Silent Song
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2005年12月29日(木) 自然は生きるパワーをくれる。

自然は「力」をくれる。

長い間見続けてた昼ドラが、
悲劇的な結末だったため、

すごーく鬱な気持ちになってた私。
泣きたい気持ちを、
必死で押し殺していた…。

そんな気分じゃなくなってたけれど、
連れに車椅子を押してもらって、
公園を散歩した。

冬の公園は人気もなく、
ただ寒かったけれど、

大きな池に太陽の光が反射して、
緩やかで大きな水面がキラキラと
光を反射していた。

…綺麗だった。

なんだか
「生きなさい」
って言われてるように感じた。


自然って、「生きる活力」を与えてくれる。

山にしてもそうだけど、
命の根源や営み、そのたくましさや原点を
自然を見ることで感じられる。

…というか、
「自然はこんなにもたくましく生きている」

…と、
そのとても強い生命力を心が感じる。

まるで父や母に優しく、そして強く、
応援されてるような…、
そんな気がしてくる。

私自身も地球の命の一つ。
自然の一部だから…。

自然とできるだけ触れ合って生きて生きたい。
パワーをもらって、地球の一部の命として
自然に近く生きていきたい。


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2005年12月15日(木) 人間関係の持ち方のタイプの相性ってジグソーパズルみたい。難しい…。




大切な人がまた一人、
私たちのサークルを去っていく…。


その人にとって「特別な事情」があるから
仕方のないことなんだけれど、

せっかく仲良くなれて
一緒に遊ぶのがとても楽しかったから、

それを聞いたとき、すごく…
寂しくて、悲しかったよ。。。

あなたのこと、人柄、好きだったからね…。


その子は「八方美人」とは違うけれど、
明るくて女の子っぽくて可愛いらしくて…。
その上、人懐っこくて優しいから、
色んな人に好かれるような子だったし、
その子自身もかなり社交的な性格で、
交流範囲も友達も、とっても広かった。


・・・・・・・。


その子以外にも、
同じような性格で交流の広い友達がいたけど、

その子は

「実は入った当初は、
このサークルに長く居るつもりはなかったのだけど、
プリ(連れのこと)や静花さんと○○(↑に書いた子のこと)と出会って、
三人の人柄から、色いろなことを学べると思ったから
このサークルに残ることにしたんだ^^」


…とまで、いってくれた子だった。

その子もゲームをすると数人の友人からすぐ
メッセージが届くほどで、
狩りの最中にも数人とメッセージをやり取り
したりして、人間関係にすごく忙しい感じだった。

その子は今、リアルで妊娠中で、
身体の調子が悪く、あまりゲームをすることができなくなり、
また、友達が多くメッセージのやり取りが多くて
とてもサークルに入って、その上サークルだけの会話にまで
対応することは不可能なので、
いろんな友達にサークルには勧誘されてるみたいだけど、
今はあえて「フリー」でいることに決めたらしい。

その子に対してもいえたし思えたことだけれど…、

「やっぱり私は沢山友達を持つ子とは
深い付き合いはできないなぁ…」と感じた。


そういうタイプの子は、
一つのサークルに定着することはしないで
交流が幅深いから、たとえ仲良くなっても
他の交友関係の理由で別のところへ移ってしまったりする。

同じところ(場所)で、「深く狭く」とどまることはしない。

それは【リアルの友達関係】に対しても
いえることだけども、

私の友達関係のもち方のタイプって、
「狭く、深く」っていうタイプだから、
そうではないタイプの子とは、親密な関係を築くことはできない。

…つまり、
「相手」も同じタイプじゃないとダメらしい。

お互いが「特別な存在」で、その代わり、
(深い関係の人数を限定しているから)
深い心の関わりや友情をその分、
限られた親友に対してそそげられるられる…。


例えば悩み事があったとき、
沢山の友達に同じことを相談するのって疲れるし、
「気持ち」がどうしても分散してしまう…。
そんな沢山の人に対して、深い関わりをする、
エネルギーは私にはないから…。

だから少人数の親友に限って、また
付き合いの深さによって、お互いの特別度によって
相談事とかを選んでしたりする。

例えば、自分の心に「愛情(友情を含む)」を
満たすためのコップがあって、
例え、ごく僅(わず)かな人からでも、
そのコップの八分目くらいの「愛情」を
限られた人から注がれて、交流や気持ちで満たせれば
それで私の心は満足するし、幸せを感じる。

また、自分が他人に注ぐ「愛情(友情を含む)」用の
コップにも容量に限りがあるから、
そのコップにある水以上の愛情や気持ちは
他人に対して注げない。


それ以上、(自分がマイペースを保って
できる容量以上のことを)多くの人に対して
そのコップの水を注ごうとしようとしたら、
必ず無理がでて、人間関係の問題で逆に大変になって、
疲れて、自分の首を絞めることになる
から…。

…だから私は
「狭く、深く」の人間関係を大事にしたい。


もちろんそれとは別に
「広く、浅く」付き合う友人ももちたいけれど。

やっぱり「特別」な人には
「特別」な扱いをしたい
から・・・。
それに相手に私もそうしてもらわないと
ダメな性格だから・・・。


・・・・・。

出会いと別れ・・・。

リアルでもゲーム内でも、
人と関わる以上、自分の中の感情を
いやがおうに動かされるけれど、

やっぱり人によって
色んなタイプや価値観があって、

また、

友人も親友も恋人も、一方通行では
成り立たなくて…。

まるでジグソーパズルみたいに
それぞれのタイプやフィーリングのデコボコ
ぴったりと合う人と出会えないと、
難しい。。。


それって人生でとても貴重で大切なことだし、
私にはまさに「奇跡」のようにも思えるよ。

だから、
そういう人と出会うことができたら、
その付き合いを大事にしたい。

まるで「宝石」を守るように、
大切に、大切にしたいのだ。


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2005年12月12日(月) 「届かなかったSOS」(その後)



私は戻った、「あの場所」へ…。


もう「戻ることはない」と、
優柔不断の私には珍しく、
全く、迷いのない気持ちだったのにね。

…でも、
後日、あらゆることに「誤解」や「行き違い」
生じていた事実を知った。

あの時、「荷物もって^^」といった人は
私が直前に死んだ事実を知らなかった。

私がモンスターに囲まれてると知って、
私を助けるため、真っ先に飛んでくれたから、
その後の連れの「静花がそのせいで死んだ」という
会話を聞く機会がなかったからだった。

「ただ眠くて帰還するだけだと思ってた。
ごめんね><」


謝ってくれた。

他にも私が「死んだ」ことを知らなかった人がいた。

その子は

「静花さんに悪いことをした…。
謝りたいし、(経験値の復旧に)力を貸したい。」


…と連れに話し、
私に対しても、お手紙が届いた。

連れも、あの時は私との個人的な
メッセージのやり取りで精一杯で、
その時私がおかれていた状況や交わされた会話を
把握する余裕がなかったみたい。

その後を狩りを続けたのも、
彼は「リーダー」だから、責任上抜けるわけには
いかず、仕方のないことだった…。


…でも、彼はすごく後悔し、謝ってくれた。

本当に悔いて、
「一緒に居てあげたいよ…。
 一緒に泣いてあげたいよ…。」


…と電話の向こうで苦しそうに
つぶやいた。

「自分は無力だ…」
・・・と。

私が何か少しでも元気が出ることをしたい、と、
お昼近くまで、何時間もかけ、私が欲しがってた動物を
テイム(ペットにすること)を頑張ってくれた。

(その動物はテイムはとても困難な動物で、
連れは数え切れないくらいチャレンジしたけど
結局テイムはできなかった。)

「テイムできないから、その動物で別の人がペット化したものを、
お金で買って静花にプレゼントしたいと思う。
本当に役に立てなくてゴメンね…。」


…といってくれた。
その動物のペットはすごく高いので、
私は止めて、結局自分で買ったけれど(苦笑)。
(だって、連れはお金は少ししかもってないから…)

・・・また、

その時に、
私の日記を楽しみに読んでくれていたメンバーがいて、
彼も次の日、私にメッセージを送ってきて、
何度も謝ってくれた。

「日記も楽しみにしてたから、なくすことは
本当に残念だ」
と…。

「自分の行動を後悔してる。
本当にごめん。。」
…と。

彼は日記を更新すると
「日記見たよ〜、うけたw」って
報告してくれた人だった。

…最後に、

一番、心配して気遣ってくれたのは、
ゲームで一番の仲良しの友達の女の子だった。

「なんで私がとめられなかったんだろう…」
「後悔しても後悔しきれない;;」


例の事件があった直後、
「大丈夫?;;」と彼女からメッセージが届いたけど、
私はショックが酷すぎて、メッセージを返せる
状態じゃなくて、そのままゲームを切断した。

彼女は悪くないのに(アイテムも置いてない)、
心配するメッセージもくれたのに、
返事ができなかったことを、
後日、私の方が謝らないといけないと思っていた。

でも次の日、
彼女から携帯にメールが届いた。

「確かにあれは皆冷たかったと思う…。
私が逆の立場でもショックを受けると思う…。
何もできなくてごめんね。
身体が良くなったら、戻ってきて。」


…という内容だった。
まさか携帯にメールまで送ってくれると
思ってなくて意外だった。
あの時、メッセージすら無視した私なのに…。

私がゲームにイン(接続)したら
すぐ「こんにちは^^」って挨拶が届いた。

私からは何も働きかけなかったのに…。

私がゲーム内で一番心の内を話せるのも、
冗談を言いふざけ合えるのも、彼女だった。
連れとのエッチに関する、ちょっと生々しいような話も
彼女には相談できた。

そして彼女の彼は、
私が以前所属していたサークルの
リーダーだった。

(つまり今の私と逆の立場だった。)

お互いの彼氏同士の性格も、事情も
知り合ってる古い付き合いの子だった。

ただ、彼女はかなり「八方美人」な性格で、
明るくて人懐っこい反面、友達も多い。
…でも裏を返せば誰にでもいい顔をするから、
その影で誰かを傷つける…。


そのため、私はそのことが原因で
心が離れたこともあった。


…でもその後、話し合いを経て、
和解することになったけれど。

・・・・でも話をしていて、
彼女の意外な事実を知った。

「私、静花以外に(ゲーム内で)仲がすごくいい
女の子っていなくて…。」


私は正直驚いた。

彼女はすごくオープンで人懐っこくて、
誰からも好かれて、
だから沢山友達もいて…。

…でも私がその時、話を聞いてわかったのは、
実際は彼女は
「明るい仮面」「他人に嫌われたくない仮面」
つけていて、沢山の人と仲良くやってるように
見えたけれど、

多分…、”仲がいい”といっても、
「質的」には浅い付き合いだったんだなと思う。。。

彼女は多分、素の自分を出したり、
明るさ以外のこと(真面目なことや暗いこと)を
出すのが苦手なのだと思う…。
きっとそれは彼女なりの彼女の人生で形成されてしまった
「癖」なのだと思う。

今回の件はとてもショッキングで
深く傷つく結果になったけれど、

もう「戻ることはない」と決めていたけれど、

私はメンバーの謝罪と”戻って欲しい”という
言葉を何人からも聞いて、「戻ろう」と決めた。

…そして戻った。

だって、もし私が戻らないままなら、
謝ってくれた人たちは
「自分のせいで…」って、
ずっと負い目を引きずる
だろうから…。

…だから私は彼らの誠意や気持ちに対して、
「戻らないといけない」と思ったから。

今はもう、あの件に関して、
何もうらみも、しこりも抱いてない。

返って、一つ手に入れたものがあると思ってる。

最後に話した彼女との心の距離が
縮めることができたこと。

彼女のことを知ることができたこと。

「仲良し、って嬉しい言葉だね^^」

彼女は本当に嬉しそうに言った。

…私は彼女の「友達」であり続けたい。

彼女の「悪い癖(八方美人な性格)」も受け止めつつ。

彼女を理解してあげたい。

彼女に何かあったときは味方になってあげたい。


辛かった。
本当に辛かった出来事だったけど、

でも、失くしたものばかりじゃないと、
思っている。







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2005年12月10日(土) 届かなかった「SOS」。



バカみたい



そこは「道具で逃げる」ことが不可能な
場所だった。

…だから、ひたすら足で、

逃げ回って、必死で逃げ回って

必死で助かりたくて

でも私の足は遅くて

逃げてる私をあざ笑うかのように

追ってくる敵の数は増えていって

私の体力はどんどん削られていって、


そこは助けにきてもらえる場所じゃないって

わかってたけど、

無我夢中で、

必死で連れに対して「助けて」って

メッセージを送ろうとした。

助けをよぼうとしてた。


・・・でもその声は届かなかった。


その声を届ける間もなく、


私はむごく

殺された。




ショックで呆然とした。

でもそんな私に追い討ちをかける
傷つく出来事があった。


「死んじゃった…;;」

って、死んで死体になり、仰向けになりながら、
連れにメッセージを送った。

その後、一緒に狩りをしていた
サークル員がその場所にきてくれた。

(大丈夫?)
(元気だして;;)


普通、一緒に狩りをしていた人が
死んだらまずこう言う。

・・・・少なくとも私なら言う。


…でも私を気遣う言葉を言う人は
誰一人といなかった。

代わりに私に投げかけられた言葉は、

「(帰るなら重いから)
ドロップした荷物もってって^^」


…だった。


その一人の言葉と、地面に置かれた
アイテムを契機に、

他のメンバーもポイポイと
アイテムを地面に置き始めた。

私は、信じられなかった。

人に対して思いやりの強い子だと思ってた
子さえ、置いた。



…でも必死で理性を保って、
ボロボロにショックを受けて傷ついた心で

無言でアイテムを全て集め歩いて、拾った。


惨めだった。


「あー、楽になった^^今まで重たくって。」


言いだしっぺはそう平気で言った。


高レベルで死ぬことの痛さを辛さを
皆知ってるはずなのに、


なんでこんな心無いことができるの??

相手の心情を思いやる気持ちすらないの??



私はそんな気持ちで一杯だった。


(皆、私が死んだこと、
知ってるんだよね?)


私は信じられない気持ちで
連れにメッセージを送った。

(うん;;)

連れから返事がきた。


私は一人、呆然自失として、
死んで空腹ゲージ0%の状態で、
沢山の重たいアイテムをもたされて帰った。

「お疲れさま〜^^」

皆は私を【笑顔】で見送ってくれた。



「仲間」ってなに?(笑)



一緒にきてた連れは、
アイテムこそ置かなかったものの、

その様子を止めることも、
狩りを中断して、酷くショックを受け、
泣いている、私のフォローをしようとも
してくれなかった。

そのまま何事もなかったように
その後、皆と狩りを続けてた。


「恋人」ってなに?(笑)



・・・・・。


私は直後、そのサークルを抜けた。




私のネトゲのブログには

「日記を休止することと、
このブログ自体を削除するかもしれないこと」


と、
「最後のお礼と挨拶メッセージ」を書き残した。



パソコンの電源を落として、
ボロボロ滝のように出る涙をタオルで拭って、

ベッドに横になり、

冷蔵庫にあった
試食品のお酒を飲んだ。

涙は止まらなかった。



連れに電話してた時、

泣きながら、嗚咽しながら、

笑った。


あはははは…。

あはははは…(⌒▽⌒)



こんなアクション初めて(笑)。
泣きながら笑うなんて(笑)。


「思いやり」って一体なに?w


もちろん、死んだのは私の責任だけどさ。

もう連れさえも信じられなかった。

【サークルのリーダー】としても、
【私の恋人】としても、


彼は私の「ココロ」を救う行動を
してくれなかった。

守ってくれなかった。



もう信じられなくなった。

私の心の扉は深く傷ついたせいで、
閉じてしまった。


連れは

「そっちに行きたい。
側にいてあげたいよ;;」

って言ってくれたけど、

側にいて欲しいとは思わなかった。

返って、「こないで欲しかった」

今もそう思っている。

私は一人でいい。

こんなことなら、「一人」でいい。


リアルの私の命はあるし、
ゲームの私の命も(ゲームだから)戻ったけど、


【 私の心は死んでしまったから。】



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