管理人日記
管理人



 今夜あなたとディスコに行きたいのですが


毎回この日記には実話しか書いてない。今回も信じがたいが爆笑の実話です。

ママというあだ名の女性がいた。外見がチーママそのものだから、ママだ。ママには悲しい事件が起こっていた。その事件の詳細を報告する。

ママはど派手な外見だったが、性格は以外にやさしく、あまり物事を深く考えないタイプだった。しかし!以外に医者を開業している婚約者がいた。どこで知り合ったのか、結婚間近であった。

そしてある日、その男性に「君と君の親に話があるんだけど」と言われ、喫茶店で待ち合わせをした。彼は時間どおりにやってきたのだが、後ろになぜか女がいた。そして彼は突如言い出した。

「僕はお嬢さんと結婚できません。この女性と結婚します!」

驚くママとママの親をよそに、その女と彼氏はニコニコとしていた。その笑顔は独特な方の笑顔だった。そう、宗教やってる人の笑顔である。宗教が原因で、この女に彼氏を寝取られたのだった…

ママは御年29歳だった。しかしなにより自分の両親の前でこの女と結婚しますっ、とやられたのがダメージ厳しく、しばらく仕事を休んでふさぎこんでいた。

ふと昼の奥様向けTVが始まった。そこで今日の特集で「男運が良くなる!開運メイク」をやるというじゃないか。ママは期待して特集の時間を待った。そして始まった。しかし、そこに出ていた視聴者モデルの顔に見覚えがある…ああああ、こいつ、この女は…

そこに出ていたのは、彼氏がこの女性と結婚する、と紹介した女だった(爆笑)。

お・の・れ…

仕事に出てきてやけになってるママはそこまで矢継ぎ早に話し、こう言った。

「もう日本にいるのはイヤ!私も海外留学する。そして視野を広げるの!!」

ええええ?ママがあ?日本にいてもちょっと言動がアヤシイのに、海外で一体何するつもりなんだ?

しかし、両親にはもう話していて、しかも資金援助の約束を取り付けていた。ママの両親はこんな形で婚約破棄になった娘を哀れんで「イギリスにでも1年くらい行ってきなさい」と言ってくれたという。

留学まであと4ヶ月。昼休みにママは英会話の本を読むようになった。その本をちょいと覗いてみた。えーと、何々、、、

「明日の昼にあなたと食事がしたいのですが」
「週末に一緒に公園に行きましょう」
「今夜あなたとディスコに行きたいのですが」
「あなたの特別なガールフレンドになりたいのですが」

…って、ゴラァ、ナンパの会話ばっかじゃねえか!

おいおい、どういう視野を広げるために留学するんだ?聞けば「だって皆外人と付き合ってるじゃない。だから私も」ときたもんだ。ちなみにここはあの例の皆彼氏が外人だった職場だった(管理人日記7/10「彼氏は外人」参照)。何しにママは海外にいくのかわかったよ。

そして月日は流れ、ママがイギリスに行ってはや2ヶ月。彼女は英語が全く上達せずに、寮では「おとなしい日本人のオンナノコ★」で通っているそうな。ふ〜ん、あのおしゃべりでしかも大変やかましい彼女がねえ〜〜

さて、彼女はどんなんなって日本に帰ってきたのだろうか?連絡とってなくって、わからず終いです。スンマソ。


2003年12月10日(水)



 先生

私が中学生の当時は、校内暴力、器物破損、暴走族などがピークだった。そして通っていた中学は県内で1.2を争う良くない学校だったので、義務教育だったけど、もうどうしょもないっつーことで無期停なんかの処罰もあった。

「スクールウォーズ」じゃないが、バイクが廊下を走ってたり、相次ぐケンカ・ケンカで地元の若手ヤクザチーム(と呼んでいいのか)の出入りもしょっちゅう。先生方を骨折させたりと何かとバイオレンスな毎日だった。

そんな日々を経て、高校に進学した。荒れ放題だった中学時代よ〜、高校ではこれから一体どんなことが起こるんだと思っていたが、何のことはない、非常に平和な高校で、平和な生活が始まるのであった。生徒も平和だったが、もっと平和な人々がいた。それは先生方だった。

どこの高校もそうなのかわからんが、マイペースというか、自分の生活のみを優先させている先生方がナイスだったのだ。

部活動の顧問をしていた私の担任の英語教師は、部活に常に自分の息子を連れてきた。しかもまだ1歳半だ。オムツをとろうとしていたのかは定かではないが、そこら中にしっこを垂れ、パニックになった。

いやね、そのクラブは軽音楽部だったんだよ。だからバイトして買った高価なギター(しかもフライングV・笑)やシールドやエフェクターの上にびっちょりとアンモニア臭。うわわわ〜〜と怒った持ち主のへヴィメタメタな先輩は赤ちゃんを思わずビンタしてしまった!やばい、赤ちゃんだよ〜。しかし、その子は一言も泣かず、睨み付けていただけだったという。センセ―、赤ちゃんは連れてくんなよな。

それから大学生の頃は中核派として過激に学生運動していたという先生もいた。

もちろん化学・生物学の先生だったんだが、授業で「効果的な火炎瓶の作り方・投げ方」ということを教えてくれた。その先生には他にも「解剖した生物を詳しく写生する、それから焼いて食う」というこれまた素晴らしい授業も1年教わった。

色んなもんを食ったよ。ビーカーに水張ってじゃがいもゆでたり、アルコールランプの上にアルミホイルしいて、その上で解剖したイカやはまぐり焼いて食ったり。火災報知気が反応して大騒ぎになったりしたが、何だか自分が強くなれたような気がするね。

真偽の程は確かではないが、運動部の女子を強姦するのが趣味だという体育教師もいた。悪さすると普段はパンチパーマの頭を坊主にするんだよね。奥さんはもちろん以前強姦して、子供ができちゃった元生徒(笑)。

新婚ホヤホヤなのに旦那さんに不満たらたらだった岡田由希子似の先生もいた。

彼女はいちおう大学受験・専門学校の進学コースだった私たちのクラスで現代国語を担当。そして進学クラスなのにもかかわらず3ヶ月あまりに渡って森鴎外作の海外留学で外人女に溺れてしまった日本男子を描く「舞姫」の授業だけをする。オイオイ先生、他に受験に必要な事を教えなくちゃいけなんじゃないかい??

生徒の疑問をよそにさらに先生の発言はとどまることを知らず、

「先生はね、結婚したら(歯科医と結婚したばっかだった)仕事も家事も夫婦で半分ずつって思ってたのにね…」

などと言い出すシマツ。そしてさらに先生の言葉は止まらず、暴走し出し大変問題な発言をする。

「激しいセ…」

生徒沈黙。

せ、先生、その続きはなんなんだ〜〜?!

先生はそれきり途中で止めてしまったが、本当になんて言うつもりだったんだろう(笑)今でも気になるよ、と語り草である。

ほんと、先生も人間だよなと思ってたよ。でも中高生って生真面目に考えたりするからね。大人って…みたいな。今は知らんが。おもろい先生と会えると学校生活って続けられる。おもろい先生と会えなかったら学校辞めたりするのかもしれないね。

ちなみに私が行ってた高校は全くフツーの県立高校っす。



2003年12月01日(月)
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