でこすけ日記

2002年04月30日(火) おじいちゃん

 青森に住む私の母方の祖父は何年か前、くも膜下出血で倒れ、奇跡的に助かりました。しかし、後遺症として右半身の麻痺がありました。もともと両利きだったそうで、ご飯なんかも左手でお箸を持って食べています。歩くのには杖を必要とし、お風呂も助けがなければ入れないようです。でも、おじいちゃんは一生懸命リハビリしていました。一時期、おばあちゃんも事故でちょっと体の具合が良くなかったとき、二人ともうちで半年ほど暮らしていたのですがその時もおじいちゃんはよく杖をついて散歩してました。また、その時体の具合が良くなかったにも関わらずおばあちゃんはおじいちゃんの支えになっているようでありました。
 そして・・・そんなおじいちゃんが倒れて以来、初めて建具の仕事をしたというのです。建具っていうのは扉だったりタンスだったり・・・それをおじいちゃんはやったというのです。長い時間はかかったものの、おじいちゃんは閉ざされかけた人生をまた自分の力で切り開いたんです。
 なんだか小さな幸せって感じですね(^^*

 さて、こんなちょっといいはなしをしたあとに書くのもなんなのですが、私、最近ジョジョの5〜7巻を買ったんです。7巻はあのツェペリさんの孫、シーザーが出てくる巻です。で、やっぱり祖父と孫なだけあって微妙に似てるんですよ。しかしツェペリの親父からシーザーまで見ても、明らかにツェペリさんだけ面白い顔だと思うのは私だけでしょうか(荒木先生ゴメンなさい)
 で、似てると想像しちゃうんですよ。このイタリアンレストランでローズ似の美女と戯れているのがツェペリだったら・・・。この噴水の前でカメラを持っている女性と接吻を交わしているのがツェペリだったら・・・!!!
 ・・・恐るべし、ツェペリ一族。
 いや、ホントにどうでもいいことなのかもしれませんが。

 およ?なんかおじいちゃんと孫つながりの話になっているではないか!



2002年04月26日(金) バカはバカを残してバカを去る

 現在の演劇部事情。

 二年→二人(女)
 新入部員一年→四人(女)
 新入部員二年→二人(男)

 そして。。。

 三年引退組→二人(女)

 いうまでもなく、私とじゃがぁ。

 今日はたくさんのことがあったけど、これ以上のでっかい出来事はないです。
 本日をもって私は演劇部を引退しました。
 レトロでサイケな引退文(果たし状みたいな感じの)も提出し、あまり実感がわかないまま引退です。
 最後の日くらいはもっとみんなと一緒にいたかったけど、バイトもあるので豪速で帰りました。結局二分の遅刻。へこーん。
 帰ってきてから今日の引退式のことを思い出しました。
 みんなに愛されていたことを思い出しました。
「いつもカプコンの方が人気あって悔しかった。でも好きだった」って爽やかに言ってくれたじゃがぁ。恐縮です(梨本まさる風に) 私も大好きさあ!
 何だかちょっと泣きそうになりながら贈る言葉をくれたらんぽとJAM。私が君達の憧れの先輩であれたことを誇りに思います。
 一緒にいられた時間は少なかったけど複数の男子部員として入ってくれたじゃりとナッパ。スタッフだけど言わずいつか役者にも挑戦してください。
 それ以上に一緒にいる時間の少なかったあんみぃちゃん、キヌちゃん、りんちゃん、キャロちゃん、とりあえずあだ名決定おめでとう(笑) これからが君達の本当の始まりです。目の上のたんこぶはいなくなるので新二年と仲良く劇を作っていってください。
 先輩や、顧問の先生方。
 演劇部を去った兄さんとハドケン。アンタらには一番苦労をかけられたが少しでも楽しい時間を共有できたのは事実だからね。楽しかったです。
 それからブースを手伝ってくれた先さん、モンシロ、筆、ジャッキー、ヒライ。とくに先さんはこれからもバンドでよろしくさあ。
 お風呂に入って思い出して、少し、泣きました。
 今はこの二年の思い出がすごい勢いで溢れてきて涙が止まりません。
 きっと、今日バイトがなくて最後まで部活に残っていたら私は泣いていたことでしょう。案外これでよかったのかもしれません。
 最後まで後輩にとってのかっこいい先輩、じゃがぁにとっての愛嬌たっぷりのお間抜けカプコンでいたいもんだし(笑) 本当にそうあれたかどうかはさておき。

 バカな私をたくさん困らせてくれたバカがいるバカな演劇部を私は去ります。
 新しい道はもう目の前に開けているのに何故か涙が出てきます。
 悲しいんじゃなくて寂しいのかもしれません。
 未来を思えば寂しくなんかないのに。
 でも、それじゃまかないきれないくらい一緒に過ごしてきた部員達が大好きで、大好きで、大好きで・・・。

 グッドラック!演劇部!!!



2002年04月19日(金) 体調不良

 ぐええ・・・なんか、ここ二年分の疲れが一気に来た感じです。今日は用事があったため五時半まで部活にいたのですが、途中からダウン状態に・・・。てか、このまま引退することに不安を感じて考え込んでしまったのもあったのですが(笑) もっとがんばれよぅ、新二年!
 五、六限に直射日光の中ぶっ続けで写生デッサンを行っていたためか熱射病もどきに(笑)←これが体調不良の大本の原因かも なんか体が火照る感じと頭痛が酷くて・・・。家帰ってきてからはだいぶ楽になりましたが目の下のクマが酷い。。。
 と、こんな感じに体調不良なのですが明日はだっちゃんこと海人さんの音楽部の定演があって潤菜さんと観に行くので体力はしっかり温存しておかねば!

 昨日の分の日記もアップしたいのですが、明日のために本日はお預け☆



2002年04月16日(火) なんかこうむわぁ〜っと

 なにか自分の裡に秘めたる想いみたいのをぶちまけたくて、でもそれが一体何なのか分からなくて、というよりそれが文であり絵であり音楽であり演劇でありで、ありすぎて、処理しきれない?って感じで(笑)
 一体何なのでしょうね?くすくす。
 時間をかけていけば、それも処理してゆけるだろうし消えるものは消えていくと思いますけど。

 それとは別に、今私は原宿に繰り出したくてうずうずしています。でも金ないっつの(笑) なんかあの、竹下通りの空気がいいんです。建ち並ぶお店の雰囲気がいいんです。少しけだるい、けど生き生きとしている何か独創的で若さの象徴みたいな感じ。
 まだ二回しか行ったことないくせに(´∀`
 でも、来年の今頃には毎日通うことになっている・・・はずです(笑) いや、行きたい専門学校が原宿にあるもので。

 あ〜、なんかだらだらとわけのわからんことを。ん?わけわからんのはいつものことか(^^;
 たまにはいっか、そんなのも。 



2002年04月14日(日) なんだか普通の高校生

 えー、なんだか最近本当に普通の生活をしているような気がします。部活の方も校内公演は残っているものの大きな山は越え、あとは自分の責任と愛した作品を演じきるのみとなりました。
 んで、そんな中昨日はバイトの面接を受けに行ってきました。先日の日記にも書いた安楽亭です。しかし、いきなり裏口でタバコ吸ってる従業員のお兄さん見たときはびびりました(汗) 面接はまあほとんど履歴書の確認と仕事の説明みたいな感じでした。私の他にも面接を受ける人がいるようで、そのことを聞いたあと夜の十時に結果を電話で通知するとのことで面接を終了しました。
 そんで、そのあと県活で潤菜さんと先さん(ギター)と潤菜さんの旧友F田さん(ドラム)とでバンド練習してきました。いやぁ、楽しかった。

 十時過ぎ、安楽亭から電話。結果は採用とのこと。明日の七時に書類を取りに行って、本格的に働き始めるのは来週の月曜からです☆
 がんばるぞっと。

 今日は無駄にバンキッシュな恰好して中学時代の友達の家に遊びに行きました。お菓子をつつき合いつついろんな話に花を咲かせる。途中何故か銀色のワッカピアス(もどき)をくれた。ひとつは自分がしてると耳が痛くなるとのことでくれたんで、それは納得なのですが・・・もう一個は酷く衝動的に私にくれたような気がしました(笑) ふたつあるうちのひとつなのですがふたりお揃い〜☆って感じでくれたようなのです。その二つのピアスを右耳にして今日のパンキッシュな恰好はますます磨きがかかりましたとさ。
 そういや、これまた同じ中学の子(今日遊びに行った友達の友達)も私と同じ安楽亭で働いているそうです。一緒の時間ならいいのになあ・・・。つーか、どうやらその安楽亭、女の子が全然いなくて年上の男の人ばっかなんだそうです(−−; 気が重い・・・。今私が確認する限りじゃ私を含めて三人しか女の子がいない・・・。でも昨日の面接、私のあとにも何人かいたみたいだからそれに希望をかけるしか・・・!しかし、それが全員男だったら吐血もんだが。
 とりあえずやります。お金貯めてまずは英和電子辞書が欲しいです(笑)



2002年04月13日(土) 久しぶりに

 詞を書こうという気になったので書きました。
 私にしては珍しくお話ちっくな詞です。
 まだ短いですけどもうちょっと長くなるかと思われます。

まちぼうけ

待つことに疲れた花嫁は
今日もまたその小さな胸と同じような
小さなビンに涙を落としました
ベルはいつまでも鳴らないまま
ただ風は退屈な時を運んでは去り
花嫁に何も残しはしないのです

赤い自転車郵便屋さんがやってきました
封筒のない手紙を渡しました
それはそれはいとおしい
白い白い花婿からただ一言

泣いちゃいけない僕まで悲しくなるよ
その涙はいつの日か僕が君のもとへゆけたなら
それを「嬉しさ」と名付けて気が済むまで泣かせてやるから
だからだからそれまで・・・

花嫁は返事を書きます
静かに返事を書きます
そうして今はまちぼうけのまま




2002年04月10日(水) 復ッ活ッ!

 と、いうわけで七日に演劇祭を終え、次の日は始業式にげんなりしつつ参加。部活はなかったので家に帰って「春休みの宿題」を片づけました(ぉぃ
 そんでもって昨日までダウン状態でしたが今日からぼちぼちネットに本格復帰です。

 部活、新入生の勧誘と新入生歓迎公演を終えたら引退です。いろいろ今、策をめぐらせて新入生ゲットに向けて燃えています(笑) 今年は去年以上に笑えない状況なので、気合い入れていきます。オッス。
 で、部活引退と同時に私はバイトを始めようと思っていまして・・・現在そっちの準備もしています。本当はスケジュールが組みやすいマックがよかったのですが、うちの近所のマックは募集をしてなくて・・・。わりかし条件も給料もいい安楽亭にしようかと今準備中です。とりあえず履歴書と証明写真の準備はばっちりです!あとは店に電話して面接を申し込むだけです。でも、なかなか今は忙しくて電話をかける暇が・・・。次の日曜くらいには面接受けたいんだけどなあ・・・。採用されることをキボンヌ。

 珍しく穏やかな日記?ハイテンションじゃないっていうか?
 まあ、病み上がり(!?)もとい、祭りの後だ、気にしないでやって下さい(笑)



2002年04月07日(日) 春の演劇祭二日目

 さて・・・いよいよ私のラストステージ!
 私の高校の演劇部としてはこれで引退の最後のお芝居。
 イズナカノン作「迷宮遊戯」です!

 朝、部室でじゃがぁと栄養ドリンクで乾杯したあと、衣装に着替え、メイクをしてそれから会場の楽屋に入りました。
 何だか妙に落ち着いているのは今回、すごいたくさん練習をしたからだと思います。そして、本番。始まる直前に袖で後輩達に「私らに花もたせてやってよ、最後なんだから(笑)」とちょっと先輩面してかっこよさげに言いました。それからじゃがぁとうなずき合って・・・。劇は始まりました。
 出来は上々でした!前半はちょっと笑いの反応は薄かったですが、中盤からお客さんが笑ってくれること笑ってくれること・・・。嬉しくて嬉しくて。JAMちゃんとのアクションも最高の出来でしたし!ちょっとサス位置ずれたりとかの失敗はありましたが(笑)
 さて、大好評で劇を終え、メッセージボードの感想を見る。ありゃりゃ、今までの反省を生かしてちょっと大きめに設定した音響のレベルがやっぱり大きすぎたようです。これはホントに反省。
 私とじゃがぁのオカマ姉妹、大人気でした!代わりにJAMとらんぽの役柄についてなにも触れられていないのに悪いことをしたと思いつつ・・・。役得・・・ですな。ごめんよ、後輩達。でも君達の努力なしじゃ私らの成功はあり得なかったよ。ホントに花を持たせられてしまったようです。ありがとう、ふたりとも。
 えー、本番を終えても私達は気が抜けません。閉会式で各学校がやる出し物をオカマキャラそのままでやるので、チャイナの上から黒ジャージを着て待機。
 先輩が参加しているうちの地区のOBが集まってやっている「サクシード」という団体さんの、シェイクスピア作「真夏の夜の夢」を見たりしました。パック役のおにーさん、最高でした。一年の秋大の打ち合わせの時に、帰り、「お疲れさまでした〜」と挨拶をするのにゴリッと視線を合わせられた覚えのあるおにーさんです。いらし、私らの中では通称「ゴリット」(酷!) てか、そのおにーさんともうヒトにのキャストのおにーさんに握手を求められたとき、私とじゃがぁはお手てにちゅーされそうになりました(笑)
 もちろん私の先輩も好演でした!その他のキャストさんもキャラがあっていて、なかなかに楽しめました。先輩が「通しの回数ホントに少ないから」と言っていたわりには全然いい出来で。
 さあさあ、閉会式。私らはオカマキャラで後輩達と電話を使っての即興劇をやりました。劇場中央の扉を開いて「メイクは落ちてもオカマはオカマ!」などとのたまいながら舞台に上がるとお客さん達から「オカマコール」が(笑) さんざん盛り上げてからネタのご披露。これまた好評でした☆ その最後に私とじゃがぁは「引退宣言」をしました。そしたらお客さんは暖かい拍手をしてくれて、予想に反して引退を惜しまれました。正直嬉しかったです。
 最後、閉会式では全体合唱があります。そこまでいくと参加者全員頭が逝っていて、みんな舞台に上って大合唱。いろんな方とじゃれてさんざん盛り上がりました。きっと汗で化粧がぐしゃぐしゃに崩れていたことでしょう(笑) 場内、すごい熱気でしたから。
 閉会式が終われば劇場の片づけ。みんなでリノやらホリをお片づけです。楽屋も取っ払い。その合間合間にいろんなヒトから引退を惜しむ言葉をいただきました。ファンコールらしきものもいただきました。ホントにホントにみんな、ありがとでした。

 大道具をリヤカーで運びながら部室へ帰る。
 部員みんなで小さな打ち上げ、夢庵でのお夕飯。
 そして、帰宅。

 夢のような、二日間だったです。



2002年04月06日(土) 春の演劇祭一日目

 やって来ました、春の演劇祭!
 実行委員長である私は朝から寝坊をかましてしまい、八時部室集合のところ、八時に目覚めたのであります(ぉぃ
 急いでおにぎりを鞄に詰め込み、コーヒー牛乳を一気のみして家を飛び出す。自転車をこぎながらじゃがぁにお電話。遅れると伝えました。
 無事に会場に着き、開会式の九時十五分には余裕で間に合いました。会場はうちの学校のすぐ側なもので四十五分ほどでつくのです☆
 で、開会式まで時間に余裕があったもので部員と合流後、持ってきたおにぎりを朝飯代わりにと放心状態でかじりました。したら、胃がビックリしたのか知りませんがお腹、痛くなりました(笑) 情けないことこの上なし!
 開会式、実行委員長の私は微妙に不発な挨拶をかましました。つーか、私の挨拶しかない開会式ってどうよ・・・。
 一日目は私達の出番はないのでひたすら観客に徹しました。六本もの劇を観るのは疲れます。ただ座ってるだけなんですけどね。なんか、人間が黙っててもカロリーを消費している理由が分かった気がしました(^^;
 私が過去に読んだことのある台本、「悪魔のいるクリスマス」をやっている高校さん(去年の秋大で中央大会まで進んだ学校)がなかなかによかったです。声がよく通っていること・・・。あと、私の中学の時の同級生がいる高校は、謎の脚本家(?)T氏の手によって自分たちの味が出せなくてかわいそうでした。きっともっとのびのびやればよくなるでしょうに・・・。ハッキリ言ってあのT氏が既成の台本を脚色すると全くの蛇足にしかなってません。去年の秋の大会で審査員のおじさまにボロクソに言われていたのにまだ懲りないようです(^^;
 さてさて、全部の高校が終わったら次の日一発目の私達は舞台に建て込みです。今回の大道具は低コスト、しかし質にはこだわったもの。自信を持っての建て込みです。

 さあ、明日は私とじゃがぁのラストステージ。一暴れ、してきます。


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イズナカノン

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