Silent Song
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2001年09月23日(日) 蘭の花の温かくて遠い記憶

紫の蘭の花
気品があって美しくて・・・温かくて

いつもその場所へいく度に
必ず目に入った

イスで長い時間を静かに待つ人たち
色んな人がその部屋に用意されたイスに座って
各々思い思いにふけながら「時」を待ってる間

彼らの不安を消すがごとく
彼らの痛みを癒すがごとく

見守るように
ひっそりと ただ静かに
部屋の片隅のに置かれていた柔らかな花

もうその場所へ行くことはなくなって
かなりの年月が経つけれど・・・
それでもなお私の心の中に
その場所のイメージとして深く切なく咲いている

花屋で蘭をみかけるたびに
あの紫の蘭を無意識に探しているのです

・・・懐かしい花

遠い昔
まだ私が若く、子供だったあの頃
初めて言ったメンタルクリニック
約半年間という短い歳月だった
でも未来の鍵を探すのに必死だった・・・

色んな思いを抱いた場所
泣いた場所 喜んだ場所
先生の顔も、まだ覚えてます

今もまだ、思い出すたびに
とても温かく切ない思い出として
私の中に残ってます

蘭の花・・・懐かしくて切ない「心」の花



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2001年09月22日(土) 壊れた未来

・・・予想外だった

どうして狂ってしまったのだろう

絶望と孤独と悲しみの淵で喘いでいた
もう二度と同じところには戻らない。

絶対戻りたくないと思っていた

運命はなんで残酷なんだろう

たった一つの希望の光

やっと

幸せを諦めて凍えた世界で生きることを
受け入れようとしていた私が

「人並みに幸せ」になれる

かすかな、かすかな希望の糸だった

壊された積み木

再びマイナスの世界

もう歩けない・・・
どう歩き出せばいいのかも、わからないよ


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