月の夜のつぶやき

2011年06月28日(火) ひとつのキーワード

書店で立ち読みをする。
まだ他にも未読の本が多くて、
だから立ち読みで様子をみている。
本当に必要なのか、と。

自分の感情を認めよう、
というようなことが書いてあった。
それが良いとか悪いとかではなくて、
そういう風に感じたんだ、と
その事実だけを淡々と認めるということ?
善悪の判断は不必要で、
ただ、「そうだったんだね」と
自分のその気持ちの揺らぎを
そのまま抱きしめてみる、というか…。

認めなかった感情は、
たとえそれを自分が否定しても
確実に積もり積もっていき、
そしていつかタイミングで溢れるらしい。

あ、いや、そうだと思う。
その通り。

どんな細かいものでも
確実に重なっていく。
忘れようとか、スルーしようと思っても
自分がそのことに何かを感じた時点で、
もう忘れることも
スルーさせてしまうこともできないってこと。


今、重なってるんだな。
重ね続けたものがあるんだな。
そして、制御しにくくなり始めている。

自分の感情を
自分がまずは認めるというのは
一体どういう作業なのだろう。

少しずつ何かに近づくことは出来ている感じ。
でも、まだまだ先は長いなぁ。



2011年06月22日(水) 繰り返してしまう理由

この日記、かわいそうだなと思う。
日記自体にはそんな感情はないか…
でも、定期的に真っ白にされてしまう。
書いている本人がそうしてしまうから仕方ない。
でも、どこかで思う。
書き続けてきたそれを消してしまうのが
なんとなく悲しいと。
それは、日々生きている記録のようなもの。
別に削除するからといって
自分のそれまでをも否定するわけではないけれど。


ここに書くことは
しばしば誰にも言えないようなこと。
「言えない」とは不正確で
言いたいならいくらでも言葉にしてしまえばいい。
ただ、それをしたくない、
あるいは…やはり「できない」のだろうか。

結局、言えないでいる以上、
ずっと思いは消えないままに過ごす。
きっかけがあれば、甦ってしまう。

悲しみ、不快感、不信感、虚無感。


蓋をしても解決にはならない。
目をそらしていても、それは消えてなくならない。

相手を変えるより、自分が変われ。
そういわれて、かつて反発を覚えた。
受け流せばいい、深く関わらなければいい、といわれ
そんな風にできるかよ!と思った。

でも、本当はその通りなのかもしれない。
相手を変えることは出来ない。

どんなに嫌な相手だとしても、
それを「私好みの人」に変えるなんて無理。
今後知り合うかもしれない他の嫌な人も
また私好みに変えようとするとして、
それはうまく行かないことはよく分かっている。

だから、結局は自分が変わるしかない。
ある意味、ようやくそのことは受け入れられそうだ。
でも、どう変わればいい?
また分からないことが一つ増えた。
どうしたらいい?
方法が知りたい。
そのひとつは、もしかすると
カウンセリングなのだろうか。

叫びにも似た思いが湧きあがる。
楽になりたい。
方法を知りたい!

未だ、決定的に何かが欠けているのだ。
だから前に進めない。
そして、繰り返してしまうのだ。


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