月の夜のつぶやき

2013年05月17日(金) よくわからない気持ちの行方

親って
面倒な存在だと思う。
なかなか嫌いにはなれないし、
放置も出来ない。
そして、なんだかいつも気になってしまう。
接触すると、嫌な思いもするし、
親なりの愛情を向けてくれていることも感じる。
誰だって、いろんな面がある。

問題は多分、私が昔のことを終わらせられないから。
振り返るほど、思い出すほど、辛くなる。
だから、今の親との関係が
こうして一方的に良くないものになるのだ。

孝行したいときに親はなし、という言葉がある。
私の親も、夫の親も
いつまでも元気なわけではなく、
本当は私たち自身も明日元気でいる保障なんてないのだけれど、
願わくば時間が普通に流れて、一般的な順番で世を後にしたい。

そして、その時が来たら、
私や夫は後悔をしたくないと思ってしまう。
親を送るその時に。

でも、どうなんだろう。
夫のことを考える。
私がさまたげになっているんだろうね。
帰省も、私のせいで気を使うんだろうね。
もっと頻繁に親元を訪ねたいのか、
本当にこんな間隔で十分と思っているのか。
本当の本当の本心はわからない。

結局、私の考えのベースはまだまだ揺らいでいる。
自分が本当の意味で健康で充実して初めて、
周りの人々のことを考慮すべきというのは理解しつつ、
どうしても染み付いた行動パターンが消えない。
自分を無視しても、自分に我慢させても
相手が喜んでくれるならば期待に応えるべきだ、と。

親の笑顔のために、私が心で泣くかぎり、
私はいつまでも同じところでぐるぐると回り続ける。
それを早く抜けて、本当の意味で親の笑顔を見て、
そして本当に自分自身がそれで幸せだと思えるようになりたい。
そのためには、今は自分を大事にしないと進めない。
そうなのだけど・・・・・・・

きっと目先のことしか見えてないんだね、私は。


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