Gift -spiritual song- 
Bordeaux Snow



 ちょっと詩でも(^^;

たまには 詩でも・・・

昔書いてたけど、最近めっきりご無沙汰だったなー。



<はなやぐからだ>


 とめられない 

 こんなに違う

 あなたのいる時 いない時


 いない時は もう一生

 このまま逢えないんじゃないかって


 いる時は もう一生 

 このまま愛し合ってるんじゃないかって


 電話口の 優しい声が

 わたしの人生を イッキに照らす


 どうか このまま

 心が からだが

 はなやいだまま 

 時が フリーズしたらいいな



 どうか このまま

 あなたとずっと 

 つながっていれたらいいな
 
 

2004年06月30日(水)



 好きな事からはじめよう

 一日の始めには

 ああ、片付けなきゃ・・・ あの作業も 残ってた・・・


 とか 何かと ノルマが目に付くけれど、


 好きな事 を

 最初に 始めると いいんだって。


 作曲、アレンジ、ピアノ・・・


 そんな順番で 始めてみよう。

2004年06月29日(火)



 無価値病

 おとといまでの躁状態から 一転、

 今日は 自分の無価値感に 苦しい日。


 今日は、シャンソンの伴奏と、

 後輩が行っている 違うホテルのラウンジのピンチヒッター。


 シャンソン会場は
 
 昭和歌謡のニヒルダンディ系シャンソン歌手の先生に、
 
 山の手ハイソなマダム達のハーレム?的な雰囲気漂う。

 ヴィクトルユーゴーという薔薇が 庭に咲きほこる。

 エルメスだかディオールだか プレタポルテなどに 身を包み

 松坂牛よりランクの上な 但馬牛を贅沢にすき焼きにし、

 デザートに初物の夕張メロンを戴く。

 ごきげんうるわしゅう、的サロンな空間。

 
 ・・・ そこでは、自分の普段の生活ぷりの無価値感を ひしひしと味わう。


 違うホテルのラウンジでは、スタッフの方に スゴウデピアニストが来てたよぉ〜 と聞いて

 それにひきかえ 私は・・・ って思考になってしまった。

 
 外界に出ると、 すべての物事に関して

 自分に「ないもの」に気づく度、 自分を責める事で

 脳がフル回転してしまう。

 この辺が、病気なんだろうな。


 私にしかないもの、を 外にいても 家にいても

 常に 喜んで 受け入れられていたらいいのに・・・。


 師匠も、婚約者も、たぶん周囲の友達も、

 わかってくれている。

 私にしか、ない 天賦の才能を。


 私だけ、わかってない。

 

2004年06月28日(月)



 脳よ 目覚めよ

 今日は 一日 シャンソンのレッスンの伴奏。

 対人関係に また かなりの不器用さで 苦しみ、

 昨日と一転して また 「無価値論者」 になり、泣き崩れる・・・。


 でも 戦う。

 何か、立ち向かって、無理くり、よくなるように動く。

 
 クラシックピアノ、ポピュラージャズピアノ、

 作曲、アレンジ、歌、何もかも中途半端(に出来る)事、

 ピアノの歌心と技術のバランスのあまりにも悪さに苦しんでいる事、

 作曲などでも 思いつきは 怒涛のように広がって銀河系まで飛んでいくのに

 現実に音にならずに 浮遊している事、

 機材や理論、メカニカルな「理系要素」の多い部分がことごとくダメな事、

 アウトドアや映画、旅行、スポーツその他、

 人が楽しむような事をほとんど知らない視野の狭さ、

 物を整理したり機能的に片付けたり、家の事がほとんど出来ない事、

 スケジュールやお金や書類の管理に人の3倍位エネルギーを消耗する事、

 
 ・・・・・・・・


 出来ない、ダメな事が 多すぎるから

 だから

 だから


 だから


 
 その中の 出来る部分だけ 抽出して 仕事は出来ないか?



 すごいヒントのような気がした。

 天の声。


 「キミは、ここだよ」

 
 師匠が 与えてくれた 自分が壊れる程ヒートアップ出来る仕事。

 私の出来る事は こんなにもちっぽけ。

 でも その世界観を組んで、形にして、膨らませて、広げてくれるアレンジャー。

 実際に魅力的な音(声)にしてくれるミュージシャン。

 実際に形にしてくれる エンジニア達。

 世に広げてくれる 商売人達。

 つたない日常生活を支えてくれるパートナー。

 
 彼らに支えられて 私が 幸せの種を 「生み出す」仕事は 出来ないか?



 歌を、 生み出す 仕事。


 歌は 人の声をさす 実際に「歌」に限らず

 ピアノプレイでも、バンドアレンジでもいい。

 サックスプレイの真似事でもいい。

 
 左脳で 処理する手を使わず

 自分の魂 発 で

 歌を、フレーズを 表現する、


 人の魂に触れる 歌を作り出す。


 師匠に少なくて、私がたけている才能。

  
 見つけた。



 師匠は、それを 気づかせたい一心で

 私を ずっと見捨てず、働きかけてくれていたんだ・・・。


 そして、師匠のそういう思いを 解説してくれたのが、婚約者。
 
 婚約者も、また、私の才能を 浮遊を じっと耐えて守ってくれている。
 
 
 彼らに答える為にも

 私は、開花する義務がある。


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 今回の仕事に関しては

 大成功する予感がする。

 夢は 

 アルバムの最後の曲が、あるクラシック曲のカヴァーなんだけど

 壮大なゴスペル オーケストラ調にアレンジした。

 すごいうまくハマっている。

 あさって、私がディレクションして、

 いつもやってるボーカリスト二人と私でコーラスレコーディング。


 それが ドラマか ドキュメンタリー番組か何かのエンディングテーマになって

 人気に火がつくの。

 そのシンガーさんが 大ブレイクして、一躍有名シンガーになる。

 そこに載っている 師匠や私、私がお願いしたシンガー二人も

 驚異的にいい仕事が増える。



 夢だね。

 たまに かなう事もあるから、
 
 恥ずかしい、と とどめず せめて この匿名日記くらいには

 書いてみよう。


 実際、ここに書いたから どんどんかなって来ている事も多い。

2004年06月27日(日)



 全容がちょっとずつ

 見えてきた。

 アレンジ作業。

 
 アーティストさんは、8月公開のミュージカルに出る俳優さんで、

 結構メジャーに近いインディーズレーベルから 既にCDデビューしている。

 テレビ朝日の番組のエンディングテーマにもタイアップされたらしい。

 
 その方が初めて出す、5曲入りミニ?アルバム。

 その全曲のアレンジ、ピアノ、コーラスなどに 携わらせて頂いている。

 
 表向きは、師匠?が全面アレンジ、サウンドプロデュース。

 中身は 私自身の発想や作業量に、大分比重を置いて尊重してくれている。

 
 これは 実質 デビュー戦に近いかもしれない。

 表には私の名前は あまり出ないと思うけど

 発想や 音アイディアは 外に 発信される。


 ついに、・・・・・・すごいなぁ。

 まだまだ 足りない事だらけで

 あと87年(?!)かかるような気がしていたけど

 こうやって 着々と

 「小さな事は まとまって」 いっている。

   ↑ 1月の日記に書いた、おみくじの言葉ね(笑)^^; 

 

2004年06月26日(土)



 いい報告を・・・

 なるべく、沢山、いい報告を
 
 ここに 書けるように 精一杯生きようーと思った。

 
 音楽制作の仕事につきたい、生徒さんがいる。

 ギターを弾いて、バンドを率いるロッカーで。

 すごく いいセンスを持っている。

 ネットTVのエンディングテーマに採用されるなど 

 いいクリエイターでもある。

 
 私なんかより よほど武器を持っているように見える。

 でも 音楽の「仕事」がなかなか見つからない。

 某Y社(笑)の最終選考まで行ったんだけど 最後で惜しく不採用で。


 ここの「エンピツ」で うちらとはレベルは全然違って(^^;、 

 セミプロ?プロ?わからないけど

 素敵なベーシストさんのページを 彼に紹介した。

 
 師匠もそうだけど

 一線で活躍している人の ほとんどは

 「自分の存在価値が ないような苦しさに耐えながら

 何とかかんとか、ここまで来た・・・だけだよ」

 って言ってる人が 何て多いことか。

 音楽に限らずかな。

 
 さて・・・ 一段落したら コーラスアレンジ作業再開しよ。

 
 でも もちょっと 休ませてぇ(^^; 連日濃い日々で疲れてるです。
 
 ・・・・・

 ああ、こうやって エンピツに 日々の感想を書く時間って

 すごい楽しいなぁ。

 お気に入りの(仕事と関係ない)音楽を聴きながら

 今日の出来事や 想いを 反芻する。


 今日のBGMは 

 Bill Evans 「スパルタカス 愛のテーマ」

 これは ちょっと珍し気味?のアルバム「自己との対話」より。

 多重録音により、2台ピアノで ビルさん二人で共演してる。

 私は ビルさんは 断然 ソロピアノが好き。

 クラシックの発想が 随所にあって

 もちろん トリオジャズやブルージーなのも素晴らし過ぎるんだけど

 私の波長に合うのは、こっちかな。

 あとアルバム「ALONE」の中の「A Time For Love」。

 これは 一生で出逢ったピアノ曲の中でも 1,2を争うくらい好き。

 ラウンジで弾けるようにしよっと♪

 そのアルバムに入ってる「Here is that Rainy Day」は

 雨の日&ガヤガヤしてる日に、頑張って弾いてみた。

 とはいえ、完コピー譜そのままだけど(^^;。

 まだ ジャズのインプロビゼイションは おこちゃまってか赤ちゃんで
 
 道のりは遠くて 悲しいけれど・・・・・

 でも、やってる事が 後で絶対実を結ぶ予定。



 ってか アレンジやらんきゃ(^^;

 いってきまーす。


2004年06月24日(木)



 CDアレンジ、全曲できたぁぁ〜〜

 全5曲入りCD。

 全曲、師匠の最終稿が ほぼ出来上がった。


 ここ数日は、師匠と 逐一 電話、FAX、メール、ネット、

 などを駆使して 相談、データ等資料交換しながらの作業。

 
 「ここの 歌に入るタイミング ちょっと唐突かなぁ(・・;)」

 「う〜〜ん・・・一小節空ける?」


 「このエレピのベロシティ、歌詞の意味考えたら ちょっとキツイ音あるかなぁ?」

 「そうだねぇ・・・。キツイ音だけ治すか」


 「エンディング、無理に解決せず このコードで ばつって終わって・・・
 
  次の曲なんだっけ? うまくつながればいいね」

 「次の曲は Bossa・・・、あ、うまくいくかもね」


 「この仮歌コーラスのMP3さぁ、

  とってもよく出来てるから そのまま生かそうと思うんだ」

 「えええ〜〜 そんな 歌手じゃない てきとーチョップな歌・・・(^^;

  えっと 私共演してるシンガーさんに お願いするよぉ」


 「あれ?この仮コーラス オケと半拍ずれてるような・・・(・・;)?」

 「えっ?全然違和感なくやってたなぁ・・・ ホントだ」


 「この曲 ボサノバ調にするのって アリと思う?」

 「ああ、いいかもね。」


 「出来たらさぁ レコーディングのギタリストのために

  フィナーレで 楽譜出して欲しいんだ、、」

 「ええーっ で、出来ない・・・使えないよ(・・;)?」

 「いやー俺もだけど(笑) コード譜だけでいいんだ 

  無理なら手書きでも大丈夫だし・・・」

 「うん チャレンジしてみるっ」

 
 etc......


 
 その やり取りの 一部始終が 輝いてる時間なんだ。

 今回は、きちんと ギャラが出て、「お仕事」として 関わらせてもらってる。

 信じられない。

 こんな 素敵な勉強させてもらって、少しながら ギャラも発生するのは。

 ぼや〜と専門学校とかで 勉強するのの100倍?勉強になってる。



 そんで、 出来てきた 音。

 感動。。。

 自分発の 音楽を 人と共有出来るのが ほぼ初めて。

 しかも、一線で活躍されている 作曲家の方と。


 作業 終わりたくないなぁ・・・・・

 ずっと、こんな

 自分らしいところに 身をおく仕事を 続けたい。


2004年06月23日(水)



 夢のような トリップタイム

 明日から、東京の方で いよいよ レコーディングが始まる。

 アレンジ作業もいよいよ 大詰め。

 師匠?と 頻繁に ネットや電話を駆使して

 音や資料のやり取り中。

 
 こんな 夢みたいな事 起こっていいんだろうか。

 奇跡を見ているようだ。


 私の ピアノの技術とか、伴奏として都合よさとか、

 色々な人に、色々な要素を、

 断片的には 認めてもらっていたけれど

 
 才能の 根源 を きちんと 理解してくれる人が

 やっと、 やっと 現れた。

 魂が 打ち震える・・・

 全身全霊で 恋をした時と 同等か それ以上の体験。


 師匠は 「俺は サリエリになりたい。」

 って 言ってた。

 私は 勘違い扱いされそうな表現だけど、

 自分で モーツァルト気質だと思ってる。

 サリエリのような、才能を きちんと見てくれる 

 熟練した職人に 見出された時

 天賦の才能は イッキに 開花する。

 そんな 実感が、ある。


 世間の人々には、

 勘違いとか 思い込み激しいな〜・・・

 としか、たぶん 思われない。


 でも、 実感として、確かに、アル。


 

2004年06月22日(火)



 これが 私の 生きる 道

 アレンジ作業が、佳境。

 私が アイディアを出す作業は ほぼ終え、

 あとは 師匠の手に 委ねられている。


 私の残りの業務は、

 レコーディングに入る ギタリストさんのために

 コード譜を作ること。で、たぶん ほぼ終了。


 師匠の 草稿MP3を まずは一曲 送ってもらった。



 ・・・・・ か、 感動 ・・・・・


 私の 稚拙、荒削りな 表現を、

 一切 否定せず、無視せず、

 尊重し、生かしてくれている!


 私のアレンジを メインに、

 寄り添うように 後押しするように 膨らませるように

 シンガーさんの想いを、感動を、奏でている。


 
 本当のプロの仕事は、相手を生かすんだ。


 以前 芸大トップ出のヴァイオリニストや、N響奏者さん達と

 共演させて頂いた時に、痛切に感じた事と、同じだ。


 
 こんな仕事に 身をおけるなら

 お金や 名声 いらない。

 必要最低限、暮らせれば それでいい。

 この喜びを、感じることと、

 皆で 分かち合うこと。


 これが 私の 生きる道。


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 バレエの 名男性サポートのもとで

 優雅に 舞える プリマ とか

 そんな感じとも 似てるのかな・・・


 音楽のことを 文章で読んで 理解してもらう事は 

 かなりむずい(^^;。 


 
 将来。 夢 ふくらむ。

 わたし発、の音楽で

 師匠?と共演したい。

 全国の皆さんに 感動の渦を巻き起こすような
 
 少しでも、この日本の混沌を 浄化出来るような

 そんな音楽を 発信できる 自分になりたい。


 師匠? の 足りないところも、私は見える。

 私が 補えるような 気がしてる。


 その為に まだまだ 修行の旅は 続く・・・

2004年06月21日(月)



 虚飾

 ブライダルの仕事は 本当に 命を消耗する。

 自分を売り込む事、そのためには他人を蹴落とそうとする ミュージシャン。

 自分の否は一切認めず、すべて、人に罪をなすりつける、事務所の社長。

 自分だけは関係ない、と自分の立場だけを守ろうとするスタッフ。

 お金払ってるんだから、何でもやれよ、と言わんばかりに、無茶な注文を出す新郎新婦。

 
 自分の持ち分の仕事だけでも、いっぱいいっぱいなのに

 現場に行くと、味方は 誰もいない。

 だから、やっぱ 昨日書いた通り

 「戦闘」 って言葉が よく似合う。

 
 そこには、思いやり、やさしさ、人道的、いたわり、

 そんな言葉が なかなか 見つからない空間。


 帰って 心休まらず、テレビをつけてみる。

 CDTV。 

 最近 何 流行ってるのか 全然知らなかったので 

 とりあえず 見る価値はあったかな。

 
 そして、若者が 商業主義の大人の意図によって、

 与えられる音楽も 操作されてる事を 実感・・・。

 
 心に響く、良性の音楽が ほんの少ししか見つからない。

 あとは、

 いかにお金に化けられるか、と 競うように奇抜さを求めた 作品。

 戦争している国や 病んでいる人達を 小馬鹿にするかのような

 自分さえよけりゃハッピーハッピーな ザ・思考停止ソング。

 
 ね、え、 みんな。

 見抜こうよ・・・・・。

 ちまたに 出回っているものの 多くが

 悪魔に やられてるよ・・・・・。

 
 虚飾だらけな この日本で・・・・・。



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 ほんの、2ミリくらい 気を緩めたら

 孤独が あっという間に 私を襲う。

 
 恋人 と 呼ぶ人 は

 本当は 大事に守るべき者は 私じゃない。

 
 恋人の 幸せを 願うことは、

 恋人の 取り巻く 環境の幸せを、願うこと。

 だから、恋人の 家族の幸せを、願うこと。


 私は、うん。

 音楽に囲まれて 生きていく。

 一人で。

 色々な人と 助け合いながら、

 一人で 頑張るから。

 そういうのが、性に合ってる。

 
 そういう 一人な私を

 見返りなしに、5年間見てくれている人がいる。


 私は、その人を 幸せにする 使命がある。


 「誰か私を 幸せにしてくれないかなぁ〜」

 と ぼやく気が 全くなくなった。

 私が、私の幸せをプロデュースする。

 そして、その幸せを、

 私の周りの 支えてくれる人達に おかえしする。

 そして、その周りの、出逢った全ての人に おすそ分けする。

 
 そういう人生に、シフトチェンジする。

2004年06月20日(日)



 たぶん、よいプレッシャー

 大変。

 先日からやってるアレンジに加え、

 結婚式 挙式&パーティーの仕事の準備。

 ヴァイオリン・ピアノとのジャズやら ボーカル伴奏やら 

 エレクトーンやら 色んな要素が、私一人にのしかかっている仕事。

 自分のキャパを大分超えてる。

 スタンダードナンバーから、山中千尋、デズリー、

 ホイットニーヒューストン など。

 ジャズらしいアドリブやコード弾き、本当に出来ないから、恥ずかしい。

 でも そんな事言ってる場合ではない。

 なんちゃって でも 何でもいいから、でっちあげなきゃいけない。


 このところ、4時間位しか寝れない。

 神経が冴え渡ってるからと、物理的に それしか取れないからだ。

 
 去年、甲状腺ガンを 摘出したので

 ちょっと身体も心配だけど

 でも この大変さ、

 たぶん 幸せな人生なんだろうな。


 去年の でくの坊だった ポピュラーピアノから考えたら

 大分進んだ実感はある。


 さて・・・ 戦闘に出かけてきます!

2004年06月19日(土)



 乱高下


 インディーズCDピアノアレンジの仕事。

 ピアノと言っても 結局 ピアノだけじゃイメージが湧かないので

 オケやコーラスアレンジ等 色々な方向で やってる。

 本当に、いい勉強になっている。

 これから師匠?が 私が下地を作ったものを 本格的に

 音にしていくんだけど、

 この時点で 私の発したアイディアが どの位 採用され、

 どの位 カットされるかがわかる。

 採用されたから優れている、カットされたから悪い、

 と一概には決められないけど、

 こういうお仕事に ほんの少しでも 携わらせて頂いてるのが

 信じられない。ありがたいし、奇跡だと思う。

 
 何の自信もないので、

 「私 いけそうじゃん??」

 と 舞い上がる気持ちと

 「こんなんじゃ ダメだ・・・あと87年くらいかかりそう」

 と ずとんと落ちる気持ちが

 一日おきくらいに ころころ入れ替わる。

 感情 乱高下中。
 

 

2004年06月18日(金)



 師匠?からも 同じ事を・・・・・

  占いで出た結果。

 「あなたは今、経験していることを通じて学び、成長しています。

  あるいは、あなたが学びと成長を遂げるために、

  今取り組んでいる課題についての情報をもっと集める必要があります。

  既存のゴールにこだわるのをやめ、あなたの現在の経験から

  得られるものに意識を向けてください。」


 今日、師匠?と アレンジの打ち合わせで 長チャット&長電話。

 アレンジも ポピュラージャズピアノもクラシックピアノも

 歌も 作曲も 何もかも、中途半端で 

 何が自分に やって行けるのか、

 自分が何なのか、 わからない、

 と正直に気持ちを話してたら、


 「わかった。 キミの場合、

  自分が何か、とか 考えてる場合ではもうない。

  俺には はっきりわかったよ。

  全部やればいいだけだ。何とか考えるなって(笑)

  だ〜いじょうぶだから。キミなら。

  俺の言葉を信じなさいって(笑)」


 反論してもしても、その結論をゆずらない師匠。

 よくよく考えたら、先日の占いの結果と 同じ意味の言葉かもしれない。


 今後、師匠?と、他 仲間数人?で、

 ユニットじゃないけれど

 何か ライブやCD制作など 発表する機会には

 一緒の「タグ」を つけよう、って言ってくれた。

 
 まだ どんな形かわからないけど

 まー 酔っぱらっててテキトーに言ってたかもだけど

 面白い事に なればいいな。。。

  

2004年06月16日(水)



 生徒さんのお友達がデビュー

 20歳そこそこの可愛い女の子。

 あゆ や ELTがかった、いい声のシンガー。

 自分で曲も詞も、アレンジもデモテープ作りも 全部こなす。


 私の生徒さんの友達で、

 生徒さんの曲の 歌入れをしてもらいに、家に来てもらった事もある。

 若い雰囲気なのに、礼儀正しくしっかりしてて、いい子。

 
 インディーズCDデビューが決まったんだって。

 録りに、東京のスタジオに通っているらしい。

 頑張ってるな。


 その子のデモテープ、やっぱ いい。

 アレンジは 本格的なほどではないけど、要点はしっかりおさえてる。

 
 かなり悔しいなぁ。(^^;

 自分が 無価値に思えて来て。

 それぞれの 持ち味は 違うってわかってるけど

 30年クラシックやって来て 

 ポピュラーでいこうと思ってまだ1,2年、

 蓄積量が少ないんだから 仕方ないのもわかってるけど

 
 でもね。それでもね。

 まーた 自分のやってる音が すごいダサくて

 聴くのがイヤになって来るんだ。。。


 仕事から帰って来て、

 自分のみじめさに、がーって 泣き崩れて。

 そんで 今 朝の4時。

 まだ パソに向かっている。
 

 こんな ネガティブな思考回路だけが、

 私の活動の邪魔をしてる・・・


 のも、わかってるんだけどね。

 感情だけが、まだついて来ない。

2004年06月15日(火)



 Ken's Bar いいねぇぇ


 平井 堅 の Ken’s Bar って CD。

 今やってる、ラウンジ仕事のためにも、

 基本的なアレンジの部分でも、

 将来 弾き語りのライブへの勉強にも、

 すごい参考になるアルバムだ。


 共演ミュージシャンがすごい。

 ピアニストだけでも、

 ピーター・シンコッティ、塩谷哲、鈴木大、矢野顕子、クリヤマコト。。

 この人達が、堅さんのために弾くピアノ、は

 私が ラウンジで ルーマニア女性シンガーや、日本人シンガーに

 弾くものの 参考になる。

 特に、自分自身の感性は

 普通にアレンジしていくと、自然に あっこちゃんに 似る。

 パクってるつもりは全然ないし、あっこちゃんを聴き始めたのは

 ここ2,3年の話で あまり浸透していないにも関わらず、

 コードワークの奔放性っていうか 

 基本的に ちょっと変化球投げたい投げたいっ て 

 遊んでしまう気質っていうか
 
 そのあたり、我ながら ホントに

 あっこちゃんの感性と 似てると思う。

 でも そこだけで 狭い枠にはまりたくはないから

 色んな物を 今は吸収中。

 

2004年06月14日(月)



 ひー(・・;)


 スケジュールが こわっ。

 来週まで 生き残れるかしら・・・


 アレンジ のろい亀な私の力量不足なため

 色んな予定が ドンづまり中。

 
 おまけに チャペル挙式オルガン奏楽の ピンチヒッターまで入って

 今週 ぱ、ぱにっくになりそう・・・

2004年06月13日(日)



 びっくり 占い

 占いとかは あんまり 凝ってる訳でもないんだけど、

 ここのだけは 何でだか 怖くなる程に当たる。

 
 nifty の 「ジャン・スピラーの 魂を知る占い」 ってサイト。


 昨日も、アレンジやピアノの自分の足りなさにプレッシャーで

 つい何となくまた占ってみた。

 女神の予言っていうページで 仕事の事を聞いてみた。


 「心を鎮め、悩みに対する質問を思い描いてください。

  そして、ここだと思える瞬間がきたら

  女神カードをクリックしてください。」


 と書いてあったので、

 まず 何を聞きたいか 目をつぶって 言葉で浮かべてみた。


 「私が今やっている事で 本当にいいんでしょうか?

  もっと他に向いている事が あるのではないでしょうか?

  このまま この方法で進んでいって 果たして正解なのでしょうか?」


 ・・・てな感じの言葉を 心の中で唱えた。

 そして、クリック。


 その答えは・・・


 「あなたは今、経験していることを通じて学び、成長しています。

  あるいは、あなたが学びと成長を遂げるために、

  今取り組んでいる課題についての情報をもっと集める必要があります。

  既存のゴールにこだわるのをやめ、あなたの現在の経験から

  得られるものに意識を向けてください。 」


 と書いてあった。



 ・・・・・・


 何で?????

 何で私の質問が わかるの?

 心では唱えたけれど、このサイトに 何の情報も与えてない。

 初回登録時に、名前、性別、生年月日、出生時間、出世場所

 を 送信してはあるけど。

 今現在、仕事に対して どう悩んでいるのかを

 一切 教えてないのに

 心で唱えた事への答えが ばしっと返ってくるんだ。


 たまたまではない。

 過去に 10種類くらい 色々占ったけれど

 いつも当たる。

 
 回しモンじゃないです(^^;)

 当たらない人もいるのかもだけど

 私には ジャストどんぴしゃページだ。


 この答えを聞いて、かなり勇気と覚悟が出来た。

 今やってる事が、夢への道なんだ、と 確認できた。


 やっと、「これでいい」  って道を歩いてる。

 これから 長い長い、旅路だなぁ。

 でも、この道でいいんだ。


 遠いけど、幸せだ。 

2004年06月12日(土)



 孤独に負けないっ

 恋人と呼ぶ人とは 普段 全然会う機会がない。

 ゲーム感覚で

 二人の関係に、「恋人」というタイトルをつけてる・・・

 ・・・  そんな間柄だ。


 ピュアな想い だけでは 済まされない。
 
 想いを 熱し過ぎては いけない。

 二人を隔てる 様々な壁。


 逆に言えば、

 壁を利用して 成り立っているような仲。 


 ピュア100%を目指せば、もう一生 恋は出来ないのかな

 空虚な気持ちになる


 でも

 キリストさんの 生き方を 尊敬する人生になれば

 もっと 正面きって、自信もって 

 ピュアを目指せるのかもしれない


 神のいない人の多い 日本で

 無法地帯な価値観に 

 知らないうちに 染まってしまっていた。

 一人を 純粋に愛する事が

 とんでもなく 危険で 愚の骨頂と 笑われる・・・

 そんな 間違った価値観に
 
 知らないうちに 汚染されてしまった 自分の心。
 


 神と私。

 生に感謝する祈りを 日々 捧げていれば、

 恋人ごっこになんて 寄りかからなくても 

 心安らかに 生きられるのかなぁ?・・・

 
 孤独に負けないぞ。

 
 さ、アレンジの続き、続き。
 

 
 

2004年06月11日(金)



 パッション!

 観て来たよ。

 ずっと観たくて、やっと時間出来た。


 ちょうど 夜、教会合唱団の練習もあったし

 キリストの事、少しでも 実感してみたくて。


 無宗教とか何とか って問題じゃなく

 キリスト、という 一人の人の 生き方を

 いつも お手本にしていたい。

 
 色んな人に、惑わされて来た。

 嘘、偽善、ずるさ、卑怯、罠、・・・

 色々経験して来た。


 それでも、一人になるのが怖くて

 あえて 犠牲になって来た。


 もう、いいかもしれない。

 一人になっても。


 まず、 

 神 と 私。

 そこから始めてみてもいい。


 誰も残らなくてもいい。

 人の悪に 魂売ってまで 孤独を防がなくてもいい。

 正直に 誠実に 生きたい。


 一人にはならない。

 心から、信頼できる出逢いが 少しだけ あったから。

 大事な人、いる。

 
 もう 大丈夫。

 ずるさに 同調しなくても、大丈夫。

 毅然と、正義を まっすぐ 通して 生きたい。


 たとえ 尊敬している人でも、 

 私の思う 善と悪 は 曲げない。


2004年06月09日(水)



 インディーズアルバムのピアノアレンジ。

 作業が、本格化して来た。

 師匠が TVアニメの仕事が一段落、こちらの仕事に取り組み始めたから。

 昨日、打ち合わせで、私が作ったデモを 先方の男性シンガーに聴いて頂いたらしい。

 げっ。

 何の指針もなくテキトーにやってたやつを・・・

 そのまま聴かせたのですか師匠・・・(涙)

 仮歌、テキトーちょっぷに歌った 一生の恥モンの・・・(爆)


 お世辞なのか何か、とりあえず「いい感じ」って言ってくれたので(^^;)、

 引き続き作業を続行する事になった。

 ピアノアレンジ、と言っても 

 アップテンポの曲などは、楽器を入れて試さないとハマらないので、

 結局、カンタンなオケアレンジ作業みたくなっている。


 コード譜も、という師匠からのお達しで、

 午前中は 3曲イッキに メロ譜作り。

 自分でアレンジしたコードが、わからないっ( ̄∇ ̄;A)

 テンション使いまくりで、何か ごちゃごちゃだー。


 昨日 中島美嘉のであーだかーだ書いてたのも、

 彼の歌の世界観が 「STARS」や「WILL」に共通するものがあったので。

 参考にさせてもらってたの。

 パクってはいないよ。(笑)

 
 この後レッスン、ラウンジ仕事があるから

 終わり次第、帰って アレンジの残りに手をつけよう。


 ああ、ネタ不足・・・

 頭うにうにして、号泣する時間が 近づいている。。。(;^_^A


 

2004年06月08日(火)



 わたしだけ?

 誰だっけ この言葉がキメオチのお笑いの女の子。

 かわいいよね(笑)


 突然だけど
  
 中島美嘉の「STARS」のサビのコード進行

 素敵だけど ちょぃ無理がある と思うのは わたしだけ?(^^;)



stars - - まだくら - -  い そら−に −
 FM7      | Em7b5(9)(11) A7(b9)(#11)

 ち − らば − るゆ−めの  −  かけ − らよ −  〜 
A7(9)(11)        A(b9)(13) F/A C#dim7 | C/D Dm7 Cm7 Eb/F


 


 2小節目後半の 「A7(b9)(#11)」 の次には、
 
 すぐDmを聴きたいんだけど、4小節目でDm に解決するのがふさわしいので、

 3小節目で 無理にA7系をバリエーションしつつ保続していて、何か苦しく感じるの。


 曲もアレンジも 大好きなんだけど

 最初に聴いた時から それだけ引っかかってて・・・

 うーん。そんな変な所 気にするの

 私だけだろうか。。 (^^;)
 

2004年06月07日(月)



 ライブ終了。。

 さっき帰ってきた。

 3月にやった、フルート、ギター、パーカッション、ピアノのライブ。

 き、きつかった・・・・・


 ギター、パーカスの人は この地方でたぶんトップの実力。

 ギターの方を かなりイライラさせていたと思う。。。

 普段、もっともっとポピュラー、ジャズを心得てる人ばかりと

 仕事しているはず。

 コードの事 もっとわかって勉強しないと

 心地よい響きは作り出せないんだろうな・・・

 感性だけでは、限界があるのかな?

 それとも経験が足りないだけかな?


 でも でも、、、、

 やってみたい事 まだ ジャスト そうじゃないかも。

 コードの勉強して、ジャズピアノとかバリバリ弾けるようになりたい・・・
 
 訳じゃない。

 「ソロでバリっとアドリブ決めるゼ♪」

 って感じで 目立とう精神が表面化するタイプじゃないと、
 
 人の影に隠れて 主張のない演奏になる。。。

 私 そこで認められたいとか あまり強い希望がない。

 
 技術や 知識では これから頑張っても

 秀でる事は 出来ないかもしれない。

 私自身が、コツコツ勉強して、常にカッコイイ技を磨くべく練習する、

 っていう作業が あまり好きじゃない。


 「もっとも好きな事」 で 自分を磨いていかなくちゃ。

 また クラシックピアノやってた頃と同じ事を繰り返してしまう。

 目指している事の「役に立つだろう」「糧になるだろう」なんて

 ノルマ心で ジャズピアノや理論に本腰入れそうになってた・・・



 何の制約もなしに、一から 曲を作り出すのが 好きだ。

 先に詩があるとか、演奏が難しいとか、楽譜が存在するとか、

 そういう状況だと 途端にプレッシャーになる。

 自由に作れても、いついつまでに、とか こんな感じの曲、とか

 あらかじめ条件があると ぷしゅーって 潰れる。

 
 自由に、勝手に歌ってみたものが、弾いてみたものが、

 何だか 魅力ある物である事が多い。

 
 これは、誰でもそうだと思っていたけれど、

 違うみたい。

 もとにメロディーがあった方が、アレンジに燃えるとか、

 詩があるほうが、曲が作りやすいとか、

 人によって色々みたいだ。


 こういう人は、作曲家になるべきだろう。

 名曲の「種」を 生み出す仕事。

 しかも、アーティストへ曲提供、とか 既存の曲をアレンジ、とかいう

 俗に言う「職業作曲家」 ではなく、

 アーティスト・作曲家。


 「アーティスト」 っていう職業は、

 ピアニスト、や アレンジャー等に比べて

 あまりに 夢先行型で、

 誰もが夢見るものだから・・・・・・ と 諦めていた。


 いや、でも、

 音楽に30年以上接していて

 色んな側面を見て来て、
 
 自分が一番適正がある道が、アーティストなんじゃないか、

 と 本気で思ってる。

2004年06月06日(日)



 チャペルその2 などなど つらつら雑記

 昨日のチャペル仕事。

 ふと思い立って、ネットで うちの団体の事を検索してみた。

 何で今まで思いつかなかったんだろう(笑)

 うちの団体について、書かれていたHPによると、

 事前研修なしで司式OKの牧師集団が 81年に発足した・・・らしい。

 ところが数年前から、この動きをビジネスチャンスとみる企業が参入してきた。

 人材派遣会社や、司会者等の芸能プロダクションだ。

 このため競争が激化し、教会式挙式にも資本主義の論理を貫徹させたらしい。

 90年代の日本の結婚式は「キリスト教化」するとともに、

 世界に類例のないウェディングチャペルを生み出したんだって。


 そかぁ。 私の所属する団体が、日本にキリスト教式結婚式を
 
 普及した 最初の団体だったんだ〜。


 んで、今 ラウンジ仕事や パーティーのピアノ演奏を頼まれている

 芸能派遣事務所が(チャペルもたまにお手伝い)、

 新規参入の企業なんだぁ。


 ほほぉ。

 この記述はおそらく東京の実情をもとに書かれたんだろうけど

 うちの地方にも ぴったり当てはまる。

 
 今のチャペル式挙式って めちゃくちゃなんだよね(^^;)

 SMAPの曲使ってたり

 今度仕事するのなんてびっくり、

 「ロミオとジュリエット」に使われた曲で入場。

 これって

 “あなたは今はいない(※ロミオ死んだので。) あなたのどこにキスすればいいの?・・・”

 っていう歌詞じゃなかったっけ・・・・・

 それでいいのか新郎新婦?!?!  (^^;)


 正月に神棚作って、お盆に南無阿弥陀仏唱えて、クリスマスに家中をライトアップする

 日本人ならではの 不思議なショービジネスが

 21世紀にはびこってるよのう。(^^;)

2004年06月04日(金)



 チャペル仲間と

 10年間やった チャペル仕事。

 4月から 距離を置いている。

 あのどろどろした人間関係から やっと開放され

 心が浄化されかけていた・・・ ところに、

 先日、あるオルガン奏者からのアレンジ依頼があった。

 退いてなお(やめたと言ってはいないけど(^^;))、

 頼って頂けるのは大変ありがたい事。

 その方と、もう一人 聖歌隊の人、3人で話す機会があった。

 この方々は 良心的なんだけれど、

 一部、仕事を独り占めしたい軍団がいる。

 最近とみに 彼女達が 暴走気味なようだ。

 ある人気ホテルのチャペル挙式を、そのお局様方が

 「仕事で頑張る」手法を取らずに

 「他の人をけなして、蹴落とす」手法で 独占している。

 その手の回し方たるや、すごい。

 どろどろ系テレビドラマを、地でいっている。

 あそこで仕事していると、

 「私が思っていた正義、って 間違ってた・・・?」 と 

 基本から疑いたくなるような、奪いようだ。


 彼女達の立場になれば、わからないでもない。

 正直、彼女達は そこしか生き場所がないんだろう。

 うちの(やめたけど)団体は、司式料が 高い。

 老舗だから、牧師がホンモノだから、色々理由はあるけれど、

 ホテルにしてみたら、安くて いい方がいいに決まってる。

 他の事務所に 取引先を どんどん取られている。

 残ったのが、その人気ホテル他数件のみ。

 今まで抱えていた奏者、聖歌隊が 当然出番がなくなってくる。

 それで 何人の人が突然仕事がなくなった事か・・・。

 私は幸い、10年間 それなりには入れて頂けていた。

 肩書きが何とか足りていたのと、女王様方に従順に仕えていた(笑)のと、

 粘って長く続けていた結果だろう。

 でも、そんな 最後に残った主要メンバー(この言葉も 

 そう思いたい人達が自称しているんだけれど(^^;))達どうしで、

 司式の件数を 奪い合う位 その事務所の仕事が少なくなっている。


 私がやめたら、多少でも、他の奏者さん達に 本数が回るだろう。

 その方が、きっと 皆にとって、いい事だ。

 
 綺麗事のようだけど、

 本当にそう思ったのもあって、やめた。

 奪い合いは 大嫌い。

 
 バブリーな時代に 当たり前のように贅沢を 体験しているから、

 その価値観を がらっと変える事は出来ないんだろう。

 たとえ 人としての純粋さを 生贄に差し出してでも。

 
 人として、あそこをやめて 
 
 収入が がた落ちした自分を、誇らしく思う。

 ピュアな心を 「選んだ」 事に かなりの充実感がある。


 (・・・ ナルシストだろか?(^^;) 

  そういう自分に酔ってるのか?私(笑))


 その、選べる選択肢が 生まれたのは、ここ2年以内位で、

 それは 周囲の支えのおかげ。

 ありがたいな。

 
 サラリーマンや OLの方は

 そんな自由が ないんだろうな・・・・・

 本当に、大変だと思う。
 


 でも、チャペル関係に携わっている事の メリットもあるんだ。

 それは

 「私は こういう人間だけは いやだ!!」

 と 決意を新たに出来る事だ(^^;)。

 
 いい人に囲まれていすぎると、そのありがたみ 薄れて

 小さな不満が増幅するから。

 彼女達は、私にとっては、「必要悪」 (笑)。
 


 ・・・ 読み返してて、ちょっと反省。


 やっぱり 尊敬すべき所は あるなぁ。

 憎まれ役を買って、先頭に立つ人達には 私はなれないから。

 私も もし先頭に立ったとしたら、同じように

 色んな人に 甘いところや ずるいところを見透かされ、
 
 責められる立場になるんだろう。 


 色んな人がいて、世の中が成り立っているのね。(^^;)

 

2004年06月03日(木)



 きゅうしゅうちゅう。

 ツタヤに通いづめ。

 今まで クラシックピアノばっかやってて 聴かなさ過ぎだった分

 堰を切ったように収集中。

 CDの棚から あふれ出してるなーーー。

 って言っても そんなに多くは無いけど・・・

 まだ500枚くらいかなぁ?

 
 自分の波動と どんぴしゃり合う! っていう音にめぐり逢える確率は

 そんなに高くない。
  
 だから、まず 聴きまくらなきゃなー。



 昨日は、松永貴志トリオ、マリーン、寺井尚子、

 北野タダオ&アロージャズオーケストラ の

 ジョイントライブに行って来た。

 松永、すげっ。 天才だ。 ああはなれない。 

 早くも スーパーハイテク・ジャズピアノソロ方面への

 才能はないと諦め(笑)。

 寺井さん。素敵なセレブお姉さまという感じ。

 クラシックに裏打ちされた確かなテクニック。

 魂の奥底からジャズミュージシャン、って感じではないけど

 あれもアリだろうなー、と思った。

 マリーン。 小学生の時から好きだった。 じかで見れてハッピー♪

 チャーミングなお人柄とカンペキボディには くらくらくる。

 んで それ以上に歌、すごい。

 チックコリアの「スペイン」を歌詞つけて歌っちゃえっていう位の

 確固たる 音程や発声への自信があるのは

 国内では マリーン位かもしれないね。 


 

 

2004年06月01日(火)
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