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日記 / チカフジ

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日記
チカフジ|MAIL


2001年10月31日(水)
ご無沙汰してた間

この2週間、あまり日記が書けていなかったが、それなりにいろいろあったのだ。
念願のトゥームレイダーと陰陽師(映画)を見に行ってるし、「食の会」(只今命名←注;個人的呼称)の友達(大学の同サークルの友達)とピロシキを生地から作ったり簡単にラザニアを作ったりしていた。
昨日だって、ミツカンの、萬田久子のCMでお馴染みの「鶏肉のさっぱり煮」を、レシピをネットで検索して調べて、それで作って別の友達(大学の同コースの友達。前者とは別)と徹夜でテレビゲームやったりしてダベったり久々に趣味の話の通じる人とパロイラスト描いたりしてたし。
ああ、この「鶏肉のさっぱり煮」は、ホントに酢の酸味が旨くきいた美味しい料理だったことを報告しておく。ごはんのおかずにちょうど良い。
また映画の方は感想ページをウェブ上にを用意したりして、布教に勤めたいと思うので気になった人は見てクダサイ。
一言で言うと、両方とも面白かったよ。



あたしが過去に描いて人にくれた創作マンガ・イラストを回収・編纂して冊子にまとめて少部数、発行しようという計画を立てた。
発起は夏休み前なのでちょっと時間が経ってきているがじきにコピーに漕ぎ着けそうな気配で、昨日から本格的に編集作業をしているが、過去=高校時代のイラストを見るのはやはり懐かしく、恥ずかしい。
今こんなん描けんて!というものも多く、あの頃の怒濤のイキオイを楽しく思える。
誰が、いくらお気に入りのキャラとは言え、20代の男のキャラクターの花嫁姿を描こうと思うのだろう。見返してみたら気色わるくて思わずヌルく笑みを浮かべてしまった。(※ヌルい笑み…負感情7と正感情3の間にあって、笑えないが笑っておいた、という少し暗めの笑み/あたし語録)
しかし久しぶりの冊子編集はやはり楽しい。
もともとエディトリアルデザイン(editorial>edition>編集)は好きなようで、1ページ毎のページデザインを昨日はうきうきしながらこなしていた。
これに書き下ろしでマンガを何ページかつけるのだが、これがまた手が込みそうで(自分の)、一応設定した発行日、年末前までにちゃんと出来上がるのかどうか、今から心配している。
その上、ページ数がまだマンガを描き始めていないこの状況ですでに予想をはるかに上回っており、ぶ厚い冊子が出来上がる、と今から財布の中身が心配だ。
でも、マンガ描きと編集作業のこの2点が揃った今回の冊子作りは本当に楽しい。
ああ両方とも好きなんだなあと、認識を新たにした。
いっそ事務所じゃなくて、出版社勤務のエディトリアルに進もうかなあ。


ちなみにミツカンのHP
http://www.mitsukan.co.jp/group/index.htm
※informationをいう項目の中に「CMでご案内しているメニューを紹介!」という項目がある。それをクリック。
 └ そのページのurl↓(こっちをクリックしたほうが早いと言う話もある)
   http://www.mitsukan.co.jp/sapari/tvcm/index.htm



2001年10月30日(火)
女子高

アツミさんという友達と一緒に、ナツコさんという友達を待ちながら夕飯の準備をしている時のこと。アットあたしの家。

アツミさんの出身校は女子高だときいて、女子高ライフを尋ねてみた。
前々から女子高には興味があったのだが、聞いてみると、これがまた面白いところだったらしい。
同性だけの気兼ねのない空間というのはやはり楽しいんだろうなあというのが日頃のあたしの想像なのだが、実際その通りだったらしく(まあその辺は他の女子高通いの友達の話からもすでに明らかだったが)、高校を卒業した今さらながら羨ましくなった。
…羨ましいというのは、何も高校時代に「男の子もいてヤだなー☆」と思っていたから、というわけじゃない。
あたしの通っていた高校は共学で、だが在籍し入り浸っていた部活が当時女子の比率90%以上の部だったのであまり人数の少ない男の子に対して気兼ねというのはなく、不便も何も経験しなかったが、しかし、高校にいるみんながみんな同性という状況は前々から一遍経験してみたかったのだ。同性だけの学校・空間には経験してみるだけの価値があると思うのである。
女子高というのは結構過ごし易そうでいいなあと思う。気を張ったりとかしなくていいからねー。
それに友達とも付き合い易そうだと思う。表裏のない付き合い。
逆に、そう言う付き合いだから人間関係の黒いところとか当然出てくるだろうが、そういうのは経験してないよりできてたほうが人間として成長できるから断然いいと思う。
だから、そう言う意味で、綺麗な言葉だけど、憧れる。
そこで10代を過ごす少年少女達がどんな風にその先に出ていくのかというのも、興味深い。近くで見てみたい。
アツミさんの場合は、うまく友達付き合いを構築していたようだ、本当に楽しそうに高校生活を語ってくれた。
どんな仲間がいて、どんな風に楽しくて、笑ってて。
その風景がとっても眩しかった。
女子高だったから、だからそんなに楽しかったんだよと言い切るつもりは毛頭なく、どんなところにいても楽しいときは本当に楽しいんだと実感しているが、でも同性の仲間だけだったからというのは要因としてどこかに存在しているんだろうと感じさせる。
小中高と平和で平凡な学校生活を素直に送って来た身としては、やっぱり、ちょっとした変わり種のある(あった)生活というのが羨ましい。

女子高って、外から見ると不思議なところだ。



2001年10月18日(木)
シチューを作った。旨い。

「カフェのごはん/オリジナルレシピ66」という本を買いました。
最近大ハマリのカフェのメニュウのレシピがたっぷり載ってて楽しいです。
材料がちょっと日常では買わないようなものが多いので、もし作るなら買いに行かないといけません。
それが手間かも。

あと同じ店でLEGOブロックを買いました。衝動買いです。
なんてったって、あのレゴの「ハリーポッター」レゴですよ!
今世間的にブームを巻き起こしているハリポタに、例に漏れずにあたしもハマってるんですが(すんごい面白いんですって!)、その状態でハリポタのレゴブロックなんてものみつけちゃったら貴方!あたしゃ、悪いけど、レゴも大好きな女なんですぜ?!コーラのおまけのレゴブロックを買いに走り回るくらいには!!(笑)
レゴとハリーのダブルパンチで2、3分間レゴの前で、頭フル回転して「いるかいらないか会議」を開催して動きを止めてた挙げ句、買っちゃいました。「いる」側勝訴!(勝訴?)
¥1200はかーなり痛かったけどねー…。
でもいい買い物かと。
ハリー、ちゃんと額の傷あるし、ヘドウィグいるし。
気が向いたらホグワーツ城(レゴブロック:大、¥6000)を買うかもしれない。どきどき。
ハリーポッターは、真面目にお勧めします。面白いですよ。児童文学ですが。
映画も見に行く予定です。

母親に仕送りして下さいとねだったら、予想をはるかに越えた大金が振り込まれていてびっくりしました。
実家のやりくりも大変だ大変だといつも電話口で言ってるのに、こんなに貰っちゃっていいのかなー…。
申し訳ない気分で一杯です。
…でも「ああそれ来月分も兼ねてるから」とかあっさり言われちゃったらどうしよう…。それは恐いな。

注目している漫画家、三輪士郎の初単行本が、どうやら12月中旬に発売になるとの情報を参加させていただいているファン同盟のサイトさんから入手しました。
きゃーやったー!
今から楽しみです。
ちなみにそのファン同盟さんのサイトはこちら。>>> 月に吠える犬達
アットホームでいい雰囲気です。
お世話になってます。



2001年10月16日(火)
景気よくない話で申し訳ない。

なーんかどうもうまくいけてない気がします、とある人と。
向こう的にはどう思ってるのかしらないけど。
妙な感じに相手と自分の間に見えない距離があって、話のノリとかウケるポイントとか物の観点や考え方の違ってる人とおおよそ毎日喋っているんだけど、その微々たるものだけどだんだんと蓄積されてきてたようで、やがて、というかそろそろ、観点の違うその人と会話していくのが苦痛に感じられて来ています。
多分、あたしが、その人以外に詳しくいろいろ話せる人を作って(増やして)ないせいだと思うんだけど。
他に身近でノリの合う、話せる人がいたら、きっとこんなに苦痛に感じてないと思う。
「うまく同感してほしいのに、なんでこんな考え方の違う人と話さなきゃいけないんだろう」──って言うのが一番強くて辛いかなー。
じゃ、増やせばいいだけなんだけど、……新しいところに駆け込んでみる度胸がない。
だから今のままでもいいか、しょうがないか…って思ってる。
甘んじてる、と言うのでは正しくないか…。「いつか!」と思って眼を光らせて好機を狙ってるわけじゃあないから。
むしろ、「寒い外はヤダから、あえてぬるい湯に浸かったままでいる」
そんなのはハキハキしてないから凄く嫌なんだけど…。
新しいところで幅を広げなきゃ、この嫌な状態は打破出来ない。
でもいまさらどうやって新しいとこに入ってきゃいいの?
タイミングはずしたみたいで入りにくいよ。
むしろ一から皆同じスタートラインのところからやり直したいよ。


結局外へ出たいんですあたし論。
とりあえず話の合わない(とあたしの感じる)『とある人』とは、今後どうするべきか。
悩み中……。



2001年10月15日(月)
部屋が生臭くて嫌な感じ…(魚)

早起きした。
恐ろしく久しぶりに1限から授業を受けた。
サボリ仲間だと信じていた人があたしより早くに教室に到着しているのを発見して妙な敗北感を覚えた(微苦笑)
もー!みんななんだかんだ言って抜け目ねーじゃねーか!
まじに単位を放り投げてたのはオレだけかい!(泣)
…そんな朝を迎えました。
3文分得したのかなあ…なんか損してショック受けて打ち拉がれたような気になっているのはあたしの気のせいかしら。
…いやでも、まともに授業受けようと言う意気込みはオッケイだ!実に正しいぞチカフジ!(コーチ風)
…ってゆーかこれが正しい=ふつうなんだってば…。(ゴーン;)
ぶふう。
───改めて自分の場所を確認しつつ。
とにかく、これからもこれを続けることこそが大切だ。
「ガッコウ行ったー」
「はいよくできましたー」
「向こう行ってよーし」
で終わったら意味ないからねっ。
『継続は力なり』、よし行くぞあたし!(喝)

その帰りに授業が空きだったので友達数人とカラオケに行った。
いまいちノリきれなかった。微妙。
今度はヒット曲覚えて行こう。
っていつやねん、金ないっての。



2001年10月14日(日)
実は学祭も終わってしまいました。

サイト更新できましたよ、ようやく。
しかしどうにもオリジナルイラストしか上がらん。
いやウチイラストサイトだけどさー、いろいろリングに登録してある都合上ねえっ、ってゆーか誰の都合かというとあたしの趣味故の都合なんで「都合」と表記するのはいかがなものかとは思うんですが。
いろいろ試みていきたいものです。


今日は夕飯サンマ!
びばサンマ!最高サンマ!
ただの焼きサンマだったんだけど、脂のっててほくほくしててめちゃくちゃ美味しかった!
大根おろしと君は恋人なのかい?!まさに運命の出合いだよ!!
大宇宙の奏でる素敵なファンタジー!!
あと、少ない身でサンマのタタキを作って食してみたり。
こちらもなかなか。でもやはりなんも参考にしないでただただ叩くのはダメね。むしろミンチになっちゃっていただけないわ。
気をつけないとイカンです。
それにしても、もおあたしはサンマが1尾あればその日はずっと幸せでいられるねっ、いやいやまじで!
1尾¥100の幸せ!
うまいよサンマ!惚れました!ビバ庶民の食卓のアイドル!
…でも部屋中が魚臭くなるのが問題だなー。マジに参る。くさ!
なんか臭い解消するいい方法はないものか。
模索中。



2001年10月03日(水)
きたかぜぴゅう

寒くなって来たので模様替えと言うことで、日記の色を変えてみました。
半年くらいはこのまま通す予定。
もお、まじ寒いす。炬燵出しました。これで炬燵で転寝コースが明確なものとなってしまった…。
あたたかいスープがうまい。



2001年10月02日(火)
  能

1700時〜、開学10周年記念式典
大学が開学して10周年になったと言うことで、記念式典が行われた。
それにあわせてであろう作られ完成した能舞台「伝統館」の柿落としも、その式典後に行われた。

あたしたち学生にしてみれば、今後一体何に使う予定があるのか甚だ疑問で何のために作られたのかさっぱりわからない、本館前の能舞台で、その完成記念の柿落としが行われた。
演目は「翁」。
「翁」は、天下泰平、国家安穏、五穀豊穣を祈念する能で、他の能のような物語性を待たず、能が大成される以前の様式を残し、その儀式性の濃さゆえに正月や祝い事等の際に演じられることが多い、らしい。(←式典次第による)
この「翁」に限って小鼓が三丁で演奏し、荘重でめでたい雰囲気が盛り上げられる能であるようだ。
三人の舞手、「千歳」「翁」「三番叟」の順に舞が舞われ、最後の三番叟の勇壮かつリズミカルな舞は、足拍子を踏む力強い「揉ノ段」と、種まきを意味する「鈴ノ段」の二段からなる。
翁の用いる面は室町時代に作られた福來作の「翁面」で、三番叟の「鈴ノ段」では黒式尉という種類の面を用いる。
…とは式典次第のくだりであるが、この下地を押さえておかないとどんなものなのだかさっぱりわからない。この次第をうっかりきちんと見ずに観劇に望み、「はあっ?!」となったのは他ならぬあたしである。
もともと能を直に見ることなど初めてのことで予備知識皆無だったのも災いしたかもしれない。
しかし、これが能か、と実体験ができたことはよかったと思う。下手したら年寄りにならないと見に行かなかったり、一生涯見に行かないものであるかもしれないためだ。感想はそれ(「これが能か」)に尽きる。
ついでにいうと、能に加えて、あたしが若いうちに一度は実際に生で見聞きしたいものは、オペラ(「魔笛」)、狂言、歌舞伎、雅楽、である。オペラ「魔笛」は一度有名歌劇団が近くまで来たが、チケット代がひねり出せなかったために行っていない。
災いしたと言えば、その柿落としで「翁」を演じられた時の天候がまた最悪だった。
いっそ見事と言いたいほどの曇天。
誰の目にも雨が降るのは明らかだった。
その上、実際に能の始まった1750時にはもう日が暮れており、寒い、暗いの二重苦。
当然ライトアップはされるが、今にも降りそうな(しかしなかなか降らない)曇天のもと、暗さと、10月だと言うのに底冷えのする寒さに、観客の注意は逸れる逸れる。
帰る時の背後の学生の囁きは、「もー超寒くて能どころじゃなかったよ」。
それにはあたしも心の中で頷いた。
一応学校側から、来賓のためにも毛布が支給され、要領のイイ学生はおこぼれに預かっていたが、それでもビョービョー吹く風と時折降る雨には勝てなかったようだ。(あたしは要領が悪かった…)
悪天候に加えて更に、あたし個人のことなのだが、眼鏡・コンタクトの類いを用意しなかったために、うまく見えなかった。……コンタクトなくしたんだよ!もおっ!
そんなわけで。
全体的にも個人的にもコンディションの悪い状況下で行われた人生初めての能は、微妙な体験としてあたしの記憶に残るのであった。
まあちゃんと能は体験して来たんですけどねー(苦笑)