭につい手を出してしまうということもあるまい。漱石が死にかけた「修善寺の大患」は、確か饅頭三つ食ったせいじゃなかったかな。


 帰宅して、録画しておいた横溝正史原作の『毒蛇島奇談 女王蜂』を見る。これも洋装の金田一耕助もの。ビデオしか出ていないので、わざわざ高い金出して買わねばならんかと思っていたが、チャンネルNECOが流してくれた。感謝である。

2003年03月02日(日) 東京遁走曲/『明日のナージャ』第5話
2002年03月02日(土) イビツな職場だと思うぞ、実際/『ビートたけしドラマスペシャル 張込み』/『真・無責任艦長タイラー�Αヽ�旋編』(吉岡平)ほか
2001年03月02日(金) あっいぃ、うー、えぇおー♪/『ドラゴン株式会社』(新谷かおる)ほか


2004年03月01日(月) 波瀾なしのアカデミー賞も珍しい。

 一日中、ホームページの更新。
 てなわけで疲れてるんで、日記は短く書く。悪しからず。

 WOWOWで米アカデミー賞の生中継。『ロード・オブ・ザ・リング―王の帰還』(ピーター・ジャクソン監督)が、作品賞・監督賞ほか、ノミネートされた11部門すべてを制覇し、『ベン・ハー」(1959年度)、『タイタニック』(1997年度)と並ぶ史上最多タイを記録。予想通りというか、順当な結果だったけれども、ファンタジーがこれだけ高い評価を得たというのもアカデミー史上、珍しい。『ダーク・クリスタル』のような傑作が完全無視されてた頃を思うと、隔世の感がある。私自身も、必ずしも原作に忠実ではない展開にやや不満はあるものの、これだけ長大な映画をイネムリせずに3本とも見せてくれたピーター・ジャクソン監督の力量に拍手を送るに吝かではないのだが、「映画の部屋」にも書いたとおり、日本人があの映画に喝采を送るのは、ちょっと「ズレ」があるんじゃないかなと思っているのである。「神話」の感覚がまるで違うんだから。「あんまり長くて寝ちゃった〜」という感想のほうがなんか自然だなあ、という気がするのである。
 いや、鴉丸嬢のことなんだが。
 クリント・イーストウッドは今度も監督賞を逃す。作品賞の経験はあるんだけど、あれはプロデューサーのものだからなあ。運が悪いと言えば悪い。『ミスティック・リバー』も当然、他の年ならアカデミー賞を取っておかしくない完成度で、一応主演男優賞(ショーン・ペン)と助演男優賞(ティム・ロビンス)は受賞した。イーストウッド、もって冥すべしであろう。
 主演男優賞に落ちたビル・マーレーが、いきなり退席しようとして(もちろんパフォーマンスである)、司会のビリー・クリスタルが「帰らないで! ボクらはみんな君が好きだよ!」と呼び止めるのがおかしかった。こういうショーアップのできるところが腐ってもアメリカなんだよなあ。
 ブレイク・エドワーズの特別賞が個人的には嬉しい。映画のクリップが上映されるのだけれど、のっけから『暗闇でドッキリ』。分かってらっしゃるねえ。日本人なら『ティファニーで朝食を』や『酒とバラの日々』を出しちゃうところである。
 日本人は専ら渡辺謙と『たそがれ清兵衛』に期待してたみたいだけど、ほかの候補作見てりゃトテモそんなこと言えないはずなんだけどな。


 しげと鴉丸嬢、今日はアクロス福岡に会場取りの抽選に行っていたのだが、新しく係になったカチョーというのがずいぶん横柄な態度だったらしく、二人揃って憤っている。
 「隣にいたおばさんばかり贔屓するし、会場詰まってるのに無意味に長いこと待たせたりしたのよ!」ということで、鴉丸嬢もあまりに悔しくて帰宅する気にならず、うちに遊びに来たのである。
 「こんなことなら、けいちん(私のことである)を連れてって文句言わせればよかった」というのだが、私をヤクザかクレーマーといっしょくたにしてないか。文句があるなら自分で言えばいいのである。人に頼っちゃダメ。

 しげ、鴉丸嬢を送って行ったあと、うどんを食って寝る。本当は一緒に映画に行こうと思っていたのだが、あまりに腹が立って、出かける元気が出ないらしい。結局抽選には外れたので、芝居の公演はひと月延期である。お疲れさまでした。

2003年03月01日(土) パニック・イン・トキオまたはJ○A金返せ凸(`0´)凸/舞台『愛とバカユージ』
2002年03月01日(金) 福岡デパート事情/映画『吸血鬼ハンターD』(1985)/『20世紀少年』8巻(浦沢直樹)ほか
2001年03月01日(木) ダブルマインド/『ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッド』(上遠野浩平)



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