TENSEI塵語

2001年05月30日(水) 画像取り込み、失敗。。

「なでしこ再発見」に、桜子の表情を画像で入れたいと前から思っていた。
DVDをいい表情のところで静止させて、スクリーンショットで保存し、
フォトショップで加工して、サイズの小さい写真ができれば、、、と考えていた。
スクリーンショットぐらいは、もう一度ショートカットを確認すれば簡単だけど、
適度な大きさのファイルに加工できるかの方が心配だった。

昨夜、それを試してみたら、スクリーンショットの段階でダメだった。
確かに、スクリーンの画像は保存できる。
けれども、それを開いて見てみると、DVD画面の枠は映っているけれど、
枠の中の、ドラマの方は、真っ黒。。。 桜子の顔はまったく見えない。(T.T)
意地悪な仕組みだ。。。
本当は、挿し絵だけでなく、ポスター風のものを作って部屋に貼るつもりだったのに。。。



2001年05月28日(月) 貴乃花の優勝

夕方6時少し前になって、ハッと忘れていたことに気がついた。
大相撲千秋楽、貴乃花はどうなったのか。。。
昨日、武双山に敗れたのは、車のラジオで聞いていた。
歩くのが難儀なほど、右膝を痛めたという話で、
きょう出場できるかどうかも危ぶまれていた。
貴乃花が休場すれば、武蔵丸が、結び、優勝決定戦ともに不戦勝となり、
武蔵丸が優勝することになっていた。
昨日は土俵から支度部屋に帰るときに、踵も着けないほどだったというから、
たとえ出場できても武蔵丸相手に互角に戦うのも奇跡だろうと思われた。
昨日の苦戦は、武双山のまわしが緩すぎたためだというので、
まったくつまらぬことになってしまったものだと、残念だった。

もう取り組みは全部終わっているとわかっていたけれど、テレビをつけて、
驚いた!! 表彰式に臨んでいるのは何と貴乃花だった・・・えっっ!!
番組の最後に、いくつかの取り組みを連続して流しているのを見ただけでは
よくわからなかったので、ニュースでやるのを待ってみた。
2つ前の場所だったか、貴乃花が優勝したとき、
本割ではあっさり負けてしまったが、決定戦では気迫を露わにして勝った。
あの時の表情は、実によかった。
そしてきょうも、期待していたあの時のパターンだったと知って、
時間を共にして感激できなかったのを口惜しく思う。

ニュースを2つほど見たけれど、しきりの間も膝の痛みを気にしてたようだ。
蹲踞を何度もしなきゃいけないわけだから大変だろう。
決定戦の立ち合いの時、さっきと同じようにはたかれそうになったけれど、
そこはよく見てしのいだ後、珍しく突っ張りで向かっていった。
右脚はほとんどないに等しいにも関わらず、組めばいつもと遜色なく見える。
最後は、左から右方向に投げたので、びっくりしてしまった。
右膝に最も負担のかかる投げなのではないだろうか。。。
そして、紅潮した顔で、やった!! と叫んでいる表情。。。
こういう表情を、こういう時にしか見せてくれない。
録画で見ても、熱くなる瞬間である。

貴乃花の相撲は、本当に相撲らしい。惚れ惚れする。
特に最近はこういう力士が少なくなってきた、というか、
常にこういう相撲を見せてくれる力士がいなくなってきた。
やたらと無駄な動きが多くてバタバタしてたり、
突っ張りにばかり頼りすぎていたり、
今場所は大関陣でも、かわしたりはたいたりが目立った。
貴乃花の父親の現役時代も、しなやかで粘りのあるいい相撲を見せてくれたが、
貴乃花の通常の相撲は、今の時代の模範というべき相撲である。
寄り切りで勝つことが多いが、寄り切ったときに
しっかり相手を抱きかかえているあのスタイルも、好感が持てる。

物足りないのは、しきりの間のいつもの表情である。
なんとなくぼんやりした、気迫を表に出さない表情である。
解説者は「横綱らしい風格」なんて言うけれど、
どうもあの淡々とした顔つきは好きになれない。
きょうはそうではなかっただろうけど、ずっと長い間、
貴乃花・武蔵丸戦なんてのは、見ちゃいられないほど、
ふたりとものらくらのらくらとしきっていたものだ。
あまりに淡々とした表情とインタビューとが、
今ひとつ、貴乃花ファンになりきれない理由なので、
きょうの千秋楽を見忘れたのは、返す返すも残念なことである。

ちなみに、表彰式では、パフォーマンス家の小泉首相が、
「よく頑張った!! 感動した!!」と叫んで、賞状・賜杯を授与した。
賜杯が巨大で、いかにも重そうだった。彼も頑張っていた。。。



2001年05月27日(日) 菜々子三昧の日々はどうなるか。。。

「やまとなでしこ再発見」がとりあえず最後まで行った。
まだ、もうひとつ書くことになるだろうとは思うけど、
これで、他のことはあまり手につかないような事態は、一応決着したわけだ。
ホントにもう、これ片づけてしまわないと、落ち着かなくて。。。

いま、これを開いてみてびっくりしたのだが、
2週間ほども、ここに何も書かずに過ぎてしまっていた。
他のコーナーの、更新前の中途半端な原稿たちも、そのまま捨て置かれている。。。

で、「やまとなでしこ」一辺倒だったかというと、そうでもなくて、
レンタルに通って、奈々様主演のちょっと古い映画「恋と花火と観覧車」とか、
「やまとなでしこ」と同じ量の「スゥイート・シーズン」というドラマを借りて、
合間合間に見て、全部見終わった。
本屋にも通って、「松嶋菜々子・イン・ホワイトアウト」写真集や、
「百年の物語」写真集を探し回って、手に入れて大喜びしていた。
もちろん、「桜子語録−『やまとなでしこ』名言集」などという文庫本も、
5軒目の本屋でやっと見つけだしたりした。

さて、、、これで少しは落ち着けるのかなぁ。。。
今、index のメニューに空っぽのコーナーがひとつ残してあるんだけど、
それを「ドラマ」コーナーにして、この奈々様ファイルを移動し、
それだけでなくて、いろいろ好きな映画について書こうかなぁ、と思い始めている。



2001年05月13日(日) どうも実感の乏しい連休

金曜の夜は「シンドラーのリスト」を見ていて夜が明け始め、
それから眠って、11時過ぎに起きた。
昨日の夜は「スイート・シーズン」の第4・5話を見ていてまたもや夜が明け始め、
それから眠って、きょうも11時過ぎに起きた。

昨日は、日中、「なでしこ」の第7回をまとめていて、
4時半ごろに、市吹に出かけた。
きょうは、何してたのかなぁ。。。
連城三紀彦の「もうひとつの恋文」とか赤川次郎の「幽霊列車」とか、
漫然と読み返していた記憶はある。
大量の買い出しにも言ったわな。。。
外に出たら、あんまりいい天気なので、感動してしまった。
そういえば、夕方、1時間ほど眠ったりもしていた。

ああ、そうそう、昨日、吹連の支部のHPを作ろうと、
2つもらえるかどうか、試しにジオに登録を試みたんだけど、
かなり何遍もIDを書き換えさせられた揚げ句、
やはり同じメルアドには2つ以上もらえないことが判明したのだった。
しょうがないから、ソネットでもらおうかと思いながら、忘れてしまった。
いずれにしても、まずページだけ先に作っておこう。

何か、どうもよくわからない連休だったけど、
長い間気にかかっていた「シンドラーのリスト」を見ることができたのは、
考えてみるとすごい大きな収穫だった。



2001年05月12日(土) シンドラーのリスト

「Image2」の「シンドラーのリスト」の演奏があまりにも泣けるので、
水曜日にレンタルに寄ったついでに借りてきたビデオを、今夜見た。
最初は一体何をしてるんだか、よくわからなかった。
だんだんわかってきたものの、ちょっと期待はずれかなぁ、と途中までは思っていた。
けれども、やっぱり泣かずには済まない映画だった。
1100人を救ったにもかかわらず、
「努力すればあと1人でも救えたのに、それをしなかった」と嘆く場面。
女たち数人が駆け寄ってシンドラーの背後から抱きしめる。。。
車に乗り、潤んだ眼で救った人々を眺めながら去って行くシンドラー。。。

ラストの、シンドラーの墓参りの場面で、(ここで初めてカラー画面になる)
参列者たちが、配役の俳優たちだけでなく、
俳優と現存する本人が一緒に出ているのだと気づくのに、時間がかかった。
巻き戻し始めたときに、あれ? と思いついて、
再びシンドラーが嘆く場面から見直して、再び泣き直しながら、
それがわかったら、より長く泣く羽目になった。



2001年05月08日(火) 相変わらずの・・・

相変わらずの「なでしこ」三昧。。。
夕食後、昨夜寝る前についつい見てしまった第6話を、
今度はメモを取りながら見直した。
大事なところはいちいちポーズを押してメモするので、時間がかかる。
でも、それをまとめるより先に、その連続で第7話から8話の頭まで見てしまった。
この第7話を明日もう1度じっくり見直すことになるわけだ。。。

もともとは、「どうしてこんなに感激しちゃったんだろう??」から始まった。
たわいもない喜劇みたいなドラマなのに。。。
他の作品も、美人見たさに見たものの、こんなに感激しなかったのに。。。
「何故だ???」という思いに、詳細に見つめ始める。

そして、最初の疑問にとどまらず、くり返し見ているうちに、
この表情は何を考えている表情か、それを探るために巻き戻してはくり返し見る。
作者や、演出家、俳優の意図まで迫りたいという思いになる。
ついには、現実の人間だったら、こういう時どう感じるだろうか、という疑問に発展する。

最初思いこんでいた見方も、くり返し見ている中で別の角度から解釈でき、
そうすると、案外すっきりと流れが理解できるようにもなる。
今まで、文献研究もそのようなきっかけからそのようにやってきたわけだし、
このドラマだって同じことだ。

大事なのは、くり返し見る、くり返し読む、くり返し覚える、くり返し考える、、、
そんな中から、新たな問いや発見が生まれる。



2001年05月06日(日) 足腰の泣く1日

きょうは「さわやかウインドクリニック」の実行委員で、
朝から、まぁいわば、ボランティア活動。。。
こういう行事の役員になると、本当はのんびり曜日のはずなのに、
なかなかのんびり座っている時間に恵まれず、足腰にダメージが。。。
けれども、この、講習会とミニ・コンサートの催しに、
県下から、何と2千何百人もの中・高生が集まってくる。
しかも、連休のさなかに。。。
いろいろ不自由で不都合なこともあるのに、表立った文句もない。
だから、最善の形を作ってあげたい気持ちにもさせられる。

ところで、きょうの行事もコンクールなどもそうだけど、
閉口するのが、あいさつ攻めである。
あいさつは気持ちがよい、さわやかだ・・・それは確かだ。
けれども、「閉口する」というのは、
例えば自分が会館の出入り口にいて、
その出入り口からある学校の吹奏楽部員数十名が入ってくるとする。
その全員が、そこにいる「どこかの先生らしき人」を目にすると、
全員があいさつして通るのである。
そのあいさつを無視するわけにはいかないから、あいさつを返すわけだが、
2、3人分まとめてこちらの1回の返答としても、
20回以上、あいさつの言葉を返すことになる。大変なことである。
生徒のひとりひとりは、1度のあいさつですれ違ってゆくわけだが、
こちらは何度も何度もそれに応えなきゃいけない。
しかも、そのあいさつはその時だけではなく、
それ以後も、すれ違うたびに投げかけられる。
あいさつはいいものだと思いながら、あいさつ恐怖症にもなってしまう。



2001年05月05日(土) 久々の更新

一挙に7ページ更新したものの、ほとんどが「やまとなでしこ」。。。
むしろ、松嶋菜々子に夢中になっていたために、
これだけ間があいても、7ページしか更新できなかった、というべき。。。
支援者の橋本・北両名に、ぼろくそに言われそうだい。。(=_=;)
でも、この傾向はもうしばらく続く。・・・しょうがない。
「やまとなでしこ」には、連ドラ特有の欠点は確かにあるけれど、
それはそれとして認めた上で、虜になってしまうドラマなのだ。

若いころ、好きな女優は、吉永小百合、大原麗子、山本陽子、和泉雅子、十朱幸代
・・・などと言っていて、ある時は、歌も演技も下手っぴなのに、
浅田美代子を、顔さえ良きゃいいんだ、てな勢いで支持していた。
ず〜〜〜っとそのままで来ていた。
けれども、そのためにその出演作品を漁るというほどのことはしなかった。
時折、家族の見ている歌番組やドラマをのぞいても、
最近、美人のタレントいないね・・・といつも言っていた。

「やまとなでしこ」の桜子は、あまりにも衝撃的だった。


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