あっきーの日記

2007年04月30日(月)  チチェン・イツァー

早朝からタクシーに乗って国内線でメリダに向った。
国内線の航空券は日本でネットでかなり安く入手できた。
おまけに、ちょっと早く空港に到着したんだけど、
早い便に変更してくれた。
グラシアス、Mexicana Airlines!

メリダ空港に到着。南国のような暑さ。
高地で寒暖の差が激しかったメキシコシティーとは大違い。
で、市内に向おうとしたが、バスの乗車口がわからないので、
仕方ないから、タクシーで向うことに。
ここでタクシーチケット売り場に行くと
1人のタクシードライバーが声をかけてきて、
無視してチケットを購入すると、
135ペソのタクシーチケットを売り場のおばちゃんが提示。
結構高いんだなぁって思って購入すると、
なんと7人乗り用バンのタクシー!!
文句を言ってセダンタイプのタクシーにしろって言っても
聞く耳持たない。酷い話だ、まったく。

7人乗りにポツンと1人。
タクシードライバーは最近日本人女性を乗せたといって
上機嫌に話しかけてくるのを、そっけなく応答する。

で、空港から市内の1等バスターミナルまで10分ぐらいで到着。。
値段もぼったくりかよ。
気を取り直して、チチェン・イツァーまで高速バス(一等)の
片道切符を購入する。

所要時間は2時間ぐらいで到着。メキシコは鉄道がほとんどない代わり
バスが普及している。一等バスともなれば、まあまあ快適。
さて!今回の目的の一つ、チチェン・イツァーに登るぞ!!
と思う間もなく、なんと登頂禁止。。。。。Y(>_<、)Y
かなり風化して、確かに登れないなと思いつつも無念。
あまり綺麗ではないセノーテを見ながら見学していると、
結構、日本人のツアーがいっぱいいた。
もちろん日本語のガイドもいるから、後ろについていって
コバンザメ状態でガイドの話を聞く。
あぁ、やっぱ説明を聞くといいなぁ。

ところで、写真を撮って貰う時には外人のカップルにお願いする。
それも男の方に!
異国人のお願いには、間違いなく快諾してくれる。
今回は老夫婦にお願いしたが、その男の人と仲良くなって
ほんの少しだが一緒に歩き回った。
メキシコシティーで自営業をやっているとの事。
長く話したいところだったが、奥さんの方が
ちょっと不機嫌そうだったので、早々にまた1人で歩き回ることにした。

さて、メリダに戻って宿探し。
観光案内所で200ペソぐらいのバス・トイレ付きの部屋をお願いして、
二件紹介してもらって下見したが、どちらもイマイチ。
結局、”歩き方”に載っていた宿に。
まあ悪くない。

教訓:チケットタクシーでは車種を言うこと!



2007年04月29日(日)  闘牛は弱いものイジメ?!

昨日のショックをいつまでも引きずっていては、
もったいない。

朝早くにホテルをでて、ちかくの屋台で朝食を。
トルティージャのようなパンにはさんだ食べ物はまずまずだったが、
甘いミルクみたいな飲み物はどうも口にあわないw

テプロ・マヨールは見学路用の通路に沿って見易く、
併設の博物館はなかなか良かった。

国立宮殿に入るにはパスポートの提示が必要。
宮殿の壁画にはメキシコの歴史が描かれていた。
識字率が低かった頃に、壁画でモノを伝えようとしたリベラの絵。
宮殿の中は軍人(?)がいっぱいいた。

さて、今更ながら盗難届けを出しておこうと思って
ホテルの人に警察署の場所を教えてもらって、
メトロで移動したらそんな建物がないw
もう一度ホテルに戻って、文句を言うと、
今度はホテルの使用人みたいな人が連れ添ってくれた。
で、ホテルから歩いていける所に!
でも、日曜なので開いていなくて、
結局、街角の警察官に場所を聞いて、タクシーで移動。

ここで事情聴取。
スペイン語か英語か選べってな感じで、日本語は選択肢になしw
もちろん英語を選択っ。
盗まれた場所、状況など一通り話して、調書を書いて終了。
ここで
I had my wallet stolen.
って書いたが、Stolenじゃなくてlostに書き直せって言われた。
しょうがないから書き直したが、後で考えると紛失な訳で盗難じゃない。
これじゃあ、犯罪発生にはならない。
国際都市には重要な訳だが、なんかむかつく。

警察署を後にし、近くにディエゴ・リベラ壁画館があったので訪れる。
一番有名な壁画「アラメダ公園の日曜の午後の夢」があって、
まあまあの迫力。
写真を撮るには5ペソ必要って言われたので支払って、
鬼のように撮りまくるw

ところで、メキシコではディエゴ・リベラと
その妻のフリーダ・カーロが芸術家として有名。
今回の旅行での一番の発見は、フリーダ・カーロを
知ることが出来たこと!!
あまりフリーダ・カーロの絵を見ることが出来なかったが
フリーダ・カーロの絵は素晴らしい!リベラはまあ普通。

本日のメインの闘牛場へ移動する。
ところが雲行きが怪しくなり、雨が降り出した。
チケットを購入しようとしたら、一番安いチケットを買わされた。
できれば近くで見たいなぁって思っていたけど、結果的に正解。
なぜなら、闘牛は面白くなかったから。
牛が出てきて、トドメをさす!
を繰り返すだけ。3人の主役が次々出場してくる牛を殺すだけ。
6頭殺したところで、雨の寒さ、風の冷たさが身に堪え、
いい加減飽きたので、最後まで見ずに闘牛場をあとにした。
闘牛士の勇気を見せると言うよりも、なんだか弱いものイジメに見えた。

雨は上がったが、Tシャツでは寒すぎる。
昼間は暑いが、急に冷え込む。
そう言えば、国立宮殿で幼稚園ぐらいの絵が飾ってあったが、
どれも、曇りの絵ばかりで、太陽の絵が少なかった。
メキシコシティーの気候を表していた。

スリにあっても、一度ぐらいは少しマシなメシを食べようと、
国立美術館の傍の”Los Girasoles”でディナーを。
味はまあままだったけど、問題はお会計。
貰ったお釣りを数えるフリをして、なんとなく相手の顔を見ると
申し訳なさそうに、伝票の下から足りない20ペソが現れた。
オイオイ、、、チップは払うけど、
払う前から取るのはどういう了見だ!

メキシコ不信は深まるばかり・・・。

教訓:調書をきちんと書けるように英語をもっと勉強しよう!



2007年04月28日(土)  アステカ・スタジアムでの悲劇

朝からテオティワカン遺跡へ。
メトロバス北端に移動して、バスでってテオティワカン行きがない?!
バスの係員に聞くと、白いバスだと教えてくれる。
って、バス乗り場からかなり離れていて分かり難い。

テオティワカンはいい天気で、気がつかないうちに日焼け。。。
太陽の神殿の頂上まで昇る。月の神殿は中腹まで。

さて、次はアステカ・スタジアムに移動して
って思ったが、メトロがある区間でイキナリの運行中止。
別路線に乗り換えて、タクシーで向う。

後でわかったんだけど、メトロが運行中止になると
代替バスが運行されるから、それに乗車できる。
メトロマークのバスが目印だっ☆

そんな訳で、試合開始にちょっと間に合わなかったが
「ATLANTE vs PACHUCA」を観戦。
1対4でパチューカの圧勝。さすがクラブ世界選手権の出場チーム。
試合のレベルも高く、見応えがあった。
でも試合が終わるまで、チームを逆に思っていて、
パチューカ弱いなぁ、なんて思っていたw

で、スタジアムを出てゲートを出て路面電車に乗ろうと
バッグを見ると開いている!!??
で、財布だけがない!!!(>_<)
確かに、スタジアム出口の人込みの中で押されていたが、、、、。

まあ、後の祭り。
失った現金は少ない。でも、、、クレジットカード全滅。
あああ、なんてオバカサン。
財布の中にはSUICAも免許証もポイントカードも。。。。
そして財布そのもの。これが一番の被害。

さて、TCがアメックスだったのが幸い。
TCの被害がなかったけど、アメックスのカードも盗まれたので
そこから取り次いでもらって、カードの停止。
で、再発行がすぐに出来るとのことで再発行を依頼。
メキシコシティーのNIKKOホテルのアメックスオフィスで
平日に受け取れるとのことだが、
明日は日曜。その次の日からメリダへ移動。
メキシコシティーには水曜日に戻ってくる予定だったので、
水曜日に再発行の受け取りをお願いする。
ついでにいろいろなカード会社の連絡先も教えてもらって、カードの停止。

なんだか疲れちゃったので、早く寝たいところだが、
ホテルの近くの広場で真夜中の2時まで催し物をやっていて、寝つけない。
最後に、ニルヴァーナが爆音で聞こえてきて終了。

教訓:財布は安物で、中身は必要最低限。



2007年04月27日(金)  メキシコ旅行

スペイン語勉強のご褒美と言うことでGWはメキシコへ一人旅。
海外旅行の一人旅は初めて。
トラブルの続出で波乱万丈の旅行だったが、
日常生活では得難い貴重な体験の連続だった。

一日有給を取って、金曜日に成田を出発。

で、その前に渋谷でのDMCのコラボTシャツを購入。
信じられないぐらい並んでいて、なんと1時間30分も待つ。
波乱の旅行の序幕にはぴったり。

さて成田到着すると、機内持ち込みの液体量が200ml以下って事で
機内に全部持ち込もうとしていたが、あえなく断念。
これが最後のオチにつながるのだがw

機内の映画で「武士の一分」、「椿三郎」、「エデンの東」を満喫。
いやぁ、この役者ではキムタクの下手さが際立つ。

ロスでトランジット。あまり時間がないので空港内を歩き回ると、
怪しいアメリカ人に本をプレゼントするから寄付しろと言われる。
もちろん丁寧(?)に断る。

ロスから5時間ぐらいのフライトでメキシコシティーに到着。
で、さっそく流しのタクシードライバーに呼び込みをくらうが、
もちろん無視w
日本でネット予約したホテルにメトロで移動する。
でも、どうやって買っていいか、どこまで行くか思案していたところ、
50代ぐらいのメキシコ人男性が「2ペソで全区間行けるよ」
って親切に声をかけてくれた。
出足はいい感じだなぁ〜なんて、切符を購入して自動改札を抜けると
先ほど声をかけてくれた男性が待ち構えている。

『??』

どこまで行くか尋ねてきたので、ホテルの最寄り駅を言うと
方向が同じだから途中まで案内すると言ってくれた。
なんだか急に怪しくなったが乗りかかった船、いろいろな話をした。
英語70%、スペイン語30%の感じでw

 メキシコシティーの北部の田舎から今日出てきたばかりで、
 モノ盗りにあって、一銭も持っていないとの事。
 英語が話せるのは、英西翻訳のソフト会社に勤めていたから。
 チアパスに病気の母親がいて、見舞いに行きたいが金がない。
 なぜか、胸が苦しく病気のような振る舞いを繰り返す。

 で!『200ペソ貸して頂戴』

 あああ、楽しくなってきました☆
 旅行中なので余分な金はないから少しならいいよって言うと、
 じゃあ100ペソってwww
 オイオイ、見舞いにいけないじゃないか!なぁんてツッコミをしつつ、
 目的地に到着したので、丁寧(?!)にお礼を言って別れる。
 もちろん一銭も貸さずに。

メトロについて一言。
安いし、メトロ構内はそれほど治安が悪いとは感じなかったが、
モノを渡して後で集金に回る物売りはいるし、落書きは多い、
運行中の車両の窓は開けっ放し。
まあ、地上からメトロ構内に入っても空気が汚く感じないぐらい
メキシコシティーの空気汚染はスゴイ。
ナンバープレート毎に運転日を決めるぐらいだしね。

さて、ホテルを探すのにちょっと手間取りつつ、チェックイン。
”歩き方”に書かれていたレストラン「Potzollcalli」へ。
タパスを食べたが可もなく不可もなく。
コロナを注文すると山のようなライムがでてきて、
ひたすら搾ったがコロナの味が変わって、あまり美味しくない。
何事も過ぎたるは及ばざるが如しぃ★

ホテルに戻ってシャワーを。。。げ、水が溢れてきた。。。
一泊しか予約してなかったので、次の日からは別のホテルで。

多少歩き回ったがあまり治安は良さそうじゃないなぁ、ってのが第一印象。
街中いたるところに警官が配置されているんだけどね。

さてメキシコ旅行の始まり。



2007年04月21日(土)  スカパ

ケーブルTVに長い間お世話になっていたけど、
番組改編やらデジタル化やらで、
好きな番組も見れなくなったし、もうすぐ値段も上がるし、
それだったらってことでスカパ。

とは言っても、テレビってあまり見なくなったな。
地上波で必ず見るのは「やぐちひとり(C)」のみw



2007年04月15日(日)  4度目の正直(?)

2004年から毎年受験しているが、今年は例年より勉強していた。
でも、今年もダメっぽいw
原因ははっきりしている。
主観的みても客観的にみても、勉強量が足りない。

「夢あるところに行動がある。行動は習慣を作り、習慣は人格を作り、
 その人格は運命を作る。」
あぁぁ、やっぱり明確な目標が足りないんだなぁ。
漠然と生きている必然的な結果。。



2007年04月08日(日)  贅沢なワイン

ワインテイスティング会に何度か参加したけど、
今回の参加費は今までで一番高かったw 5,775円!
しかし、感じたワインの質は今まで一番だった。
(1万円以上のワインは正当な評価が出来ないため
 なんとも言えないが。。。。www)

いきなり目玉商品の一つ『CRISTAL 2000 LOUIS ROEDERER』。
シャンパンにしては珍しく、全て自社畑で生産したもの。
シャルドネ45%、ピノ・ノワール55%と言うセパージュ。
まずビックリしたのはその濃厚な香り。グラスが側を通っただけで
花畑が現れたように感じた。
上品な泡立ち、金色の輝きを放つ雫に一口つけると
小春日和の中でかすかな肌寒さを感じさせるような繊細な後味。
ロシア皇帝御用達と言うだけあって、ロシアの短い春を思わせるのだろうか。
やや辛口だが、バケットを含むと唾液の甘味と合わさり、
見事なマリアージュを演出した。
価格も2万6千円以上となかなかのものだが、
ドンペリはこれと比べるとどうなのだろうか???

『W.... DREAMS......... 2004/ Jermann』
We were dreams.
ってことらしいが、たくさんの”.”もモー娘。と同じで
表記としては重要だな。
シャルドネ90%の白ワイン。7500円との事だが、
今回の中で一番コストパフォーマンスに優れていると思った。
名は体を成すとおりに、まさに夢を実現したワイン。
30分前の抜栓だったが、柑橘系のアロマで滑らかな味わいの後に
かすかな苦味の後味。
ところが、30分ほど放置していると温度が上がったためか、
それとも開いたためか分からないが、甘い蜂蜜のような味わいに変貌した。
文句なしに美味い。

『BRUNELLO DI MONTALCINO RISERVA 1980/ ARGIANO』
1979年を飲んだ事があるが、香り、味共に1980の方が上だ。
しかしながら、これもすでにピークは過ぎている感があった。
味が紹興酒みたいな感じがしたので、甘みのある料理に合いそうだ。

さて最後は目玉の『Ch. PALMER 1987』
マルゴー格付け第3級だが、マルゴー地区では最も高級なワインの一つ。
オールドヴィンテージにあることらしいが、抜栓後に還元香があるそうだ。
硫黄に似たような腐敗臭がするらしいが、20分ぐらいで抜けるとの事。
今回のパルメよりは、モンタルチーノの方に還元香を感じた。
で、感想はかなり茶色が入った赤、スパイスとスモークのアロマ、
CS47%、メルロ47%、プティ・ヴェルド6%とメルロ比率が高いためか、
滑らかな味わいの中に、果実味のある後味があった。
が、これもピークが過ぎているかも!?

今回学んだこと
「シャンパンはグラスを回さないことww」



2007年04月06日(金)  セカンドワイン

以前、ワイン教室でもレ・フォールとパヴィヨンは飲んだけど、
セカンドと言っても早くから楽しめるモノと
まだ飲めないなぁと感じるモノがある。
で、今回のヴィンテージはほとんど2004だったんで、
うまいけど早すぎて本来の姿は分からなかった。
とは言っても、7、8年後に同じヴィンテージを同じ価格で
テイスティングできるかと言えばそうではないので、
数少ない手がかりから犯人像を浮かび上がらせるような
作業を行うしかないw

最初に、『LES PLANTIERS DU HAUT-BRION 2003』
ボルドーの白ってたぶん初めて飲んだが、
さすが、オーブリオンのセカンドだけあって、
セミヨン63%、SB37%だけど、すっきりとした味わいで
柑橘系のアロマにも関わらず甘みを醸し出す。
一番コストパフォーマンスが高く感じた。

『LA CEAHPELLE DE LA MISSION HAUT-BRION 2004』
エチケットは「Ch.LA MISSION HAUT-BRION」が門の向うに佇むw
CS48%、メルロ45%、CF8%で比較的CS比率が高い事もあって
果実のアロマに程よいタンニンでバランスは良かった。

『CARRUADES DE LAFITE ROTHSCHILD 2004』
ラフィットのセカンド。CS48%、メルロ47%にCFとプティ・ヴェルドが少量。
薄いタンニンに土のアロマ。比較的早く楽しめそうだ。

「LES FORTS DE LATOUR 2004」と「PAVILLON ROUGE DU Ch.MARGAUX 2004」
は前回飲んだ時と印象はさほど変わらなかった。
レ・フォールは10年後に飲んでみたいw

5大シャトーのセカンドで飲んでいないのは残り二つ。
「ル・プティ・ムートン・ド・ムートン・ロートシルト」
「シャトー・ル・バアン・デュ・オー・ブリオン」
プティは。。。高いなぁw

ところで、2004は2003に比べると格段に安い。
2003は飲んだことがないけど、PPやWAに価格が左右されるのは
なんだかなぁって思ってしまう。


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