やるきまんまんの日記
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2005年08月28日(日) 今週の見通し 8/28-9/3

今週の見通し・為替 円相場、やや強含む

 今週の円相場はやや強含むとの見方が多い。日本の景気回復期待を背景とした外国人の日本株投資に伴う円買いが続くとみられるためだ。ただ、急ピッチに上昇してきた日経平均株価に高値警戒感が出ていることや、国内の投資信託設定などに伴う円売り注文も多い。市場参加者は1ドル=109?111円の狭い範囲での値動きを予想している。

 注目材料は9月2日発表の8月の米雇用統計。市場では「堅調な米経済はすでに相場に織り込み済み」との見方が多いが、雇用者数の増加が予想を上回れば一時的にドル買いが強まりそうだ。衆院選の動向への関心も高い。海外勢を中心に市場は小泉・自民党の勝利を織り込んでいる。支持率低下など小泉政権存続に否定的な材料が出てくると、海外勢が円売り・ドル買いで反応する可能性が高い。

 一方、9月7日の米中首脳会談を控えて人民元を巡る思惑もくすぶっている。26日も追加切り上げのうわさが流れて円が買われる場面があった。今週も人民元絡みの観測が浮上すれば、投機筋が円買いを仕掛けてくる可能性がある。


2005年08月21日(日) 今週の見通し 8/21-8/27

今週の見通し・為替 円、もみ合う展開に

 円相場は今週、もみ合いにとどまるとの見方が多い。今週は主要な米経済指標の発表が乏しいうえ、日本の総選挙絡みで目新しい材料が出るとの見方は少ないためだ。米系ファンド勢などは109円―110円台で利ざや狙いの短期売買に終始すると見る参加者が多い。市場参加者の予測は1ドル=108円―112円程度となっている。

 国内景気の回復期待を背景に、外国人投資家の日本株買いは続くとの見方が多い。株価と5、10年物国債利回りが上昇すれば、海外勢の円買いが膨らむ公算が大きい。ただ、日経平均株価は衆院解散から約2週間で500円余り上昇しており、高値警戒感から株価が伸び悩めば、円売りが優勢となる可能性もある。

 総選挙は、選挙区ごとの当落予想が出そろう来週にならないと、売買の材料にしづらいとの声が多い。

 輸出企業や国内機関投資家の取引も低調とされる。輸出企業が休み明けに為替予約(先物の円買い・ドル売り)を急ぐとの見方は少ない。機関投資家も110円前後の円安水準では外債投資を増やしにくいとの指摘が多い。


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