鍋をたたく...鍋男

 

 

願い事 - 2001年07月31日(火)



ニュース番組をみていた
池田小学校の無差別殺人事件のその後を報道してた
小学校で作った七夕のささが映った
願い事を書いた短冊がたくさんかかっている

8にんのおにいちゃん、おねえちゃんへ
つよくなって
わるいひとと
たたかいます

って書いてあった

なみだでた


-

1000人感謝 - 2001年07月29日(日)

うーんと、

エンピツ初めて3ヶ月。今日みたら1004件のヒット。あんまり派手に宣伝してないんで、もう少しかかるだろうと思ってたんですけど、早くも四桁の大台に乗りました。みなさまありがとうございます。うれしいぞ。

最近忙しさにかこつけて、つらつらな内容が多くなってます。

これではいかん!

「Pan Lab」の日記という事で、これからまた、リポート物、発表物、CDレビュー、人物紹介等、アカデミックな内容をかみ砕いて、パンを身近に、トリニダードを身近に感じていただけるよう、獅子奮迅の努力を、、、(堅いね、)
えー、肩の力を抜きつつ、気長にやっていこうと思いますので、ながーい目で見守っていただきますよう、よろしくお願いします。







-

甲南と月夜 - 2001年07月28日(土)

お昼に甲南本通り商店街のお祭りで演奏させてもらいました。僕らが到着したときには、アカペラのグループが歌っていた。その後にサルサ、僕らがパンを叩いた後には、沖縄の歌と踊りという、非常にバラエティに富んだステージ。よくもまぁボランティアでこれだけいろんなの集めたなって感じで、またみんないい感じ。いつもよりたくさんの人数でおじゃましたSteel Power Starsは、名前も「Soo and friends」という事にして、25分の演奏。暴れてまいりました。

その後、鍋男はその足で大阪のビジネス街ど真ん中、南船場の「Pena」へ。月夜さんのライブにゲストとしてお招きいただきました。月夜さんは女性ボーカルでアコギの弾き語り。この日のステージではエレキのゆーすけ氏とパーカッションのはっしゃんの三人編成。前半は新曲も含めて三人で濃いい音を。後半に僕のパンが入っていって、暴れていくという編成。取りあえず、一人でステージに出て、きれいな音で一曲、Penaマスターとはっしゃん、お客さんにも手伝ってもらって、トリニの音を一曲。みんなやるやる。

月夜さんと一緒にさせていただいたのは「僕のベクトル」「テレパシー」「小さな種」の三曲。うーん気持ちいい。もっとやりたい。

とりあえず、私の出番はこれでおしまい。ほっとして、サイドから最後の曲を聴いていたら、月夜さんの唄が心にささるささる。前半の曲は出番前の緊張で、お客さんとして見れてないね。サイドから見てこれなんだから、正面のお客さんはもっと気持ちいいんだろうな。うらやましいぞ、お客さん!

なんてほっとしてたら、アンコールで突然のお呼びだし。白いテープに入っていた曲(、、、なんだっけ、タイトル忘れちゃった)をする。えー、鍋男、告白します。この曲あんまし聴いてませんでした。ですので、よくわかんなかったので、暴れときました。でもきれいな暴れかたできたなぁ。月夜さんだからなんだろうな。

ほとんどのお客さんが帰ってから、私鍋男、少し叩き足りなく思って、ぺらぺらとなべを叩いていたところ、ペーニャマスター、ゆーすけ君乱入。一同笑い転げセッションが繰り広げられたり。たたきながらあんなに笑ったのは初めてよ。on stageもoff stageもたのしいペーニャの月夜でした。

なんと、月夜さん、京都ラグと、アメ村のネストサルーンでのワンマンライブが決まったらしい。すごいねぇ。とりあえず情報はこちら。↓
月夜ホームページ

鍋男もがんばらな。


-

営業日報7月の鍋男 - 2001年07月26日(木)

ちょっととどこおってますねぇ、日記。楽しみにしている方がおられたらごめんなさい。目下、夏のハードスケジュールを消化中とゆうことでお許しねがいたい。書きためてあるネタのまとめてアップする事すら、おっくうになってます。今日は地味ですが、営業報告を。

レッスン
8.19の発表会に向けて、各生徒さん仕上げ好調。あとはバックバンドと、リハすればほぼOK。みんな気合いが入って来ました。スロースターターな私も、今回はいい感じ。楽しみ。

I高校
夏休みに入り、私もお休み。お陰でしばらく時間に余裕ができた。ちょっと顔を出そうかなと思って連絡したら、コンクールやら合宿やらでお忙しいご様子。
高校の先生って大変だわ。僕は非常勤で良かった。

演奏
今日は初めてのライブハウスで飛び入りをさせていただいた。知り合いのボーカリストに紹介してもらったの。Jazzの人たちに混ぜてもらったんだけど、すごいねぇ、Jazzの人って。とっても気持ちよく演奏させていただきました。
明日から2日間、3カ所、4ステージ。
明日はとりあえず、自分のバンドで泉佐野で営業。明後日は甲南通り商店街でお祭りのステージ。そのあと、ギターボーカルの「月夜」さんのライブに一人で行きます。どれもたのしそう。でも全部違うことやるのよね。ハードはハード。その分楽しみ。

チューニング
生徒さんのスティールパンやら、うちの手持ちのパンやら、本番が多いのでチューニングも重なる重なる。おかげさまで鍋男の耳の感度もあがってて、最近仕事が速くなりました。でもねぇ、一本チューニングすると、どっと疲れるのよね。数日で、一バンド、数百個にもおよぶパンを調律しちゃうトリニダードのチューナーには、ほんと頭が下がる。

リハ
9月のライブに向けてリハーサルを入れてます。うちのメンバーも、上記にましてみなさん達者なので、助かってます。新曲も多いし、やっぱ楽しみ。

普段ぼーっとした生活をしてるので、夏のかきいれ時のこの忙しさには毎年めんくらう。今年は特に仕事が多い。ありがたいありがたい。このまま、秋冬と行きたいなぁ。その頃にはコミュニティーバンドの方も始まってるし、また別の忙しさが出てきてるだろうな。コミュニティーバンドとは、、、。それはまた始まった頃にお知らせすることにしましょう。(ほんとは僕もよくつかんでないので、書けないだけなんだけどね。)

あーおなかすいた。今日は明日にそなえて、ゆっくりしよう。


-

Anny's - 2001年07月21日(土)

アニーズというバーでライブをやった。小さな店なんだけど、実は二階がある。今回はこの二階でやらせていただいた。

1stステージ10時〜、2ndステージ12時〜という、深夜のライブ。この日すでに、ミーティング、下あわせ、音あわせ、と三件の仕事をすましてきて、腹を減らしていた鍋男は、しっかりと夕食を取って、少し遅めの9時半ごろに入る。搬入、セッティングを終えて、ライブを始める頃にはすでに、客席は埋まったような状態。

今日は場所が狭いということで、太鼓を入れないトリオでの演奏。いつものSteel Power Starsでのライブでできないことをやるのが、これまた、トリオのいいところ。レゲエバーなので、レゲエの曲をちょいちょいと多めに入れての選曲。

でもやっぱり、今回の目玉はなんといっても、鍋男が唄ったことにつきるのではないだろうか。レゲエはやっぱり演奏するより唄った方が気持ちいい。Bob Marleyやらなんやら、数曲美声を披露した。普段唄わないので、結構チャレンジだったんですけど、お客さんの反応もグー。これでつかんだ鍋男は、1ステージ目をしっかり盛り上げて終了。

続く2ステージ目、なじみの客も増え、アニーズのお客さんもだいぶ慣れてきたみたい。リラックスした雰囲気に。鍋男ソロ爆発。ええソロできました。おおいに受ける。今回もお客さんにとても助けられたとこ多々あり。みんなおおきに。

一体感のあるライブでした。こういうライブは、これぐらいのスペースならではです。めちゃめちゃ盛り上がった2ステージでした。
トータルで41名ものお客さんに来ていただきました。
終了してみたら、2時前という夜中ライブで、メンバーもお客もテンションが違っておもしろかったり。
遅くまで残って見ていただいたお客さん、早くから見ていただいていたお客さん、みんな、ありがとうございました。
来週、この近所の「甲南通り商店街」でお昼にやるから、また来てね。


-

おいしいカフェ - 2001年07月19日(木)

西宮大橋を超えて埋め立て地の方に入ると、工場の並ぶエリアがあり、その向こうに新しい住宅地が続く。そのまままっすぐ突き当たると西宮ヨットハーバー。海の見えるちょっと開放的なスペースだ。一番手前の工場街に用事があり、ついでにその中のMM Cafeという店で昼をとった。

倉庫の横っ腹に入り口があるので、表から見た分にはそんなところにカフェがあるのはわからない。そんな隠れ家的なところがいいのか、店自体が受けているのか、3時頃の工場街とは思えない客層。落ちついた感じの女性が多い。席もそこそこスペースを取って配置してあるので、隣の会話が気になることもなく、お茶をするには最近のお気に入りのスペースだ。

今津という駅の近くで仕事をしているのだけど、このあたりには、はっきり言って、ろくな喫茶店がない。一応、一回はどの店も行ってみるのだけど、たいがいは「二度と来ない」と誓って、店を後にする。雰囲気ががちゃがちゃしてたり、他の客がうるさかったり、水がまずかったり、コーヒーがまずかったり、、、。絶句するような店もある。神戸にすんでるときはこんな事はなかったのに、と、わずか数十キロの差に歴然とする。で、結局、ミスタードーナッツとかで、かしましい(にぎやかな)おばちゃん達の中で、スケジュールの整理をしたりしてた。

友人にこのMM Cafeを教えてもらってから、時間がある時はここまで来る。でもランチを食べたのは初めて。今日食べたのはカマンベールチーズとトマトのサンドイッチ。パンはBagleじゃなくてPitaで。うまかった。食べに来るのもいいかも。

こないだ(この間)ちょっと似た感じの店が、すぐ近所にできた。こちらはまだ未調査。折を見てレポートしましょう。

この街もおもしろくなってくるかも。


-

今日のおかず/餃子で一品 - 2001年07月17日(火)

なべおとこ
ハァイ、こんにちは!なべおとこです。
今日は顔出しで登場。

pankun
顔見えへんでぇ。

なべおとこ
照れてるのっ。こっちは初しゃべり、PAN君です。

pankun
ちょえーす。
ちゅうか、なんで料理のコーナーなん?
スティールパンのお話ちゃうの?

なべおとこ
いーの、ちょっと最近さぼりたい季節やねん。

pankun
って夏やで、稼ぎ時やで。あかんやん!

なべおとこ
だまっとってやもう。
後で、なんか買うたげるから。

pankun
こないだうまいアンパン見つけたのよ。
それがいい。

なべおとこ
何それ、共食いって言いたいん?

pankun
・・・・。(辛)


なべおとこ
はい、静かになったところでそろそろ始めましょう。
昨日買ってきた王将の餃子が、一個だけ残っていたので、これで何か作りましょうか。

・まずはショウガのみじん切り。多めの油に火をつけ、ショウガを炒めます。

・そのあいだにおナスをイチョウに切りましょう。少し小さめの方が早く火が通ります。

・ショウガが焦げないうちに、ナスを入れ少し混ぜたら、速攻で塩、酒をふりかけます。ざっと混ぜ、オイスターソースを少し入れ、さらに混ぜ合わせます。

・ここで餃子を入れます。冷えたままで結構。入れたら箸で細かくぶったぎりましょう。

・餃子があったまったら出来上がり。
ここまで中火か強火で約3〜4分。
ナスから出た水分が蒸発しないうちにできあがったら、
しゃきしゃき感もあって、火が通ってて、という具合になっているのでは?

pankun
これさー、ぎょうざ入れなくても、おいしいんじゃないの?
っていうか、ぎょうざ入れる意味ない事ない?

なべおとこ
・・・・。夏は冷房で冷え性なんかになったりしますよね!
ショウガを食べて、血行をよくして、夏を乗り切りましょう!!
また来週!

pankun
また来週やるの、これ?


-

夕日に気をつけろ - 2001年07月14日(土)

ゴスペルのコンサートのゲストで呼んでいただいた。場所は服部緑地の野外音楽堂。大阪では昔からある野音だ。昨日まで降ったりやんだりの面倒な天気だったのに、晴れ男晴れ女ならぬ、「晴れバンド」のスティール・パワー・スターズが本番とあれば梅雨も明けてしまうというもんだ。気象庁はこの日の強烈な日差しにあわてて梅雨明け宣言を出した。(ちなみに次の日曜は、土砂降りの夕立があった。うちのステージには当たらないねぇ。)

搬入、搬出から大汗をかきながらの作業。セッティングしてリハーサルまでおよそ丸一時間、この間ちょうど昼過ぎの一番きつい日差しがステージ上に容赦なく照りつける。野音はすり鉢状になってるせいか、しかも後ろにある大きなおわんが風を止めてしまうのか、風がない。外よりもなんか暑い。

リハを終えて、楽屋に帰ると、客入れまでの間数十分、全員ダウン。床にごろごろ死体のように転がっている。こんな緊張感のないバンドも少なかろう。半分熱射病にかかっているような状況だ。

16時半演奏スタート。演奏はうちらがトップ。さっきまできつかった日差しは、もう少し落ちていて、客席の後ろあたりから、まっすぐにステージ正面に入ってくる、ってさっきのリハの時よりあついやん、あかんやん。演奏しながら汗がぽたぽたと流れ落ちる。コンタクトレンズにしておいてよかった。暑過ぎたせいか、変なテンションになってしまって、楽しいステージができました。

演奏を終えて搬出。僕はゴスペルさんのステージにもちょろちょろ出ることになってるので、落ちつかない。

やることやって、ゆっくりゴスペルさんのお歌を聴かせてもらったのは、もう終わりから数曲ぐらいの所だった。

やっぱり声は気持ちいい。それも40-50人ぐらいの人数で思いっきり唄ってるのは気持ちいい。
全身の毛穴を耳の穴にして、音のシャワーを浴びた気分でした。

楽器だけの音楽「インストルメンタル」にはそれなりの良さがあるし、ぼくらはそれをやってるんだけど、声ってのにはかなわないね。もう別の次元で戦ってるような気分になってしまう。「声」の人を惹きつける力はすごい。

きもーちよくコンサートが終わって、帰ってきて、みんなでご飯食べてて、ふと思った。飲んだ水分は3リットルぐらいなんだけど、朝から二回ぐらいしかトイレに行ってない。残りは全部汗で出てるのね。

野音の夕方には気をつけろって話でした。



-

ドリトル先生 - 2001年07月13日(金)

犬は大きいのがいい。彼等には余裕がある。彼等を見ていると、たんたんと自分を見失わずに生きているようで、勇気づけられる。ねこはねこで好きなんだけどね。

テレビで「ドクタードリトル」を見た。

本の「ドリトル先生」は、昔小学生の時にほとんど読んだ。近所の図書館で借りてくるのももどかしくて、図書館の日溜まりで一気に読んだ覚えがある。読み切れなかったのは借りて帰って、学校から帰るとまた図書館。今考えると、えらくin doorな子だった。おもしろい本がなくなると、もちろん外でがんがん遊んでたけどね。

本の中のドリトル先生は、映画のドクタードリトルより、もっと落ちついた印象だった。たしかシルクハットをかぶってたはず。なんしか、おとなだった。もちろん映画の方は楽しくするために、どたばた、若い印象にしてるだろう。

映画の方でぐっと来たのは野良犬の収容所。檻の中に入れられた犬が、口々に助けてくれと叫ぶ。彼等は囚人ではない。



昨日なじみのバーに飲みに行ったら犬を連れたお客さんがいた。かなりの老犬でよわい15歳だと言う。もう背骨が曲がってしまってて、数歩進むと右に90度ほどターンしてしまう。ほっておくと、くるくる同じ所を廻っている。そんななのに妙に元気で、いつまでも同じ所を廻っている。カウンターで飲んでる飼い主の横をずっとくるくる。飼い主とちょっとしゃべってて、ふと下に目を落とすと相変わらずくるくる。

見てると酔いそう? ってか彼はめぇ回れへんのやろか。疲れない?もう20分は廻ってるで。多分もう麻痺してるんだろな。かわいくもあり、ちょっと切なくもあり。

犬と生活してるとそいつの考えてることがだいたい想像つくようになると言う。もちろん、それには思いやりがいるとは思う。僕は犬を飼ったことはないけど、そうなるだろなと思う。実はペットサロン件ホテルをされている先輩の所に、都合二年ほど居候してた。その時の経験からか、それ以降今まで、中型〜大型犬で友達になれなかった犬はいない。ちょっと自慢。座敷系は苦手。100匹相手すると2-3匹はどうしても分かり合えない。

引っ越しで、結婚で、飼い主が亡くなられて。いろいろな理由でペットホテルに預けっぱなしになった病気の犬や老犬を見た。そういう事をして痛む心はあるのだと思う。「でも今は仕方ないから」と捨てたり置き去りにしたりできる人がいるのは事実。心底悲しくなってしまう。

彼等は生を受けた以上生きていかないといけない。捨てられた犬には法律も善悪もない。食べることが彼等のルールだ。ゴミをあさり、保健所に捕まる。

背骨がまがって、同じ所を廻るようにしか歩けなくなっても、毎日散歩に連れていっているくだんの飼い主さんはかっこいい。大変だと思う。でもそうでなきゃとも、そうあって欲しいとも思う。

昔、手話で人間と会話するオランウータンの話をテレビで見た。「あなたはおばかさんね」「おばかさんはあなたよ」ってな会話をしてた。そう言うと人が笑うことを知っていて、しかも笑って欲しくてそう言っているという。びっくりした。そういう研究をしている機関があるという。

ドリトル先生みたいに全ての動物と話をするのは大変かも知れないけど、いつか少しづつでも彼等の言葉が聞けたら、いいなぁ。それまでは彼等の言葉を汲み取ってあげなきゃね。


-

雨あがりのアスファルト - 2001年07月12日(木)

夕方雨が降った。
洗濯物をあわてて取り込む。
主婦みたいな反応だね。
笑いながら、ちょっと用事で近所を歩いた。
雨上がりの濡れたアスファルトはまだ熱をもったまま。

日が射してくる。
エアコンで冷えた体に太陽が刺さるのが気持ちいい。
アスファルトから蒸れた空気が立ち上ってくる。

快適というにはほど遠いのだけど、なにか心地よかった。
こういうのなんて言うのかな。


-

2時ドキッ!瀬戸カトリーヌ - 2001年07月10日(火)

 最近テレビが多い。年に1-2回しか依頼なんて来なかったのに、この一ヶ月で二件も撮りが重なった。今日は朝から、関西テレビ「2時ドキッ!」の取材。

 瀬戸カトリーヌさんがラボに来て、体験レッスン。
 朝起きてから間がなかったので、目が腫れていたかも知れません。しかもヒゲそれよ、なべ!。私、ヒゲ薄いからいいかなと思ったんですが、結構寄って撮られたんで、反省することしきり。ステージとは距離感が違うわね。寄りのカットが使われないことを切に願う。

 「先生の演奏を撮りたいんですが」「はいはい」「ヨットハーバーで撮りましょうか」「お、!」
この街は海沿いで、浜の埋め立て地に大きなヨットハーバーがある。結構新しいのでまだきれいだし、なにより開放感がある。

移動

 うちのギターパンと一緒に、ヨットと海をバックに演奏。やってるうちにお日さんも照ってきて、楽しくなってくる。でもやっぱり午前中のなべおとこは使いものにならない。ゴキッとした演奏にはならなかった。ちょっとふにゃふにゃした感じ。納得してないけど、ま、しょうがない。
 演奏してる前で瀬戸カトリーヌさんが踊ってる。ま、こっちがメインだわな。
 多分数秒-数十秒のカットだと思うけど、いい映像を撮ってもらった。On Airが楽しみだ。

 瀬戸さんは「カトチャン」と呼ばれてた。確かにそうだけど...。
 かわいかったですねぇ。私の親友の一人、Y. ゆきえにそっくりだ。(わからんちゅうねん)。でもオーラがさすがね。元気いっぱい。しかもおもろい。

取材の時はギャラがないのが残念。でも段取りだったり、しゃべくりだったり、勉強になります。あ、関テーレのストラップもらいそこね。「せこいよっ!」

放映は7.16.月曜。こないだのweekly V. west より早いのね。
「2時ドキッ!」はお昼の奥様番組です。
詳細はこちら。関西テレビ

 午後に来た生徒さんに話したら、「えー、瀬戸カトリーヌぅ?僕、結構、出始めから好きなんですよ。かわいいのにすましてなくて。うーん、ちょっとうらやましい。」だいぶうらやましかったようです。



-

つらつらと - 2001年07月09日(月)

今日はだらだらしているので、つらつらと

 月曜は午前中高校での授業。今日はグルーヴについてのお話をした。やっぱ高校生おもろい。
お昼に「昨日キーマカレー作ったからお昼に食べよう」と、タッパーを出してくる。
うまい!薄味で、スパイスがしっかり効いていて、甘みもほんのりあって、あとから辛みがやってくる。「タマネギ炒めるのに一時間半かかった。」この先生もだいぶんアホです。これは最上級のほめ言葉です、念のため。
 少々の他の事はほっといて、一つの事に真剣に取り組む。アホになってやりきる。なかなかできないことです。とりあえず、このくそあついのに、一時間半も台所でタマネギを焦げないように、かき混ぜるだけで、感嘆、脱帽。ぼくなら手を抜く。電子レンジとか、強火で油多めに塩と水少々で、手早く炒めてしまうとか。でもこの味は出ないかも。ごちそうさま。

 ラボにてレッスン三件。レッスン中にゴキブリが出た。うちはゴキブリはいないのだが、一階でしかもゴミ置き場が近いので、外から入ってくる。以前から食器用洗剤を水で薄めたものを常備し、ゴキが出たら噴射して戦っていたのだが、先日、「マジックリン/スプレーノズル」が大変使いやすいことに気付いた。今回もこいつのおかげで、ゴキは一瞬にして撃沈。狙いをさだめやすいのがいい。

 新規の生徒さんが見学に来はった。京都からわざわざ来てくれはった(京都弁風)。奈良から、明石からと、遠方よりわざわざ来ていただいている生徒さんがいる。本当にありがたい事だと思う。
 「ご挨拶に」と和菓子を買ってきて下さった。母が京都なのでか、甘さの少ない上品な和菓子は、とてもほっとする。神戸周辺だからか、ケーキの差し入れは多いが、和菓子はお久しぶりだ。量的にはしっかりとして、で甘さは控えめの、京都の夏菓子という感じでした。
 催促じゃないですよ。うちに来るときに差し入れなんかいいですよ。差し入れがあったときには、できるだけ他の生徒さんにも食べていただくようにしています。でもやっぱり私もたんびに食べるので、結構な量になるのね。生徒さんには「お気遣いなさらないように。私が太ってしまいますし」と言っています。
 おいしかった。ごちそうさま。で、コーヒーを飲む。和菓子にはやっぱりコーヒー?おいしいお茶買っとこう。

夜中、夜食を買いに近所のコンビニへ。
 七夕の笹をかついで、チャリンコに乗って笑顔で疾走する男性とすれ違う。とてもびっくりした。というより、ちょっとこわかった。しばらくすると、手ぶらで帰ってきて、スナックから出てきたおねえさんに「全然流れへんけど、ええか。」と報告している。どうも道の続きにある小さな川に笹を流しにいってたようだ。「あー、そういえば笹ってそうするんだっけ」と少しほのぼの。でも環境には優しくないね。石油製品が入ってないだけましか。

いつもながらオチなし。でもおもしろい一日でした。


-

curepe cafe - 2001年07月08日(日)

パンスクール・キュレップでは、生徒さんに来ていただいてスティールパンを教えている。
来る生徒さんは皆さんいろいろなので、一人一人マンツーマンでお教えしている。
「音楽が苦手だった」という人から、「どんな楽器もそこそこやります」ってな人まで一度に教えるのは大変だ。でも、どんな生徒さんでもうちに来ていただいてから、どんどんうまくなっていくのは、見ていて楽しい。何よりも「音」に対するアプローチが変わっていくのはおもしろい。

生徒さんが来ると、先週までのおさらいをしたあと、今週の課題を教える。一通りたたけるようになったら、フレーズをメモしてもらい、熱くなった頭を冷やしてもらうために、お茶タイムをとる。

コーヒー豆をガリガリ挽いて、ドリップ。今の季節ならアイスを飲んでもらって、少しほっとしてもらう。曲とかプレイヤーの話をして、ちょっとクールダウンしてもらうと、さっきまでぎこちなかったフレーズが、すっとたたけるようになっていたりする。不思議なもんです。

ちなみにコーヒー豆は、近所の「珈琲香房」のもの。どの店でも高い豆がおいしいのは当たり前。その店のブレンド(安めの奴ね)がおいしいところで、豆は買う。昔は神戸の「尾賀珈琲」まで買いにいってたんだけど、近所でおいしいブレンドを見つけてしまったので、もっぱら愛用している。コーヒーが飲めない人にはお茶や紅茶を出してるんだけど、うちに来るうちに「コーヒー好き」になってしまった人が何人もいる。不思議なもんです。香りがいいのよね。さすが香房。

コーヒーついでに、、。
Curepe CafeというBBSを開けてみた。鍋男の伝言板なのでこの日記を読んだ方、ライブを見て下さった方、生徒さん、生徒候補さん、スティールパンのプレイヤーさん、その他のミュージシャン、仕事関係の方、だれでも来ていただいて、だべって、ほっとしていただければと思います。


-

営業日報○急ゆかた売場 - 2001年07月07日(土)

営業日報 2001.7.7. 鍋男

大阪、梅田の○急百貨店で営業。7Fのゆかた売場でのイベントで生BGM。

8:15 a.m. 現場入り。
8:30 搬入 セッティング、打ち合わせ、リハーサル
//売場の一角で「カメラマンがモデルを撮影する」というコンセプトのファッションショー。6人のモデルさんが歩くのに、生で音を出していく。ボサノバやカリプソのスタンダード中心。
9:45 リハ終了、一時撤収。売場なので、毎回撤収しなければいけない。
10:00 百貨店、開店。司会者、イベント業者と再度打ち合わせ。
11:00 もう一人のスティールパンプレイヤー入り。誘導。打ち合わせ。

11:45 セッティング。
12:00 1st.Stage
12:35 終了。撤収。昼飯。次のステージに向けて手直し。
以下、
14:00 2nd.Stage 明るめの曲そうに変えていく。
16:00 3rd.Stage オリジナルを混ぜて、緩急をはっきりつける。
18:00 4th.Stage
と各ステージ。その場で合わせていくことが多いので、おもしろいんだけど、その分大変。
19:45 撤収完了。解散。

こんな仕事してます。

20:00 豊中市民会館へ。14日のコンサートの下合わせ。ゴスペルの練習に乱入。
21:00 終了。軽く打ち合わせと音源の交換。
本日の仕事終了。

ちなみにその後、
22:00 いきつけのバーでたなぼたたなばたパーティー。ベーシストと待ち合わせ。ウーロン茶で待つ。ベースとスケジュール合わせ。
26:00 帰宅。ダウン。

久々に疲れました。

明日は
11:00 lesson
13:00 関○テレビ「2時ドキッ!」ディレクターと打ち合わせ。
15:00 パンスクール・キュレップ ミーティング
17:00 スティール・パワー・スターズ、リハーサル
22:00 リハ終了。多分ミーティング。

最近スケジュールがうまって、わくわくしてる。忙しいけど嬉しい。
普段昼まで寝てる生活してるから、朝から仕事できるのは嬉しい。
(朝まで仕事して昼まで寝るより、やっぱり夜寝たいのよ)
その分夜してる仕事はちょっと停滞気味。作曲とか譜面書きとか。
昼の隙間にしてるんだけどなぁ。


-

おはなしのはなし - 2001年07月05日(木)

「人と話するときは目を見て話しなさい」
と昔よく言われた。
あんまり、じーっと見てるのも変だし、向こうも照れたり不審に思うだろうし、会話の隙間に目を合わす程度になってしまう。どちらかというと、じーっと見て喋るのは苦手だ。

先日から、初めての仕事先の人とFaxと電話だけで打ち合わせを進めていて、どうも話が煮詰まらない。
いつもだと「やりましょう」という話から、一度会って「打ち合わせ」、その時にじっくり腰を据えて話をして段取りを組む。
今回は急な話で、電話だけで向こうの条件、こちらの条件を話し合った。なんとか、形ができるまでえらく時間がかかってしまった。

一通り話ができあがってから、事務所にお伺いして最終のチェックをした。
この時にようやくイメージが固まったのは、向こうの条件がきっちり決まっていたからだ。
そちらがこうなら私はこうです、という話ができる。

向こうの条件がはっきりしなかったので、今までなかなか話が固まらなかったというのは、事実だ。

もう一つ「実際にあっている」という事は大きいかも知れない。
緊張感かな。安心感かな。

「人と話するときは目を見て話しなさい」
と昔よく言われた。
ミーティングをする。会って、お互いを自分の視野の中において話をする。
それが「目を見て話をする」ともとれる。
人と会わずに話ができるようになってしまって、この言葉にもう一つの意味を見いだしてもいいかも知れない。

「人と大事な話をするときは、会って話しなさい」
当たり前だけど、大事なことだ。

最終のチェックで、向こうの責任者が出てこなかったのが歯がゆい。
会うことの重要性を感じてない人に違いない。


-

関西テレビ「週間ファイブ・ウェスト」撮り - 2001年07月01日(日)

一週間前にやった関西テレビの「週間ファイブ・ウェスト」の撮影。
関西ジャニーズの若手、ファイブ・ウェストが、SteelPan Lab Curepeに取材においでになり、その後Steel Power Starsとセッションをするというもの。

24日の日記で、関テレさんの方に内容のチェックをお願いしてますという話を書いています。関テレさんからの許可が下りたので、早速たち上げておきましょう。

ちょっと長いのはご勘弁を。



関西テレビ「週間ファイブ・ウェスト」




あいにくのめちゃめちゃいい天気。絵的にはいいのですが。

12時ギターパン到着。少し音あわせ。
1時前スタッフ、出演者到着。挨拶。打ち合わせ。ファイブ・ウエストからは丸山君、水野君のお二人。おーゲイノージンだ。僕もか?いや僕はエセ。

設定は事前の打ち合わせの際に聞いているので、だいたいのイメージはできている。「週間ファイブ・ウェスト」という雑誌の編集部の記者という設定でファイブ・ウェストのメンバーが街へ出ていろいろな取材を体験するというもの。Vを持ち帰りスタジオで編集長のばんばひろふみさんに報告してトーク、という感じの番組になっているらしい。

ばんばさんが僕の演奏をみるんだなぁ。すごいことだ。ちなみにばんばさんは編集長という設定。

副編集長は谷口キヨコさん。昔、京都のFM、アルファステーションで聞いた声だと思う。最近テレビによく出ている。95-6年ごろ、京都の仕事がよく入った時期に、車でいつも聞いていた声だ。独自の京都弁とテンションの異常な高さが大好きだった。「これ誰?」と友人に聞いて廻ったことがある。

お二人に会えなかったのが残念ではある。そのうち会えるといいな。


早速、撮りに入る。
まずは外からのショット。二人がパンの音を聞きつけて、うちの部屋をのぞき込む所から。ギターパンと二人でオリジナルの「M-C.3」カリプソをやる。

ここからが大変。お二人にパンを教える。いつもやってるように教えていくと、自然にカメラをまわしてくれて、ばんばん撮ってくれたので、非常にやりやすかった。

ただ、午後のこの部屋は暑い。クーラーを買おうとしているところで、急に入ってきた話だったので、今、この部屋はエアコンなし(24日の時点。こないだ買いました)。重ねて、昼過ぎから前の駐車場に照り返した西日が、がっつんがっつん入ってくる。オンエアをみて、鍋男や若いお二人が汗だくなのは、笑ってご覧いただきたい。

スティックを作ってもらうところからやりたかったんだけど、練習時間を多くとりたいということで、鍋男が作る。それだけであせまみれ。鍋男は汗かきです。

さぁ、音を出そう。普通の生徒さんの一時間目と同じように、パンの音の配列の便利さの話からまずは入っていく。
練習する曲は彼等の持ち曲「愛って」。わかりやすくて憶えやすい、いい曲だ。コードもかわいい。初めてのパンを前にして彼等の格闘が始まる。このくそ暑い部屋ですごい集中力だ。しかも笑顔が消えない。カメラが廻ってないところでも前向きなテンションが下がらない。若くともさすがゲイノージンだ。

練習している間に、スタッフの方々は外に出て、アルバムジャケットや僕がトリニダードで撮ってきた写真なんかのネタを撮っている。西日が直接あたる外はさらにあつい。いや、すごい。

せっかくなので、ソカの曲を。手拍子で16Beatの裏をとる練習から、Swingin' Engineをやってみる。なんとかいけそうだ。

めどがついたところで、しゃべくりの撮影。写真なんかを見せながら、どんな所なんですかってな話を撮る。二人につられてテンションが上がってるようで、暑さにうだって、だるいようで、よくわからない状態。何をしゃべったかもあまり憶えていない。

4:30ごろキュレップを撤収。移動。これからスタジオへ移動して、うちのSteel Power Starsのメンバーと落ち合い、バンドでの演奏を撮る。

5:30ごろ現場着。器材搬入。相変わらず引っ越しのような作業。
あ、演奏するパート増えたんだ。練習しなきゃ。
マイクもきっちり立ててもらって、ミキサーさんの調整を兼ねて、練習。
バンドのメンバーには譜面と音ネタを渡しているだけだったので、あわせるのはこれが初めて。でも結構いつもそんな感じなのよね。メンバーさんにはごめんなさいですが、リハ回数の少ないのには慣れている。いい音出てます。
フロントで叩いているファイブ・ウェストのお二人もいい音出てます。

とい事でばんばん撮っていく。僕らの演奏も彼等の動きでテンションが上がっていく。この辺はオンエアを見ていただいた方がおもしろいと思うので、活字にはしないで置きましょう。

撮影が終わったのは8時を大きく廻った頃。

いやーお疲れさまでした。
音声さんもカメラさんも「さすが職人」でした。ディレクターさんもすごく自然にさせていただいたので、やりやすかったです。ADさんも連絡を密に取っていただいて、助かりました。カンテーレのケイタイストラップすんごい嬉しいです。
何よりも、この若い二人がえらい。鍋男がこの年の時なんか、こんだけハードな事できないよ。

最後に「先生」からお二人の感想を
 水野君
 自分でいろんな音を試して、新しいフレーズを入れたり、和音を入れたりしてはりました。
 練習の仕方も自分で工夫して「早く憶えるこつ」をつかむのが、うまかった。
「メロディをたたければそれでよし」というのではなく、時間があればどんどんいろんな事をチャレンジしていく姿勢がいい感じ。
 この楽器で音楽の理論を憶えると、とても楽に理解ができます。機会があればぜひまたきっちり教えてみたいと思います。アドリブなんかやると楽しいかも。

 丸山君
 音の上下とパンの配置の中での動きがなかなかつかみにくかったみたいですね。一つのフレーズを繰り返して練習する根気はなかなかです。パンの早いフレーズを演奏するにはとても大事なことです。
 テンポ120ぐらいで10分あるような大曲を、トリニダードでは演奏するのですが、そういう曲は逆に、丸山君の様なストレートな人の方がむいているかもしれません。慣れれば強いタイプと見ました。

うちのバンドのデモ演奏では、やかましい曲ばっかりやっちゃったけど、オリジナルのきれいな曲もやれば良かったかな。
ちょっと失敗。


On Air 2001. 8. 29. Wed. 深夜0:40 〜 1:10 関西テレビ
放送日は8月22日、水曜の深夜。(caution !! →!! →変更の可能性有り。)
BSフジでの放送もあり。

BSフジ :毎週火曜 22:25〜22:55
関西テレビ :毎週水曜 深夜0:55〜1:25

あれ??
関テレのホームページにのってるデータともらった資料の時間がずれている。
ま、それぐらいの時間にやってるってことです。


-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home