makoのときどき日記
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2002年05月25日(土) オススメ手芸本☆「自分で作る小さな本」

●『自分で作る小さな本』(田中淑恵 著、文化出版局)
2002年4月 刊 [ISBN4-579-20808-0]

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とっても可愛い本が手作りできる本です。昔から「本」という存在そのものに惹かれてしまう私としては、ツボな本でした。
ノートや文庫本をオリジナルのハードカバーに作り変えたり、いろんな素材でおしゃれな豆本、変型本を作ることができます。いろんなアイディア満載で見ているだけで楽しい感じです。アレンジしたらオリジナルな本も作れそう。
巻末には切り取って作る豆本の付録(?)が付いてます。
少し難しそうなので、まだ実践はしていませんが、いつか自分だけの本を作ってみたいと思います♪


↑ メルマガ第2号に載せたものです。


2002年05月20日(月) 2代目☆フォーリー




新宿タカシマヤさんの「クローバー&ミントベア展」へ出品するために、新作「フォーリー」を1体作りました。以前に2体作った初代「フォーリー」の型紙を進化させたものです。初代フォーリーより、鼻の切り替えを立体的にし、耳を少し小振りにしました。実は、初代フォーリーは私が始めて作った記念すべきオリジナルベアなんです。そういうわけで、愛着もあれば、直したいなぁ・・・と思う部分もありました。
耳には「幸せを運んでくれるように」と、クローバーのアップリケ&刺繍をしています。
実は、四つ葉(フォー・リーヴズ)なので「フォーリー」と名づけたのですが、「安易ながら結構可愛い名前かも♪」と自分では思っています。
ちなみに「クローバー&ミントベア展」の展示期間は5月22日〜6月4日です。



2002年05月10日(金) ウェディング☆ちびっとぐま




新宿タカシマヤさんの「ウェディングベア展」へ出品するために、ちびっとぐま新作「ウェディング☆ちびっとぐま」を1セット作りました。
kaoriちゃんに「ちびっとって、結婚するような年齢なの〜???」と指摘されて、「う〜ん、どうだろ・・・?!」と一瞬考えましたが、次の瞬間、「ちびっとぐまの世界では、きっと何でもありに違いない!!」と思い直しました(笑)。子供でもあり大人でもあり、優しいけどいたずら好きな妖精グマ、それが「ちびっとぐま」かなぁ♪
ちなみに「ウェディングベア 展」の展示期間は5月15日〜21日です。



2002年05月04日(土) 読書日記「ブラウニーズ・ティールーム」


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尾花ゆきみ著「ブラウニーズ・ティールーム」(出版工房原生林刊)という本を読みました。この著者の本は「水花姫」、「海の星」(「水花姫」の続編)と読んでいたので、この本も図書館で借りてみたのです。前の2冊は私小説という感じでしたが、この「ブラウニーズ・ティールーム」は4編(内2話は連作)からなる短編集で、今までと少し感じが違い、ちょっとファンタジックな部分を持ったストーリーでした。
どの話も、生きることにちょっと不器用な音楽好きの登場人物が描かれているのですが、ちょっと不思議で何だか切ない読後感。特にすごく面白いというわけではないんですが・・・(ゴメンナサイ^_^;)、どれも読んだ後に余韻が残る感じのお話です。

1話目の「桃ドロボウ」は、近所の空家を隠れ家にしていた小学生の女の子が、ある日そこに越して来た男の人と知り合い、レコードの音楽が流れる中での交流が始まり・・・という話し。「1999年の夏」、「2000年の夏」は同じ音楽(グループ)が好きだったことがきっかけで、つきあうことになったカップルのお話。「ブラウニーズ・ティールーム」は恋人と別れたばかりで、まだ彼を忘れられていない主人公がコーヒーショップで偶然出会った老人に、今まで聞いたこともなかったティールームの話を聞いて、一緒にそこへ行くことになり・・・というお話。
私としては、最後の「ブラウニーズ・ティールーム」が一番おもしろかったです。「不思議の国のアリス」にイメージが重なるところがある話しなのですが、出てくるティールームが魅力的で、そんなティールームに行ってみたいなぁ(紅茶好きなので♪)・・・なんて思いながら読みました。他には、モチーフとしてレメディオス・バロという画家の絵が出てくるのですが、結構好きな画家だったので、それもちょっと嬉しかったです。スペインの女性画家なのですが、なんだか不思議な感じのする魅力的な絵を描いた人です。いざ画集を買おうとしたら、絶版になってしまっていて悲しい思いをしました。もう手に入らないのかなぁ・・・?


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