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大変なコトに - 2004年04月17日(土)




最近、我が家が大変な事になっています。
これを書いたら、どこのお家の三女かバレてしまいそうですが。
きっと知り合いで、このサイトに辿り着く人、いないと思うので。
あと、うちの我が家の経緯とか知ってる人もごく少人数だし。
そんなワケで、なんか毎回毎回暗い日記で悪いのですが、自分の中で整理がつかない事が多すぎるので、ここに書きます。



先週の月曜日から、平常通りの生活が始まりました。
先週の金曜日に平常授業があって、その時になんとなくやっていけるかなぁって思ったんです。
最初はいろんな事に不安があって、これから先どうなるんだろうって思ったんだけど。
単純な理由でそう思ったんだけどね。
それで、これから頑張ろうって思った時に、急に祖父が倒れてしまい。
14日と15日の二日、学校を休んで、お葬式に行って来たのですが、やっぱりかなり精神的なダメージは大きかったですね…。
親戚の子達は、祖父に沢山可愛がられてきた人達ばかりだったので、すごくみんなが泣いている姿を見るのは辛かったし。
報告を受けた時は、まるで他人事のようだったのに、いざその顔を見ると涙が止まりませんでした。
本当に辛かった。
16日に学校に行って、ダルい中頑張って授業受けて来ました。
それから、行きたいと思ったバイト先に面接に行って。

今日は、一番上の姉を見送りに行きました。成田まで。
一番上の姉が、今日から海外に留学に行きまして、出発前に眼科に行って、瞼の裏側に出来たモノモライを見てもらったのですが、あやうく病院が混んでて、見送りにいけなくなりそうでした。
姉の見送りは、最後までしつこい位に写真撮りまくったりして。(笑)
ゲートを通る前に、お別れを言ったのですが、自分達家族と別れた姉が、泣いていたのを見て凄く辛かった。
帰りの車で泣いてしまった…。
母は体調が悪くて見送りには行けなかったのですが、成田に行こうと車に乗り込む姉を号泣して見送ってました。
精神的な面でちょっとキてまして、姉が心の支えみたいな部分があったので、その点では彼女がいなくなるのは本当に淋しいんでしょうね。
それを見てもらい泣き…。

これから、母を家で一人にするのはちょっとアレなんで、家に人がいるようにしなきゃいけないと家族で話し合っていたのですが、私もバイトを入れてしまったり、次女の姉も学校とバイトで忙しくて、家にいられる時間が本当に少ないし、父は仕事で。
バイトを入れてしまって上に、家に居たとしても大した家事も出来ない使えない私、バイトと学校で居られない姉、仕事で忙しい父に、留学していて日本にいない姉。
かなり家庭が限界迎えてマス…。
どーしよー。

これからやっていけるのか不安です。
まず体力をつけて家事が出来るようにならないと、私はこの家にいる意味がないと思います。
ただ、私は家でもあまり自己主張をしないので、(文句は言うんですけど、自分の意思を伝える事がなかなか出来なくて)、なにかやれば厄介がられて何も出来ずに終わる事が多々。
なので、家事を私がやりマス!と言っても、最終的には「アンタがやるんじゃなかった。」と、後悔されて終わりの為に、なんの経験も積んでいないので、これから先覚えられるかどうか。(死)
1人だったら、失敗しても文句を言う人がいないので、やっていけそうなのですが。

まぁとにかく、頑張ります。




...

不安だらけ - 2004年04月08日(木)




新しい生活2日目。
今気付いたのですが、まだあの学校に2日しか行ってないんですね。
もう私の中では1週間近く行ってるような感覚。
というか、もう精神的にヤバイと思う。
学校退学しそうです、まだ2日しか行ってませんが。


朝まず起きると気持ちが妙にテンパってる。
ってか、朝早過ぎ。
死ねって言ってるのかってくらい早い。
キッツー。

で、学校行くと、なんか妙に気持ちが安定します。
多分私は多重人格なトコロがあるので、気の強い自分が前に出てるときは、かなりフツーでいられます。
むしろその空気をなるべく楽しもうとしてる自分がいるっていうか。
だから、家に帰るとスイッチが見事にoffになりますね。


学校行って、フツーに授業受けて、センセの話聞いて。
友達と話しながら帰って。
家に帰って、居間に通じるドアを開けると、いままで平気だった感情が急に色々溢れ出して、どっと疲れます。
疲れると共に、いままで全然感じなかった吐き気が一気に襲ってくる。

昨日の夜からずっとそうなんですけど、先生に色んなプレッシャーを初日から掛けられてしまって、それのせいで情緒不安定というか。
プレッシャーとか緊張とか逆境とか不安とかに凄い弱いタイプなので。
昨日の夕方あたりから寝るまでずっと気持ち悪かったです。
本当に今トイレに駆け込んだら全部出ますヨ。(汚くてスミマセン。)
さっき夕飯を食べている時は、わりと平気だったのですが、今こうしてキーを打っていると、喉の辺りにまで来てるような気持ち悪さ。

昨日の夜は、吐きたくて仕方なかったけど、ここで吐いたら多分、このままずっとそういう生活をしてしまいそうなので、必死に堪えました。
習慣ついてきちゃって、不安な事があるとすぐ吐いてスッキリさせようとするくせがつきそうで、それがイヤで我慢してます。
…完璧に精神がヤツれてますね。

これからさき、頑張れるかどうかは分かりませんが。
とにかくツフーに生活出来るようにしたい思います。




来週の土曜日に大好きな姉が、海外で1年間留学する為、日本を発ちます。
正直淋しいですね。
姉は凄くプラス思考な人間で、彼女に助けられたという瞬間が、精神面で多々あったと思います。
生活面でも家事を手伝ってくれたりしていたので、その点でも助かっていましたし。
実際フツーに生活していても、話し相手になってくれるし、辛いコトとかがあるといっつも前向きな答えを返してくれる様な人だったので、これからの生活の中で、前向きにやっていけなくなった時に、彼女がいないのでは、どう持ち堪えようかと不安です。




...

新生活 - 2004年04月07日(水)




今日から否が応でも新生活が始まってしまいましたよ…。(死)

なんか自分でもよく分かんないくらい、初日からテンパってしまった。
最初の方はまだ慣れないっていう事もあるケド、まさかここまで先行き不安になるとは思わなかった。
ガラの悪い学校だったので、全然調子こいてもヘイキだべ、なんて思ってたのに、今年からその風潮を正して行こうと思うってアンタ。
おまけに担当のヤツが…。
担当のヤツがさぁ…。
あぁ…。

もう言葉にならない。


これから、あの人達に馴染んでいかなきゃいけないのか。
大丈夫なのか、こんなんで。
それを考えると、夏の研修旅行が一番怖い。(涙)
ホントに怖い。
行きたいけど、行きたくない。
みたいな。



新しい生活を向かえた皆さん、本当に心からエールを贈ります。




とりあえず、いいともの春の祭典を楽しみに生きてみマス。(涙)


...

悪夢のYOKOHAMA - 2004年04月06日(火)




明日から新生活です。
大金持ってバスに揺られながら学校行って、入学金を払ってきます。
一体、全校生徒合わせていくらになるんだろう…。


明日から学校なのに、なんの準備もしてない自分に、自分よりも周りの人が凄い心配してきます。
「アンタ明日必要な書類とか全部そろってんの?」
とか
「明日アンタ行けんの?」
とか。

ワタシは全部それを「多分、ダイジョブ。」と言って切り抜けてますけど。
いまから一応確認してみます。
その前に、書類の上のほうに母親が書いたと思われる“14800円”とは、なんのお金の額なんでしょうか?
全然検討つかない…。
あとで聞いてみてもムダだろうな。
「私がわかるわけないじゃない!!そんなの忘れてんだから!!」
と逆ギレされるのがオチ…。(涙)





制服を売っているお店に、瑛太のキモチワルイとしか言いようがないポスターを見つけました。
制服を着た彼は二人の制服を着た女の子に挟まれて、まさにこれぞ瑛太だ、と言えるようなキモチワルイ笑顔を(ポスターの中で)振りまいていました。
ぴった○こカ○カンの彼よりも、ス○ー感○祭の彼よりも、なによりも貴重だと言い聞かせて、その二つを見逃した自分にケジメをつけています。

私は決して瑛太が嫌いなのではありません。(笑)
むしろ大好きです。








どうでもいい事なのですが。
昨日、宣言通り、横浜のローカル雑誌を買いに行ってきました。
イロイロの災難な目に合って、結局5時間近くかけて探し当てました。
回ったお店は約5軒。
最終的に6軒目に本店に行って、買ったんですけど。
私が住んでいる県から2県先の、田舎な町並みを体験してきました。
…天王町の悪夢です。そして旭区の悪夢です。ワタシにとっては。
もっときっちり計画を立てて行くんだと後悔しましたが、手に入ったので、もう気にしないことにします。(笑)
ヲタクの力って凄いなって自分で思いました。







↓↓        悪夢の横浜はこんな感じだった。       ↓↓
↓↓ということで、読むのもムダな雑誌を買いに行く間の悪夢の詳細。↓↓



本当は朝10時くらいに起きて、11時半とか12時くらいに出ようと思ったんだけど、やっぱり昼に起きてしまって。
1時半ごろ起きて風呂入って飯食って、ネットをちょっとやった後、のそのそと家を出ました。
3時15分前くらいに郵便局でお金を振り込む。
人の多さにマジでヒいた。(*悪夢1)


3時に振り込み終了後、駅の緑の窓口で学校の人Kさんを見かける。(*悪夢2)
お?男待ちか?いいご身分だネェ、あんたも。
なんて軽蔑した態度でKさんを見過ごした後、JRにて切符を買い、常磐線で日暮里まで行く。
その後、東京→横浜って行こうと思ったんだけど、日暮里→横浜の電車があったから、それに乗る。
その電車がモノッ凄い待ってですね。(*悪夢3)
おまけに各駅停車なもんだから、日暮里から横浜まで行くのに超時間が掛かって。(*悪夢4)
結局1時間で着くところを1時間半掛けて行きました。


最初はその雑誌が、地元のローカル線各駅の配布ボックスの中にありますよーと言うので、横浜駅にも売ってんだろ。
なんて愚かな考えに甘んじてたんだけど、フツーにどこにも無くて。(*悪夢5)
しかたねぇべ、ローカル線に乗って地元の電気屋さん行くべってなって。
横浜駅から一番近い雑誌取り扱い店を前々からネットで調べていたので、4駅先の天王町というところに下車。
天王町の駅の中にあるべーなんて探しても、どこにも無く。(*悪夢6)


いそいそとネットで検索してコピーした地図を片手に天王町の街を歩き回る事10分。
横浜で下りた時は凄い人で、「都会じゃ…!都会過ぎる!!」と、人の多さにビビッていたのですが。
地元のローカル線に乗った辺りから、「ヤバイ、横浜から一歩出たら、ものっそい田舎かも!!」と。
商店街の中を通り抜けて、ほんっっとに個人経営です、みたいなお店に到着。
すげー狭いの、店が。
一体この店はなにを取り扱ってんのかというくらい、商品が少なくて。
店主の娘さんだと思われる女の子(6歳くらい)が、お店のテレビで「うる星奴ら」をボーっと見ていました。
「すいませーん。」
部屋の奥の方から、人の良さそうなオジサンが出てくる。
「すいません、ここ○○○取り扱いですよね?」
「はい、そーですけど。」
「今月の番組表ってあります?」
「あっ、ちょっとまって下さいネェ。」
と、娘さんの横を通って、テレビの上に乱雑に置いてあった雑誌を俺に手渡す。
「はい。」
超にこやかで悪いんですけど、それ3月号です。ワタシが欲しいの4月号なんです!!(*悪夢7)
はしの○みちゃんが表紙でなくて、○○○○君が表紙のヤツなんです!!
と、目で訴えてみる。
「あっ、スイマセン、これ3月号でしたねー。」
なんて店中を探してみるが。
「…まだ4月号は届いてないみたいですねー。」

なんて。
言われちゃって。(*悪夢8)

「…あっ、ああ…そーですか…。」
と引き気味に返事をする自分。
やばい、当てが無い。
どこ行きゃ手に入るのよ!!とパニくりながらも、
「ワタシ千葉から来ましてー…」
とムダな話しをしながら(それ言った時に店主の方がビビッてた。)

やむなく、失礼にもお店のPCを借りて、ネットでそれの取扱店を探す。
「すいません、この近くに取り扱い店で近場にある電気屋ってどのお店ですかねぇ。」
と、ネットの公式サイトで、取り扱い店舗一覧表をおじさんに見せる。
「あっ、このお店、ここから500m先にありますよー。
なんつって、天王町の中にある近場の電気屋さんを2軒紹介してもらいました。
おまけに地図まで書いてくれて。(涙)

「ほんっっっとにありがとうございます!スイマセン、ご迷惑掛けて!!」
とひたすら謝って、最後にはおじさんにデッカイ声で「ありがとうございます!!」といったら、
オジサンのお父さんと思われるおじいちゃんが近くにいて
「はい、ありがとねー。」
と、場違いな人に返事を頂きました。(笑)

店主さんのテキトーに書いた、線と丸だけの地図を頼りに、500m先(役歩いて10分とおじさんが言っていた)とこまで歩く。
これまた凄い事に。
10分なんて時間じゃ到底着かず。(*悪夢9)
25分くらい掛けて、1件目のお店に到着。
大型チェーン店みたいなトコで、ぶらぶら立ってた頼り無さそうな店員さん(55歳くらいの人)に声をかけ
「すいません、ここ○○○の受付してますよね?」
と言ってみる。
そーすると、いそいそと案内書を出されてしまったので
「すいません、案内じゃなくて番組表が欲しいんですけど、ありますか?」
と遠慮がちに聞いてみる。
「あぁー…扱ってないですネェ。すいません。」
モロ即答。(*悪夢10)
…痛かった。

仕方なく、1件目のお店から100mくらい離れたトコにある電気屋さんに行く。
これまた個人経営みたいなお店で。
店の中に誰も居なくて、どーなってんだ、この店は。
と思ってうろうろ店の中をしているうちに、ティッシュペーパーの6箱入りのヤツを持った店長さんが。
…買い物行ってたのカヨ!!
ちょっとボケちゃってさうなおじいちゃんだったんだけど、案外イイ人で。
「今月号の番組表ってありますか?」
って聞くと
「あぁーそれね、1月号が届いて以来最近届かないんだよ、うちの店に。」
と、その後ムダに話をしてくれました。
「加入する人がいなくてねー。」
なんてぼやいたりしてて。
結局1月号を握り締めて、お店を後に。(*悪夢11)



3件当たっても、まだ手に入らず。
仕方なく、もう旭区の本社のある地域に電車で移動。
二俣川という駅に本社があるらしく、そこに丁度着いた時には、もうすでに日も暮れて7時近くなっていました。(*悪夢12)
足とか超痛くて。
でも、わざわざ横浜に来たのに、手に入れないワケにいかないでしょ!
電車に揺られてる時に、本社に行こうかと思ったんだけど、営業時間が朝9時から夕方5時まで。
もう終わってんじゃん。
っていうか本社どこにあんだよ。
みたいな感じになって。(*悪夢13)
南口から出て、近くにあるスーパーみたいな大型店に行って、今度は感じ悪いおばさんに超ソッコーで
「ないですね。」
って感じ悪く即答されたヨ…。あわわ。(*悪夢14)

続いて北口にやつれながら出てみる、と。
本社を発見!!
いそいそと本社に近寄ってみるものの、やっぱり入り口が閉まっていて。(*悪夢15)

泣く泣く、これまた駅周辺のジャスコだかなんだかの電気売り場に行く。
感じの良さそうなオバちゃんに「あぁ、取り扱ってないですね。」とまで言われ。(*悪夢16)



5連敗!!
アウチ!!


そんな中、町はネオンで眩しくてよぉ…。
どーしよーかなぁーって。
俺横浜まで来てなにしてんだろー。
このまま手に入れる事も出来ずに帰るのか…と。

うなだれながら、とりあえず最後に本社に殴りこんでみるかと思って。
ダメ出し食らうの覚悟で、おどおどしながら本社に近寄りました。
近くでバイクが止まってて、そこで資料をごそごそと弄ってるオジサンがいたから。
「すいませーん、ここで働いてる人ですか?」
って声掛けてみて。
「俺、上の階の○○って会社で働いてるバイク便の仕事やってる人なんだけどー…」
といいつつ、「まだ人が事務所の中にいるようだから、声掛けてごらん。」と案内してくれました。
ありがとう、オジサン。大好きですッッ!!

事務所に行くと、声を掛ける場所も無く。
どーすんだ、コレ。と思ったら、変な電話がぽつーんってドアの横に置いてあって。
“ご用がある方は右の内線番号を押して下さい。”
っていう紙があって。
お客様担当の人にとりあえず、内線をつないでみる。
「もう受付時間終わりましたよね?」
「はい、もう終わりましたけど。どういったご用件で?」
「えっと……、番組表が欲しいんですけど、いただけませんか?」
「あれ?この間電話した方ですか?」
「いえ違うんですけど。」
「あっ、そうですか。 とりあえずそこで待っててもらえますか?」
「はーい…。」
事務所からスーツ姿のお兄さん(あんまりいい感じの人じゃない。)が出て来て、2冊持ってくる。
「こちらでいいですか?」
「ハイ!すいません、有難う御座います!!」
「いいえ。領収書にお名前書いてくれます?」
「ハイ。  なんか時間外なのに。スイマセン。」
「いいえ。」
「…ここに尋ねてくる人って、けっこう入るんですか?」
「いや、あんまりいないですけど。」
「ああぁ…そうですか。」
「あ、じゃあこれ、領収書です。」
「はい。スイマセン。ご迷惑掛けました。ありがとうございます。」
深々と頭を下げて事務所を出ましたヨ。


6軒目にしてやっと手に入れることが出来。
足とか腰とか精神的に、もうかなーり疲れてしまって。
帰りの電車で帰宅ラッシュのサラリーマンやOLの方にもまれながら、ぶっ倒れるんじゃないかと思った…。





...

唯只管眠ゐ。 - 2004年04月05日(月)




AM 5:16。
課題が出されていたので、それをいそいそと期限3日前の夜にやる。
というかむしろ、もう夜が明けてしまっているのヨォ〜!!
ヒイイィィ〜〜!!
2日前だってのさ!アンタッ!!

休みだからって、いい気になってこんな時間まで起きてしまった。
課題が異様に進まなくて。
一応終わったんだけど、調べる事があってPCの電源付けたら、こんな日記を書き始めてしまうとわ…。
夜が明けてる!(涙)
外が段々色付いてきてます。お空が青いよ…。
さっきまで黒だったの…。



今日は私のバカなヲタク魂のために、横浜にぶらり一人旅の予定です。
たかがローカル雑誌を買いに行くために片道1000円払うとは…。
いや、でも名古屋とか大阪とか沖縄とか北海道にすんでる人からしたら、近いよね。
そーだよ、近いんだよ、ワタシ!!

なんかもう、何が原因だか分かんないような胃の痛みがします。
ってかねむー。
早く寝れよ、ってね。


新しい生活が始まります。
あと2日で来ます。正確にいうとあと1日。
正直新生活には不安だらけなんです。
私の友人が近くに居るので、その点では安心なんですが。
とにか、新しい生活の中で自分を見失わずに、図太く生きていこうと決心。

そういえば、サイトの改装をわたわたしてしまいました。
そして、やたらと長い花ちゃんの誕生日祝い小説を書いてしまいました。
本当に毎回お粗末クンですよ。ええ。
読んで頂いた方、または足を運んでいただいた方には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
もう大好きです。(笑)
そのうち、なんか良く分かんないサイトを造ろうと思います。
趣味と欲望と地獄が隣接してるようなサイトを。(←ハィ?)

これから顔を洗って、家の電気を消して、そそくさと寝ようと思います。
もう確実に生活が逆転してる…。
明日十時くらいに起きようかな。
うわームリそう…。




何度も言うようですが、そのうち絶対、JBLの決勝第三戦と、スター誕生のレポと、花とアリスの鑑賞レポを書こうと思います。

白み掛けた夜空にさよなら。
マジに眠いので。












どーでもいいのですが。
誰か前回やっていたT○Sテレビの「ピッ○ンコか○かん」のスペシャルを撮ったビデオを、このアフォに恵んでやってください…。



...

★短編小説14 - 2004年04月01日(木)






[ 四月一日という日。 ]


四月一日。夜の8時。
いつものように居残り練習を終えて、俺は1人でモップがけをしていた。
桜木は、俺が倉庫にモップを取りに行った間、部室に行ったらしい。
片手にモップを持ってコートに戻った俺は、でかでかとした体育館に独り、取り残されていた。
大概は、二人でモップをかけていたが、たまにどっちかが先にあがると、残った1人が黙々とモップをやらな
きゃいけないハメになる。
俺はいつも、桜木よりも先にあがる場合は、「片付け、ヨロシク。」とそれだけ言い残して体育館を後にする。
桜木の怒った声がして、俺はそれでも、ちゃんと投げ出さずに片付けをして帰って来る桜木を、着替えを済ませ
て待っていた。
イタズラのようなものだった。
嫌がらせをさせるような、そんな子供染みたイタズラ。
俺はその日、桜木が俺をハメて、先に体育館を後にしたのだと思っていた。
夜の8時。
黙々とモップをかけて、ゴールを元に戻す。
眩しかった体育館の電気を消して、少し苛立ちながら、寒い廊下を歩く。
鍵の開いた部室に戻ってみると、いると思っていたあの赤い頭がいなかった。


四月一日。
俺達はいつものように、一緒に部室で着替えて、一緒に俺の自転車の置いてある駐輪場まで、悪態を付きながら、
もしくは桜木が一方的に喋りながら、だけど距離は離れることなく、一緒にあの場所に向かい。
自転車を押して、たまには桜木を後ろに乗せてみたりして、桜木の家に向かうと思っていた。
だけど、さっきから俺は、そのすべてが裏目に出ている。

部室に行けば桜木は先に帰っていて、慌てて出たのか、桜木のロッカーが中途半端に開いていた。
俺は独りで着替えを済ませて、部室の電気を消した後、独りで駐輪場に向かう。
今日は桜木を後ろに乗せてやろうと思った俺の良心も、見事に裏切られて、俺は独りで桜木の家に向かう。
今日は四月一日。



夜道を、自転車で、猛スピードで走る。
俺は行きなれた道を走って、桜木の家に向かう。


もともと、桜木と毎日、約束をして帰っていたわけじゃない。
約束をして、一緒に着替えてたワケでもないし。
約束をして、桜木の家に向かって。
約束をして、桜木の家に泊まっているワケでもない。
だから、先に桜木が帰っても、別に俺はどうこう言う問題じゃなかった。

だけど、今日は。
桜木と今日この日に、行きたい場所がある。



いつの間にか、そういう関係になってて。
男同士でナンだけど。
それを黙認していた俺達は、人並みのコトをして来たつもりだ。
むしろ、自分の欲に正直になってみただけだ。
自然の流れに、任せてみただけ。
だけど、お互いに自分達の関係を、言葉にすることも、認める事も出来ずに。


今年の一月一日。
「今日、俺の誕生日。」
「もっと早く言えよ!!」
そう呟いた俺に、アイツは怒った。
「オメーはいつ?」
「は?」
「誕生日。」
「4月1日。」
「…四月バカ。」
「ウルセェ!!」
そんな話しをしてたっけ。
アイツはまた怒ってた。

忘れたりなんかしない。
四月一日。





桜木の家。
静かな住宅地の中に、ボロい小さなアパート。
2階の一番奥の部屋。
俺はアパートの下に自転車を止めて、階段を勢い良く登った。
廊下に面した窓から、光りが見えた。
桜木が、家にいるのが分かる。

一歩一歩歩くたびに、桜木の部屋は近付く。
窓の光りが近くなるにつれて、やたらと耳障りな笑い声が、俺の耳に入ってきた。
その五月蝿い笑い声が、確実に桜木の部屋から聞こえる。

きっと、あの五月蝿い連中と、部屋で騒いでいるのだろう。
桜木の笑い声や怒鳴り声も聞こえてくる。
近所メイワクな奴らだ。
部屋に入ろうかと思ったが、俺には入れない空気。
妙な疎外感。
だけど、今日のうちに、アイツと行きたい場所があった。
会わないわけにいかない。
俺は、桜木の部屋のドアに寄りかかって、アイツらが家を出るのを待つ事にした。

バカだと思う。
何時になるか分からない。
だけど。









まだ春とは言え、寒い夜。
小さく丸まったまま、その場で何度も寝そうになる。
実際、何度か意識が飛んだ。
起きているのか、寝ているのか、判断が付かないくらい、意識がボーっとする。
寒くて、死にそう。
時間の感覚が分からなくて、今何時になったのか判断が付かない。
もう、会えそうに無いかも。
会う前に凍死する。

そんな下らない事を考えているうちに、桜木の家から、五月蝿い声がドアに近付いてきている事に気が付く。
俺は急いで、寄りかかっていたドアから離れ、その横に丸まる。

「じゃあなー花道!」
「今日はありがとなー。」
「毎年のことじゃねぇーかよ。」
「…まぁな。」
「じゃな!明日朝練休むなよー!」
「おぉ!じゃあなー!!」

桜木の五月蝿い声がすぐ横にあるのと、あの五月蝿い連中が階段を下りてく音が聞こえる。
ドアの後ろに立っていた俺は、バカみたいに友達に手を振る赤い頭をブッ叩いてやった。

「痛ッ!」

痛みのする方へ正直に顔を向けた桜木に、思いっきりガン飛ばして「どあほう」と呟いてやる。

「ルカワ!!オメーなんでこんなトコにいんだよッ!」
「んな事どーでもいい。ちょっと来い。」

五月蝿い桜木の手を引っ張って、無理矢理歩かせる。
今まで待たされたんだ、多少強引だってバチはあたんねぇ。
桜木の腕が、いつもより熱かった。
きっとアイツらと酒でも飲んでたんだろう。
歩く速度も遅いし、歩き方がおぼつかなかった。


「なぁ、どこ行くんだよ。」
自転車でいままで二人で通った事も無いような道を通る。
夜風が気持ちいいのか、桜木はさっきから俺の背中に体重を預けていた。
いつもなら、絶対に体重を預ける事も、ましてや俺の腰に手を回す事もなかった桜木が。
散々寒い中待たされた俺の気分も、少しは良くなる。
自分で単純な奴だと思う。

何度も角を曲がり、どんどん細い道に入っていく。
「どこだよ、ここ。」
桜木が、さっきからキョロキョロとあたりを見回しているのが分かる。
アイツが頭を動かすたびに、動かした方向に自転車が軽く傾く。
「大人しくしてろ。」
そう言って、俺はわざと自転車を大きく傾けてやった。
「あぶねぇーなぁ。」
さっきまでの元気はどこへやら。
桜木の声にハリが無かった。


桜木の家から自転車で40分近く。
小さな町に辿り着く。
桜木の家の方も割りとこじんまりしてるが、この町はコイツの住んでいる町よりももっと、小さくて素朴。
その町の、もっと細くて小さい道を通って。

ある場所に着く。

人気の少ない公園。
それは町の外れにあって、子供達の遊び場になっているのかすら危うい。
滑り台と、ブランコだけがある、ちっぽけな公園だ。
たまたま、ここまでランニングをして道に迷った時、偶然知ることが出来た場所だった。
見つけたときは、まだ蕾だった桜も、今日になって満開を迎えていた。

「着いたぞ。」
「あぁ?」

桜木の寝ぼけたような声がする。
きっと自転車に揺られて、ウトウトしていたのだろう。
まだぼーっとしている桜木の手を引いて、公園の敷地に入り込む。

公園に一つしかない滑り台の少し離れたところに、弱く光る電灯がある。
月の光りも手伝って、満開に咲いた桜が、淡いピンクに光って綺麗だった。

「スゲー!桜が近ぇぞ!」

その町の桜の木の中で、この公園の桜の木だけが妙に低い。
ちょうど、滑り台の上に上ると、目線が桜の枝と同じくらいになる。
桜木は俺の手を滑るように抜けて、滑り台の小さな階段を登る。

「おぉー。スゲーぞ。視界が桜の花だらけだ。」

嬉しそうに言う桜木。

「来年から、ここに花見に来よーぜ、ルカワ。」

桜を見たまま、呟くように言う。
嬉しそうな顔をしたまま。
桜木がそういってくれれば、俺はそれで十分だった。

例えば今日。
俺は桜木に、なにも言われずに唐突に体育館を後にされ。
状況も把握できないままに取り残されたり。
部屋で楽しそうに騒いでいる桜木を尻目に、外で長い間待たされて。

だけど、そんなことは。
正直どうでもよくなっていた。

桜木の誕生日が日に日に近づいていた頃。
俺は桜木に何をあげてやればいいのかを必死になって考えた。
もともと、プレゼントをあげ合う様な友達なんかいるワケもなく。
誰かに聞く事も出来ずに。
どうしようかと、そればかり考えていた。
アイツが喜ぶようなものが想像出来なかった。
ウザがって受け取る事をしようとしなさそうにも思えた。

結局、最終的に辿り着いた結論。
桜木が幸せに思うんだったら、嬉しいと思うんだったら。
なんでもいいと思う。
アイツは、単純だからきっと、小さい事でも喜んでくれるはず。
なんか、小さいことでもいいから、桜木にして上げられること。

それをまた、なにかと探していた頃。
この場所を見つけた。

桜木をここにつれてきて、只単に笑ってくれればそれでいいと。
奇麗事かもしれないけど、本当にそれでいいかもと。
本気で思った。







しばらく俺達は、ただ黙って桜を見たり、ブランコを漕いだり。
唐突に桜木が「今日は悪かったな」と言った。
きっと桜木は、自分の誕生日に俺を黙って体育館に置いて行った事を、悪いと思っているんだろう。
だけど、俺は桜木を責める気はなかった。

黙って言った事は確かに、ちょっとムカついたケド。
桜木を取り巻くあのウルサイ軍団。
アイツらはきっと、毎年桜木の家で近所メイワクなくらい騒いでいるのだろう。
桜木を、なにか大切な日に独りにさせたくないと。
家族のいない桜木を、一人にさせるわけにはいけないと思っているのだろう。
部屋を出るときに、アイツらは「毎年の事だ」と言っていた。

だからきっと今年の四月一日は、どっちと過ごすか桜木は考えていたのだろう。
要領の悪い桜木は、あの軍団に自分がバスケ部の天敵と妙な関係になっている事も言えず。
だからと言って、俺にアイツ等と過ごすと言う事も出来ないで。
そのまま、四月一日の夜8時。
アイツは、あのウルサイ軍団の集まっている部屋に、行く事しか出来なくなったのだろう。


「別に気にしてねぇから。」

「…でもよぉ。」

「オメーはバカみたいに笑ってろ。」

そういって、その話に無理矢理けりをつけた。






デカイ男が、白いブランコに二人。

「オメェー、幸せか?」

「あ?急に何言ってんだよ、お前。」

一応、確認。
しときたかった。

「どーなんだ?」

「まぁな。割と。」

「割と?」

風に吹かれてゆれる、ブランコ。

「じゃあ結構。」

「はっきりしねぇー。」


バカみたいに躊躇いがちに、ちょっと照れくさそうに、

「スゲー、幸せなんじゃねぇの?」

そう言った。



「どあほう。」

俺は桜木に、そう言い返してやった。

桜木は、笑った。












end





花ちゃん、誕生日おめでとう。
今年も来たね。永遠の16歳。


ここまで読んで頂いて有難う御座います。
今回は、長すぎましたね。(苦笑)
個人的には、もっと短く分かりやすい、ストレートなものにしたかったのですが。
もうこの際、花ちゃんの誕生日なので、気にしない。(笑)
桜木軍団にも、流川さんにも愛される花を目指した、つもりです。
つもりです。






...

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